栗原市観光物産協会お墨付き！栗原の定番スポットや人気体験施設をご紹介！

宮城県の北西部に位置する「栗原市」は、県内一の面積を誇るのどかな田園都市です。秀麗な栗駒山・脊梁山脈から三つの迫川、ラムサール条約登録地の低湿地など多様な自然が広がっており、美しい自然の絶景が訪れる観光客を魅了しています。

自然を感じられるスポット以外にも、子どもから大人まで楽しめる人気の施設が目白押しです。ここでご紹介するおすすめ観光情報を参考に、栗原市の自然・文化・歴史の魅力を満喫しましょう！

豊かな自然に恵まれた栗原市では、自然を満喫できる観光スポットが点在しています。数ある自然を体験できるスポットの中でも定番人気のスポットを4つご紹介するので、初めて栗原市を訪れる方やどこを観光しようか迷っている方は、是非これらのスポットから栗原市の魅力に触れてきてください。

栗駒国定公園の主峰「栗駒山（くりこまやま）」は、宮城・岩手・秋田県にまたがる円錐状の裾野をもつコニーデ型の火山です。5月中旬に行われる「夏山開き」では御神体を乗せた御神輿が山頂を目指し登山します。

栗駒山は150種もの高山植物が群生する花の百名山としても知られ、秋には"神の絨毯"と称される紅葉の絶景が見られます。

栗原市と登米市にまたがる東北最大の低地湖沼「伊豆沼・内沼」は、美しい光景が見られる人気の絶景スポットです。

ハスの開花時期に合わせて開催される「はすまつり」では、小型遊覧船も出され、湖面いっぱいに咲き誇るハスの花を間近で見ることができます。

また、伊豆沼・内沼はオオハクチョウやマガンの日本一の越冬地としても有名です。数万羽のマガンが一斉に飛び立つ様子は圧巻。環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。

栗駒山の標高666〜707m地帯に広がる「世界谷地原生花園」は、高山植物の宝庫です。"広い湿地"という意味を持っており、6月から9月にかけて多彩な植物が見られます。

中でも栗原市の花に制定されているニッコウキスゲの大群生が有名です。湿地一面がオレンジ色に染まる光景はとても美しく、訪れる人々を魅了します。

一迫山王史跡公園の一角にある「あやめ園」では、広さ13,000平方メートルの敷地に、アヤメやカキツバタ、ハナショウブなど約300品種22万株を栽培しています。

毎年6月中旬から7月上旬に開催される「山王史跡公園あやめ祭り」はアヤメが咲き誇る様子を見られ、「みちのく鹿踊大会」や「神楽大会」など多彩な催しも行われる人気イベントです。

栗原市観光では、楽しみながら学べる施設や国指定史跡など歴史に触れられるスポットも人気です。栗原市で活躍してきた電車や鉱山で体験を通して当時の様子を知ったり、史跡で昔にタイムスリップしたような気分を味わったりして、楽しい思い出をつくりましょう。

栗原市で子連れや電車好きの方に人気のスポットが「くりでんミュージアム」です。くりはら田園鉄道の貴重な資料の展示や沿線を再現したジオラマ、くりでんの歴史を紹介するミニシアターなど見どころ満載です。

実際に営業運転していた車輌で体験する運転シミュレーターや大正から昭和にかけての建築技法を伝える機関車庫・修繕庫も人気です。見て、ふれて、体験してくりでんについて学びましょう！

栗原市鶯沢にある「細倉マインパーク」は、昭和62年に閉山した細倉鉱山の坑道内を歩きながら、歴史を学べるテーマパークです。

観光坑道では実際に坑道を歩きながら、忠実に再現された当時の作業風景を見学することができます。

細倉鉱山で採られた鉱石の中には金も含まれていたそうで、ここでは砂金採り体験をすることもできます。採った砂金はカードに入れて記念に持ち帰りましょう。

屋外には子どもたちに大人気の555mのスライダーや遊具、展望台などがあるスライダーパークもあります。

「風の沢ミュージアム」は築200年近くの古民家をそのまま生かしてオープンした複合施設です。館内には美術館、ギャラリー、カフェなどが入っており、屋外は里山公園となっています。

古民家の建物は出来るだけ手を加えずに修復してあるため、この場所を訪れると昔にタイムスリップしたような気分に。晴れた日には裏山に上がり、見晴台からの景色を楽しむのもおすすめです。

かつて秋田県雄勝郡に通じる花山越えの秋田口の関所であった「仙台藩花山村寒湯番所」。伊達政宗公が岩出入りしたあとの慶長年代から200余年の間、御境目番所として人と荷物の検問を行っていました。

現在は安政の初期に改築された四脚門と役宅が残っており、内部も公開されています。伊達家の紋章が配された立派な門や釘を使わずくさび止めした総ケヤキ造りの建物をじっくり見学しましょう！

栗原市での時間をより充実したものにしたい方は、観光の合間に様々な体験・アクティビティを楽しむのもおすすめです。アクティブに動いて栗原市の自然を身近に感じたり、伝統工芸やそば打ちなど普段あまり触れる機会のない体験をしたりしてはいかがでしょうか？

栗原市で定番人気のアクティビティといえば、トレッキングや登山です。栗駒山には登山入門者から上級者まで経験に応じて楽しめる9つの登山道があります。

気軽に登山を楽しめる中央コースは初心者に、片道9km以上の本格的な湯浜コースは上級者に人気です。山開き直後は雪が残っていることが多いので、登山経験の浅い方は中央、東栗駒、須川コースで登山を楽しむことをおすすめします。

9月中旬から10月中旬にかけての栗駒山は「神の絨毯」とも称される紅葉が山全体に広がります。離れて全景を見るのも美しいですが、紅葉に包まれながらの登山も人気が高く、多くの登山客で賑わいます。

天気が良い日にはレンタサイクルに乗って、自然いっぱいの栗原市を満喫してはいかがでしょうか？栗原市は平坦な道が続く広大な田園地帯も、走りごたえのあるダイナミックな山間部もあり、サイクリングを楽しむのにぴったりです。

一般的なシティサイクルタイプの自転車の他、電動アシスト付き自転車も用意されているので体力に自信のない方も是非ご利用ください。

栗原市観光物産協会（くりこま高原駅内）で貸し出している電動アシスト付き自転車は、高い走破性と大容量バッテリーによる航続距離（最大140km）があるものなので、悪路や坂道の続く山道を走りたい方にもおすすめです。

栗原市文字地区の千葉家に伝わる「正藍冷染（しょうあいひやしぞめ）」は、藍を自然発酵させて染色を行う草木染めの一種です。

現存する日本最古の染色技法を用いて世界に一つだけのオリジナルハンカチや手ぬぐいを作り、栗原市での旅の思い出にしましょう。

そば打ちは子どもから大人まで世代を問わず夢中になって楽しめる人気の体験です。花山ふるさと交流館では、花山のそば打ち名人がそばの打ち方から茹で方までを丁寧に指導してくれます。

花山産のそば粉を使って美味しいそばを打ち、楽しい思い出も美味しい思い出も作ってきてはいかがでしょうか？一週間前までに電話で予約が必要です。
 

栗原市の定番観光スポットやおすすめの体験をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？栗原市では栗駒山をはじめ、自然を満喫できるスポットが多く、電車のミュージアムや観光坑道のある施設など楽しみながら学べるスポットも充実しています。

ここでご紹介した以外にも「栗駒山麓ビジターセンター」や「ゆり園」などまだまだ見どころがたくさん。宮城県にお越しの際は栗原市に立ち寄って、魅力を満喫してきてください。

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