イエローストーン国立公園の行き方を紹介！見どころ自然豊かな動物たちと間欠泉！

地中から定期的に吹きあがる間欠泉や、虹色をした泉など数多くの観光スポットを持つ「イエローストーン国立公園」は自然の姿がそのまま残る見どころ一杯の観光地です。数多くの野生動物に出会える事でも人気を博している「イエローストーン国立公園」の行き方や、魅力的な見どころをご紹介したいと思います。

「イエローストーン国立公園」は、三つの州（ワイオミング・アイダホ・モンタナ州）にまたがる巨大な自然公園です。あまりに規模が大きいので入り口も5か所、西ゲート、北ゲート、北東ゲート、南ゲート、東ゲートとあります。その一つ北ゲートの直ぐ側にあるのが、上の画像のルーズベルトアーチです。北ゲートからガーディナー川に沿って約5マイル行くとマンモス・ホットスプリングに到着します。

日本から「イエローストーン国立公園」への行き方は、先ずワイオミング州へアクセスするのが一般的です。ワイオミング州には5つのゲートの内、南ゲートと東ゲートがあります。先ず南ゲートへの行き方をご紹介します。ジャクソンのジャクソン空港へアクセスし、そこからはレンタカーか現地のガイドツアーに参加する方法が一般的です。車での所要時間は約1時間半です。

次に東ゲートへの行き方を紹介します。先ずコーディにあるイエローストーン・リージョナル空港へアクセスし、そこからは車での移動となります。所要時間は約1時間半、道中のUS-14号線沿いは建物が一切なく牧草地帯をひたすらに走りながらの移動となります。絶景の風景を楽しみながら行けるので、レンタカーでの移動をお勧めします。

「グランド・プリズマティック・スプリング」は、周りがまるでカラフルな絵の具がこぼれた様な虹色の泉です。泉の直径は約113メートルあり、深さは約48メートルにも達します。自然の造形物でこの様にカラフルで魅力的な物は珍しく、「イエローストーン国立公園」内でも一二の見どころスポットとなっています。

それにしても、どうしてこの様にグラデーションになっているのでしょうか。それは、ミネラルの豊富な泉に生息しているバクテリアが、この様なカラフルな色を放っているからだそうです。泉の中心部が澄んだブルーをしているのは、中心部の温度が高温過ぎてバクテリアが居ないからなんだそうです。中心部の温度は、70℃から90℃あるそうです。

定期的に吹き上がる世界でも最大級の間欠泉「オールド・フェイスフル」は、イエローストーン国立公園の中でも起きな見どころの一つです。1959年に地震が起こる迄はきっちり45分毎に吹き上がっていたので、この様な名前が付けられた様です。今でも10分前後のズレはあるものの、定期的に上がるそうです。イエローストーン・国立公園の中には、大きな物から小さ物まで合わせると約200もの間欠泉があるそうです。

「オールド・フェイスフル・イン」は、間欠泉「オールド・フェイスフル」の側にある宿泊施設です。イエローストーン国立公園の中の一番大きなビレッジに有る、お洒落な外観のロッジです。イエローストーン国立公園の観光を思う存分満喫されたい方は、公園内で一泊されるのも良いと思います。ロッジ内にはレストランも有りますから美味しいお料理も食べられますよ。

住所：P.O.Box165,Yellowstone National Park,WY,82190,United States 電話番号：1-307-3447901

イエローストーン湖からキャニオンへ、イエローストーン川が蛇行して流れる辺りは「ヘイデンバレー」と呼ばれる大草原が広がります。広大な草原を見ているだけでも素晴しいのですが、この辺りでは野生動物の宝庫でもあります。壮大な自然と共に動物も見る事が出来るとても魅力的なスポットです。

バイソンは至る所で見る事が出来ますが、特に「ヘイデンバレー」では、バイソンの群れを多く見る事が出来ます。まるでサファリパークにいる様な感じですが、自然の中でこの様な光景を見れるので素晴らしい経験が出来ますね。バイソンの他にもエルクや、イエローストーン川の水辺では白鳥や鷺を見かけます。

「マンモス・ホットスプリングス」は、訪れる人を驚かせる様な光景で出迎えてくれます。流れ出て来る温泉の石灰分が、気の遠くなる年月をかけて造り出した自然のアートを見る事が出来ます。白いトレーが幾重にも積み重なった様な、まるで人の作った芸術作品の様なハッとする光景です。

「マンモス・ホットスプリングス」への行き方は、車で先ずアッパー・テラスへ行き駐車場に車を停めます。そこからボード・ウォークを歩きながら「マンモス・ホットスプリングス」へと向かいます。「マンモス・ホットスプリングス」の散策は、最低でも約１時間はかかる見応えのあるスポットです。

「マンモス・ホットスプリングス」側の天然温泉をご紹介します。脱衣場やトイレは有りませんが、水着着用の決まりはある様です。野生動物がひょっこり顔を出す様な、大自然の中で温泉に入れるなんてワクワクしますね。滝の様に川に流れ込んで来る水はかなり熱いので気を付けて下さいね。冷たい川の水と熱いお湯が混ざった辺りが入り場所ですから、気持ちの良い場所を探して下さいね。

「イエローストーン国立公園」の中を散策していると、野生のバイソンの群れを良く見かけます。車で走っていてこの様な光景に出くわすとちょっと面食らってしまいますね。まるでサファリパークの中で車に乗って観覧している様な錯覚に襲われそうですね。一見怖そうに見えますが、バイソンって危険な動物じゃないんでしょうか？

普段は大人しいバイソンですが、野生動物に変わりはありません。「イエローストーン国立公園」では野生動物には23m以上の距離を置く事をルールとしています。これを守らずに2015年には、5人が負傷する事故も起こっている様です。安全に楽しく観光する為にもルールだけは守って下さいね。バイソンの他にも、エルク、ムース、ビッグホーン・シープ等様々な野生動物が生息しています。

様々な野生動物を見かける事の出来る「イエローストーン国立公園」では、まれにグリズリーも見かける事があります。親子連れのグリズリーに遭えたらラッキーですね。でもあまり近寄り過ぎないで下さいね。クマやオオカミには。91m以上の距離をとる様に決まりがあります。望遠で写真を撮る等して、野生動物にはそっとしてあげて下さいね。

「イエローストーン国立公園」内を散策していると、大きな動物だけではなく可愛いリス等の小動物も見かけます。こんな顔でひょっこり現れると、思わずほっこりしますね。気を付けて見ていると、リスの他にも可愛い小動物や、珍しいカラフルな小鳥等も見かける事があります。大自然と共に、貴重な野生動物ウォッチングも楽しんで下さいね。

「イエローストーン国立公園」内では、見どころスポットの「オールド・フェイスフル」だけでは無く、大小数多くの間欠泉が沸き上がっています。地表に湧き上がる数多くの湯気は、非日常的な光景です。地球の躍動感を目の当たりにしている様な、感動を覚えるのではないでしょうか。広大な大自然の景色を大いに楽しんで下さい。

「イエローストーン国立公園」からの夕日も絶景です。日本の夕日スポットも数多く有りますが、ダイナミックな自然と野生動物と共に沈み行く夕日は又格別だと思います。早朝と日暮れ時が野生動物の活動時間だそうです。夕暮れ時の草原を歩く野生動物の姿なんて、趣きがあっていいですね。

アメリカ「イエローストーン国立公園」のご紹介をして来ましたが如何でしたでしょうか。「イエローストーン国立公園」への行き方や、見どころ、公園内に生息する野生動物等をご紹介しました。「イエローストーン国立公園」へ行かれる時の参考になれば嬉しいです。素晴らしい旅になります様に願っております。