フェアバンクス観光の見所を解説！世界一天気の良い街でオーロラや名所を満喫

アラスカ第二の都市フェアバンクスは人口30万人程になり市内はチェナ川と南にはタナナ川が流れ周囲を山に囲まれた自然豊かな都市になっています。アラスカではオーロラ観賞で有名ですが、第二の都市フェアバンクスでは他にも多くの観光地で溢れています。この歴史ある都市を紹介していきましょう。

北米アラスカはその経度の高さと北極大陸に近いことからも凍り付くような寒さのイメージがありますが、周囲を山に囲まれたフェアバンクスでは冬季は確かにマイナス50°近く下がることもありますが、夏季においては20°を超えることもあり、年間通じてその寒暖差が特徴の都市になります。

オーロラの観測ポイントにはオーロラベルトと呼ばれる北緯65°から70°にかけたアラスカからカナダにかけた位置で見ることができます。特にフェアバンクスでは晴天率が高くその天気の良さからオーロラの出現率も上がります。オーロラベルトの中でも最良の地域と言えるでしょう。

フェアバンクスを走る主要高速道路の一つで総距離はおよそ260kmに及びます。舗装された道路から砂利道に至るまでアラスカの広々とした景色を眺めながらドライブを楽しむことができます。道中には休憩スポットや食事ができる場所もあり、それぞれ観光地へのアクセスには欠かすことができません。

フェアバンクスの中心からスティーズ・ハイウェイを北上していく中央付近に広がる丘陵地で、周囲には広々とした大地が広がっているので、まさにアラスカの雰囲気を連想させる景色を見ることができます。イーグルサミットでは天気はいいですが、大変強い風が吹いていますので注意が必要になります。

フェアバンクスの中心から北部の郊外に佇むマーケットになります。生鮮食品から野菜、日用品や衣類はもちろんのこと、芸術品や民芸品も多数取り揃えています。中でも野菜は地元の生産者が育てた新鮮なものばかりで、近隣の住民から愛されているマーケットです。

アラスカの航空機の歴史は1920年頃まで遡り、北極圏への冒険の手段の一つとして使用されたのが始まりです。そういった航空機が数多く展示されているドーム型の建物である博物館になります。500点以上にのぼる写真から実際に使用された航空機やエンジンまで展示され、アラスカの繁栄がうかがい知れます。

アラスカの自動車の歴史は1900年初頭に船によって運び込まれたものが始まりです。博物館館内では当時を思い起こさせる数々の名車が展示されている他にも、写真やその当時の住民の衣装等が100点以上も車と共に置かれているので、その時代背景をより感じることができます。

フェアバンクス市内のチェナ川に囲まれたダウンタウンにある公園になります。かつてのゴールドラッシュに沸いた時代を象徴する噴水像が印象的で、アラスカ全住民に捧げられています。公園では多くの住民や観光客が訪れ、コンサートやフェスティバル等の各種イベントが開催される場所でもあります。

フェアバンクスの北部にある宿泊施設を有するウエッジウッドリゾートが管理している自然保護区になります。アラスカに生息する多くの野生動物が森林や湖等と一体となり、その光景を眺めることができる自然を満喫できる場所となっています。保護区内は年間通じて野生動物を観測することができます。

フェアバンクスからスティーズハイウエイを北上したところにスキーランドがあります。ロッジ等の宿泊施設も完備されスキーやスノーボードを楽しむことができ、多くの滑走エリアを有しています。天気が良ければオーロラを観測することができるゲレンデとして多くの観光客で賑わいます。

フェアバンクス国際空港から北上した場所にあるアラスカに生息するムスク牛やトナカイ等の大型動物を研究している屋外施設になります。午前10時から午後4時までの開園時間になり多くのツアー客が訪れる観光スポットになっています。施設で作られたサトウキビやウールをお土産として購入することも可能です。

フェアバンクス国際空港のすぐそばにあるネイティブアメリカンであるインディアンの生活を再現した小屋には動物の毛皮が掛けられ、その当時の生活を肌で感じ取ることができるでしょう。現地まではツアーとしての観光客も多くフェアバンクスの人気スポットの一つです。

フェアバンクスを流れるチェナ川沿いのほぼ中央に位置するアラスカ代表するテーマパークになります。園内にはアトラクションや美術館や博物館があり多くの観光客が訪れる人気スポットです。園内への入場料は無料となっていますが、アトラクション等は一部有料となっています。イベントも開催され賑わいを見せています。

アラスカ大学フェアバンクス校に併設された博物館では、北極圏に近いアラスカならではの生物の剥製や写真が展示され、ツアー客に人気があるスポットになります。館内では日本語に対応したオーディオセットによるアナウンスもありますので、アラスカの大自然を直に感じることができます。

北米において最高峰であるマッキンリー山を含む国立公園になります。マッキンリー自体を先住民の言葉でデナリと呼ばれ、その尊さから広くアラスカ住民に親しまれています。その山々の壮大な景色と裾野に広がるワンダー湖の雄大さが大自然のスケールの大きさを物語っています。

デナリ国立公園では多くの野生動物や植物が自然のまま生息しているのが特徴で、トナカイをはじめ様々な動物が公園内を歩き回っている姿を実際に観賞することができます。多くのツアー客に人気の高い観光スポットであり、登山や犬ぞりを楽しむ観光客も多い公園になります。

フェアバンクスの中心から数キロの場所にある野生の鳥を保護観察区域になります。アラスカでは多くの野生動物が生息していますが、ここクリーマーズフィールドにはガチョウや鶴といった渡り鳥が飛来し休息の場となっています。またオーロラの出現ポイントとしても人気のエリアです。

アラスカへの観光ではまず訪れておきたい場所として、ここフェアバンクスのダウンタウンにあるビジターセンターになります。館内ではアラスカ全土の地図や観光情報はもちろんのこと、お土産の販売やアラスカの歴史が垣間見える展示もおこなわれています。計画的に観光を始めるためにも是非立ち寄っておきましょう。

アラスカのフェアバンクスの観光では最も有名な大型複合リゾートであるチェナホットスプリングスになります。フェアバンクス国際空港からチェナ川を北東へ数キロさきにある自然豊かな施設では、宿泊から一時立ち寄る場所として多くの観光客に人気のエリアになります。

リゾート内での見所の一つであるアイスミュージアム。その名の通り全てが氷で作られた世界であり、床や壁はもちろんのこと、あらゆるオブジェが氷の彫刻として見事に館内を演出しています。また氷のグラスでアップル・マタニティーを注文することができ、幻想的な空間で飲むお酒は格別です。

チェナホットスプリングスリゾートはオーロラ観賞ができる宿泊施設としても有名な場所でもあります。晴れになる確率の高く、その天気の良さからフェアバンクスではアラスカの中で最もオーロラの出現率が高いことでも知られ、リゾート内ではゆったりとくつろぎながら鑑賞できることが魅力です。

リゾート内の目玉の一つで人気の高い源泉掛け流しの岩風呂になります。水着着用が義務付けされていますが、朝の7時からの入浴が可能で、タオルの無料貸し出しがあります。宿泊以外でも日帰りで利用できるのも人気の理由の一つです。天気によっては入浴しながらオーロラが見れる場合もあります。

フェアバンクスの観光情報はいかがでしたでしょうか。テレビや雑誌等で目にすることもあるオーロラを一度は自分の目で見てみたいものですね。ただオーロラばかりでなく実に多くの観光スポットがあることが分かるでしょう。この機会にぜひ天気の良い都市フェアバンクスへ訪れてみましょう。