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秋芳洞の魅力を調査!アクセスは?日本屈指の鍾乳洞を探訪しよう!

秋芳洞の魅力を調査!アクセスは?日本屈指の鍾乳洞を探訪しよう!
投稿日: 2017年10月16日最終更新日: 2020年10月8日

秋芳洞と聞いてすぐに思いつく方は西日本の方です。秋芳洞に行ったことがある多くの人が、地下にできた壮大な鍾乳洞をたたえますが、その魅力も全国的には今一歩のポジションです。世界自然遺産として誇れるほど悠久の時間が造った景観です。その素晴らしさを詳しく説明します。

秋芳洞(あきよしどう)は山口県見出し

秋芳洞、「あきよしどう」と読みます。秋吉台国定公園の地下100mにある、日本でも1、2を争う鍾乳洞です。洞の中は一年中17度で一定しています。秋芳洞の全長は10.3kmあります。そのうち観光コースは約1kmあります。秋芳洞は山口県美祢市に位置しており、特別天然記念物となっています。

秋芳洞は古くから人気の鍾乳洞見出し

昔から「滝穴」と呼ばれて、地元では知られていました。14世紀から滝穴に関する明白な歴史が残されています。滝穴が秋芳洞になったのは1926年です、当時の皇太子(後の昭和天皇)が行啓後、思召により滝穴から秋芳洞へ、ご命名されました。正式には「あきよしどう」ですが、地元では「しゅうほうどう」とも呼ばれています。

山口県で人気No1の自然遺産

山口県は本州の西の端の県で、明治維新発症の地で、政治県として有名です。古くは源平合戦から、明治維新関連の歴史観光遺産がたくさんあります。山口県は明治維新の英雄とともに歴史遺産が人気です。いっぽうで自然遺産もあふれる観光県です。その中でも、秋芳洞は山口県を代表する自然遺産の観光名所です。

人気の秋芳洞ふれあい広場見出し

美祢市の観光協会や美祢市は、日本全国から秋芳洞見学に来場される観光客の方に、「おいでませ山口」の精神で、様々なおもてなしを企画しています。日本でも1、2の鍾乳洞で、魅力あふれる素晴らしい景観が楽しめる魅力あふれる秋芳洞ですが、さらに世界規模で有名になるように、さらなる知名度アップを狙っています。

日本一の鍾乳洞:秋芳洞巡りスタート見出し

約1kmの鍾乳洞、秋芳洞巡りのスタートです。10kmも続く鍾乳洞の入り口は、まさに自然のミステリアス領域に侵入するのに相応しい風景です。期待に胸膨らませて前進していきましょう。木造の橋を渡ると別世界に入ります。くれぐれも、天然記念物の鍾乳洞内の自然遺産は傷つけないようにしましょう。

秋吉洞 入るとすぐに冒険コース

はしごを登ったり、鍾乳石の間を潜り抜けたり、まさに鍾乳洞の冒険が体験できます。別料金になりますが、それでも、秋芳洞でしか体験できないプチ冒険です。鍾乳洞の魅力が直に感じられます。冒険コースに入ると、インディージョーンズの気分も味わえます。冒険好きな方に人気の魅力あふれるおすすめミニ冒険コースです。

秋芳洞 青天井の魅力

入口を入ると「青天井」があります。鍾乳洞の空間が広がります。洞内を流れる川の水面に外の光が反射して、洞窟の天井が青く見えることから青天井と命名されました。外の光が差し込むスペースでなければ、見ることができない光景です。神秘の入り口です。秋芳洞の人気おすすめスポットです。

秋芳洞 五百枚あっても 百枚皿

秋芳洞内に流れ出た水が創り出した絶景です。多くの皿が並んだように見えることから百枚皿と名付けられたそうです。実際には500以上あるようです。皿といえばお皿にも見えますが、七夕の網飾りにも見えます。どちらにしても、とてつもなく長い年月と水の力が創り出した自然美です。昔から秋芳洞の人気魅力スポットです。

秋芳洞内に富士山:広庭

秋芳洞内にも富士山があります。洞内富士ともいわれる「広庭」です。まさに、富士山といわれてみれば、富士山に見れます。実際には、秋芳洞内最大の石筍です。石筍は洞窟の天井から垂れ落ちた水滴に含まれる物質が床面に蓄積して、たけのこのように伸びものです。これだけの規模になるのに何年かかったのでしょうか?1cmが150年として、計算が大変です。

秋芳洞内に千町田(ちまちだ)

秋芳洞内に広範囲に広がるの「千町田」は、不思議な空間です。地下にこれだけの空間があることも不思議です。実際に、千町(せんちょう)の広さはどうでしょうか?それでも、それくらいありそうに見えるところが秋芳洞のスケールの大きさです。反や町というと、どこか棚田に見えてきます。

地下の傘屋さん:傘づくし

秋芳洞の巨大空間千畳敷の入り口にある「傘づくし」は少し、奇怪な光景です。天井から鍾乳石が下りてきているのですが、錆びた剣にも、やせた腕にも見えなくはありません。現代アートにありそうな光景です。つくづく、自然のアーティスティックな感性に脱帽です。ここも、秋芳洞内で昔から人気のスポットです。

秋芳洞いかしたネーミング見出し

本物見たことある?すぼ柿

そもそも、本物のすぼ柿を目にすることはないでしょう。柿を藁で包んだものです。見方によれば、そうも見えますが、納豆のほうがあってるかもしれません。自然の造形物にはいろいろなイメージを連想します。自然は素晴らしいアーティストです。

ジュラ紀には恐竜も:龍の抜け穴

名前のように、龍が抜けていったように見える穴です。人類が闊歩する前にはこんな地底ですが、龍や得体のしれない超能力を秘めた生物が通り抜けていたかもしれません。想像力が膨らむ自然の贈り物です。子供さんには龍よりも、魅力あふれる恐竜の抜け穴のほうが人気かも!

石灰の滝:石灰華(せっかいか)の滝

炭酸カルシウムの塊が石灰華です。その石灰華が滝にも見えますが、縄のれんにも見えます。パイプオルガンともいわれます。秋芳洞の造形物は次々と想像力が湧き出てきます。それも、3億年の歴史が与えてくれた人間に対しての課題でしょうか。

仏教徒キリスト教の合体:マリア観音

秋芳洞の黒谷支洞にあるマリア観音様です。マリア様と観音様が合体しています。人類が誕生する前に大部分ができたものでしょうから、仏教もキリスト教もなかった時代です。マリア観音様はありがたいお姿です。時間をかけてできた石筍ですが、様々な角度から見るといろいろな形に見えるのも自然の力です。

秋芳洞のメインスポット見出し

地底人が造った?千畳敷

秋芳洞から黒谷支洞に分岐する付近にある、200m×120の空間です。1万年以上前に起こった落盤で生まれた地下空間です。人間が地下にこれだけの空間を造るのは時間がかかり、費用も大変な額になります。もしかして、大古の時代に地底人が造ったかもしれません。写真は千畳敷から黒谷支洞を見た光景です。

少し無理かも:巌窟王

秋芳洞内の黒谷支洞の石筍です。いくつもの石筍が合体して巨大になりました。高さが約8mもあります。巌窟王、窟屋の中の王様といえば、そのように見えます。つまり、秋芳洞の王様になります。王様よりも怪獣、ロボットのほうが適切なネーミングかもしれません。

地底海底:くらげの滝登り

まず、クラゲと滝登りを結びつけたネーミングがGOODです。多数のクラゲが上に、上に登ろうとしている光景に見えます。もう一つネーミングを考えるとすると、「宇宙人襲来」でもよいかもしれません。こんな景観を自然が創り出したのが驚くばかりです。地球の歴史が創り出したのです。地球の歴史では、昭和も平成も瞬きほどもないようです。

五月だけではない:五月雨御殿

天井から伸びた鍾乳石から絶えず、水が落ちているようです。それで、五月雨御殿、風流なネーミングですが、常に天井から雨が垂れているのであれば、五月だけではないはずです。五月雨といえば、「五月雨をあつめて早し最上川」の芭蕉の句を思いだします。芭蕉が秋芳洞を見たらどんな句を詠んだか気になります。

秋芳洞の大黒柱:大黒柱

大黒柱は石柱になるのでしょうか。大黒柱にしては、少々細い気がしますが、ここまで生成されるまでどれだけの時間がかかったかを考えると、「悠久柱」でもよかったのかもしれません。これだけ、見どころがあふれている秋芳洞は自然の美術館です。家族にも、お二人にも、一人でもおすすめです。

秋芳洞の代表人気スポット:黄金柱見出し

秋芳洞の観光資料に頻繁に登場する「黄金柱」です。1cm伸びるのに150年かかるといわれています。それを考えると、喜寿や米寿の人間でさえ、大いに敬意を表さなければなりません。黄金の柱に相応しい、人気の秋芳洞のシンボルです。ここから、エレベーターで秋吉台の展望台に出られます。展望台はおすすめです。

秋芳洞入り口or出口 黒谷口見出し

一般的には秋芳洞の出口で利用する人が多いはずです。でも、二回目以上の秋芳洞観光の方や、へその位置が変わった方には、こちらの黒谷口から入場することをおすすめします。一般的な入り口から入ってみる洞内の景色と、微妙に異なって見合えます。東京ドームで、一塁側から見るか、三塁側から見るかくらいの違いがあるかもしれません。

秋芳洞は3億年のタイムトンネル見出し

3億年のタイムトンネル、これも、とても良いネーミングです。3億年の歴史がなければ、秋芳洞は今日の姿になっていないのです。主演が秋芳洞で、シナリオが3億年です。共同作業で完成させました。このトンネルを歩きながら、人類誕生と人類の進歩にも貢献した地球の歴史に感謝しましょう。

秋芳洞の関連観光施設見出し

日本一のカルスト台地:秋吉台

秋吉台は日本最大のカルスト台地です。石灰岩が多い地区は、弱酸性の雨が降ると石灰岩を少しずつ溶かしていきます。さらに、雨は石灰岩の割れ目から地下にしみ込み、極めて永い時をかけてに凹地や鍾乳洞を創り出します。秋吉台のように石灰岩が溶けてできた凸凹のある地形や秋芳洞のような地下の洞窟を総称して、カルスト地形と呼んでいます。

秋芳洞を科学する:秋吉台科学博物館

秋吉台展望台の脇にあります。秋吉台誕生の歴史や、大古に生息していた動植物の化石や模型が展示してります。家族連れにおすすめの人気観光教育施設です。秋芳洞は科学的な見地で見ると学べるところがたくさんあります。洞窟ファンにはおすすめの魅力あふれる博物館です。

特別天然記念物秋芳洞は人類の宝

特別天然記念物の秋吉台です。観光土産にカルスト台の石を砕いて破片を持ち帰ろうとしてはいけません。秋芳洞内の鍾乳石も破片を持ち帰ろうとするのは厳禁です。その破片ができるのに、数百年もかかっています。数百年の地球の歴史を、1秒で壊すのはやめましょう。

秋芳洞は見えません:秋吉台カルスト展望台

秋吉台カルスト展望台の2階からカルスト地形や草原地帯が一望できます。どこか、怪獣が出てきそうな雰囲気が漂います。秋吉台の草原は、年2回行われる火入によって、美しさが保たれています。自然と人間が共存しています。美しさも共同作業の賜物です。

秋吉台は日本最大級のカルスト台地!アクセスは?観光におすすめ山焼きの時期は? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
秋吉台は日本最大級のカルスト台地!アクセスは?観光におすすめ山焼きの時期は? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
秋吉台のカルスト台地は遠い昔に農業の発展にともなって山焼きが行われ、森林が伐採されて現在の美しい草原になりました。そして秋吉台の草原は、長い年月を掛けて人の営みによって生まれた豊かな自然なのです。ここでは四季折々の秋吉台の楽しみ方やをご紹介します。

秋芳洞周辺の観光施設見出し

カルスト台地でアフリカ:秋吉台サファリランド

サファリ型の動物園です。ホワイトタイガーがいます。車で入るので動物の近くまで家族が一緒に楽しめます。動物と触れ合えるスペースもあります。動物園は子供にとって永遠に楽しいスポットです。生涯、楽しい思い出になります。ご家族に、秋芳洞観光と併せておすすめできる人気スポットです。

河童が輝く:秋吉洞商店街

カルスト台地の関係でしょう。秋芳洞商店街には石屋さんがあります。それも歴史ある石屋さんです。加工石や宝石をはじめ、なかなかお目にかかれない珍しい石が展示してあります。商店街には、昔、秋吉台に住んでいたと伝えられる河童が、商店街のキャラクターとして輝いています。河童は遠野だけではありません。

家族におすすめ:秋吉台家族村

秋吉台の地形はキャンプするには最適です。秋芳洞や秋吉台に家族で車で観光に来た時の宿泊施設として利用できます。秋吉台家族村にはバーベキューハウスもあります。ケビンもログハウスもあります。家族旅行におすすめの観光設備です。

秋芳洞のグルメ見出し

カルスト台地のおいしいごぼう:安富屋のごぼう麺

安富屋さん名物のごぼう麺です。美祢では、カルスト台地の水はけの良さと赤土の相性で、香よく、柔らかい肉質のごぼうが採れます。そのごぼうの美味しさを存分に活かした麺です。ここでしか食べられません。うどんとの相性も良いのです。麺好きにおすすめです。ごぼう好きには魅力あふれる珍しい料理です。

秋芳洞のカラフル丼:秋吉館湧水亭(しょうほうかんわきみずてい)

まず、大きなどんぶりが驚きです。牛肉のしぐれ煮、錦糸卵、山菜、子芋、とろろ月見、海苔などがカラフルに盛られています。山口県は海の幸が有名ですが、温暖な土地で、山の幸もあります。画像はカルスト洞丼です。見えなくもない感じです。秋芳洞観光で人気のランチにもなります。

秋芳洞秋吉台のお土産見出し

秋吉台の定番お菓子:正絹 豆子郎

満州から引き揚げた田原美介さんが、考案し、立ち上げたお菓子です。元々は、エンジニアですから、素人が作ったお菓子で、トウシローをもじって「豆子郎」粋なセンスです。美味しさは、折り紙つきです。人気の秋芳洞のお土産です。

山口県の歴史も魅力:夏みかん菓子

秋芳洞がある美祢市のお隣、明治維新発祥の地、萩市の名物ですが、夏みかんの皮を砂糖で似て乾燥させたものです。かさばらず、日持ちもしますし、素朴な美味しさです。萩の伝統的なお菓子です。シンプルですが、とてもおいしいです。お土産にぜひとも、古くから人気の山口県のおすすめ銘菓です。

秋芳洞へのアクセス見出し

JRで秋芳洞にアクセス

秋芳洞への移動へのアクセスは、JRを使う場合、JR新山口駅で下車してください。そこからバスでのアクセスになります。バスの乗車時間は約45分です。「秋芳洞」で下車してください。秋芳洞へアクセスできます。

JRを利用してもう一つのアクセス方法があります。山陽新幹線、厚狭駅で降りて、JRの美祢線に乗り変えます。「於福」駅で下車します。後はタクシーで約30分くらいでアクセスできます。歩きでのアクセスは無理そうです。

車で秋芳洞にアクセス

車を利用して、アクセスする場合は、中国自動車道「美祢東JCT」で下りて、そこから車で15分でアクセスできます。山口県の中央部になります。周辺の観光を考えるとアクセスは電車よりも車が便利になります。

秋芳洞は訪ねてびっくり!見出し

秋芳洞を見学した人の大部分の人が、そのスケール大きさに驚きます。全国レベルの観光名所でない感じが否めませんが、山口県を代表する自然遺産です。山口県は歴史遺産に押され気味ですが、こんな、素晴らしい自然遺産があることをアピールしましょう。3億年の歴史は人類の20万年の歴史以上なのです。

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