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身延山久遠寺にお参り!境内参拝から登山もできる!アクセスは?

身延山久遠寺にお参り!境内参拝から登山もできる!アクセスは?

身延山久遠寺にはたくさんのお堂や見るべきポイントがあります。また、久遠寺の奥の院のある身延山の山に登ることもできるなど、多様な霊域です。この記事では参拝すべきスポットやおすすめの見どころ、アクセスをご紹介しますのでご覧ください。

「身延山久遠寺」参拝のお役立ち情報見出し

この記事では身延山久遠寺へ参拝するときのために、参拝をおすすめするスポット、境内の観光的な見どころなどをご紹介します。そのほか奥の院である身延山や七面山などへの登山や、アクセスなどもご案内しますので参考にしてください。身延山一帯がパワースポットともいわれますので、心洗われるようなときが過ごせたらいいですね。

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パワースポット「身延山久遠寺」とは?見出し

身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)とは、日蓮宗の総本山のことで、パワースポットとしても知られています。寺院の名称として、山号を身延山といい、寺号を久遠寺といいます。山号は寺院の称号のようなもので、近くにある山の名前をつけたり、仏教用語から選んだりしています。なお、久遠寺の境内には数多くの堂塔などがあります。

身延山久遠寺の場合には、山号寺号を続けていうのが正式ですが、寺号だけで久遠寺といったり、山号だけで身延山と呼ぶこともよくあります。なお細かくいえば身延山という山がありますので、ただ身延山という場合には、お寺を指すのか山を指すのか不明確ともいえます。ただし、あまり気にする必要はないかもしれませんね。

身延山はどこにある?

身延山の場所は、山梨県の南部で、富士川とJR身延線の西側となります。富士山の真西という位置関係で、身延山から富士川を挟んできれいな富士山を望むことができます。中央自動車道と新東名高速道路の中間地帯にあり、アクセスは南北両側からJRや車で行くことができます。具体的なアクセス方法は後でご案内します。

身延山の標高などは?

山としての身延山は標高1,153mで、山頂には久遠寺の奥の院があります。ちなみに久遠寺の境内の中心付近の標高は400m弱です。本堂裏から山頂までロープウェイで行くことができ、ロープウェイの標高差は関東一の763mですが、らくらく山頂に到達できます。なお、山頂への行き方については、後でご紹介します。

日蓮宗とはどんな宗派?見出し

身延山久遠寺にお参りするということは、日蓮宗のお寺に参拝することですから、その宗派を信心する人には特別な思いがあるかもしれません。しかし、一般の人にとってはあまり宗教にこだわりなくお参りしているようですね。

そうとはいえ、せっかく身延山久遠寺に行かれるのでしたら、日蓮宗についても少し理解しておいたほうがいいかもしれませんので、簡単にご説明します。宗教については非常にデリケートな問題もありますが、敢えてごく大雑把に説明していますのでご理解願います。

日蓮宗以前の仏教はどうだった?

日蓮宗を興したのは日蓮上人(1222年~1282年)で、鎌倉時代の仏教の僧侶です。仏教については日本に初めて伝えられたのは飛鳥時代で、日本書紀によれば552年に朝鮮からであったとされています。別の資料では538年だとするものもありますが、いずれにせよ500年代に伝わり、広まっていきました。(上は久遠寺境内にある釈迦像)

日蓮宗の始まり

鎌倉時代の仏教としては、平安時代に続いて真言宗や天台宗などの既存宗派が一般的でしたが、新しい宗派も興ってきました。日蓮宗もその一つですが、ほかに浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、臨済宗などがあります。お釈迦さまが亡くなって2千年も経ち世は末法の世界にあると考えられて、新しい宗教が求められていたのかもしれません。

日蓮上人は、お釈迦様の教えの中でも「法華経(ほけきょう、あるいはほっけきょう)」こそが正しいと考えました。そして具体的には「妙法蓮華経」の五文字のお題目を唱えることで人々は救われると教えています。「南無妙法蓮華経」という言葉もありますが、ひたすら「妙法蓮華経」を唱える決意を唱えるということのようです。

日蓮上人は、他宗派が法華経を尊重して来なかったために世の中がおかしくなったと、他宗派を攻撃しました。なお、法華経自体は以前から伝えられており、聖徳太子も解説書を著しています。また他の宗派でも法華経を取り上げていますが、日蓮上人は不十分と考えたようです。

身延山久遠寺の縁起:日蓮上人との関係見出し

日蓮上人は、1222年に千葉県の現鴨川市に生まれました。11歳で地元の清澄寺(上の写真は同寺にある日蓮像)に入門し、その後比叡山や高野山などで修行しました。31歳で元の清澄寺にもどり、「南無妙法蓮華経」とお題目を唱え、日蓮と名乗り始めました。その後鎌倉ほかで布教を行い、かずかずの試練、トラブルに遭っています。

日蓮上人は、52歳(1274年)のときに身延山一帯の地頭である南部氏に身を寄せ、身延山の山中に草庵(上の写真は境内にある草庵跡)を結びここを住処としました。1281年に本格的な寺院を造り、「身延山妙法華院久遠寺」としました。なお、久遠寺の開山は草庵を結んだときとしています。

このように、日蓮上人にとって身延山は拠点となる草庵・寺院を創建し、法華経(日蓮宗)を布教した非常にゆかりのある場所です。60歳(1282年)のとき病気療養のため故郷に向かう途中、東京の池上本門寺(上の写真)の地で亡くなりました。なお遺言で遺骨は久遠寺に納められ、没後も久遠寺は弟子たちにより守られ現在に至っています。

身延山久遠寺の参拝スポット見出し

久遠寺には数多くの堂塔などがありますが、その中で特に参拝をおすすめするところを以下にご紹介します。また境内の主な施設についてもご説明します。記事の順序としては、おおむね入り口(総門)から奥の方へと並べています。

久遠寺参拝スポット1:総門見出し

この総門(上の写真)から内側が聖域となります。ただし門前町はこの中にあります。なお総門はご覧のように車で通過できますので、ご覧になるにはここで降車する必要があります。扁額の文字は「開会関」で、法華経により救われる関門という意味だそうです。

久遠寺参拝スポット2:三門(さんもん)見出し

堂々たる山門で、日本三大山門の一つともいわれます。「三門」という名称は、空・無相・無願の三つの解脱を表わしています。階下には金剛力士が祀られ、二王門とも呼ばれます。なお、像は鎌倉期の名作ですのでご覧ください。また上階には十六羅漢が祀られおり、特別拝観のときに参拝できます。

久遠寺参拝スポット3:菩提梯(ぼだいてい)見出し

菩提梯(ぼだいてい)は287段の階段で、「南無妙法蓮華経」の7文字にちなんで、7つに区分されています。上まで登れば涅槃に達することができるといわれていますので、トライしてください。なお、無理な場合は男坂・女坂や斜行エレベーターなど別のルートもあります。

久遠寺参拝スポット4:本堂見出し

本堂は1985年に再建されたものです。ご本尊は日蓮上人が書かれた曼荼羅本尊を立体の木造で表現したもので、釈迦如来をはじめ諸仏、日蓮上人が配置されています。本堂では、天井に描かれた黒竜(下の写真)が見逃せません。五本の爪がある位の高い龍だといわれています。

また、参拝者は本堂の地下の宝物館で写経(下の動画ご参照)もできますので、いかがでしょうか?

久遠寺参拝スポット5:祖師堂見出し

祖師堂は日蓮上人の霊をお祀りするお堂で、棲神閣とも呼ばれます。1881年の創建ですが、それ以前のお寺の部材が使われています。なお、お堂の横にある「しだれ桜」が有名な所です。

久遠寺参拝スポット6:五重塔見出し

現在の五重塔は、2008年に竣工したものです。明治時代の火災により消失しましたが、400年前の塔を復元しています。久遠寺の境内には沢山の桜がありますが、五重塔と桜のマッチングも人気の構図です。

久遠寺参拝スポット7:御真骨堂見出し

日蓮上人のご真骨をお祀りするもので、御真骨堂である八角堂と拝殿(上の写真)があります。

久遠寺参拝スポット8:祖廟・草庵跡見出し

祖廟(上の写真)とは、日蓮上人が亡くなったときのお墓を収納した廟で、その地下にはお骨の一部が祀られています。祖廟の隣には草庵跡(下の写真)があります。ここは日蓮上人が初めて身延山に入られたときに草庵を結んだ所で、その跡地が大切に守られています。この辺りは、久遠寺の中でもスピリチュアルなエリアです。

久遠寺参拝スポット9:斜行エレベーター見出し

西谷の駐車場から境内に楽に行けるように斜行エレベーターが設置されています。階段を使わずに本堂などに参拝できますので、足の弱い人には喜ばれています。

久遠寺参拝スポット10:奥の院(山頂)見出し

身延山の山頂に久遠寺の奥の院である「思親閣(ししんかく、上の写真)」があります。日蓮上人は望郷、親に対する想いが強く、かなりの辛苦をいとわずによく山頂に登っては、故郷の方を眺めていたと伝えられます。そのために親を思うお堂=思親閣と呼ばれています。

思親閣は日蓮上人の没後に建立され、古くは孝東閣とも呼ばれていました。山頂へは登山ルートもありますが、ロープウェイでらくらく行くことができますので、ぜひご参拝と眺望を楽しんでください。

山頂へのらくらくルート:ロープウェイ見出し

山頂へのロープウェイは、久遠寺の本堂裏から乗車できます。全長は1,665m、高低差763mで、約7分で山頂に到着します。定員は45名で、通常は20分間隔で運行されています。料金は大人片道760円、往復1,400円です。

ロープウェイ乗り場への行き方でいちばん便利な方法は、まず「せいしん駐車場」まで行き、そこから斜行エレベーター(無料)を利用します。それで本堂前まで行けますので、本堂から徒歩約3分でロープウェイの駅に到着できます。なお、ロープウェイは身延登山鉄道株式会社(TEL:0556-62-1081)が運営しています。

身延山の登山ルート見出し

山頂には歩いて登ることができます。ロープウェイは楽ですが、日蓮上人が登ったように自分の足で登ってみるのも意義あることですね。登山ルートは二つあり、ロープウェイを中に挟んで東ルート(表参道)と西ルート(裏参道)です。日蓮上人の時代は道もなかったようですが、現在は整備されていますので、特別な心配は要りません。

東ルートは、久遠寺の本堂=ロープウェイ駅付近から始まり、山頂まで約5km、2時間半ほどで登れます。途中には本地堂、丈六堂などがあります。下りは1時間半ほどですが、別の西ルートで下るほうがいいかもしれません。西ルートで登る場合は、祖廟から登り始めて、千本杉や追分感井坊を経て約3時間で山頂に行くことができます。

登り・下りの所要時間は一般的な目安で、個人差がありますので、マイぺースで登りましょう。また、足に自信がない場合には、ローウェイと組合せて片道だけ歩くこともいいでしょう。

身延山の参拝スポット・登山:七面山見出し

七面山(しちめんざん)は久遠寺の西に聳える山で、標高は1,982mです。日蓮宗としてはここを聖地、霊山として敬い、山頂近くに敬慎院(上の写真)を建立しています。敬慎院から山頂までは登り約50分です。久遠寺としては「登詣」といい、登山自体が修行・参拝であるとしていますので、お訪ねください。宿坊で泊まるのもおすすめです。

標高2,000m近くの高山へ登るのですから、本格的な登山・トレッキングのつもりで行く必要があります。登頂すれば、上の写真のような眺望・パノラマが期待できますので、チャレンジしてください。なお、久遠寺側から徒歩で行く場合は、奥の院への西コースの感井坊から七面山方面へ向かい、20kmあまりの行程となります。

それとは別に七面山への登山ルートは、身延山の北・西側から入り二つあります。表参道は、JR下部駅・身延駅からバスで角瀬まで行き、タクシーなどで羽衣まで行ったうえで登山を開始します。敬慎院までの所要時間は約4時間となります。裏参道は角瀬から登り、表参道より傾斜は少し緩やかで距離は少し長く、所要時間はほぼ同じです。

久遠寺の観光スポット・見どころ見出し

しだれ桜などサクラの名所

身延山は桜の名所として知られており、シーズンには桜目当ての観光客が大勢訪れます。数ある桜のなかでも特に有名なのは、祖師堂横にある樹齢400年の「しだれ桜」ですので、ぜひお楽しみください。その他三門から西谷エリアに沢山の桜があり、ライトアップも行われます。例年の見ごろは3月下旬~4月上旬です。

紅葉もおすすめ!

身延山の紅葉も見応えがあります。上の写真のようにロープウェイから眺めるのもおすすめですし、西谷周辺(三門や御廟所など)のカエデが人気です。見ごろは11月上旬~下旬です。

秋のイベント:万灯行列

毎年10月に「身延山御会式万灯行列」が行われますので、チャンスがあればご覧ください。この会式は日蓮上人が入滅のときに、時季はずれの桜が一斉に咲いたといわれ、その故事にならったイベントです。2017年は10月11日~13日の予定です。

ダイヤモンド富士:ロープウェイで絶景を!

身延山の山頂からダイヤモンド富士(上の写真)を見ることができます。前にもご紹介した七面山からも見られますが、身延山山頂・奥の院へはロープウェイで簡単に行くことができますから、雄大で神々しい瞬間を味わってはいかがでしょうか?これが見られるのは3月中旬と10月上旬で、2017年は10月1日~3日です。

身延山の宿坊に泊まってみよう!見出し

身延山に参拝するならできたら1泊して、ゆっくりしたいものです。周辺に普通の旅館、温泉などもありますが、せっかくなら宿坊に泊まることをおすすめします。久遠寺の境内には30あまりの坊があり、その内20坊で宿泊を受け入れています。宿坊が多くあるのは西谷で約半数が集まっています。上の写真はその一つの麓坊です。

西谷のほかに中谷、東谷にも宿坊はありますので、それぞれの精進料理やお坊さんとの会話などをお楽しみください。宿泊料は坊により異なりますが、1泊2食付きで7,500円あるいは8,000円からが多いようです。なお、宿坊の問合わせは、身延町身延山観光協会(TEL:0556-62-0502)でも対応されます。

身延山久遠寺へのアクセスなど見出し

アクセス:車による場合

車の場合のアクセスは、中央自動車道~中部横断道の六郷ICでおり、国道25線で身延町に入ります。新宿から約2時間10分が目安です。東名高速・新東名高速道路の新清水ICから国道25号線で身延町に入ります。都心から約2時間30分です。関西方面からは、小牧JCTから中央道経由で3時間40分、新東名経由で3時間20分が目安です。

アクセス:公共交通機関による場合

公共交通機関の場合のアクセスは、JR甲府駅から身延線特急で身延駅まで約1時間です。東海道新幹線の場合は、新富士駅で下車し、バス・タクシーにより約10分で身延線の富士駅へ移動し、そこから身延駅まで特急で約1時間です。身延駅から身延山の門前町までのアクセスは、バスで12分です。なお、バスは通常1時間に2本程度あります。

所在地:山梨県南巨摩郡身延町身延3567 TEL:0556-62-1011

身延山久遠寺には参拝や観光のポイントがいっぱい!見出し

身延山久遠寺の参拝でおすすめの処や境内の観光の見どころ、アクセスなどをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ここは日蓮上人の足跡やゆかりに触れることができます。山頂の奥の院や場合によっては七面山に登山することもできますね。また人気のしだれ桜があるなど、楽しみも沢山ありますので、どうぞお出掛けください。


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