ハイデラバード観光！インドでおすすめ穴場！遊びから食事まで！

デカン高原の中央部にあるインド・ハイデラバード。南インドに属するこの街には、たくさんの観光地があふれています。そこでここでは、ハイデラバードでおすすめの観光地をご紹介します。壮大な寺院やおすすめの穴場、おいしい食事がとれる場所まで、幅広くあつめました!インド文化の分厚さを感じさせてくれるセレクトとなりましたよ。

インド・ハイデラバードのシンボル的な寺院「チャールミナール」。この街の中心にそびえ立っている、典型的なイスラム様式の建物です。16世紀、疫病の収束を願って建てられたとか。美しいモスクを併設していて、毎週金曜日には集団礼拝が開かれています。それを見学するもの、よい体験となるでしょう。

ハイデラバードの街を訪れた旅行者は、ほとんどこの建築物とその周囲に広がっている市場に足を運ぶことになります。この「チャールミナール」という名前には「4本の塔」という意味があり、その名の通り、4本の29mの光塔がそびえたっています。さまにハイデラバードの文化の中心にある寺院。

まるで城壁が万里の長城のようなかたちをしている「ゴールコンダフォート」。現在は廃墟となっている、かつてゴールコンダ王国の首都にあったお城です。周囲は城壁に囲まれていて、頂上までの傾斜がきついですが、30分くらいで到着できます。そのくらいの苦労など吹き飛んでしまうような風景がそこにはまっていますよ。

お城の頂上からは、このあたり一面を眺めることができるようになっています。ハイデラバードの観光地として、ぜひともおさえておきたい場所です。その壮大さには、おもわず息を飲んでしまいます。インド文化の真髄のようなものを体感させてくれる観光スポットとなっています。

複数の宗派や建築様式が混在している不思議な寺院「ビルラマンディル寺院」。なんと2,000トンもの大理石を使って建てられた白亜の建物には、ヒンドゥーや仏教などの祭壇があります。信仰の中心地であるとともに、文化的な建築物としても評価の高い寺院です。

この「ビルラマンディル寺院」では、参拝の時間が朝と夕の2回と定められています。拝観料はかかりません。インド文化の懐の深さのようなものを感じさせてくれる観光スポットとなっています。ハイデラバード観光のさいには、ぜひ足を運んでみてください。きっと後悔はしないはずです。

地元の人びとの憩いの場ともなっている「フセイン・サーガル湖」。川の支流に建設された堤防によって築かれた人工のダム湖です。19世紀までは、この湖がこのあたりの水源となっていましたが、1921年に新たな水源が完成。その役目を終えたのです。そして現在、このような素敵な観光スポットになっているのです。

そのため、この「フセイン・サーガル湖」は、街の中心にある湖として、ボーとやパラセーリングをするような場所となりました。また、湖の中心には大きな仏像があり、湖南の公園からは観光船が運行しています。なかなか趣のある船になっていますよ。

美しいイスラムの建築物「メッカ・マスジット」は、17世紀に建てられたものです。これは1万人規模の人たちを収容することができる巨大モスク。ハイデラバードのイスラム教徒にとって、とても重要な場所となっています。

広いインドのなかでも、この「メッカ・マスじっと」は古く、とても規模が大きいもの。その素晴らしい佇まいのため、イスラム教とだけでなく多くの観光客がひとめ見ようとこの地に集まります。ただ服装にはルールがあるので、その点は気を付けましょう。

インドで最高級のホテルのひとつと言われれいる「タージファラクヌマ・パレス」。ハイデラバードの街を一望することができる、かつてのマハラジャ（大王）の邸宅です。内部は、世界各地から集められた家具や装飾品であふれていて豪華そのもの。

その豪華さはまるで、名のある美術館に宿泊しているかのような気持ちにさせてくれます。入口の門から馬車に乗り換えて移動したり、宿泊客へのサービスなど、すべてにおいて、日本ではなかなか味わうことのできない贅沢を体験することができるホテルです。

ハイデラバードで最も有名な博物館といっても過言ではない「サラール・ジャング博物館」。広いインドの国内にある3つの国立博物館のひとつです。ハイデラバード藩王国の宰相サラール・ジャングが、世界中から収集した美術品の数々が展示されています。

そのため、インドの美術品ばかりではなく、日本やヨーロッパなどからも家具や陶器などの貴重なものが展示されているのです。見応えばつぐんの博物館。博物館好きな人ならずとも、ぜひ訪れてみたい素晴らしい観光スポットとなっています。

160種類もの珍しい動物について学べる動物園「ネイルズーロジカルパーク」。ミール・アラム貯水池の近くにあり、インドでもっとも大規模な動物園として有名な観光スポット。安全なライトバンにのって、サバンナに住む動物たちと出会うことができます。

自然な環境のなかで暮らす動物たちを見られるのは貴重な体験。また、動物園でありながら、同時に博物館の役割も果たしているのも、その特徴のひとつ。また、美しい湖のそばにあるので、ハイデラバードの街の喧騒からはなれてリラックスできるのも魅力です。

ハイデラバードにある。世界最大級の映画スタジオ「ラモジ・フィルム・シティー」。その広い敷地のなかには、インド映画のセットが多数展示されています。それらを乗り物で見学したり、映画のシーンの撮影方法を実際に再現するアトラクションも。

そのセットには、地下寺院や日本庭園、空港、鉄道駅など、多種多様。映画好きの人にとってはたまらない観光スポットとなっています。また、遊園地のようなアトラクションゾーンもあったりと、エンターテイメントな場所にもなっていますよ。全部みてまわるには１日では足りないくらいの規模です。

歴代の王さまを埋葬している、世界で唯一の霊廟「クタブ・シャヒ廟」。インド独特の文化を感じさせてくれる場所です。ここには。ゴールコンダ地方を支配していた7人のクタブシャヒ王が眠っています。さまざまな建築様式が融合した霊廟はとても美しくて壮大。あまり混んでいる観光スポットではないものもうれしいポイント。

ハイデラバードでもっとも歴史の古い名所とも言われています。それぞれの王さまの棺には特徴がって、すべてが異なっているので、じっくりと見学してその違いを楽しんでみてください。ゆったりと芝生のうえで、ピクニック気分を味わうこともできますよ。

1800年代以降にハイデラバードの王たちが暮らしていた「チョウマハラ宮殿」。豪華絢爛なその建物や宝物は、みているとうっとりしてしまうレベルです。敷地のなかにはうつくしい庭園が広がっていて、バロック様式で装飾された内装は必見。昔のインドの文化度の高さを感じさせてくれます。

この宮殿にあつめられた装飾品は、ベルギーのクリスタルガラスやシャンデリア、150年以上前から動き続けている時計塔、クラシックカーなど、多種多彩。その豪華なコレクションは、当時の王たちの力の強さを今に伝えています。建築物だけとっても、傑作だと評判の宮殿です。

シティセンターの5階にある、ちょっと変わったレストラン「シャヒブ・シンディ・スルタン」。世界でも珍しい、豪華列車のレストランです。店内には列車が設置されていて、そこで料理を食べることができます。とても豪華な体験ができるレストラン。

客車内は、シルクのタペストリーや銀食器など、インテリアにもこだわっています。まるで王さまにでもなって、高級列車で旅行をしているかのような、そんな気持ちにさせてくれるレストランです。もちろん、料理のほうもおいしいと評判です。

南インドの都市・ハイデラバードでおすすめの観光スポットの数々。インド文化の奥深さを感じさせてくれますよね。穴場や遊べる場所、そして素敵なレストランまで!どこもハイデラバードに足を運んだなら、ぜひとも訪れておきたい素晴らしい観光スポットとなっています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。きっと忘れられない思い出になりますよ!