鍾乳洞「秋芳洞」をご存知ですか?
「秋芳洞」という鍾乳洞は日本最大の鍾乳洞です。そもそも鍾乳洞とは、石灰岩地帯に水がしみわたってできた洞窟であり、写真からもわかる通り、天井からは長い年月をかけて石灰がとけてできたつららができます。それがどんどん大きくなり、なんとも幻想的な空間を作り出しているんです!そんな「秋芳洞」の魅力をご紹介します!
なぜ「秋芳洞」の鍾乳洞は人気なのか?
「秋芳洞」の鍾乳洞は何度も言う通り日本最大です。なにが最大かというと、この洞窟の全長は8.7㎞もあり、高さは20mもあります。その大きさから歩く道などがしっかりと舗装されているため若い人から年配の方まで行きやすく、温度も涼しいので快適です。そういったところが人気の秘密なのかもしれません。
さらに「秋芳洞」は国の天然記念物にも登録されています。大正十五年に発見され、そこから守られてきたようですね。こういった鍾乳洞の中には外とは違った生物が見られたりするので小さい子なんかも楽しめるみたいです。さらにスロープが作られているので車いすの方でも行ける。そういったところも秋芳洞が人気の秘訣のようです。
「秋芳洞」ってどこにあるの?
「秋芳洞」は山口県美祢市秋芳町というところにあります。ここは石灰岩の多い土地でカルスト台地と呼ばれます。台地なので遠くまで見渡せる広々とした場所で、山口市からは車で1時間程度の場所にあります。この美祢市は他にもいくつか鍾乳洞があったり、滝があるので自然の豊かなところになっています。
「秋芳洞」へのアクセス
「秋芳洞」は山口市街からは少し離れているので、アクセスとしては電車で行かれるならJR新山口駅からバスで40分程度、車で行かれるなら美祢ICから15分程度です。私としてはここら辺はカルスト台地で自然が豊かになっているのでレンタカーをしてでも車で行かれることをおすすめします。
「秋芳洞」のおすすめスポット!
「秋芳洞」は長い時間をかけて、作り上げられた鍾乳洞といいましたが、そうでなくて見られないものがここにあります。まず、1つ目の料金を払って見る価値のあるおすすめはこの写真です。こちらは「百枚皿」といわれるスポットでかなり人気になっています。
ライトをあてるとこんなにきれいに映し出されます。これは鍾乳洞は石灰でできているのでそれが溶けている水が温度の変化により蒸発し、石灰が壁をつくって、池が生まれ、それが何枚も重なって、このような無数の池ができています。ここまでになるのは相当時間がかかるのでぜひ見ていただきたいですね!
お次は「黄金柱」と呼ばれるおすすめスポットです。これは鍾乳洞の石灰が溶けてつらら状になったものがいくつか重なってできるもので、こんなに巨大なものはなかなかみられません。ライトに照らされて黄金の柱のように見えるのでこう呼ばれているようです!
3つ目はこの「巌窟王(がんくつおう)」です。こちらは鍾乳洞でできたつららの下に落ちた石灰が偶然人のような形に出来上がったここでしか見られない代物ですね。ほかの鍾乳洞でも仏のように見えたりするものがあるのですが、こんなに凛々しくできるのはなかなかないと思います。
このように鍾乳洞のなかには長い時間をかけて作られた貴重なものがたくさんあります。あなたも行ってみれば、まるで異世界に来たような気分になることは間違いないでしょうね。「秋芳洞」にはもっと鍾乳洞を楽しむためのサービスも用意してあります。それも人気の1つかもしれません。おすすめなので下をご覧ください!
「秋芳洞」冒険コース
秋芳洞のこのコースは鍾乳洞内の舗装された道をただ歩くだけでなく、はしごを登ったり、すき間をくぐり抜けたりとちょっとだけアクティビティーが楽しめるコースです。料金は入場料金プラス300円で所要時間は10分から15分程度なので短いコースですが、手軽に冒険気分を楽しめます!
「秋芳洞」闇のロマン探検コース
こちらは夜の7時から鍾乳洞内を冒険できるコースです。毎週土曜日しかやっておらず、4人集まらなけば開催されないのですが、ガイドさんが付き、明かりを消した洞窟内を懐中電灯一本で探検するという少しスリルのあるコースです。料金は入場料だけで、昼間とは一味違った鍾乳洞を楽しめます!
景清洞探検コース
こちらは景清洞探検コースで予約なしで、ヘッドライトと長靴を履いて1.5㎞の洞窟内を探検するというコースです。これは上の冒険コースの長距離版という感じですが、道のりは険しくなく、車いすの方でも行けるような設計になっているようです!
「秋芳洞」3億年のタイムトンネル
「秋芳洞」は洞窟へのアクセスにただ山道を歩くだけでなく、人口トンネルを作ることでさらにドラマチックな雰囲気を演出しています。このトンネルは光と音できれいな演出をしているだけでなく、地球が誕生してから、現在にいたるまでの時間の旅行もできるようになっており、おすすめで人気のスポットです。
LEDによる光の演出
鍾乳洞は洞窟なのでライトも何もなかったら真っ暗です。そこで「秋芳洞」の鍾乳洞は皆さんにきれいにみえるような演出が本当にすごい!普通の電球であれば、違和感が残ったり、自然な感じがなくなってしまうんですが、それをLEDにすることで明るさが優しくなり、自然な情景を作り出しています。これが写真映えするので人気の秘訣になっています。
「秋芳洞」に行くとき、何をもっていけばいい?
鍾乳洞に行くとき、洞窟を探検したりするから大変なんじゃないの?と思うかもしれませんが、「秋芳洞」は気軽に楽しむことができます。ライトや靴などは必要なく、ライトも長靴もレンタルできます。洞窟内はとても涼しいので長袖で多少汚れてもいいような上着とタオルを持っていけば安心です。こういった気軽に行けるというところも人気の秘訣ですね!
「秋芳洞」探検するにはどれぐらい時間がかかる?
洞窟内に入るとかなり時間がかかるんじゃない?とか疲れそうと思われる人も多いと思いますが、一番手軽なコースなら20分もあれば洞窟から帰ってこれますし、探検コースでも1時間ほどです。このようにそこまで多くの時間をを必要とせず、気軽に楽しめるのでおすすめですね!
「秋芳洞」の料金は高い?
「秋芳洞」の料金は大人1200円、高校生は同じで、中学生以下から料金が下がってきます。中学生は950円で小学生は600円になっています。これだけ大きな鍾乳洞なので妥当な料金ですね。冒険コースに行きたいときは別途で300円かかってしまいますが、その料金を払う価値のあるおすすめスポットになっています。
ただ「秋芳洞」に行くだけじゃ面白くないときは?
「秋芳洞」周辺は秋吉台という台地になっています。見ての通り広大な大地は自然が豊かでいろんな種類の草花を観察できたり、広大な大地をバックに写真撮影をしたら、いい記念になりそうですね!レンタカーを借りて、ドライブしてもよさそうです!
秋吉台から下関のほうまで行ってもらうと関門海峡大橋という山口県の下関と北九州をつなげる橋、いわば本州と九州をつなげる大きな橋があります。一度はみてみたい大きな橋で、みなさん観光のついでに行っているみたいですね!この橋はいい撮影スポットなのでおすすめですね!
秋吉台では写真の右下のようなそばが人気みたいです。このそばの名前は「かっぱそば」といわれ、昔、かっぱと人間の物語のような伝説が残っており、それを名物にしているようですね!皆さんが知っている名前だ瓦そばでなるとやきゅうりをつかってかっぱの絵を描いてちょっとかわいらしいですね!
こちらは「秋芳洞」からアクセスがよく、車で30分程度の時間で行けるところにある「元乃隅稲成神社」という長門にある人気スポットです。123個の門が赤々と目立ち、それと対象に崖から見える海などのコントラストがめちゃくちゃきれいでおすすめの観光スポットになっています!
長門は海に面している町で温泉があったり、おすすめの観光スポットもたくさんあるのでぜひ、行ってみていただきたいですね!「秋芳洞」からは30分程度で行けるのでアクセスも良く、ついでに行く観光地にはとてもいいと思いますね!
「秋芳洞」についてお分かりになりましたか?
ご紹介してきたように「秋芳洞」は国の天然記念物になっているとても貴重な鍾乳洞です。人生で一度は行ってみたいおすすめスポットなのでぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?時間も料金もそんなにかからないので、アクセスのいいところに訪れた際や、この「秋芳洞」を目指す際はぜひ、立ち寄ってみてください!では「秋芳洞」のご紹介でした!
もっと山口県について知りたいあなたに!
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