歴史的遺産の残るアユタヤ
タイ・バンコクから車で北に約2時間進むと現れる都、アユタヤ。かつて1350年からおおよそ400年の間、アユタヤ王朝の都として輝きを見せたこの町には、今でも多くの歴史的な遺跡が多く残っています。歴史的な建造物や、仏像などが多く点在する神秘的なアユタヤは、観光客にも大人気で、タイ観光には欠かせないスポットとして大人気!今回は、魅力あふれるタイ・アユタヤのおすすめ観光スポットをご紹介します。
アユタヤの観光おすすめスポット 第11位
日本人なら必見!日本人町跡
アユタヤの観光おすすめスポット第11位は、日本とタイの有効な関係性をうかがうことができる遺跡『日本人町跡』です。14世紀初めに築き上げられたこの日本人町には、最盛期で約3000人ほどの日本人が暮らしていたこともあるんです!そんな日本人村は18世紀に起きた日本国家の鎖国政策により衰退してしまい、現在では歴史的な遺跡の観光スポットとして残されています。
『日本人町跡』は、当時日本人町の町長で日本人傭兵隊の最高責任者でもあった山田長政の苗字をとり、タイ人の間では「ヤマダ」と言う相性で呼ばれています。日本人町跡には現在、日本庭園や歴史的資料の展示されているヒストリカルセンターなどがあり、入場料50バーツで見学することができます。営業時間は8時から17時までとなっています。
アユタヤの観光おすすめスポット 第10位
お食事はここで!フアローナイトマーケット
13.01.15
— Travelling Letters (@Travel_Letters) January 14, 2015
Hua Raw #NightMarket in #Ayutthaya. Great atmosphere and cheap #thaifood overviewing the Lop Buri River. pic.twitter.com/D7nPZxfmMn
アユタヤの観光おすすめスポット第10位は、チャオプラヤー川沿いの『フアローナイトマーケット(Hua Raw Night Market)』です。このナイトマーケットの魅力といえば、有名なチャオプラヤー川を眺めながらおいしいお食事を格安で楽しめるということ。ナイトマーケット自体の規模は小さめながらも、連日地元民や観光客がこぞって訪れる人気のお食事処となっているんです。お手頃なお値段でタイ料理を楽しめるフアローナイトマーケットはぜひ訪れたいスポットです。
アユタヤの観光おすすめスポット 第9位
愛の塔!チェディ・プラ・シースリヨータイ
アユタヤの観光おすすめスポット第9位は、アユタヤ王朝の17代チャクラパット王が妃。シースリヨータイのために建てた仏塔『チェディ・プラ・シースリヨータイ』です。1549年に勃発したビルマ軍との戦いに参戦し、王の命を守るため相手の攻撃を受けて命を落とした妃の勇気をたたえ、この仏塔は建設されました。
下部は白色、上部は金色と美しく豪華な外観の『チェディ・プラ・シースリヨータイ』。自らの命を犠牲にしてまで王を守り抜く勇気と愛に、誰もが感銘される妃・シースリヨータイの心の強さと美しさを表現したようなチェディ・プラ・シースリヨータイは、ぜひとも訪れてほしいおすすめの観光スポットです。
アユタヤの観光おすすめスポット 第8位
アユタヤ観光の拠点に!チャオプラヤー川
アユタヤの観光おすすめスポット第8位は、王室寺院や博物館、レストランなどが両側に立ち並ぶ『チャオプラヤー川』です。王宮やワット・ポー、ワット・ラカーン王室御座船博物館などいくつもの観光名所が川沿いに点在するチャオプラヤー川は、アユタヤ観光の拠点とも言えるスポットとして大人気!遊覧ボートで川下りをするアクティビティーも楽しめるも魅力の一つです。
バンコク、チャオプラヤー川近くにある[in love ]というレストラン。眺め最高、タイ人価格でお手頃。 pic.twitter.com/R6c9GEi05X
— George (@George64332191) June 14, 2017
『チャオプラヤー川』周辺の観光を楽しんだあとは、チャオプラヤー川沿いのおみやげ屋さんを回ったり、レストランや屋台でお食事を楽しむのもおすすめです。観光客向けのレストランから地元民の集まるレストラン・屋台など、その種類も豊富に立ち並んでいます。日の出ている時間のチャオプラヤー川の眺めも良いですが、おすすめは日が沈みかけている夕方頃。夕日に染まった川を眺めながら、ゆっくりとおいしいタイ料理に舌鼓を打てば、最高のアユタヤ観光の締めくくりになりますよ!
アユタヤの観光おすすめスポット 第7位
チャオ・サーム・プラヤー国立博物館
アユタヤの観光おすすめスポット第7位は、アユタヤ王朝の歴史的な遺産を展示した『チャオ・サーム・プラヤー国立博物館』です。20世紀半ばの1956年から57年の1年の間に、タイ政府によってワット・プラマハタートとワット・ラチャ・ブラナから発掘された遺産を数多く展示しており、黄金に輝く仏像や、木造や石像の仏像・観音様など、見所満載となっています。
タイの学生や学者も多く集う『チャオ・サーム・プラヤー国立博物館』は、1961年も終わりかけの12月26日に建てられた、比較的新しい建物となっています。入場料は150バーツで、営業時間は9時から16時の月・火・祝日は定休日となっていますので、チャオ・サーム・プラヤー国立博物館を訪れる際は日にちと時間を間違えないように気をつけましょう。
アユタヤの観光おすすめスポット 第6位
奇跡の寺院!ワット・パナンチューン
アユタヤの観光おすすめスポット第6位は、黄金に輝く仏の座像で有名な『ワット・パナンチューン』です。高さ19mものきらびやかな仏の座像は、その大きさと美しさで圧巻の迫力に魅了されます。そんな仏の座像ですが、実はビルマ軍による破壊行為から奇跡的に逃れた縁起の良いスポットでもあるんです!
ビルマ軍の破壊行為にも屈せず、美しい状態で現像する『ワット・パナンチューン』は、縁起の良い寺院としてアユタヤに住む人々からも人気の高いスポットとなっています。タイ寺院とは異なる中国様式となっているのもこの寺院の魅力で、一味違った雰囲気を堪能することもできますよ!ぜひ、良運を祈願しに訪れてみてくださいね。
アユタヤの観光おすすめスポット 第5位
有名寝釈迦仏!ワット・ローカヤ・スター
ワット・ローカヤ・スターの寝釈迦仏。
— だいすけ (@daisuka3) May 29, 2016
サガットが待ち構えてるんですね。(おっさんゲーム脳 2回目)
ワットポーの仏像よりは小さいけれど、それでも大きいっす。 pic.twitter.com/FP6TcrSlH1
アユタヤの観光おすすめスポット第5位は、アユタヤ遺跡の仏像の中でも特に有名な、横たわる微笑みの仏像がある『ワット・ローカヤ・スター』です。高さ5m、全長28mもの巨大な寝釈迦仏は、ビルマ軍によりほとんどが破壊された寺院を見守り続けるように、現在も変わらぬ優しい微笑みを浮かべながらその場に佇み続け、訪れる人々を迎え入れ続けています。
アユタヤの観光おすすめスポット 第4位
豪華絢爛!バーン・パイン離宮
アユタヤの観光おすすめスポット第4位は、アユタヤ王朝の24代プラサート・トォン王によって建設された豪華絢爛な『バーン・パイン離宮』です。王族用のサマープレースとして建設されたというこのバーン・パイン離宮は、中国・タイ・西洋の文化が織り混ざった、異色の空間となっており、観光客からも高い人気を集めます。
バーン・パイン離宮。王室関係は、寺院とも遺跡とも違う趣。 pic.twitter.com/loSZyXTSMU
— Masahiro (@masahiroshigeta) March 26, 2016
豪華絢爛な『バーン・パイン離宮』に行く際には服装の注意が必要です。女性はロングスカートの着用がドレスコードになっており、男性も襟付きシャツなど、品のある服装を心がけるようにしましょう。観光客でも露出の多いノースリーブやミニスカート、サンダルは禁止されているので、服装には十分注意を払うよう心がけてくださいね。
アユタヤの観光おすすめスポット 第3位
ワット・プラシー・サンペット
アユタヤの観光おすすめスポット第3位は、アユタヤ王朝時代の3代の王、トライローカナート王・ボーロマラーチャーティラート3世・ラーマーティボーディー2世が祀られておる『ワット・プラシー・サンペット』です。ビルマ軍の破壊攻撃により、ほとんどが破壊されて廃墟状態になってしまっていますが、現在でも3代の王を祀った3基の仏塔は残っており、その壮大な姿を拝むことができます。
タイのアユタヤにあるワット・プラシー・サンペット
— Hanaemom (@HanaemonM) September 12, 2016
同時代の日本にはない建築や文化が伝わってきて感動しました!世界遺産もあるし、バンコクからアクセスしやすいのでオススメ☆
私が座っている塔は王様のお墓だそうで…ごめんなさーい pic.twitter.com/R6tC1ySe44
『ワット・プラシー・サンペット』の中心とその周辺は太陽の照り返しが強く、特に3月から5月に訪れる方は服装に注意しましょう。つばの広い帽子やサングラスなどの日よけを行える服装に加え、日焼け止めクリームなどで紫外線対策も忘れずに。また、地面から放射される熱を防げるよう、サンダルよりも運動靴を選ぶと良いでしょう。服装の正しい選択はアユタヤ遺跡観光で重要となるので、よく心得ておいてくださいね。
アユタヤの観光おすすめスポット 第2位
神秘的すぎる!ワット・プラ・マハータート
アユタヤの観光おすすめスポット第2位は、菩提樹(ぼだいじゅ)の茎に覆われた仏頭で有名な『ワット・プラ・マハータート』です。ビルマ軍の攻撃により切り落とされた仏像の頭が、たまたま菩提樹の近くに落ちたために作り出されたこの奇跡的な光景は、なんとも神秘的ですよね。アユタヤの遺跡観光では外せないワット・プラ・マハータートは、想像以上の感動を与えてくれるおすすめスポットです。
ワット・マハータート
— ほら吹きイナズマ (@horaina) April 22, 2017
木の根に取り込まれた仏頭
有名なやつ pic.twitter.com/vAoPRmfJm2
菩提樹の茎の中から人々を見守るように顔を覗かせる『ワット・プラ・マハータート』の仏頭を撮影する際にマナーがあるのをご存知でしたか?仏頭を見下すような上からの撮影は避け、敬意を払うように必ず膝まづき、仏頭を見上げる位置にからの撮影をするというマナーがあるんです。そんなの一々面倒くさいと思わずに、しっかりとその文化のマナーにしたがって、仏頭にもアユタヤにも敬意ある、礼儀正しい態度で観光を楽しんでくださいね。
アユタヤの観光おすすめスポット 第1位
72mの大塔!ワット・ヤイチャイモンコン
アユタヤの観光おすすめスポット堂々の第1位は、アユタヤ王朝の初代ウートーン王が建設した寺院『ワット・ヤイチャイモンコン』です。ビルマ軍に攻撃され破壊されてしまった他の遺跡とは異なり、アユタヤ王朝の遺跡の中でも綺麗に保存されている遺跡であり、アユタヤ王朝の繁栄の輝きを見ることができます。
ワット・ヤイチャイモンコンに来ました
— ucci (@ucci_tw) May 4, 2016
塔を登って見ると、ズラリと並んだ仏像が壮観#アユタヤ #タイ pic.twitter.com/tsDgxYVynD
『ワット・ヤイチャイモンコン』の敷地内にはいたるところにたくさんの仏像が立ち並び、なんとも言えない厳かだけど平和な雰囲気が漂います。そんなワット・ヤイチャイモンコンの一番の見所と言えば、1592年に建築された72mの大塔。ビルマ軍に勝利した際に記念として建てられた大塔は、中に入って見学することも可能です。ただ、気温がかなり高く日の照り返しも強いので、服装には注意が必要です。
古都の魅力につつまれて
アユタヤの観光おすすめスポットBEST11をご紹介しましたが、いかがでしたか?アユタヤ王朝の輝きと衰退の歴史を見て感じることのできる遺跡の数々は、悲しい歴史的背景に屈せず、神秘的で堂々とした風格で今なお人々を魅了し続けています。地元の人々にとってはとっても神聖な場所でもあるので、服装やマナーには十分気をつけながら、アユタヤ観光を楽しんでみてくださいね。