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歴史遺産の国スーダンのおすすめスポットをご紹介!
3つの砂漠からなる国「スーダン」には、歴史遺産が多く点在しており、遺産巡りや神殿巡りなど歴史好きな方にはたまらない旅行先として人気があります。現時点で決して治安が良いとは言われない国の1つになります。今回は首都を中心に観光地をはじめ注意すべきルールや、内戦や紛争の残るスーダンでの新しい治安情報などをどんどん紹介していきます。
スーダンのおすすめ観光スポット:はるか昔の歴史「スーダン国立博物館」
首都ハルツームにある旅行者向けの観光地になり、はるか昔のスーダンの歴史を垣間見ることができます。昔使われていた道具が展示されており、かつての人々の生活ぶりを垣間見ることができます。言語があまりわからない人でもスーダンの貴重な展示物を見ることができるので、遺跡や土器、石器、紀元前のキリスト教の壁画も展示されています。
From #Marotic #Nubian as its Inside #SudanNationalMuseum pic.twitter.com/J9NpTNvmLx
— AbdElAleimAbdAllah (@abd_alaleim) December 15, 2015
紛争や内戦もなく、比較的治安が良いとされている首都の観光地になるので、旅行者からも人気のあるスポットになります。スーダンの歴史を肌で感じることができ、地元の学生たちも訪れる学びの場でもあります。展示物が良い状態で保存されていることでも有名な場所であり、館内は広いですが2時間くらいあればゆったりと展示物を眺めることができます。
スーダンのおすすめ観光スポット:商業と農業の中心地「オムドゥルマン」
スーダンの商業都市になり、最も栄えている都市の1つになります。未だにスーダンの文化や伝統が色濃く残る観光地でもあります。旅行者向けの観光地でもあり、地元の方々で賑わっている市場があるのが特徴的です。多くの人がいるので、置き引きやスリなどには注意が必要ですが、スーダンに暮らしている人々の普段の生活ぶりを垣間見ることができます。
オムドゥルマンのマーケットで売られていたライム。小ぶりで硬い。今、ちょうどシーズンなのでしょうか。あらゆるところで、ライム売りの人々が袋詰めされたライムを売っています。麦茶の中に入れてみたら、さっぱりスッキリ感がまして、暑い外から部屋に戻った時の良いリフレッシュです。#スーダン pic.twitter.com/UjTPxOYSJe
— ヒビキロタビキロ (@ahirunoko724) June 4, 2017
旅行者向けにお土産品も多く販売されているので、帰り際や時間のあるときに立ち寄るのをおすすめします。市場のほかにも教会や博物館など多くの観光スポットが点在しているので、1日時間空けて訪れるのもおすすめです。また、砂漠地帯では欠かせないラクダを販売しているお店も多くあり、いっぺんに多くのラクダの姿を見ることができます。
スーダンのおすすめ観光スポット:スーダンの観光名所「メロエのピラミッド」
スーダンで観光名所として人気があり、多くの旅行者が訪れるスポットでもあります。紀元前6世紀から紀元後4世紀にかけてのクシュ王国の遺跡になり、見事なピラミッド群を一望することができます。神秘的なピラミッドの景色は旅行者を魅了させ、メロエのピラミッドは1つ1つが有名なエジプトのピラミッドとは異なる形をしているのが特徴的です。
遠足先は、メロエのピラミッド群。エジプトのピラミッドよりも急傾斜。2003年に世界遺産に登録されたのだそう。が、全くと言っていいほど観光化されておらず、ほぼ独り占めで、なんとも贅沢な体験。できることならキャンプで一泊して、夕焼けと日の出を見てみたい。#スーダン pic.twitter.com/cuFMnVvskj
— ヒビキロタビキロ (@ahirunoko724) June 17, 2017
2003年には世界遺産に登録され、ツアーなども開催されているので安心して観光することができます。観光客が比較的に少ないスーダンなので、世界遺産ですがあまり人がおらず、ゆったりと過ごすことができます。スーダンのピラミッドはすらりと細長いイメージがあり、少し不思議で神秘的なほかでは見られない景色を楽しむことができます。
遺跡巡りには最適の場所になり、首都からは少し距離がありますが日帰りで行ける場所にあります。1つのピラミッドではなく、複数のピラミッドが点在しているので、歩いて観光することができます。歩いているとラクダに出くわしたり、雄大な景色にピラミッドが点在している景色は圧巻するものがあります。スーダンが世界に誇る絶景が見られます。
スーダンのおすすめ観光スポット:コーヒー好き必見「カッサラ」
首都ハルツームからバスで約10時間の場所にあり、カッサラの山の麓に位置しています。カッサラのコーヒーは絶品だという人が多くおり、コーヒー好きにはたまらない観光地になります。カッサラの山は神秘的な堂々とした外観をしており、思わず拝んでしまうような神秘的なパワーを感じることができます。この山は山登りもすることができます。
スーダンの砂漠地帯とは少し違った自然の景色を楽しむことができ、美味しいコーヒーを味わいながらゆったりとした時間を過ごすことができます。エチオピアに近い場所に位置しており、コーヒーショップもいくつかあるので宿に持ち帰り絶品のコーヒーを楽しむことができます。スーダンに来たならぜひ1度は足を運んでほしいおすすめのスポットです。
スーダンのおすすめ観光スポット:歴史が感じられる聖地「ゲベルバルカルとナパタ」
首都ハルツームの北方に位置しており、遺跡群が世界遺産に登録されている人気観光地になります。古代エジプトのものも多く見ることができ、紀元前のクシュ王国の名残がある場所として知られています。エジプトの影響を深くうけた13もの神殿を見て回ることができ、3つの宮殿の遺跡と合わせて広大な敷地の中遺跡巡りをすることができます。
【ゲベルバルカルとナパタ地域の遺跡群(スーダン)】
— ころ (@koroinukorokoro) January 5, 2017
・アフリカ最古の黒人国家であるクシュ王国時代に築かれた古代都市の遺跡群。
・古代エジプト6代目ファラオのトトメス3世が植民都市ナパタを王国の南限とする。
・紀元前730年頃、クシュ王国ビアンキ王が逆にエジプト全域を統治。 pic.twitter.com/nlqB6F21XN
スーダンの歴史が感じられる聖地として地元の方々からも人気があり、日々多くの人々が観光に訪れています。見どころも多くあるので1日中いても飽きないスポットとして人気があります。首都になるので治安も比較的に良く、注意は必要ですが他の地域と比べると安心して旅行を楽しめるスーダンでは貴重なスポットでもあります。
スーダンのおすすめ観光スポット:大都会の街「首都ハルツーム」
スーダンの首都であるハルツームは、比較的治安が良く、スーダンの中でも都会になるので多くの人々と出会えるスポットでもあります。首都ならではの街並みが続いており、地元の方々はとてもフレンドリーです。車やバイクも走行しており、警備員も街の中に何人もいます。首都はウガンダから流れる白ナイル川の合流地点に位置しています。
スーダン共和国
— Shotaro Mitsuishi (@Mzwzera) February 28, 2017
首都のハルツームに到着 pic.twitter.com/4KUHF03KU5
首都からはスーダンの数ある観光スポットにアクセスすることができ、バスも何台か走行しています。スーダンの最大の市街地でもあるので、ショッピングやお土産探しにもおすすめの街になります。目的地を決めずに自由に散歩していくのもゆったりとできるのでおすすめです。夜は治安が少し悪くなるので、なるべくホテルに戻るようにしましょう。
スーダンのおすすめ観光スポット:ゆったりとした田園風景「ツチ島」
農業大国であるスーダンらしい田園風景の広がるゆったりとした島になります。白ナイルと青ナイルに囲まれた場所に位置しており、ゆったりとした自然の景色を楽しみたい方にはおすすめのスポットになります。散策していると馬やロバ、牛など広い牧場にいるようなのどかな風景が広がっており、目的地を決めずにぶらぶらするのがおすすめです。
#elMastabaInstaWalk
— hajer musa (@HajerMusa) February 21, 2017
Tuti island :heart:️ pic.twitter.com/I2aZAyTLwJ
アフリカならではの珍しい鳥も生息しているので、バードウォッチングにも最適のスポットとして知られています。スーダンで動物や緑豊かな自然の景色を楽しみたい方にはおすすめの場所になり、首都からは橋を渡ればすぐにつきます。アクティビティで人気なのは世界最長クラスのナイル川で遊覧船に乗りながらのんびりとした時間を過ごすこともできます。
スーダンのおすすめ観光スポット:お土産を見よう「アフラモール」
首都にあるショッピングモールになり、地元の方や旅行者で休日には大変賑わう観光スポットになります。お土産選びにも最適なスポットになり、清楚感があって近代的な雰囲気が漂っています。館内では何人もの警備員がパトリロールしているので、市場よりは安心して買い物をすることができます。スーダン旅行初めての方にはおすすめの買い物場所です。
地元の若い人たちの遊び場としても知られており、週末には多くの家族連れで賑わっています。民芸品のお店やスーダンならではの可愛い雑貨屋があったりと散策するだけでも充分に楽しむことができます。かなり広い建物になるので、もし観光のときは充分に時間を取ってから訪れるのがおすすめです。様々な種類のショップに笑顔がこぼれるはずです。
スーダンのおすすめ観光スポット:自然の景色「モグラン地区」
スーダンの自然の景色を楽しむことができ、白ナイルと青ナイルは流れる速さや色が異なるので川が合流して混ざり合う圧巻の景色を楽しむことができます。ヤシの木が生い茂る草原地帯としても知られており、釣りを楽しめるスポットとしても地元の方々から人気があります。果てしなく続くナイル川を眺めるだけでもリラックスでき十分に楽しめます。
スーダンのおすすめ観光スポット:歴史を感じる大学「ハルツーム大学」
歴史を感じさせる外観のこの大学は、構内を自由に見学することができます。スーダンで最も歴史のある大学として知られており、校内にはサルが住み着いていることでも有名なので運が良ければ散策中に顔を見せてくれるかもしれません。何本も植えられたヤシの木の景色が広がっており、まるでオアシスや南国にいるような贅沢な雰囲気になれます。
They should start paying me for them mad photography skills
— Geeeeez (@aalfatih90) September 7, 2017
- location : University of Khartoum / faculty of law#UofK pic.twitter.com/IqhW4HwR8E
ここで学んでいる学生は、アラビア語と英語を話せる方が多いのでもし旅でわからないことがあっても気軽に聞くことができます。歴史的建築物に見える建物がいくつもあり、中を散策しているとタイムスリップしたかのような不思議な感覚になることができます。1時間から2時間ほどで見ることができるので、時間のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
スーダンのおすすめ観光スポット:砂漠の中の遺跡群「オールドドンゴラの遺跡」
6世紀から8世紀にスーダンで栄えたキリスト教国のマクリア王国の遺跡群になります。広大な砂漠に突如現れる遺跡群は神秘的な景色を生み出しており、首都からかなり離れた場所になりますが足を運んで損はない景色が広がっています。どこまでも広がる地平線、そしてどこまでも続く砂漠の圧巻の景色が広がっており、日本では見られない光景です。
不思議で幻想的でなにかパワーを感じることのできる観光スポットとなります。古い教会や、お墓の跡地など見どころも多く点在しており、地球上にある景色とは思えない絶景が広がっています。スーダンの歴史を垣間見ることができ、古いキリスト教は14世紀頃にモスクに作り替えたと言われています。砂漠の中の要塞のような佇まいになります。
スーダンのおすすめ観光スポット:スーダンのリゾート地「ポートスーダン」
砂漠のイメージが強いスーダンでの唯一のリゾート地になります。湾岸都市になり、旅行者向けのお店などが立ち並んでいるため、外国人観光客がほかの土地よりも多いです。砂漠の景色からいっぺんし、透き通る緑色の海の景色を楽しむことができます。砂漠とはまた違った感動のある景色があり、朝から夜までさまざまな表情を見せてくれます。
#سياحة الغوص والصيد في شرق #السودان والبحر الأحمر.#Tourism #fishing #Diving #Sudan #Redsea #PortSudan pic.twitter.com/5jK5wT0J0K
— Sudan News (@Sudan_tweet) July 5, 2017
美しい海は、ダイビングや釣りスポットとしても人気があり、地元の人々の観光先としても人気があります。美しい珊瑚礁をダイビングすることができ、海を眺めながら食事のとれるおしゃれなレストランも数多く点在しています。住宅街もあるので、地元の方の普段の生活ぶりを垣間見ることができ、宿泊施設もあるので1日かけて行くのがおすすめです。
スーダンのおすすめ観光スポット:エジプトとの国境の街「ワディハルファ」
ワディハルファはエジプトとの国境の街として知られており、とても小さい街ですが内戦から逃れてきた多くの人々が暮らしています。数年前の大洪水で以前の街の様子からはかけ離れてしまいましたが、今でもなお復興作業が進んでいる街でもあります。小さな村なので宿も数えるほどしかなく、ベッドだけ置いてあるような少し貧相な部屋になります。
ほとんどが内戦から逃れてきた人たちになるので、平和で穏やかな街の風景を楽しむことができます。地元の人たちが語らう姿をよく見ることができ、旅行者には親切に笑顔で歓迎してくれます。アメリカ大陸横断を目指しているバックパッカーや、世界一周旅行にきている人たちで賑わっており、小さい街ながらも見どころが数多く点在しています。
スーダンの治安情報は?
紛争や内戦状況
独立し戦争が終わってまもなく大統領と前大統領による内戦、紛争が勃発され始めました。政府軍と反政府勢力が対立し、今現在でも内戦や紛争が行われています。内戦や紛争が行われている場所は渡米が禁止されている地域になるので旅行プランからは外すのがおすすめです。注意していても危ない場所はあるので、きちんと周りを確認しましょう。
危険地域を知ろう
現在スーダン国内では、地域によって治安の注意レベルが異なっており、ダルフール地方では内戦や紛争などが行われており治安は悪い地域の1つです。武装集団による誘拐や襲撃など内戦や紛争のおかげで治安はとても不安定になり、隣接する南スーダンも最近では注意すべき都市の1つになります。治安情報を常に確認しながら観光をしましょう。
置き引きには注意
遠目に見えるダルフールの町。治安の関係で、キャンプから出られず。#スーダン pic.twitter.com/urj7D1Ave4
— ヒビキロタビキロ (@ahirunoko724) July 8, 2017
内戦や紛争にももちろん注意が必要ですが、旅行者が最も注意すべきなのがスリや置き引きになります。警察などの治安機関が比較的に機能している首都であってもスリや置き引きは多発しています。人の多い場所では十分に周りに注意をしながらチャック付きのバックをおすすめします。旅行中は日本との治安が違うことをきちんと意識しましょう。
スーダン旅行でさまざまな歴史を知ろう!
スーダンには今まで歩んできた歴史を垣間見れるおすすめの旅行先になります。内戦や紛争が行われており、注意すべき治安の良い国ではありませんが、注意しながら観光をすればとても有意義な時間が過ごせる国になります。内戦、紛争情報を常に確認しながら、アフリカの1つスーダンでしか見られない大自然や神秘的な歴史の景色を楽しみましょう。