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ジャマイカだ!レゲエだ!郷土料理だ!
ジャマイカといえばレゲエと引き離せないくらい有名ですが、実はジャマイカは美味しいスパイシー料理の宝庫です。暑い国で生まれたあなたの魂を揺さぶるスパイシーなジャマイカ料理を少しご紹介します。この記事を読み終わるころにはあなたの口にはよだれがいっぱいになっているかもしれませんが、どうかあしからず最後までお付き合いください。
ジャマイカ王道定番料理はずばり「ジャークチキン」
まずは王道ジャマイカの暑い気候を表現するかのように有名なジャークチキン。こちらは世界的にも有名なおすすめ定番ジャマイカ郷土料理です。スパイシーな調味料がチキンを焼く煙にのって否が応にも食欲を刺激します。一口食べると口の中は大騒ぎの辛さですが、次第に慣れてきてスパイス以外のハーブも味わえるようになり、そしてやみつきになるというおいしい定番料理です。
Just had fresh #jamaican Jerk chicken lunch @berylspepperpot It was so good #delicious pic.twitter.com/O4EwapTlf0
— PCPapadopoulos (@PCPappy) August 27, 2016
こちらはちょっと上品に盛り付けされたジャークチキンです。ナイフとフォークを使って丁寧に食べても辛いものは辛いのです。ジャークチキンのレシピは人によって微妙に違います。ジャマイカに行ったら食べ歩いてあなたのお気に入りの美味しいジャークチキンを見つけるのもいいですね。
しかしやはりまずは炎でジュウジュウと焼かれたジャークチキンを召し上がってみてください。スパイシーなジャマイカ定番料理を一口食べればあなたの口に火事を起こし、二口目にはあなたの眠っていた魂を呼び起こす?ジャマイカ料理定番中の定番ジャークチキンです。さあどんどん紹介していきましょう。
ジャマイカは豚料理だって「ジャークポーク」
ジャマイカでは豚肉もジャークソースによって調理してしまいます。実は鶏肉より豚肉のほうが好きという方もいるかもしれません。そんな方にはジャークポークがおすすめです。私もその一人でジャークチキンを初めて食べたときはものすごく辛いけど美味しい!と思いましたが、ジャークポークを食べたときは、感動しました。
一口食べれば辛い豚が口の中でレゲエ踊ってる!といった感じですが脂身がスパイスとバーベキューでいい感じに調和されがっつりいけます。真っ黒になるまでスパイスでシーズニングされているのになぜか食欲をそそられるジャークポークです。ジャークチキンに慣れてきた方、更なるジャークソースを味わいたい方におすすめです。
お手軽料理も勿論スパイシー「ジャマイカン・パティ」
#Jamaican Style #Patties @UWEBristol #Bristol pic.twitter.com/Axn1z4enPp
— Tasty Ragga (@TastyRagga) March 2, 2016
おすすめスナックもジャマイカ流にスパイシーです。ペイストリーにスパイシーな具を挟んで焼いた、片手で食べれるのがうれしいジャマイカンスナックパティ、実はいろいろ中身の具はあります。ポピュラーなのは牛のひき肉が詰まったビーフパティですが、これまたかなりペッパーが効いてて辛い!でもおいしい。
これはスナックどころか女性ならランチでも十分いけそうなくらいボリュームもあります。現地でこれにジュースを買えばかなり食費が節約できます。豆が入っていたり、カレー味のチキンだったり本当に種類は様々です。あなたは何種類見つけることができるでしょうか?
スタミナ200パーセントな料理「カリーゴート」
Curry goat, everything criss! #currygoat #jamaica #realjerk pic.twitter.com/pdX0J6hgkP
— Rudie's (@RudiesLondon) April 24, 2016
ヤギのカレーです。カレーは好きだけど、ヤギ?なんて敬遠しないでください。ヤギの臭みなんて全くなく何倍でもいけちゃうおすすめカレーです。ジャマイカの暑さに負けないようにカレーでスタミナ補給しましょう。この美味しい郷土料理はお祝いの席にマストな一品らしいですが、このカレーなら3日間くらい続けていけそうです。
さて肝心のお味ですが、独特の臭いはカレーのスパイスでいい感じに消され、お肉はとろとろでご飯に合いまくりです。個人的に一番大好きなジャマイカ郷土料理です。現地に行ったら必ず食べたいカリーゴート。ヤギ肉は高タンパク質かつ低カロリーなお肉でコレステロールは少ないのにミネラルは豊富という優等生です。
ジャマイカ料理にはずせないアレ「ライス&ピーズ」
いわゆる豆ごはんなのですが、お米の種類が違い長い米粒のご飯です。パラッとしているのに汁物にもぴったりからみ合い、お米主食の日本人にとってうれしいお味になっています。さらに一緒に炊き込んであるお豆がほくほく感を後押しして、豆ご飯好きにはもってこいの一品です。上の写真のようにカリーなどと一緒においしく頂きたいものです。
お祭り騒ぎなスパイシー魚料理「エスカベッシュ・フィッシュ」
肉ばかりではありません。ジャマイカ料理は魚料理だっておいしいんです。エスカベッシュ・フィッシュはおすすめの魚料理の一つです。揚げた魚を南蛮漬けにした料理なのですが、日本で一般的に見られる南蛮漬けよりもっとスパイスが効いて、パプリカなどの野菜もたっぷり入っているものが多いので、サラダ感覚でいけます。見た目もカラフルで食欲もそそります。
食べたらとまらないジャマイカ料理「オックステールの煮込み」
もう一つ食べだしたらとまらない、ある意味危険な美味しすぎるジャマイカ料理をご紹介します。オックステールの煮込みです。日本人にはどちらかというとさっぱりとした焼肉屋で食べるオックステールスープのが馴染み深いかもしれませんが、ジャマイカ料理のオックステールは濃厚なこってりとした一品です。そんなこってりの料理そんなに食べられないと思いつつも食べるとあら不思議、手が止まりません。
Check out this #Jamaican oxtail stew, a comforting classic for cold #Winter evenings! https://t.co/uqcf6t5dTW :yum::stew: pic.twitter.com/sNWdvH2UdU
— Caribbean Food Week (@CaribbeanFoodWk) November 24, 2016
本当によくごはんが進み、かなりやばいです。オックステールってこんなに柔らかかったの?と、噛むというより口の中でとろける感じです。いったい何時間くらい煮込んだらこんなに柔らかなお肉なるんでしょう。尻尾なのにお肉もたっぷりついていて、骨のぎりぎりのところまでじゃぶりついてしまいます。
時間のあるときに食べたい「スタンプアンドゴー」
I'd also like to try this popular Jamaican appetizer - Stamp and Go- fish fritter made with salt fish. #BeyondJerk #VisitJamaica #MeliaBraco pic.twitter.com/JnjucPhAF4
— Laura Berg (@TravelfulLife) January 26, 2017
おもしろい名前の前菜やスナックに最適の一品です。タラを揚げたフリッターなのですが、スパイシーなソースか甘いディップソースにつけて食べるのがおすすめです。料理が出来るのを待ってられないくらい急いでいる人がオーダーしたのが名前の由来らしいですが、ビールに良く合うのでじっくり味わってください。
フリッターの中にハバネロの辛さが幅をきかせていますが、タラとの相性もいいです。油を使っていてもスパイスでどんどん食欲が刺激されてしまいます。外はカリッと中はふわっと、日本人好みのスナックです。出来立ての熱々をハフハフいいながら食べてみてください。
シンプルなのに風味たっぷりなチキン「チキンシチュー」
シンプルな味のチキンシチューですが、しっかりスパイスと味のしみこんだチキンがシンプルにおいしいんです。ジャークチキンがスパイシーさを前面にしっかり出す料理なら、こちらはスパイシーさの中にもトマトソースの甘みも感じられる、スパイスのハーモニーを楽しむ一品です。こちらもココナッツライスに良く合います。
ジャマイカのポロポロごはんでスタート「マクレルランダウン」
This Mackerel Rundown with Boiled Bananas and Potatoes is definitely the way to go. What's for breakfast this morning? #HappySunday pic.twitter.com/nCWvJUvdGd
— Grace Foods (@gracefoods) May 7, 2017
マクレルランダウンは酢じめのサバのココナッツミルク煮というのが日本語の訳に近いようですが、直訳すると「ぽろぽろにほぐれた鯖」とジャマイカ料理は名前も面白いです。ジャマイカでは朝食に食べられるようですが、日本昔ながらの朝食のように魚がいただけるのはうれしいですね。
おいしい水はスープで出来ている?
マニッシュウオーター(Mannish Water)
ウオーターといっていますが、シチューです。再びヤギの料理ご紹介ですが、なんとジャマイカ料理ではヤギの頭までシチューにしてしまいます。さすがに日本ではヤギの頭なんてなかなか手に入らないでしょうから、ジャマイカまで行くしかないんでしょうね。風味たっぷりのこのシチューは鍋の中ですでにパーティー状態で、スパイシーで美味しいです。
生姜だってジャマイカ風に大変身!
食べ物ではありませんが、ジャマイカ料理を紹介する上でジンジャービアの存在ははずせません。名前がビアなんてついていますがノンアルコールです。色はジンジャーエールと同じような色ですが、なんと言っても生姜がこれでもかときいています。しかも炭酸によりさらに生姜辛さが際だっています。生姜辛いのが好きな人におすすめです。
スイーツだって負けない「ギッザダ」
美味しくてスパイシーな料理のしめにはトロピカルな風味たっぷりのスイーツはいかがですか?ギッザダはココナッツのフレーバーたっぷりのオープンタルトです。ココナッツをナツメグやシナモンといったスパイスをブラウンシュガーで煮込んでタルト型に入れて焼きます。ジャマイカの優しい甘さが口に広がります。これで次の食事もスパイシーな料理を楽しむ準備完了です。
美味しいジャマイカを食べ尽くそう!
いかがでしたか?日本でもジャマイカ料理のレストランはありますが、本物のスパイシーなジャマイカ郷土料理はやっぱり本場の現地で食べるのが一番です。肉をジュウジュウ焼いてる隣でレゲエがかかり、踊りながら料理する陽気な彼らの心意気を食べにジャマイカへ行ってみませんか?おいしいジャマイカに出会えますように。
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