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アイスランドのストロックル間欠泉やゲイシールは必見!迫力あるスポット紹介

アイスランドのストロックル間欠泉やゲイシールは必見!迫力あるスポット紹介
投稿日: 2018年1月15日最終更新日: 2020年10月8日

氷と火の国、アイスランド。そのアイスランドのゲイシールやストロックル間欠泉はご存知でしょうか。ゲイシールやストロックル間欠泉は、世界でも大変有名な間欠泉です。今回は、アイスランドの迫力あるゲイシール間欠泉とストロックル間欠泉についてご紹介します。

大迫力!アイスランドのゲイシールとストロックル間欠泉見出し

アイスランドは日本と同じ火山大国で、温泉がそこらじゅうにある国です。南アイスランドのゲイシールにあるストロックル間欠泉は、とりわけ有名な観光スポットです。間欠泉はアイスランド以外にもありますが、もっとも有名なのが今回ご紹介するゲイシールとストロックル間欠泉です。大迫力さが魅力の、大絶景ゲイシールとストロックル間欠泉についてご紹介します。

氷と火の国!アイスランドについて見出し

ストロックル間欠泉があるアイスランドは、北大西洋に浮かぶ島国です。地図で見ると大きく描かれていますが、これはメルカトル図法による影響で、実際は北海道と四国を併せたくらいの面積です。アイスランドという名前ですので、ものすごく寒い国のようなイメージがありますが、決してそんなことはありません。

北海道よりも高緯度ですが、北海道のほうが寒いことがあります。なぜならば、暖流が流れ込んでくることや、活発な火山が豊富にあることなどから、高緯度でも比較的温暖な傾向にあります。また、アイスランドは、「氷と火の国」と呼ばれるほど、氷河や活発な火山活動がみられる国です。溶岩でできているので、独特な地形や絶景が多数あり、小さな国ですがファンタジーの世界のような絶景が広がる場所です。

アイスランドのゲイシールとストロックル間欠泉とは?見出し

アイスランドには、「ゴールデンサークル」というアイスランド観光にはかかせない3つの観光スポットがあります。その3つのうちの1つが「ゲイシール」です。ゲイシールには、かつてゲイシール間欠泉という巨大な間欠泉がありました。ゲイシール間欠泉そのものの活動は現在止まっていますが、このゲイシール間欠泉がある地熱地帯一帯を、ゲイシールと呼びます。

ゲイシールはアイスランドで最も大きい噴出がみられる大ゲイシール間欠泉があります。その噴出は最大で60メートルにもなります。しかしゲイシールにあるこの一番大きな間欠泉は、1日に1回しか噴出しないため、通常の観光でゲイシール間欠泉の巨大な噴出を見るのは難しくなっています。

ゲイシールの隣にあるストロックル間欠泉は、およそ5分から10分おきに噴出する大変活動的な間欠泉です。観光で訪れるなら、ぜひストロックル間欠泉を観光しましょう。噴出した温泉の高さは、20メートルから40メートルもあり、大変な迫力がある観光スポットです。ゲイシールとストロックル間欠泉は歩いて行ける距離にあるので、観光に訪れた際は、ぜひ両方とも立ち寄って、大迫力の絶景を味わいましょう。

ゲイシールとストロックル間欠泉へのアクセス見出し

ゲイシールとストロックル間欠泉へは飛行機で、ケプラヴィーク国際空港へ向かいます。成田空港から直行便があれば14時間ですが、定期の直行便はありません。ヨーロッパのどこかの都市を経由して行く方法が一般的です。経由ですと、最短がヘルシンキまたはコペンハーゲン経由で18時間ほどで到着です。

ケプラヴィーク国際空港からゲイシールおよびストロックル間欠泉へは、車で2時間ほどで到着します。アイスランドには鉄道がないので、公共交通機関を利用する場合は主にバス移動になります。バスでゲイシールやストロックル間欠泉に向かう場合には、まずアイスランドの首都である「レイキャビーク」に向かいます。

ケプラヴィーク国際空港からレイキャビークまでは、フライバスというバスというシャトルバスがあります。アイスランドは物価が高いため、タクシーよりもフライバスなどのバスを利用するのが一般的です。レイキャビークからゲイシールおよびストロックル間欠泉まではバスツアーに参加するのが一般的ですが、夏季は一般のバスも出ています。

もし運転しても大丈夫であれば、レンタカーを借りてドライブするのもおすすめです。ゲイシールなどの有名な観光スポットは、道路や駐車場がきちんと整備されており、比較的運転しやすくなっています。アイスランドの大自然の中をドライブする楽しさを味わえます。

まるでビー玉!ストロックル間欠泉見出し

ストロックル間欠泉は、噴出している大迫力さが魅力ですが、もう1つ見どころがあります。それは、噴出する間際に水面がまるでビー玉のように膨らんでいる時です。ビー玉のように膨らむ瞬間は一瞬で終わってしまうので、カメラを用意して動画や写真撮影をするのがおすすめです。膨らんだあとの大噴出は、地球は生きているということを実感させれられます。

アイスランド・ストロックル間欠泉のメカニズム見出し

どのようなメカニズムでゲイシールやストロックル間欠泉は噴出するのでしょうか。ゲイシールやストロックル間欠泉の地表近くにはマグマが流れていて、この付近の岩は水を蒸発させるほど熱くなっています。そこに、ラングヨークトル氷河から流れ出した「シリカ」という、岩に浸透しない地下水が空洞に溜まり、マグマの地熱で温められます。

そして温められた地下水は蒸気になり、一気に水とともに噴出します。これがゲイシールやストロックル間欠泉が噴出するメカニズムです。マグマが地表近くに流れていることや、岩に浸透しない地下水が流れていることなどの特別な条件が揃っていることで、アイスランドを代表する絶景観光スポットになっています。

ゲイシールやストロックル間欠泉の見ごろはあるの?見出し

ゲイシールやストロックル間欠泉は、いつ行っても同じように噴出が見られるため、ベストシーズンなどはありません。真冬に行っても、この地帯は熱気を感じるほど熱くなっています。しかし、アイスランドは寒い国です。他の観光スポットへの行きやすさなどを考えると、夏季に行くのがよいでしょう。夏といってもかなり涼しいので、避暑としてもぴったりです。

ゲイシールとストロックル間欠泉ツアーに参加しよう見出し

ゲイシールとストロックル間欠泉に行くには、ぜひツアーに参加しましょう。おすすめのツアーは、ゲイシールを含む「ゴールデンサークル」をめぐるツアーです。ゴールデンサークルは、「ゲイシール」「シンクヴェトリル国立公園」「グトルフォスの滝」の3つの観光スポットのことを言います。

この3つの観光スポットをめぐるツアーの所要時間は、半日から1日程度です。効率よく見て回れるので、ゲイシールやストロックル間欠泉だけを見て帰るのはもったいないことです。ぜひともツアーに参加して、3つの絶景スポットを観光しましょう。観光だけでなく、アクティビティが付いているツアーもあるので参加してみてはいかがでしょうか。

アイスランド・ゲイシール周辺観光スポット①シンクヴェトリル国立公園見出し

シンクヴェトリル国立公園

シンクヴェトリル国立公園は、ゲイシールと並ぶ観光スポットです。世界遺産にも登録されています。シンクヴェトリル国立公園の見どころは、「ギャウ」と呼ばれている大地の割れ目です。アイスランドにギャウはいくつかありますが、シンクヴェトリル国立公園のギャウは大規模で、「地球の割れ目」とも言われます。

アイスランドは、海嶺が地表に出ている大変貴重な場所です。海嶺は、通常海底の奥深くにあるものですが、ユーラシアプレートと北アメリカプレートに引っ張られる形で地表に出てきて、このような割れ目になっています。プレートをこの目で見ることができるシンクヴェトリル国立公園は、地球規模で見ても大変珍しい絶景スポットです。

アイスランド・ゲイシール周辺観光スポット②グトルフォスの滝見出し

グトルフォスの滝

グトルフォスの滝はアイスランドで「黄金の滝」という意味をもつ滝です。「ゴールデンサークル」の1つで、ゲイシールとともに外せない観光スポットです。この滝は、幅が70メートル、落差が32メートルにも及ぶ大迫力の滝です。2段になっており、夏季には140立方メートルもの水量が流れ落ちます。晴れた日には虹がかかり、まさに黄金の滝そのものの姿が見られます。

滝のすぐ近くの岩場まで遊歩道が続いており、間近でグトルフォスの滝の絶景を見ることができます。しかし、10月から3月末までの冬季は、この遊歩道が凍り付いて通行止めになっているため注意が必要です。冬季は間近でグトルフォスの滝を見ることはできませんが、凍り付いたグトルフォスの滝もおすすめです。

アイスランド・ゲイシール周辺観光スポット③ケリズの火口湖見出し

ケリズの火口湖

ケリズの火口湖は、ゴールデンサークルではあまり込み合うことのない穴場の観光スポットです。6500年前に形成されました。火口には神秘的な色の水が溜まり、湖のようになっています。深さは55メートルあります。この火口の周りを一周することができます。なおここは、入場料がかかりますが、ツアーで訪れる場合は料金に含まれています。火山大国のアイスランドらしい景色をぜひ見てみてください。

アイスランド・ゲイシールとストロックル間欠泉で感動しよう見出し

アイスランドのゲイシールやストロックル間欠泉や、その周辺の観光スポットについてご紹介しました。アイスランドは「氷と火の国」と言われています。ここでご紹介したスポットは、アイスランドらしさを存分に味わえる場所です。生きた地球を体感することができるゲイシールとストロックル間欠泉。ヨーロッパ旅行の際はぜひアイスランドに訪れてみてください。

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