夕日ヶ浦海岸で海水浴を満喫！ブランコや夕日がフォトジェニックなビーチを紹介

今回ピックアップしたのは、京都にある夕日ヶ浦海岸です。海水浴場ではありますが、関東の都市部にあるようなビーチとは違います。絶景が楽しめる上にアクセスもよく、近場には温泉郷もあります。ブランコや夕日が取り上げられることも多い、夕日ヶ浦海岸の魅力を1つ1つ見ていきましょう。

夕日ヶ浦海岸はその絶景から景勝地として知られており、美しい白浜と遠浅の水深がイチオシポイントです。砂浜に流れてくる水も素敵ですが、沖に出るにつれて徐々にその色は深みを増して行きます。そういった海の色の微細な変化も、遠浅だからこそ楽しめる嬉しい点です！浜もゴツゴツした砂ではなく、きめ細かい砂で構成されています。

南国の海を思い起こさせる、ノスタルジックな雰囲気を持っているのが夕日ヶ浦海岸です。海水浴のキモとなるビーチもせせこましいスケールのものではなく、大自然の恩恵を肌で感じることが出来ます。浜詰海水浴場、箱石浜海水浴場、葛野浜海水浴場、小天橋海水浴場と西にゆくに連れて名称が変わっていき、計8kmにも渡る一大ビーチをつくりあげています。

夕日ヶ浦海岸では磯遊びを楽しむこともでき、後述するキャンプ場も隣接することから、海水浴場としての満足度は非常に高いです。カップルでもファミリーでも楽しめる方法がそれぞれあるのは、ビーチとしてとてもありがたいです。

夕日ヶ浦海岸はその名前に相応しく、夕日とのコントラストがとても美しいことでも知られています。詳しくは後述しますが、夕日を楽しみながら温泉に浸かるのも夕日ヶ浦海岸の楽しみ方の1つと言えます。遠浅であることから夕日の写真を撮っても、砂浜を被写体にした絵になる構図が撮れるのも嬉しいです。

写真映えのするブランコに注目が行きがちですが、夕日ヶ浦海岸から望む日本海そのものも、見る人の心に深く残る景色を見せてくれます。空と海、岸壁が合わさって大自然の雄大さを感じさせてくれるのが、夕日ヶ浦海岸の持ち味です。写真を撮る際に人工物が入らないのもロングビーチの利点です。人を全く写さないビーチを撮ることも可能です。

夕日ヶ浦海岸に隣接している浜詰海水浴場にはキャンプ場もあります。有料ですが駐車場もあるため、車で来る人には大助かりです。歩いていける距離なのでアクセスも抜群です。昼間の海水浴の後で夜はキャンプといったかたちで、アウトドアアクティビティを骨の髄まで楽しむことができます！客層としてはキャンプ場はやはり、ファミリーが多いです。

キャンプ場使用料は2000円、有料駐車場は1000円となっています。予想の範囲内といったところではないでしょうか。自然が豊富に残されている地域ですが近くに温泉宿も多く、泊まる場所には事欠きません。ハイシーズンでも予約が取れる、希望の日時に出発できる、海岸同士のアクセスがよい、というのは観光客としてありがたいでしょう。

夕日ヶ浦海岸がある京丹後市の特色はどんなところにあるのでしょうか。京丹後市はその豊かな自然から「海の京都」を自称しています。楽しめる観光も自ずと自然にまつわるものが多く、他の県に比べて規模が大きいです。夕日ヶ浦海岸の他にもいくつもの海岸があることからも、そういった「海の京都感」が伝わってきます。

同じ京丹後市の中でも琴引浜などは、鳴砂の地として日本有数の浜辺となっています。鳴砂は踏むときゅっきゅっと音を出す砂のことで、泣き砂と呼ばれることもあります。夕日ヶ浦海岸も含め、こういった京丹後市の海岸は美しいものが多く、数多くの観光客を虜にしています。

観光スポットに加えて旅館、食べ物の充実ぶりからリピーターが多いのも京丹後市の特徴です。琴引浜に辿り着いた貝殻をクラフトする体験教室などもやっています。フォトフレームづくりやキャンドルづくり、コースターづくりなど、貝殻クラフトでつくれるものはたくさんあります。現地のものでクラフトしたお土産は、きっと心に残るものになるでしょう。

夕日ヶ浦海岸の近くには、山陰海岸国立公園や若狭湾国定公園といった大型の公園があります。普段のお仕事で疲れている人や、「家族サービスで海水浴には行くけど少し落ち着いたところにもいきたい」という人にはこういった場所も好まれています。大自然を五感で堪能出来ること間違いなしのスポットです。

公園からも海を望むことができます。上の画像は若狭湾国定公園からの景色ですが、高台からの景色が非常に見事です。こちらの公園は福井県から京都府にまたがっている自然公園なので、景観を楽しむにはうってつけと言えます。リアス式海岸や三方五湖など、その地形を生かした自然が楽しめるのも魅力です。

夕日ヶ浦海岸で楽しめるアクティビティにはどのようなものがあるでしょうか。友達と泳いだり、砂浜で遊ぶのも楽しいものです。夕日ヶ浦海岸にはそれプラスαの楽しみ方があります。SUPと呼ばれるもので、ロングボードの上に立ってさまざまなエクササイズや遊び方ができる優れものです。夕日の中、ボードに立つ姿も絵になります。

一見波の水の上で立ってバランスを保つことは難しく見えますが、実際は安定感抜群で運動神経がない方にも楽しめるアクティビティとなっています。SUPはスタンドアップパドルボードの略で、元々はハワイのビーチで発祥したものだそうです。こういった変わった経験が出来るだけでも、グッと思い出に残る海水浴になることうけあいです。

もう1つ夕日ヶ浦海岸で人気なものと言えばサーフィンです。夕日を撮るためだけに、夕日ヶ浦海岸に来るプロカメラマンも。そんな圧倒的なパノラマの中でするサーフィンは最高の一言に尽きます。赤く空も海も染まった中でのサーフィンは、どこか非日常感を持っています。ビーチならではのムーディーな雰囲気を楽しめるのも、夕日ヶ浦海岸ならではです。

口コミでは特に、春から夏にかけての夕日が美しいとのことで、こういった条件もサーファーの人達に愛される要因になっていることが分かります。京都の観光と聞くとあまりサーフィンや温泉、海水浴のイメージはないかもしれません。ですがそういったイメージを覆るのが夕日ヶ浦海岸と言えます。他の京都観光とも差別化されています。

夕日ヶ浦海岸でもう1つ有名なのがブランコです。ゆらりという名前のこのブランコ、ブランコ自体に特別なスリルがあるわけではありませんが、とても雰囲気がよいことで有名です。特に夕景と共にブランコの写真を撮ったときは、まるで外国にいるような感覚を味わえること間違いなしです！こんなおしゃれなブランコ、日本では他になかなかありません。

夕日ヶ浦海岸のブランコのような、写真映えするスポットが1ヶ所あるだけで、後で振り返った時の思い出って違います。夕日はもちろん、白い砂浜や先に紹介したSUPなど、後で写真を振り返っても楽しいのは夕日ヶ浦海岸のメリットと言えます。SNSサイトでも多く投稿されており、その人気が分かると共に美しさに思わず息を飲んでしまいます。

夕日やブランコなど、夕日ヶ浦海岸はフォトジェニックに撮れるシーンが多いことでも有名です。ですが夕日ヶ浦海岸に遊びに行った人の中には天気や季節、海の荒れ具合によって、思っていたのと違う滞在になってしまった人もいました。海水浴をエンジョイしたい人にとってビーチ周りの環境の下調べは重要です。8月後半くらいまでが人気のシーズンです。

夕日ヶ浦海岸には大きく分けて2つ、電車で行く方法と車で行く方法があります。電車を使う場合は大阪、神戸から「特急こうのとり」（城崎温泉行き）に乗り、豊岡駅下車「普通タンゴ悠遊」（西舞鶴行き）の後、「夕日ヶ浦木津温泉駅(ゆうひがうらきつおんせんえき)」というのがアクセス方法となります。およそ3時間ほどかかります。

一方車で行く場合、同じく大阪、神戸から中国縦貫道に入り、舞鶴若狭自動車道を経て国道9号となります。その後175号線、176号線、312号線、最後に178号線で「京丹後市網野町浜詰」（夕日ヶ浦温泉地区）という道筋になります。車でのアクセスは2時間45分ほどで、道路の込み具合にもよりますが、電車でのアクセスよりも少し早いことが分かります。

夕日ヶ浦海岸の近くは京都らしく、温泉や宿泊施設も豊富にあります。夕日が評判の夕日ヶ浦海岸ですから、京都に訪れる際には夕日ヶ浦海岸の近くに温泉宿をとるのも1つアリです。そんな夕日ヶ浦海岸近くには、旅館や民宿など多数の選択肢が用意されています。いくつかオススメの温泉宿を紹介していきます。

最初に紹介する温泉宿は「夕日ヶ浦温泉 夕日浪漫 一望館」です。こちらは海岸まで30秒という絶好の立地の上、地元でとれたカニや海の見える温泉が特徴です。海を一望できる眺めはまさに、一望館という名前にピッタリ。朝や夜の静かな時間、人気の少ない海岸を訪れることができるのも、この温泉宿ならではです。

続いて紹介するのは「海花亭 花御前」です。こちらもビーチからほど近い場所にあり、自家源泉の温泉が特徴です。全室和室で統一されており、こちらでも秋から冬にかけてはカニ料理が振る舞われます。2018年は11月6日から開始するとのことです。夏以外にも見どころがあるのは大きいです。清潔感と解放感がある素敵な温泉宿となっています。

「佳松苑」は先に紹介した宿とは異なり、和洋室がメインの湯宿となっています。総部屋数40室のうち、39が和洋室とのことで、健康問題や好みから布団よりもベッドで寝ることをお好みの方にはオススメです。半個室となっているお食事処(10組限定)やエステもあります。隠れ家的な場所を探している人はぜひ。

評価の高い温泉宿を紹介してきましたが、夕日ヶ浦海岸近くの宿にはいくつか共通点もありました。まず1つに高評価をもらっている宿は和風の旅館が多いということです。こちらは露天風呂や掛け流しの温泉、夕日ヶ浦海岸の夕景などを考えても、1番自然に映えるスタイルのため頷けます。

夕日ヶ浦海岸から距離が近い場所に並び立っているため、部屋やお風呂がオーシャンビューであることがほとんどです。また、季節に応じて色とりどりの地元のお料理が楽しめるため、夏以外の季節に泊まるのもオススメです。特に秋、11月頃から3月まではカニ料理をプッシュしている宿が非常に多かったです。

せっかく京都に来たのであれば、思いっきり楽しみたいと思うのは誰しも一緒です。さすがは観光業が発展している京都、夕日ヶ浦海岸と一緒にまわるのにも色々なプランがあります。同じ京都、アクセスもさほど遠くないところにも、目で楽しみ舌で楽しめる場所は多くあります。他の県と違い、幅広く観光業全体をカバーしているのも、京都の強さです。

神社仏閣が有名な京都、寺社巡りは既に何回か行ったことがあるという人も多いでしょう。そんな人にもオススメなのがこちらのフルーツ王国です。

ここでは梨狩り体験が出来る上、もぎたての梨を1つその場で食べることが出来ます。料金は1200円とお手軽なのも嬉しいポイントです。時期は9月中旬から梨がなくなるまでとのことなので、秋頃に夕日ヶ浦海岸へお出かけの方はぜひトライしてみてください。

浜詰遺跡は4000年前の縄文土器などが出土した遺跡です。長く深い歴史を持つ京都ですが、4000年前の文明に触れられるのは京都でも数少ないです。こちらの浜詰遺跡は夕日ヶ浦海岸からのアクセスが非常によいのも注目です。550m、およそ徒歩7分のアクセスなのでビーチとセットで立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

夕日ヶ浦海岸をアクセスや周辺情報と共にまとめました。宿から見える日本海もまた格別です。海水浴はどうしても楽しむ時期の限られるレジャーですが、だからこそ良い環境の場所をオススメします。友達と楽しむもよし、恋人とロマンティックな雰囲気を満喫するもよし。夕日ヶ浦海岸の魅力を、たっぷりと堪能してください！