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養老渓谷の紅葉の見頃はいつ?ハイキングやライトアップの情報も!

養老渓谷の紅葉の見頃はいつ?ハイキングやライトアップの情報も!
投稿日: 2017年4月6日最終更新日: 2020年10月7日

千葉県にある「養老渓谷」は関東一遅い紅葉が見られるスポットとして人気です。見頃は11月下旬から12月上旬頃。昼はハイキングしながら色彩豊かな自然を楽しみ、夜はライトアップされた幻想的な世界を見ることができます。養老渓谷の紅葉が見られる穴場もご紹介します。

養老渓谷ってどんなところ?見出し

養老渓谷は千葉県大多喜町の清澄山を水源として流れる養老川に沿った渓谷で、房総半島のほぼ真ん中にあります。東京都心から近くにありながら、四季にうつろう豊かな自然が見られる場所として人気の千葉県内有数の観光スポットです。新緑の時期と紅葉シーズンには県外からも多くの人が訪れます。近年はパワースポットとしても注目を集めている養老渓谷で紅葉を見てみたくなりませんか。

養老渓谷の紅葉の見頃は?見出し

養老渓谷は、関東一遅い紅葉が見られる場所として知られています。これは房総半島が比較的温暖だからで、例年紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬と言われています。紅葉シーズンの養老渓谷はモミジ、カエデ、クヌギ、ウルシ等が色づき、美しい景観を生み出します。

テレビの旅番組やSNSでアップされる友達の紅葉レポートを見ながら「今年は見に行けなかった」と思っても大丈夫、養老渓谷ならまだ見頃かもしれません!千葉県随一の渓谷美と紅葉の競演を是非観に行きましょう。穴場に行けば落ち着いて紅葉が楽しめるかも。

養老渓谷で紅葉ハイキングを楽しもう見出し

養老渓谷には主に3つのハイキングコースがあり、紅葉スポットもたくさんあります。このハイキングコースは一年を通して楽しめるコースです。初心者向けの4kmの短めコースから約9.6kmの上級者向けコースまでありますので、目的と経験に合わせてコースを選んでみてください。

養老渓谷紅葉ハイキングコース1:薬4km見出し

養老渓谷の「滝めぐり遊歩道」を歩くハイキングコースです。全長約4km、所要時間は1.5時間程度なので、ハイキングに慣れていない初心者でも楽しむことができます。滝見苑からスタートし、養老渓谷の中の必見スポット「粟又の滝」(別名:養老の滝)にも行くので、紅葉ハイキングとしてはぴったりのコースです。

粟又の滝

全長100メートルの「粟又の滝」(養老の滝)は房総一の名瀑と言われています。岩肌をゆるやかに流れる滝に紅葉が重なる景観は、まるで絵画のようです。一年を通して人が訪れる粟又の滝ですが、紅葉の見頃にはさらに多くの人が訪れます。

滝めぐり遊歩道

粟又の滝から約2kmに渡る「滝めぐり遊歩道」では養老川の川のせせらぎを聞きながら、紅葉シーズンには赤、オレンジ、黄色、緑に色づく木々を見ることができます。遊歩道は整備されていて歩きやすいので、遊歩道沿いに色づく紅葉を楽しみながらハイキングしましょう。

小沢又の滝(幻の滝)

遊歩道が終わり階段を上ると幻の滝と言われる「小沢又の滝」があります。ここは私有地なので環境整備費として、入場料200円を払います。かなり急な階段を下らなければならないので、足腰に自信のない方はご注意ください。

水月寺

小沢又の滝から300m程歩くと臨済宗妙心寺派の禅寺「水月寺」があります。60年から100年前に住職が種から育てたというイワツツジが有名で3月下旬から4月下旬の見頃には大勢の人が訪れますが、紅葉に染まる境内もまた美しく、心を落ち着けることができます。

粟又の滝展望台

滝めぐりコースのゴールは「粟又の滝展望台」です。遠方に紅葉と粟又の滝のコラボレーションが見えます。日が暮れると遠方の滝が陰でよく見えなくなってしまいます。日が照っている間に粟又の滝展望台にたどり着くように、滝めぐりコースは早めの時間に出発することをおすすめします。

養老渓谷の観光・滝巡りで森林浴を!粟又の滝ははずせない! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
養老渓谷の観光・滝巡りで森林浴を!粟又の滝ははずせない! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
千葉県養老渓谷の粟又の滝を中心に、観光情報を含めてまとめました。全国的にも有名な養老渓谷の粟又の滝は、圧巻の眺めで、一度は訪れてみたいおすすめポイントです。周辺の観光情報も合わせて、養老渓谷を存分に楽しむための内容になっています。

養老渓谷紅葉ハイキングコース2:約7.4km見出し

約2時間の初中級者向けハイキングコースです。養老渓谷駅からスタートするこのコースはキャンプ場である「バンガロー村」にも立ち寄るので、バンガロー村お昼休憩をとるのもいいかもしれません。コース終わりは養老温泉郷の日帰り温泉に立ち寄ってハイキングの汗を流してみてはいかがでしょうか。

中瀬遊歩道

バンガロー村・弘文洞跡コースの中盤過ぎにある「中瀬遊歩道」は全長1.2kmの遊歩道です。整備された遊歩道なので、安心して紅葉散策しながら歩くことができます。紅葉の見頃に赤、オレンジ、黄色、緑と色彩を放つ木々と川の流れは、まさに癒しの境地です。マイナスイオンをたっぷり浴びられそうですね。

弘文洞跡

中瀬遊歩道の途中にある「弘文洞跡」は養老渓谷の人気スポットです。紅葉に染まる絶壁を見れば、思わず写真のシャッターを切りたくなるはずです。紅葉の時期はもちろんのこと、新緑の時期の緑の囲まれる弘文洞跡も圧巻です。

観音橋・出世観音

養老川にかかる朱い二連の太鼓橋「観音橋」と赤く染まる木々は養老渓谷のシンボルです。橋出世観音のある「立國寺」は源頼朝が再起をかけて祈願した場所です。せっかく来たら出世観音に立ち寄って、お参りして行きたいですね。立國寺では御朱印をもらうことができます。御朱印帳をお忘れなく。

養老渓谷紅葉ハイキングコース3:約9.6km見出し

全長約9.6km、所要約3.5時間の大福山・梅ヶ瀬コースは本格的にハイキングを楽しみたい上級者向けです。養老渓谷駅をスタートして変化に富んだ道を進みながら、最も紅葉を楽しむことができるコースでしょう。比較的穴場と言われる場所で紅葉が見られるのも魅力です。

大福山

「大福山」は市原市で一番高い285mの山です。山頂にある大福山展望台からは360度のパノラマを見ることができ、ちょっと休憩して深呼吸したくなります。大福山展望台近くまでは車で行くことができます。ツーリングやサイクリングでも訪れる人が多いスポットです。

梅ヶ瀬渓谷

渓谷の両岸に30mから50mの崖が続く「梅ヶ瀬渓谷」は意外と穴場の紅葉の名所です。水面に映る紅葉の色彩にはうっとりするばかり。川に流れる落ち葉さえも美しいと言う意見もあるほどで、写真愛好家の人気も高いです。紅葉の見頃は絶景が期待できるスポットです。

筒森もみじ谷

まさに紅葉を見るための場所かという名前の「筒森もみじ谷」では、道路沿いに紅葉を見ることができます。もともとは知る人ぞ知る紅葉の穴場的場所だったそうで、車で行く場合は道路が狭いので注意が必要です。日によっては「ししなべ」が売られていることがあるようです。

養老渓谷「紅葉まつり」見出し

養老渓谷では毎年紅葉の見頃近辺の11月23日の祝日に「養老渓谷紅葉まつり」が開催されます。会場はいすみ鉄道上総中野駅前、養老渓谷やまびこセンター、老川小学校旧会所分校で、開催時間は10時から15時です。やまびこセンター前と旧会所分校には無料駐車場があります。

上総中野駅前では大鍋で作られた豚汁の販売、養老渓谷やまびこセンターでは餅つきの実演、旧会所分校では焼き芋の販売、地元産そば粉を使ったそば打ち、搾りたて牛乳の配布、和太鼓の演奏、チェーンソーカービングの実演等が行われる他、各地域で地元農産物の販売があります。

養老渓谷の紅葉が見られる穴場見出し

養老渓谷の3つのハイキングコースでご紹介した紅葉スポット以外にも、養老渓谷で紅葉が見られる場所があります。中には比較的穴場とも言える場所もあるので、チェックして紅葉の見頃を見逃さないようにしてみてください。

日高邸跡

大福山・梅ヶ瀬コースの大福山展望台を見た後、梅ヶ瀬渓谷とは逆の方面に行くと日高邸跡があります。日高邸跡の広場は「もみじのじゅうたん」と呼ばれるほど、紅葉シーズンはもみじに溢れます。鮮やかな色の「もみじのじゅうたん」を踏んでみたくありませんか。

懸崖境(老川十字路)

渓谷の宿福水近くにある「懸崖境」には断層が見える崖があります。崖に根を張った針葉樹が紅葉する景色を見ることができるでしょう。渓谷の宿福水の展望露天風呂からの眺めは絶景と言われています。大浴場からも紅葉を見ることができる渓谷の宿福水で一泊して、絶景を臨んでみるのもいいですね。

白鳥橋

バンガロー・弘文洞跡コースの途中で通る「白鳥橋」という吊り橋周辺も紅葉で色づきます。吊り橋と言っても結構しっかりした造りになっています。白い吊り橋と赤く色づく紅葉のコントラストショットをカメラに収めるのも面白いですね。

金神の滝

10年ほど前に発見されたばかりの「金神の滝」は、山の中の木の鳥居の奥にあり、神秘的な雰囲気が漂います。滝めぐりコースがスタートする滝見苑から30分ほどのコースです。金神の滝は日帰り温泉「ごりやくの湯」の敷地内にあります。

ごりやくの湯

滝見苑や粟又の滝から上流方面に向かって800mほど先の川沿いにある日帰り温泉「ごりやくの湯」には、木造作りの雰囲気のある内風呂と、大自然の中のとても開放的な露天風呂があります。露天風呂に浸かりながら紅葉を見れば、心身ともにリフレッシュすること間違いなしです。

◇ごりやくの湯 住所:千葉県夷隅郡大多喜町 粟又字ヤシウ176 電話番号:0470-85-0056 通常営業時間:10:00〜19:00最終受付、20:00終了 夏季営業時間:10:00〜20:00最終受付、21:00終了 冬季営業時間:平日 10:00〜18:00最終受付、19:00終了        休日 10:00〜19:00最終受付、20:00終了

旬味処 大多喜

ごりやくの湯の「旬味処 大多喜」は、大きな窓から景観が臨めるお食事処です。千葉県産の食材を使ったごりやくメニューが提供されており、ごりやく御膳は、旬の釜飯、陶板焼、ゆば・こんにゃく刺にご飯とお新香、お味噌汁等がセットになった嬉しいボリュームメニューです。

◇旬味処 大多喜 住所:千葉県夷隅郡大多喜町 粟又字ヤシウ176 電話番号:0470-85-0056 営業時間:平日 11:00〜15:00 16:00〜17:45(ラストオーダー)      休日 11:00〜15:00 16:00〜18:45(ラストオーダー)

会所の森親水広場

養老渓谷の一部ではありませんが、ごりやくの湯から車で15分程のところにある「会所の森親水広場」の紅葉も美しいので、時間があれば養老渓谷帰りに足を伸ばしてみませんか。会所の森親水広場は、有村架純さん主演の映画『夏美のホタル』のロケ地となった場所です。

養老渓谷おすすめの温泉を紹介!日帰り温泉で疲れをとろう! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
養老渓谷おすすめの温泉を紹介!日帰り温泉で疲れをとろう! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
房総半島随一の温泉郷である千葉県大多喜町の「養老渓谷」。自然があふれる養老渓谷は関東から車で約1時間半でアクセスできるということもあり、日帰り温泉スポットとして人気を集める観光地です。今回はそんな養老渓谷のおすすめ温泉スポットをご紹介します。

ライトアップされた紅葉と渓谷美の競演を見よう見出し

11月下旬から12月上旬の紅葉シーズンは養老渓谷がライトアップされます。ライトアップされる時間は17時から21時30分で、日付は年ごとに異なります。ライトアップされた渓谷と紅葉のコラボレーションは、幻想的な美しさで溢れます。

夜は昼よりも観光客が少ないのでおすすめです。ライトアップされる場所は粟又の滝、老川十字路、中瀬遊歩道等です。水面に映るライトアップも美しいです。ライトアップされるのは紅葉のみで足元は結構暗いので、気をつけて歩いてください。

紅葉ハイキングの後は養老渓谷温泉で汗を流そう見出し

養老渓谷は房総随一の温泉郷があることでも知られています。鮮やかな紅葉に心躍らせ、ライトアップされた紅葉で神聖な気持ちになった後は、房総半島随一の温泉で旅を締めくくるのはいかがでしょうか。気軽に立ち寄れる日帰り温泉や足湯もあり、宿泊なしでも満喫できます。

大自然の紅葉で心を癒された後は、温泉に入ってさらに心身ともにリフレッシュできそうです。養老渓谷温泉の効能は源泉により異なりますが、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、健康増進、疲労回復等の様々な効能があります。さらに養老渓谷の黒湯は「美肌の湯」としても知られています。

温泉にじっくり入って十分に疲れをとり、お肌ツルツルになった後は、千葉県の地元の味覚をいただいてみましょう。房総半島には豊かな食材がたくさんあり、季節により異なる食事を楽しむことができます。山菜、地魚、猪豚鍋等の四季折々の食事に魅了されることでしょう。

養老渓谷への行き方見出し

養老渓谷は房総半島の真ん中に位置し、車、電車、バスでアクセス可能です。紅葉シーズンはとても混み合いますので、電車、バス等の公共交通機関の利用をおすすめします。養老渓谷はとても広いので、事前にどこに行きたいのかを決めて行動した方がいいですね。

養老渓谷駅経由で養老渓谷へアクセスする場合

東京方面からは五井駅までJR内房線で移動し、五井駅から小湊鉄道で養老渓谷駅まで移動(約1時間)します。滝めぐりコースのスタート地点である滝見苑まで行きたい場合は、養老渓谷駅からバスで約25分です。中瀬遊歩道までは養老渓谷駅から徒歩で約30分です。

上総中野駅経由で養老渓谷へアクセスする場合

東京方面からは大原駅までJR外房線で移動し、大原駅からいすみ鉄道で上総中野駅まで移動(約1時間)します。滝めぐりコースのスタート地点である滝見苑まで行きたい場合は、養老渓谷駅からバスで約25分です。上総中野駅から養老渓谷駅までは小湊鉄道で約8分です。

養老渓谷へ車でアクセスする場合

Photo by TomenoNaoki

東京方面からは館山自動車道で市原I.Cまで、市原I.Cから国道297号線で牛久交差点まで移動し、牛久交差点から県道81号を通って養老渓谷方面へ向かいます。川崎方面からはアクアラインで木更津東I.Cまで、木更津東I.Cから国道410号線で久留里まで、久留里から県道32号線で養老渓谷方面へ向かいます。

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綺麗な渓谷と温泉で有名な千葉・養老渓谷は魅力がたくさん。まず訪れる養老渓谷駅では可愛い駅猫さんたちが出迎えてくれます。ランチ情報を含め、1日通して楽しめる場所を紹介します。駅に降りた瞬間から楽しめる場所なので、養老渓谷へ旅行したくなるでしょう。
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養老渓谷で素晴らしい紅葉の旅を!見出し

養老渓谷にはハイキングを楽しみながら見られる紅葉スポットがあります。王道のコースから穴場的スポットまで、養老渓谷の紅葉ポイントをおさえて、素晴らしい紅葉の旅になりますように!

投稿日: 2017年4月6日最終更新日: 2020年10月7日

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