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ココ島はダイビングで人気!コスタリカで絶海の孤島を楽しもう!

ココ島はダイビングで人気!コスタリカで絶海の孤島を楽しもう!
投稿日: 2017年7月11日最終更新日: 2020年10月7日

ダイバーなら誰もが知っている絶海でのダイビングと言えば、コスタリカのココ島とエクアドルのガラパゴス諸島が頭に浮かぶと思います。国立公園のココ島は人を寄せ付けない大自然の中でのダイビングが醍醐味です。世界遺産にも登録されているココ島でのダイビングをご紹介します。

ダイバー憧れの絶海の孤島ココ島はダイビングが人気見出し

ダイバーが一生に一度は訪れてみたいダイビングポイントには、エクアドルにあるガラパゴス諸島とここコスタリカのココ島があります。どちらも絶海の孤島と呼ばれるほど人を寄せ付けない大自然がそこにはあります。そのため、独自の生態系を形成して訪れる者の度肝を抜く景観が陸にせよ海にせよ目の前に広がります。そんな絶海の孤島ココ島をご紹介します。

ダイバー憧れの絶海の孤島ココ島はどこ?見出し

コスタリカの世界遺産でもあるココ島は、ココス島とも言われ中米のコスタリカ本土から南西に550kmも離れた絶海と言われる場所にあります。コスタリカの国立公園にも指定されていて、無人島ではありますが国立公園の管理者が常駐していてココ島の自然を維持管理しています。島の海岸線は、断崖絶壁でまさに人を寄せ付けない大自然が遠い昔のまま残っている感じです。

みなさんは、映画「ジュラシックパーク」のモデルの島はどこだかご存知でしょうか。そうなんです。ここコスタリカのココ島がモデルになっているそうなんです。あの荒々しい恐竜とココ島の断崖絶壁から流れ落ちる壮大な滝がスクリーンのワンシーンになりますね。火山活動で隆起したと言われているココ島は、自然の荒々しさそのままが残されています。

憧れのダイビング!ココ島への行き方見出し

コスタリカのココ島へ行くには、まず、コスタリカの首都サンホセを目指します。航空会社は3社あり、メキシコシティ経由のアエロメヒコ航空、ダラス経由のアメリカン航空、ワシントンD.C.経由のユナイテッド航空です。ほとんどが各国で周遊もできるチケットになりますので、それぞれアレンジして航空会社を決めます。

ココ島へは、日帰りできる場所にはなくクルーズ船でおよそ30時間から35時間ほどの絶海に位置するため、コスタリカの首都サンホセのホテルに一泊して次の朝にクルーズ船を主催する会社にホテルに迎えにしてもらい船に乗船します。クルーズ船は、オケアノスアグレッサー号、ウインドダンサー号、シーハンター号、アンダーシーハンター号、アルゴ号があります。

ダイビングが人気のココ島の魅力とは?見出し

絶海の孤島であるココ島は、年間雨量が7000mmにも達するため熱帯雨林に覆われ、雨季になると現れる無数の滝から海へと栄養分豊富なミネラルが注ぎ込まれる。そのため、ココ島周辺には豊富な養分に導かれたたくさんの魚が集まると言われています。大物も他のダイビングに比にならないほど集まるダイビングポイントとして有名です。

世界遺産にも登録されている絶海の場所に位置するココ島の魅力は、何と言ってもこのハンマーヘッドの壮大な群れでしょう。日本でも神子元島や与那国島などハンマーヘッドの群れが見れるダイビングポイントはいくつもありますが、この場所のハンマーヘッドの群れの数は異常です。ハンマーリバーなんていう言葉では言い表せないほどすごいです。

ココ島でダイビングする際の注意事項見出し

世界遺産でもあるこの場所、ココ島でダイビングする際には、ある程度のダイビング経験を積んでから出ないと他のお客さんにも迷惑をかけることになるでしょう。このツアーにはほとんど一人で参加する人も多く、またほとんどが外国人になる可能性が高いです。中性浮力もしっかり取れていない状態では参加はまず無理です。また、一日4ダイブほどすることが多いので体力もある程度必要です。

大自然の中でダイビングするココ島では、最大潜水深度も40mと深くなったりする場合もあるため、ナイトロックスを利用してのダイビングになります。ナイトロックスとはエンリッチド・エアとも呼ばれるもので、通常のタンクの空気よりも酸素量を多くした気体になります。ナイトロックスを使用したダイビングをする際には、エンリッチド・エア・ダイバー・スペシャリティ・コースの受講が必須となります。

ココ島の人気ダイビングポイント1:アルシオーネ Alcyone見出し

ココ島と言えば、やはりハンマーヘッドリバーが見れることで有名です。この場所は、ココ島でのダイビングでも人気がダントツと言ってもいい場所でしょう。次から次に沸いてくるハンマーヘッドに興奮気味になるのは間違いなさそうです。

その他、この場所ではカジキマグロやバンドウイルカなども現れることもある場所です。また、マダラトビエイの群れもこのダイビングポイントでは常連です。運が良ければ、ジンベイザメだって現れてくれることでしょう。人気ナンバーワンポイントのアルシオーネは、海の大自然を体全体で体感できるダイビングポイントです。

ココ島の人気ダイビングポイント2:マヌエリータ Manuelita見出し

このダイビングポイントでは、ハンマーヘッドのクリーニングステーションになっている場所があり、多くのハンマーヘッドを見ることができます。日本では、ハンマーヘッドが見れればラッキーと言う感じですが、ここココ島では普通のサメのごとくハンマーヘッドが現れるのですから、スゴいですね。

このマヌエリータでのダイビングは、何と言ってもナイトダイビングでしょう。何百ものネムリブカがサンゴの影で膜を張って寝ているブダイを問答無用に捕食します。自然の弱肉強食の世界を堪能することができるでしょう。

ココ島の人気ダイビングポイント3:プンタマリア Punta Maria見出し

ここプンタマリアのダイビングポイントでもハンマーヘッドのクリーニングステーションがあり、ハンマーヘッドがいつも現れる場所です。このダイビングポイントの中心になる根の上部で水深25mもあるので、中性浮力には十分注意したいポイントです。

このダイビングポイントでは、捕食するためにアジを狙うメジロザメを観察することができます。アジの群れの玉の中に突っ込む姿は、迫力満点です。その他にもマダラトビエイやガラパゴスシャークなども見ることができます。

ココ島の人気ダイビングポイント4:ドスアミーゴ Dos Amigos見出し

ここのダイビングポイントは、水中に大きなアーチがあり、その周辺を棲家にしているウミガメやたくさんの魚を見ることができます。時には、ギンガメアジがトルネードを作っていることもあり、水中カメラマンにはスゴい絵になる瞬間をカメラに収めることができます。

とにかく、ここのダイビングポイントも魚の群れの数に圧倒されます。フエフキダイも向こう側が見えないくらいの壁になることも多く、ココ島の魚影の濃さを改めて感じさせてくれるダイビングポイントです。

ココ島の人気ダイビングポイント5:ダーティロック Dirty Rock見出し

このダイビングポイントのダーティロックは、スゴいのはギンガメアジのトルネードの大きさではないでしょうか。水底から湧き出ているのではないかと錯覚するくらい水底から水面まで竜巻のごとく渦を巻きます。

また、時にはメジロザメが従えるようにロウニンアジの群れが目の前を通り過ぎることもあります。それらにうっかり気を取られすぎていると、真横をハンマーヘッドが通り過ぎることもあります。大物ハンターとしては、嬉しい悲鳴ですね。

ココ島の人気ダイビングポイント6:サブマージドロック Submerged Rock見出し

ここのダイビングポイントは、水春15mほどのところに大きなアーチがあって、たくさんの熱帯魚が乱舞しているダイビングポイントです。ヨスジフエダイの群れもこのアーチに住み着いていて、ダイバーを出迎えてくれます。

この写真を見てください。どうですか。もうこの姿は、珍獣としか思えません。名前は、レッドリップド・バットフィッシュと言って、一角獣のような姿をしています。口紅を塗ったようなお茶目な生物です。なかなかユニークな生物もココ島では当たり前のようにみることができます。

ダイバー憧れの世界遺産の絶海のココ島:旅情報見出し

世界遺産のココ島へ行く際には、90日以内の観光滞在であればビザは必要ありません。パスポートの残存期間は6ヶ月以上必要です。時差は、日本より15時間遅れています。公用語はスペイン語ですが、ホテルやクルーズ船では英語が通じます。クルーズ船では、クルーズ中はすべてオールインクルーシブになっています。

5月から11月が雨季で、12月から4月が乾季です。雨季は多少海も荒れますが、海の中は雨季の時が一番魚影も濃く、大物の出現率も高くエキサイティングする時期です。ほとんどのダイバーは雨季に世界遺産でもあるココ島を目指します。クルーズ船の電圧は110Vでプラグも日本と同じです。

いつかは行きたいダイバー憧れの場所:ココ島見出し

ダイバーであれば、絶海の孤島でのダイビングと言われれば、冒険心が沸いてこないわけがありません。しかも世界遺産でもある国立公園内でのダイビングともなれば、なおさらです。長いクルーズ船での生活もこのコスタリカブルーの海で潜れることを考えれば大した事ではないでしょう。ぜひ、一度、ココ島でダイビングを計画してみてはいかがでしょうか。

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