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ベネズエラの治安はやばい?旅行に行く危険性や注意点・物価も解説!

南米にあるベネズエラの治安は世界最悪と言われています。特に首都のカラカスの治安は年々悪化しており、殺人などの凶悪犯罪の発生率が世界トップクラスの都市です。今回はそんなベネズエラの治安の現状や特に危険な場所、旅行で行く際の注意点をご紹介します。

ベネズエラの治安は?旅行前に知っておこう見出し

世界で最も危険な国とも言われる南アメリカのベネズエラ。2015年にはベネズエラの首都カラカスは世界の最も殺人が多い都市ランキング50の第1位となっていますが、現在の治安の状況はどうなっているのでしょうか。物価が安いと言われていますが実際に旅行に行くことはできるのでしょうか。ベネズエラの治安の状況や特に危険な場所などをご紹介します。

ベネズエラはどんな国?見出し

ベネズエラは南アメリカの北部にある国で、西はコロンビア、南はブラジル、東はガイアナと国境を接し、北はカリブ海、大西洋に面しています。南アメリカ大陸でも指折りの自然の宝庫として知られており、原油埋蔵量は2977億バレルと世界一です。ベネズエラのギアナ高地には世界最大落差を誇るた滝であるエンジェルフォールがあり、ロライマ山のトレッキングツアーと合わせて、日本からも多くの旅行者が訪れていました。

2000年代初め頃までは南米でも屈指の裕福な国でしたが、原油価格の下落や政府の失策などにより経済状況が急速に悪化、現在は多くの国民が貧困にあえぐようになりました。2010年代に入ってからは急激なインフレが進み、安い値段では生活に必要なものが手に入らなくなり市民生活が混乱に陥る危機的状況となっています。

ベネズエラの治安は年々悪化見出し

かつては裕福な国であったものの急激に経済が悪化していったベネズエラ。生活に困窮する人が増えるのとともに治安は年々悪化し、2015年にはベネズエラの首都カラカスは世界の最も殺人が多い都市ランキング50の第1位となりました。その他ベネズエラの7都市もランクインしています。

現地在住の日本人によれば、ここ数年で他の国の企業同様、日本の石油関連企業や自動車会社も次々とベネズエラから駐在員を撤退させており、数年前まで300人程度いたカラカスの日本人会も現在数十人程度にまで減少しているとのことです。日本企業に限らず、近年大量のベネズエラ人やベネズエラ在住の人の多くが治安の悪化や生活苦から、もうこの国では暮らていけないと感じ、耐えきれなくなって国を出ている状況です。

ベネズエラは世界で最も治安の悪い国の一つ見出し

そして現在のベネズエラは,世界で最も治安の悪い国の一つとされており、日本人も年に数回強盗等の被害に遭っています。犯罪発生件数は年々増加していて、その中でも殺人や自動車強盗、誘拐などの凶悪犯罪の増加が目立っています。

ベネズエラ政府は国家警備軍を街頭に出動させ治安対策に当たらせるなどの対策をとっていますが、原油価格の下落・低迷による経済状況の急激な悪化の影響もあって治安のさらなる悪化が懸念されています。2017年8月8日にはマイケティア国際空港の国内線ターミナル内において、私怨による犯行と思われる発砲により死傷者が出ています。

ベネズエラは渡航すべきでない治安状況見出し

外務省の海外安全ホームページによると2017年9月現在、ベネズエラは危険レベル1と危険レベル2に指定されている地域があります。カラカス首都圏をはじめ、ミランダ州・スリア州・カラボボ州・タチラ州・アラグア州・グアリコ州・アンソアテギ州・マイケティア(シモン・ボリバル)国際空港周辺地域及び、コロンビアとの国境地帯は不要不急の渡航は止めるようにという、危険レベル2の地域となっています。

これまでにベネズエラにおいて日本人や日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、近年、シリア・チュニジアおよびバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や、英国・フランス・ドイツ・ベルギー・トルコ・インドネシア・フィリピン等、日本人の渡航者が多い場所でもテロ事件が多数発生しています。

このように世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生していることからベネズエラでも日本人や日本権益が標的となりテロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。

ベネズエラの首都カラカスは特に治安が悪化見出し

ベネズエラ国内の凶悪事件の約20%がカラカス首都圏で発生しており、特にカラカス首都区(リベルタドール市)セントロ地区やサバナ・グランデ地区、パライソ地区、ラ・バンデラ地区等の大規模な貧民街がある場所では拳銃を使用した凶悪事件が発生しています。殺人事件の約80%が拳銃によるものとされており首都カラカスは極めて危険な状況です。

また、2017年4月以降、ベネズエラにおいて最も多くのデモ・抗議集会がカラカス首都区(リベルタドール市)で行われています。デモ隊と治安部隊との衝突が激しくなっており、治安部隊との衝突や略奪事件等に巻き込まれて死亡した人数もカラカスがベネズエラの中で最も多いです。

ベネズエラ政府は政府庁舎の集まるセントロ地区や大統領官邸のあるミラ・フローレスにはデモ隊の進入を絶対に阻止する構えを崩しておらず、今後もカラカスではデモ隊との衝突が今後も発生する可能性があります。

ベネズエラは治安だけでなく物価も不安定見出し

ベネズエラの物価は日本よりも安いがですが、物価の差以上に収入の差があり、またベネズエラ人にとっては決して安い物価とは言えないため人々の生活は厳しい状況です。また、2016年だけでインフレ率700%という急激なインフレのため日々物価が変動し、また深刻な「もの不足」により、トイレットペーパーを確保するために隣国へ行くという話さえあるほどです。

さらに、両替には正式レートと闇レートが存在しています。例えば公式レートで1ドルが6.3ボリバルだったとき闇レートだと、1ドルが最低500ボリーバル(場所によっては600ボリバルから850ボリーバル)となっていました。闇レートで換金するとおよそ80倍もお得ですが、闇レートで両替した後に摘発され、所持金を全て没収されるということも起こっています。

正式レートで両替をすると必ずしも物価が安いとは言えなくなる一方で、闇ルートでは旅行者にとって物価は安いものの、かなりのリスクも負うことになります。どんなに物価が安くても安易に訪れることはおすすめできません。

ベネズエラでは空港も治安に注意を見出し

ベネズエラでは玄関口であるマイケティア国際空港でも犯罪が発生しています。たとえトランジット内であっても置き引き等の窃盗事件が発生しており、特に到着の便で混み合う午前中は窃盗事件が多くなっているので乗り換えや短時間の滞在も注意が必要です。

2015年10月には日系企業の出張者がマイケティア国際空港の駐車場において、軍服を着て小銃を所持した軍人と思われる男2人組から拳銃で威嚇され現金を恐喝された事件も起こっています。空港を行き来する高速道路では強制的に車両を停止させて金品を強奪する事件や誘拐事件も発生しています。このためマイケティア国際空港を利用する際は早朝及び深夜発着便の利用は極力避け、日中に発着する便を利用するようにしましょう。

ベネズエラではこんなことにも注意して見出し

ベネズエラではタクシーやバイクタクシーの運転手による拳銃等の銃器を使用した強盗事件が発生しています。やむを得ずタクシーを利用しなければならない場合はどんなに安くても流しのタクシーを絶対に避け、無線タクシー(正規タクシー)を利用するようにしましょう。またバイクタクシーは犯罪や交通事故に遭う確率がかなり高いため絶対に利用しないでください。

ベネズエラで犯罪が発生している場所の約60%が公道上です。車両を運転する際は窓を閉め、ドアをロックして後方や周囲の状況に絶えず注意しましょう。買い物や食事等をする際には警備員の常駐している駐車場を利用することを強くおすすめします。路線バスの車内や地下鉄駅構内(特にエスカレーター付近)では強盗やスリ事件が多発していますし、最近は走行中の地下鉄車内において強盗事件が続発しています。

またベネズエラでは旅行者に限らず、一般に暮らす人も警察や当局の人から賄賂を要求されるのは日常茶飯事となっています。そもそもベネズエラでの逮捕の目的は、恐喝や人質確保の場合が多く、逮捕の目的が犯罪の取り締まりではない以上、どんな理由で目をつけられるかわかりません。「逮捕するぞ」という脅しはベネズエラ人にとっても旅行者に取っても看過できないリスクとなっているのです。

ベネズエラには治安が落ち着いてから見出し

ベネズエラの治安の状況や特に危険な場所などをご紹介してきましたがいかがでしょうか?物価は安いものの、治安はかなり危険な状況のベネズエラ。安心して旅行をすることができる場所になるにはまだ時間がかかりそうです。どうしても渡航が必要な場合は最新の治安状況を良く確認して渡航の可否を判断しましょう。

ベネズエラ観光特集!人気名所やおすすめスポットランキング15選 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
ベネズエラ観光特集!人気名所やおすすめスポットランキング15選 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
今回は、人気観光スポットのベネズエラで一度は訪れて欲しい人気の観光スポットや、おすすめの名所を幾つかご紹介していきます。ベネズエラでは、様々な観光スポットがあるので、地元の方や、観光客で賑わっています。初めての観光の方はぜひ。

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