千葉県の養老渓谷は駐車場が大混雑
千葉県で紅葉の名所と言えば、どこが思い浮かぶでしょうか。忘れてはならないのは、やはり「養老渓谷」でしょう。養老渓谷周辺には散策が出来たり、滝や展望台などの観光名所が点在しているため、メディアでもおすすめの紅葉スポットとして、よく登場します。そのため毎年大変混雑し、駐車場はもちろん、駐車場までの道のりも大混雑です。そこで千葉県にある養老渓谷の駐車場情報を解説していきましょう。
千葉県の養老渓谷は駐車場を利用して紅葉を
養老渓谷(ようろうけいこく)は、千葉県夷隅郡大多喜町から始まり、市原市を流れている「養老川」によって形成されている渓谷です。春はツツジやフジが、秋には川のサイドの雑木たちの紅葉が大変美しく、ハイキングコースも整備されているため、散策する観光客で、通年大変賑わっている観光スポットです。
養老渓谷の滝巡り
— beach (@trulytk) December 3, 2017
金神の滝
ここはかなり穴場よ:maple_leaf:
何やら撮影隊:movie_camera: pic.twitter.com/y7bEeGV1zy
また養老渓谷の中心地は、大多喜町と市原市の境界付近となり、千葉県道81号市原天津小湊線沿いには、旅館や土産物屋が建ち並ぶような場所もあります。養老渓谷温泉街や粟又の滝などもあり、紅葉時には朝の時間帯から夕方の時間帯まで、混雑必須の千葉県でも有数の有名観光スポットです。そのため出来れば、朝早い時間帯に駐車場に車を置いて、ゆっくり時間をかけて養老渓谷周辺を散策しながら、自然を楽しむのがおすすめです。
養老渓谷周辺の駐車場もあるおすすめ観光①粟又の滝
では、そんな駐車場までもが混雑する養老渓谷には、どんな見所があるのでしょうか。まずご紹介しておきたいのが、「粟又の滝」です。房総一を誇る名瀑布で、100mにわたり、まるで滑り台のような感じでゆるやかな傾斜角度の岩肌を、するすると流れ落ちる滝です。養老渓谷の1番の名所でもあり、1番有名なスポットです。
粟又の滝は、「あわまたのたき」と読みます。決して「栗又の滝(くりまたのたき)」ではありませんので、ご注意下さい。よく見間違える方が多いそうで、ナビ検索でヒットしないと困惑する方も少なくないとか。この粟又の滝は、緩やかな水の流れと、周辺の木々の美しさで、多くの観光客を魅了し続けています。川面を秋風がとおる際には、渓谷は紅葉で赤く色付き、まるで絵画のように、色鮮やかな表情を見せてくれます。
粟又の滝
— beach (@trulytk) December 2, 2017
千葉は広いなぁ〜 pic.twitter.com/HgE4PGJksK
こちらの粟又の滝への散策は、自然を感じられるような、インスタ映えするスポットが沢山あるため、最近では若い観光客も多いとか。またInstagramなどで、こちらの写真を見かけて、遠方から訪れる人も多く、周辺駐車場はもちろんのこと、そこまでの道のりも大変混雑するほとです。そのため、こちらを訪れる際は、十分すぎるほどに時間に余裕を持って行った方が賢明でしょう。
養老渓谷周辺の駐車場もあるおすすめ観光②養老渓谷温泉郷
養老渓谷には、養老渓谷温泉郷という温泉街もあります。渓谷なので、どの温泉からの景色も絶景で、お風呂やお料理はもちろんのこと、時間を忘れて渓谷の紅葉を温泉から楽しむのもいいでしょう。雨水が途方もない年月をかけて浸食し、そして作り上げられた養老渓谷。あまり風の影響を受ける事がない。養老渓谷では、それがまた深い緑を繁らせる結果となり、紅葉を長持ちさせる理由にもなっているそうです。
そんな穏やかな場所にある養老渓谷温泉郷には、いくつかの温泉宿と、日帰り温泉もあります。特に人気なのが、「養老温泉 ごりやくの湯」で、紅葉の時期には、多くのメディアでも取り上げられるほど有名なスポットです。泊まりではなかなか難しいという方には、こちらの日帰り温泉で、いつもの忙しい時間を忘れる様な、穏やかでのんびりとした紅葉狩りを楽しむのいいでしょう。
養老渓谷周辺の駐車場もあるおすすめ観光③大福山展望台
そして次にご紹介するのが、「大福山展望台」です。駐車場さがしや、駐車場までの混雑で、もう養老渓谷の紅葉はうんざりしてしまう方も少なくないようですが、そんな方におすすめなのが、こちらの「大福山展望台」です。先程ご紹介した「粟又の滝」からは少々離れたところにあり、サイクリングやツーリングがお好きな方たちには、お馴染の観光スポットです。
この展望台がある大福山は、標高285mの山で、千葉県内は標高の高い山が少ないことから、大福山展望台からの眺めは、絶景で遠くまで見渡せることで知られています。西側の一部は、森林にさえぎられてはいますが、ほぼ360度ぐるりと見渡すことが出来ます。展望台手前300mに、トイレ付の駐車場も完備されています。そこから徒歩で行くことが出来ます。
養老渓谷の駐車場料金と混雑状況が気になる!
では、そんな見どころがたっぷりとある養老渓谷周辺の駐車場料金や混雑状況は、実際どんな感じなのでしょうか。混雑するとは分かっていてもどれほど混んでいるのか、事前に把握しておかないと、養老渓谷では迷子になってしまいます。そのため、紅葉狩りの際によく利用されている駐車場の料金や混雑状況をご紹介していきます。
養老渓谷の駐車場料金と混雑状況①粟又町営駐車場
まず初めにご紹介する養老渓谷周辺の駐車場は、「粟又町営駐車場」です。養老渓谷の中でもやはり1番人気なのが、粟又の滝周辺の紅葉です。そのため、こちらの粟又町営駐車場を目指す方が多く、こちらまでの道のりは大変渋滞します。この「粟又の滝」近くにある町営駐車場は、駐車料金が普通車・軽自動車は1回500円、マイクロバスは1000円となっています。
滝まで徒歩10分と近く、町営の駐車場のため、いろいろと便利の良い駐車場です。また駐車場料金は、何時間という時間制の料金帯ではなく、1回の料金のため、こちらに朝早く止めて、1日ゆっくり養老渓谷の散策を楽しむことも可能です。ただし町営で滝のそばの駐車場というのもあり、大型車は3台 普通車は37台しか停める事ができません。
有料駐車場って割に誰もいないんだけど( 〒298-0277 千葉県夷隅郡大多喜町粟又 pic.twitter.com/H7QzIt9Ne6
— でまえ-T@千葉に戻ってきました (@d_itchou) July 4, 2016
また24時間営業のため、早朝から利用している方がいると、朝早く訪れたとしても、すぐに満車になってしまうこともしばしば。おまけに、この駐車場までの道が、とても狭く大型バスなどが通ると、すれ違うのも少々大変ですので、色々と気を付ける事が多い駐車場ではあります。
養老渓谷の駐車場料金と混雑状況②中瀬遊歩道駐車場
次にご紹介養老渓谷周辺の駐車場は、「中瀬遊歩道駐車場」です。中瀬遊歩道は、養老渓谷の温泉街の中にある、葛藤(くずふじ)駐車場近くの、共栄橋(きょうえいばし)付近から始まり、養老川沿いに設けられた1.2kmほどの遊歩道です。共栄橋から下流に歩くと、養老渓谷を代表する景勝地の1つでもある「弘文洞跡」もあります。そのため、中瀬遊歩道も紅葉時は大変綺麗な見所で、混雑する場所でもあります。
この中瀬遊歩道へのアクセスは電車となると、小湊鉄道の上総中野駅下車し、上総中野駅から養老渓谷(粟又の滝方面)へバスにのり老川十字路下車、さらには市原(葛藤(くずふじ)・養老温泉街)方面へ約2kmと、少々大変です。そのため、やはり車での来客が多く、駐車場はこちらも大変混み合います。
【養老渓谷 中瀬キャンプ駐車場~県道81号 足湯(黒湯)~向山トンネル】Nakase, Yoro-keikoku Gorge
— Yuko Uchida (@lilyandrosy2) November 17, 2017
撮影 2017.11.16#養老渓谷 #中瀬遊歩道 #大多喜町 #Japan pic.twitter.com/4Z49mmrTGa
こちらの中瀬遊歩道駐車場も、普通車が48台分しか停められるスペースがなく、紅葉狩りの際には早い時間に満車となります。しかし近くに公衆トイレも有るため、便利ではあります。また駐車場料金も1回500円のため、こちらも早めに停めて、ゆっくりと散策をするのには向いている駐車場です。
養老渓谷の駐車場料金と混雑状況③老川十字路駐車場
老川十字路の先の道、いつの間にか供用開始されてたΣ(゚Д゚) 思わず旧道と併せてグルっと一回りしてしまった(^_^;) pic.twitter.com/k94WP0WXh4
— パパゲーノ (@vivapapageno) June 14, 2015
最後にご紹介する養老渓谷周辺の駐車場は、「老川十字路駐車場」です。こちらは、渋滞でも有名な老川十字路付近にある駐車場です。料金は無料ですが、養老渓谷周辺の駐車場は、ハイピーク時は規制されてしまう事もよくあります。それは、養老渓谷の粟又の滝への道が少々細く、大型バスが増えると、すれ違うのにも大変だったりするため、より渋滞が発生してしまうと言う悪循環からです。
老川十字路に滝があった
— あさかわ@グラベルタノシイ (@azio2002) December 13, 2014
やまびこの滝って言うらしい
知らなかった pic.twitter.com/5tBfU5ihDE
そのため、ハイピーク時は養老渓谷付近の駐車場に車を停めたあとに、バスに乗り換えて向かうのがスムーズです。養老渓谷駅付近には、臨時駐車場が点々と設けられ、栗又方面行きか梅ヶ瀬方面行きのバスに乗る流れになります。紅葉シーズンは、バスの増発もあるので、長い時間バスを待つという必要もなく、渋滞も避けられるので、こちらのような少し離れた場所に駐車し、バス利用するのはおすすめです。
養老渓谷へは事前に駐車場情報を把握して!
千葉県で紅葉の名所である「養老渓谷」の駐車場情報をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。養老渓谷は、駐車場の場所によって、散策が出来たり、滝や展望台などの観光名所を周れたりと、かなり行動範囲が変わってきてしまいます。また毎年大変混雑し、駐車場や駐車場までの道のりも大渋滞しますので、ぜひ千葉県にある養老渓谷を訪れる際は、この駐車場情報を事前にチェックし、時間を有効に使ってください。