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マルタ島はマルタ共和国の観光スポット!
地中海の中央に位置するマルタ共和国のマルタ島。南イタリアに位置している小さな島国ですが、日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。マルタ島は、旅行者を魅力する世界遺産やポパイ村などの人気の観光スポットが多い国です。今回は、そんなマルタ島への行き方や観光スポットを一挙ご紹介しますので、旅行の参考にしてくださいね。
マルタ共和国マルタ島への行き方は?
マルタ共和国マルタ島への行き方をご紹介いたします。マルタ島への行き方は、一般的にヨーロッパ国内での乗り継ぎとなります。日本からマルタ共和国への直行便は現在のところ出ておりません。日本からヨーロッパ主要都市の空港まで12から13時間前後で、ヨーロッパの空港からマルタ共和国までは1時間半から3時間前後の飛行時間になります。
マルタのバスは時間にゆるい。何とか2時間前に空港に着いて、ラウンジで車酔いを覚ます。飛行機はもちろんターキッシユエアラインズ、ではなくLCCのライアンエア。 pic.twitter.com/zuBWIGNWc8
— 絶景舞踏 (@bambi_handstand) April 5, 2017
マルタ島への行き方の件で、ヨーロッパの主な乗り継ぎ地としてはローマ、フランクフルト、ブリュッセル、イスタンブール、パリ、ロンドン、チューリッヒ、ウィーン、アムステルダムなど、多くの乗り継ぎ地があります。ドバイからの乗り継ぎもありますが、ドバイの場合飛行時間が8時間と長丁場となります。値段や時間を検討し決めましょう。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット1:首都バレッタ
マルタ共和国マルタ島の首都であるバレッタは、リパブリック通りを中心に、街全体が世界遺産に登録されています。世界遺産というだけあり、城壁や石造りの家々や教会が並び、バロック様式や近代建築、マニエリスム建築など、様々な美しい建築様式を見ることができます。まるで地中海に浮かぶ城塞都市のようにも見え、旅行者を魅了しています。
【マルタ共和国】バレッタ(ヴァレッタ)。マルタ島東部に位置し、港を見下ろすシベラスの丘の上にある人口6,300人の首都。1980年にユネスコの世界文化遺産に選定されました。 pic.twitter.com/vPyg5GMB7j
— ☆見てみたい世界の景色☆ (@mitai_fuukei_) August 4, 2017
マルタ共和国では、首都バレッタのターミナルを起点に、バスが運行されています。そのためバレッタから各地の観光スポットへ行く行き方は容易です。ドライバーさんに行きたい地名や観光スポットを伝えれば行き方を教えてくれますよ。バレッタは世界遺産などの見所や、カフェやレストランが多いため、1日いても飽きないおすすめのスポットです。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット2:聖ヨハネ大聖堂
マルタ共和国の世界遺産首都バレッタで欠かせない人気観光スポットは「聖ヨハネス大聖堂」です。1573年から4年間かけて建造された大聖堂で、マルタ騎士団の守護聖人のヨハネに捧げられた教会で、聖堂には騎士達が眠っています。外観は周辺の建物と調和したシンプルな造りですが、中に入ると豪華絢爛な美しい金の内装に誰もが驚くでしょう。
Very very very beautiful
— 伊川文衣 (@MJavMbxCMbXgGXi) August 3, 2017
#malta#マルタ島#聖ヨハネ大聖堂 pic.twitter.com/r90ffXVDTk
世界遺産バレッタの人気観光スポット聖ヨハネス大聖堂では、日本語の音声ガイドがあるので、より一層歴史を学ぶためには、借りることをおすすめいたします。上記でお伝えした通り、聖堂は騎士達のお墓伴っているため、過度な露出や、ヒールの靴などは控えた方が良いでしょう。マルタ島旅行で一押しの、人気観光地なので訪れてみてください。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット3:アッパーバラッカガーデン
マルタ共和国の世界遺産首都バレッタにある「アッパーバラッカガーデン」は、旅行者だけではなく、市民の人々にとっての憩いの場所となっています。例えば町歩きに疲れた時や、少し一息つきたいなという気分の時におすすめの人気の絶景スポットです。アッパーバラッカガーデンには高台があり、バレッタの街並みや港を一望することができます。
Scenery view from Upper Barrakka Garden. アッパーバラッカガーデンからの夜景。ヴァレッタの夜。#マルタ #夜景 pic.twitter.com/THGnHK3wkA
— もり ゴン (まるた) (@maltamasa) March 26, 2016
アッパーバラッカガーデンには噴水やベンチなどが設置されているので、ゆっくりと寛ぐことができますよ。またマルタ島の名物とも言える猫も数多くいるので、猫好きにはたまらないスポットです。また12時と16時に空砲が撃たれるので、旅行者には見逃せません。夕暮れ時や夜景も日中とは異なる雰囲気を醸し出し、幻想的でデートにおすすめ。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット4:ポパイ村
マルタ島の北部にあるポパイ村と呼ばれている場所を知っていますか?そのポパイ村とは、アンカーベイという都市にあり、実写版のポパイの映画のロケ地として作られた、とってもカラフルで可愛い人気の観光スポットです。1980年にロビンウィリアムス主演のポパイが、このポパイ村で撮影され、現在はポパイ村として観光地になりました。
映画『ポパイ』で使われたセットが残されている、ポパイ村。マルタ共和国 pic.twitter.com/4d5Xtj4LqX
— 地球の美しい景色 (@earthBeautiful2) August 3, 2017
ポパイ村への行き方は簡単です。237番のバスで終点のポパイ駅で降りれば到着します。ポパイ村では、映画撮影当時の姿がそのままになっているので、映画ファンの方にとってはたまらないスポットだと思います。ポパイ村に入場をすると、カラフルな街並みの世界に入り込み、ミュージカルショーが繰り広げられていたり、最高な時間を過ごせます。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット5:騎士団長の宮殿
マルタ共和国の観光で、旅行者に見ていただきたいスポットは「騎士団長の宮殿」です。現在は大統領府と議会が置かれており、一部のみ見学することが可能です。戦争時代に使われていた武具や鎧、大砲や甲冑、刀などが並んでおり、当時の勇ましい戦いの様子が想像されます。その他絵画や、ゴブラン織りタペストリーなど、貴重な品々が見られます。
マルタ騎士団長の宮殿と兵器庫観てきたー!15世紀末からのプレートアーマーいっぱい!実践的なものから装飾的なものまで豊富にあるぞーひゃほー pic.twitter.com/nuJgdlpIIi
— Cuvie (@yumenodragon) August 15, 2016
騎士団長の宮殿は、中世の面影が残る歴史の深い建物で、タイミングが良ければ、人気の衛兵交代も見られるので、旅行者におすすめです。天井の装飾や、床の大理石の装飾も素晴らしく、見る価値のある内装です。この美しい地中海で、恐ろしい戦争がかつてあったと思えない、現在の平和で穏やかなマルタ島の風景は、地中海の宝だと思えますね。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット6:国立考古学博物館
マルタ共和国にあった古代遺跡が収蔵されている、貴重な博物館も見どころの1つです。遺跡などに興味がある方は是非訪れてみてください。小さな博物館ではありますが、紀元前からナポレオンの時代まで、幅広い年代の展示物を見学できます。また年表や、詳しい地図などもとてもわかりやすいように説明されているので旅行客にもおすすめです。
マルタ島国立考古学博物館で5000年間(位?)眠り続けているマルタのヴィーナス。割れ一つない状態が神がかってる!寝姿がほっこりしていて可愛い:hearts: pic.twitter.com/a5b2zMhN6q
— もふちりすきー (@Movchirisky) September 30, 2016
国立考古学博物館では、展示物だけではなく、ビデオ映像でもマルタ島で発見された遺跡について説明をしているので、より分かりやすい構成となっています。マルタ共和国は大変歴史のある国なので、事前に勉強してから行くと、更に面白いかもしれません。あまり知られていない穴場スポットではありますが、考古学好きの方には人気のスポット。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット7:ハイポジューム地下宮殿
マルタ共和国には20以上もの遺跡が存在しており、エジプトの文明のものよりも古い、世界最古の遺跡がある謎めいた国とも言われているのを知っていますか?世界遺産の「ハイポジューム地下宮殿」とは、2500年前に建築された地下宮殿墓地で、世界的にも珍しく貴重な宮殿として人気を誇っています。1日80人限定の入場で、予約制となります。
#マルタ バスに乗って世界遺産ハイポジウムを見に行った。やはり最初は道に迷うね。値段ちと高いかなと思うけど、みれて良かったと思う。昔の技術ハンパない。見せ方の演出が良いかと思う。ここも日本語オーディオガイドあった。 pic.twitter.com/Oz5O6JHm7g
— メルブロ31/ロンリートラベル (@meruburo) August 8, 2015
ハイポジューム地下宮殿は、世界遺産というだけあり、とても人気の観光スポットなので、予約は早めにすることをおすすめいたします。日本語ガイドもあるので、マルタ共和国の歴史、文化を学べるチャンスです。同じ地中海の国でも、何故マルタ島にはこんなにも古い文明が残っていたのか、どのように当時の人は生活していたのか、気になります。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット8:青の洞窟
「青の洞窟」といえば、同じ地中海にある南イタリアのカプリ島が世界的に有名ですが、実はマルタ島にも存在しています。青の洞窟への行き方は、世界遺産首都バレッタから138番のバスにて40分前後で青の洞窟付近で下車後、坂道を下ったら到着!天候により運行日と中止の日があり、4月から10月の期間は乾季のため運行の確率が高いです。
人気スポット青の洞窟では、ボートに乗って、20分前後の洞窟巡りが体験できます。海の透明度の美しさに誰もが感動しています。特におすすめの時間帯は、午前11時ころのツアーです。光が洞窟内に差し込む加減が大変ロマンチックで美しいです。地中海を代表する絶景スポットなので、マルタ島に旅行へ行ったら絶対に欠かせないスポットです。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット9:イムナイドラ神殿
マルタ共和国の貴重なスポット「イムナイドラ神殿」は、ハジャールイム神殿から徒歩5分、365mほど下りた場所にある神殿です。風化が激しく進んでいるため、遺跡保存のために巨大なテントで覆われおり神殿と景観を合わせて堪能できないことは少し残念ではありますが、地中海の絶景も見渡せ、素晴らしい遺跡群を見学することができます。
イムナイドラ神殿の見どころは、遺跡だけではありません。この場所では、夏至、冬至、秋分の日等の季節ごとに、太陽の光が遺跡群の中まで入り込むような設計になっています。昔からそのようなことまで考えられて遺跡が建てられたと思うと、当時の人々の頭の良さと技術のすごさに驚かされます。旅行の際は地中海と併せて、是非見てみて下さい。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット10:ハジャールイム神殿
マルタ島の世界遺産ともなっている「ハジャールイム神殿」。5000年も前に建てられた巨石は5m以上のものもあり、近くで見ると圧倒される遺跡ばかりです。幅が6.4m、重さ20トンもある遺跡もあります。団体でツアーに参加することもできますし、個人でもオーディオガイドを借りて見学することも可能なので、神殿の事を学んでみませんか?
また入口からハジャールイム神殿へ向かっている時の地中海の景色はまさに絶景です。遺跡だけではなく、マルタ島から見える美しい地中海も併せて楽しんでいただければと思います。最寄りのバス停の近くに資料館があり、そこでマルタ島の歴史を学ぶことができるので、その後に観光をすれば、より一層、分かりやすく観光ができるかもしれません。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット11:スピノーラ湾
マルタ島のセントジュリアン湾の西に位置するスピノーラ湾は、旅行者に人気の観光スポットです。ここ周辺は、海に面してレストランやカフェなどが並んでいるので、観光客や市民らがゆっくりと食事を楽しんでいる様子をよく見かけます。また地中海を眺めながら散歩を楽しんだりと、穏やかな時間を過ごせますよ。写真スポットとしてもおすすめ。
またスピノーラ湾付近では、猫好きにはたまらないスポットがあります。マルタ島には猫が多いと有名ですが、特に猫たちをみられるスポットは、ここ。CatVillegeと呼ばれている猫たちが暮らす場所があり、そこには多くの猫たちと併せて、漁師と猫の銅像まであります。それらを見ると、マルタ島では猫を大切にしていることが分かりますね。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット12:イムディーナ旧市街
「イムディーナ旧市街」は、現在の首都バレッタに都が移る前の古都です。現在でも中世の面影が残る風景となって下り、歴史的建造物や教会などが所狭しと並び、まるで数百年前に迷い込んでしまったような感覚に陥ります。とても静かでバレッタとは異なる雰囲気です。一人で古都を散策してゆっくりとその景色を楽しむのも良いかと思います。
ツウなマルタの観光スポットは夜のMdina(イムディーナ)
— ジャパニーズカジノ (@japacasi) July 28, 2017
サイレントシティーと言う名を裏切らない静かな迫力がある場所
夏は10時以降の暗くなった時間帯に行くのがオススメ
めちゃくちゃセクシーな街です pic.twitter.com/tFztoufhS9
イムディーナ旧市街は、マルタ島のほぼ中心地にあります。そのため高台からみる景色は、マルタ島全体を一望できるので、旅行者には大変おすすめのスポットです。マルタ共和国の長い歴史を体感できる、静かで落ち着いた場所なので、賑やかな場所は好まない方には向いている場所です。まるで絵画の世界に入ったような世界が広がっています。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット13:聖パウロの地下墓地
「聖パウロの地下墓地」は、イムディーナ郊外、ラバトの街の地下にある地下墓地です。墓地の中は洞窟のようになっており、白骨があったりもするので、一人で散策をするには少し怖いかもしれません。マルタ島の中で最も大きな地下墓地でまるで迷路のようですが、公開されているのは、一部のみとなっています。探検好きにはおすすめできるかも?
聖パウロの地下墓地では、4から6世紀のキリスト教徒が眠っていると言われています。中央には、当時会葬者が食事をした岩を使用したテーブル、フレスコ画、また何のために作られたのか分からない窪みなどがあります。聖パウロの地下墓地ではオーディオガイドもあるので、詳しく知りたい方は、借りることをおすすめいたします。
マルタ共和国マルタ島おすすめスポット14:ゴゾ大聖堂
「ゴゾ大聖堂」は、数多く点在するマルタ島の教会の中で、唯一だまし絵が見られる大聖堂として、旅行者に人気の観光スポットです。だまし絵にした理由の一説では、資金源のためドームを作れない代わりに天井がドームに見えるよう、だまし絵を描いたと言われています。しかしそれが本当か不明な程内部は豪華!大聖堂床には、騎士の墓があります。
ゴゾ大聖堂は、外観はシンプルで周辺のシックな街並みと調和していますが、一歩大聖堂の中に入ると、ゴールドと赤色の華やかな装飾に驚かされます。一見、だまし絵には見えないほどドームのようなのですが、確かに外から頭部を見ると平らになっています。とても感動する絵なので、マルタ島へ行ったら足を運んでみてください。
マルタ共和国マルタ島は魅力がいっぱい!
今回は、マルタ島のおすすめの観光スポット、マルタ島への行き方などをご紹介いたしました。マルタ共和国は大変歴史が深い味のある国なので、散策をしているだけであちらこちらで歴史を感じることができる、美しい国です。今回は観光地をご紹介しましたが、グルメも美味しいと評判ですよ。魅力いっぱいの国なので、是非とも行ってみて下さい。