バングラデシュの治安情勢の現在は?売春地帯もあるので要注意!

バングラデシュの治安情勢の現在は?売春地帯もあるので要注意!

バングラデシュはインドとミャンマーの2国に囲まれていて世界の最貧国と言われています。治安に関する多少の不安も禁じ得ません。しかし、バングラデシュの国民性はとてもフレンドリーで好奇心いっぱいです。治安を考慮しつつ訪れて新鮮な雰囲気を感じたりするのもいいでしょう。

記事の目次

  1. 1. バングラデシュってどんな国?
  2. 2.地図でバングラデシュを探す!
  3. 3. バングラデシュの観光資源
  4. 4. バングラデシュの経済の現状と治安
  5. 5. バングラデシュの治安の現状
  6. 6. バングラデシュの交通機関
  7. 7.治安が気になるバングラデシュの国民性
  8. 8.バングラデシュの治安と売春地帯
  9. 9.バングラデシュの宗教
  10. 10.治安のリスクを回避してバングラデシュへ!

バングラデシュってどんな国?

バングラデシュ人民共和国はイギリス連邦加盟国でイスラム教徒主体の国です。首都はダッカ、人口は1億5940万人で、通貨はタカ。ベンガル湾に注ぐガンジス河が流れていて、かつては「黄金のベンガル」と呼ばれる豊かな地域でした。現在は、世界で最も人口密度が高く最も貧しい国と言われているバングラデシュの現状を探訪しましょう。

地図でバングラデシュを探す!

バングラデシュ人民共和国、通称バングラデシュは、ほとんどの部分がインドと接し、一部分がミャンマーと接しています。バングラデシュはベンガル人の国という意味だそうです。国土の大部分がベンガル湾沿いのデルタ地帯で、18世紀末イギリスの東インド会社によって植民地化されました。現状は、売春地帯もあると言われています。

治安が心配なバングラデシュへのアクセス

バングラデシュへの入国は観光旅行の場合でもビザが必要です。旅行ビザはバングラデシュの大使館で申請します。日本人に関しては無料で発行。旅行ビザの申請には、パスポート・写真3枚(37×37mm)裏にローマ字で名前を記載・申請用紙が必要。申請用紙は大使館サイトからダウンロード可。バングラデシュ大使館の住所は以下に。 

住所:東京都目黒区目黒4-15-15 電話番号:03-5704-0216

外務省海外安全ホームページで治安度検索

バングラデシュは、外務省の[海外安全ホームページ]によりますと「現在、感染症危険情報は出ておりません」となっていますが、治安については海外広域危険情報でレベル2に色分けされています。レベル2とは「不要不急の渡航は止めてください」という範囲の治安ということです。外務省で現状の治安情報をチェックしてから出かけましょう。

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バングラデシュの観光資源

バングラデシュの世界遺産バゲルハット

世界遺産のバゲルハットのモスク都市はハーン・ジャハーン・アリーによって建設されました。ハーン・ジャハーン・アリーはトルコ系の武将で、15世紀半ばに湿地帯であったこの地方を開拓。伝説によると360の聖廟を作ったということです。中でも、60のドームを持つモスクで保存の現状も良く往時を偲べるサイト・グンバド・モスクが有名です。

バングラデシュの世界遺産パハルプール

パハルプールは仏教寺院の遺跡です。現状のバングラデシュはイスラム教国ですが、仏教が栄えたパーラ王朝時代に多くの仏教寺院が建設されたなかの最大級のものが、世界遺産のパハルプール仏教寺院遺跡群。かつては177の僧院が存在して1000人の僧侶を収容できる寺院でした。現状は庭園のようになっていて旅行者を迎えてくれます。

旅行での治安リスクを回避

インフラ整備や治安に不安があるバングラデシュの旅行では、現地の通訳ガイドを雇うという方法もあります。ガイドさんと同行することが治安リスクを回避するための保険にもなり、旅行を最大限楽しむことに繋がります。現地の人たちは日本人旅行者に優しいですが、日本人旅行者だからと言って、治安リスクが減るわけではありません。

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バングラデシュの経済の現状と治安

最貧国という不名誉な称号を付されていたバングラデシュですが、最近は労働力が豊富であることやアジアでも最低水準の労働コストであることに注目した多国籍製造業の進出が著しく、アジア経済が減速する中で、バングラデシュの経済は急成長を遂げているようです。その要因は、安価な衣料品へのグローバル規模の需要にあるようです。

バングラデシュの治安の現状

治安が心配されるのは外国人が多く集まる場所や観光施設、公共交通機関や政府機関などです。また、ラマダン(断食月)の宗教行事期間中や集団礼拝のある金曜日などは外出を控えるようにしましょう。イスラム国ですから女性は服装に気をつけましょう。その土地の習慣や文化を理解することがリスク回避に繋がります。

バングラデシュの治安と難民

ミャンマーのラカイン州で起きた暴力を起因として、隣国のバングラデシュに逃れてくるロヒンギャ(ミャンマーのイスラム系少数民族)の難民が急増しています。外務省によると既に30から50万人の難民がバングラデシュに避難してきていますが、バングラデシュ政府の対応も追いつかない状態になっています。詳細は外務省のページで。

バングラデシュの交通機関

バングラデシュの電車とバス

バングラデシュでは、電車は田舎へ帰省するなどの長距離移動の場合に使用します。料金は30分ほどの距離を乗って5タカ(8円)ほど。バスは停留所で待っていても停まってくれないので走って乗ります。路線が複雑で分かりにくいようですので、日本人旅行者にはあまりおすすめできないですが、料金は15タカから40タカ程度で格安です。

バングラデシュのロケットスチーマー

バングラデシュには多くの川が流れ込んでいて三角州のデルタ地帯もあるため、雨季には国土の3分の1が水中に沈む、まさに川と共存している国です。そのバングラデシュでダッカとモロルゴンジの間を、途中数ヶ所に寄港しながら片道約24時間かけて運航している外輪船がロケットスチーマーです。乗船時間はあまり正確ではないようです。

バングラデシュのリキシャ

バングラデシュのリキシャは、元々が日本人にはお馴染みの人力車と同じです。明治時代にアジア向けに輸出されてアジアの各地に根付いたようです。日本語のリキシャという名前が残りました。いずれにしても、バングラデシュの乗物の料金は交渉次第で決まるようです。日本人でも交渉上手な人は安く乗れるわけです。がんばりましょう。

バングラデシュの三輪タクシー

バングラデシュでタクシーの代わりに目にするのが緑色のCNGと呼ばれる三輪車です。バングラデシュの資源である天然ガスがガソリンの代わりに使われています。メーターがついていますが、料金は基本的には交渉制で、現地人だとうまく値切るので安くなります。目的地まで乗った使用時間で値段は変動します。

治安が気になるバングラデシュの国民性

バングラデシュの人たちの気質は、温厚で優しく、家族や友人を大切にします。のんびりとした人が多く、仕事がない時は立ち話を延々と続けます。日本人旅行者は大歓迎されます。街中を歩いていると何度も話しかけたり一緒に写真を撮りたがったりします。しかし、日本人であることで治安リスクを回避できる、というものではありません。

バングラデシュの言語

バングラデシュではベンガル語が公用語で、文字はベンガル文字を使用しています。官公庁や教育機関では英語も使用されていて事実上の公用語になっています。住民はほとんどがベンガル語を話すベンガル人で人口の98%を占めていますが、非ベンガル人のムスリムが使用するウルドゥー語を話す人も2%ほどいます。詳細は外務省のページで。

バングラデシュの食事

バングラデシュの家庭料理は、基本的にトルカリと呼ばれるカレー料理がメインで、一緒に野菜や炒めものを副菜として食べます。クミンやターメリック、パクチーなどスパイスを多く使用して辛いものが多いです。イスラム教なので豚肉は食べません。また、世界で一番お米を食べている国というデータもあるくらいコメを食べるようです。

バングラデシュの教育

バングラデシュの教育制度は初等教育の5年間の後に、前期・中期・後期中等教育を各2から3年間受け、その後に大学教育を受ける制度になっています。国内の識字率は徐々に上がる傾向がありますが、中退者が3割あったり教育環境のレベルの低さもあって学力の向上が追い付かないジレンマがあります。現在15歳以上の識字率は56.8%だそうです。

バングラデシュの治安と売春地帯

バングラデシュでは、かつてスラム・フォスパダなどに公娼制度化された売春地帯が存在しましたが、2013年に禁止令が出されて現在は閉鎖されていることになっています。しかし、ダッカの要衝であるダウラディアなどには国内有数の売春地帯が現存しているようです。そこで働く未成年のセックスワーカーの存在が問題になっています。

労働力としての売春

バングラデシュでは未成年者のセックスワーカーが多くいると言われています。少女らは多くは貧困が原因で売春地帯に流れ着き日本円にしてわずか500円弱で売春させられています。彼女らを所有するマダムは貧困と若年齢故に貧弱な少女らの身体を豊満に見せるためにステロイドの摂取を強要。そのことが売春地帯の少女らの身体を蝕みます。

バングラデシュの宗教

イスラム教徒

ムスリムが1日に5回礼拝を行う時間の前に、アザーンという音声で礼拝の時間を呼びかけます。時間になると多くの人がイスラム教の聖地があるサウジアラビアのメッカの方角へ向いてお祈りをします。一般の国の土・日曜休日と違って、イスラム教徒が多数派であるバングラデシュでは金・土曜が休日になっています。

ヒンドゥー教徒

バングラデシュはイスラム色が強いですが、ヒンドゥー教も根強く息づいています。重要な宗教施設でも、リンガと牛の像が飾られているだけで、とても質素な感じですが、信者が曳けを切らずに訪れて、聖水をいただいたり踊ったり祈りを捧げたりしていて、お堂の中はとても穏やかで楽しそうな雰囲気の人々で溢れかえっています。

治安のリスクを回避してバングラデシュへ!

バングラデシュは旅行者にとっては未知の部分が多い国です。売春地帯の存在やミャンマーからの難民の流入などの問題もあり、外務省では旅行者に注意を喚起しています。しかし必ずしもマイナスの面ばかりではなく、経済の好況というプラスの面もあります。未知の世界を楽しむためにも外務省の告知に目を通してから出かけましょう。  

T. Binnaka
ライター

T. Binnaka

一貫して出版関係で仕事をしてきました。2004年~2017年1月印刷・出版関係で校正/文芸書の編集。月刊誌を発行&翻刻&ライティングなど。facebook,twitter,Pinterest。

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