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狗不理包子・天津の三大名物グルメを食べるならここ?人気老舗の評判は?

狗不理包子・天津の三大名物グルメを食べるならここ?人気老舗の評判は?
投稿日: 2017年6月24日最終更新日: 2020年10月7日

天津は渤海地域の経済の中心をなしている都市。その天津にある狗不理は中国で最も古いと言われていて、狗不理包子は、昔々天津から役人によって持ち帰られた狗不理包子を食べた西太后が絶賛したために一気にブランド力がアップしたと言う話もあります。天津の三大名物のひとつ。

人気の天津ってどんなところなんでしょう?見出し

天津市は中国の中心都市の一つで、海河の五大支流の合流する所に位置していますね。市内を流れている海河は天津の母親河とも呼ばれて親しまれています。都市人口は720万人で中国北部最大の外に開かれた港で経済成長率が中国トップといわれる天津ですが、急成長の様子が見られる街へ出かけて人気の三大名物などを探ってみましょう。

天津で有名な三大名物の名前は?見出し

天津の三大名物は、狗不理包子(コウプリパオズ)=老舗の肉まん/麻花(マーファー)=捩じった小麦粉生地を揚げたもの/耳朶眼(アードゥオヤーン)=餡の入った団子、だと言われています。それでは、それぞれをちょっと詳しく見てみましょう。人気のもとが何なのかわかりそうですね。印象としては好き嫌いなく食べられそうな感じです。

三大名物その①狗不理包子(コウプリパオズ)見出し

狗不理包子は天津人気三大名物のひとつ、というか一番に上げられるようです。食材も上品でおいしく、作り方にきちんとした基準があります。褶花という基準があり包子に18個のひだがないといけないらしいです。140年以上の歴史があり。現在では、肉まん・三鮮まん以外に海鮮まん・野菜まん・蟹肉まんなど、百あまりの種類があります。

三大名物その②麻花(マーファー)見出し

天津の三大名物菓子のひとつ。砂糖をまぶしたり、氷砂糖や金平糖が表面に挟み込まれているのもあり。范貴才、范貴林兄弟が始めたといわれる老舗の「桂發祥」のものが有名。天津の大沽南路十八街に店があったため「十八街」という愛称で呼ばれます。油で揚げてあるものの、1ヵ月以上も湿気たり風味が落ちたりしないので人気があります。

三大名物その③耳朶眼炸糕(アードゥオヤーン)見出し

耳朶眼は天津三大名物のひとつ。天津で百年以上の歴史。清光緒年間に揚げ餅屋を営んでいた店が、北門の外側の狭い耳朶眼胡同の出口にあったため、客が耳朶眼とふざけて呼び始めたのが始まり。漢字の「糕」は「高」と同じ発音で、吉の意味が含まれている。しかし、揚げ餅はファーストフードの一種類、揚げたてを食べるのがおすすめ。

包子(パオズ)と饅頭(マントウ)の違いって?

さて、包子と饅頭の違いってちょっと気になったりしません?ちょっと調べたところでは、包子(パオズbāozi)は、小麦粉の生地でさまざまな餡を包んで蒸して作った食物で、肉包子が肉まん、天津包子が天津パオズの区別も。また饅頭(マントウ)は小麦粉を温湯でこねて発酵させて作る具の入らない蒸し菓子で、日本でいう中華まんじゅうですね。

三大名物のトップ狗不理包子の由来は?見出し

狗不理包子は、1858年創立の中国最古の歴史をもつブランド。(犬もかまわない)という意味の(狗不理)ですが、この変った名前の由来は諸説ありますが最も一般的なのは、幼少時不運から身を守るために狗子と呼称された創設者の高貴友が、包子作りや販売に精を出すあまりそれ以外の事には一切構わなかった、つまり(不理)に由来するという説です。店舗を拡大するについては、高貴友の長年にわたる不断の努力があった由。

狗不理包子はどこでも食べられるの?見出し

狗不理は中国を代表する天津発祥の包子専門店で、狗不理包子は特級包子師という資格を持つ料理人だけに作ることが許される肉まんですね。本家では一個一個手作りして蒸すので供されるまでに時間がかかりますが、最近は同店名のファーストフード型の店舗があります。老舗ブランドの既製品を使用して蒸して供しています。テイクアウトもありますが、蒸したてがすぐ買えるので、人気があります。

狗不理包子の人気老舗に食べに行ってみる!見出し

老舗の狗不理包子を食べに本家のお店に行ってみましょう。本店ということもあるのでしょうが、観光客を中心に週末は結構な混雑ぶりのようです。ファーストフード的な店と正統な個室もある店に分かれていて、入口でどちらの店に行くか伝えます。正統店の方でランチの予算は一人ほぼ2000円未満くらいでしょう。

住所:中国天津山東街77號 電話番号:+86-22-2730-2540

老舗狗不理包子は高級レストラン?見出し

実はなかなか高級なレストランなので、ちょっとお財布に余裕をもたせて出かけた方が良いかもしれませんね。メニューも色々あり、服務員が薦めるモノに頷いていると注文し過ぎることにもなりかねませんので、自重しましょう。店内の雰囲気が味にプラスされていることもあるのでしょうか。「@8元の包子は高い」という声も聞こえる、とか。

老舗の狗不理包子を食べた感想は?見出し

狗不理包子を食べた感想は?①

蒸したての包子は白菊のようで、見た目の美しさもさることながら、蒸したてを一口食べた瞬間に溢れ出す肉汁が本当においしいです。小籠包よりも一回り大きくて生地は厚めです。黒酢醤油のタレで食べますが、あまりの美味しさに何個でもパクパクいけます。定番の肉まんが一番おいしいです。

狗不理包子を食べた感想は?②

天津の狗不理包子というのは、北京の「北京ダック」や上海の「小籠包」に匹敵するのでは?ちょっと小振りな肉まんです。老舗ですが、肉まん一籠で100元(約2,000円)も取られます。サービスはいたってツッケンドン?4人で白酒を1本注文して炒めものを取ったら日本円で2万円近くになりました。コスパは最悪。天津人は行きませんね。

狗不理包子を食べた感想は?③

率直、道端で売っている1個1元のバオズの方がふわふわの生地で大きくて格段においしい。せっかく天津に来たのにここでバオズを食べないというのはもったいない、と記念に食べました。お値段は小さめの肉まん6個くらいとサイドメニューとトウモロコシのお粥で75元。服務員のいい加減な対応は慣れているが、味の割に高いお店です。

狗不理包子を食べた感想は?④

有名店ということなので、北京旅行をした時にわざわざ天津まで足を運んでこちらのお店に来ました。今まで食べたことのある美味しい小龍包や肉まんや餃子の味を想像していたのがいけなかったのでしょうか、ここの料理には非常にがっかりしました。スタッフの人数が足りないのか席の案内もなく、客が席の取り合いでやっと相席を見つけた。

狗不理包子以外の天津の人気グルメは?見出し

特大焼き餃子!回頭(ホイトウ)

天津には鍋貼と呼ばれる焼き餃子やクレープに似た煎餅大葱などがありますが、鍋貼のなかでも回頭(ホイトウ)と呼ばれる巨大餃子はボリュームたっぷりの天津名物です。横7、8cm縦13cmくらいの大きさ、生地はぷっくり厚め。脂っこく重い食感です。1個でお腹いっぱい。中の餡は、羊肉と白菜、羊肉とズッキーニ、豚肉とニラなどです。

天津朝食の定番!煎餅馃子

中国風クレープと言ったらいいでしょうか。朝食の定番の鍋貼です。緑豆粉やいなきび粉など何種類かの豆類や穀物の粉を水で溶いた生地を丸い鉄板の上で薄く丸く焼き、その上に卵液を重ねて葱を振りかけて焼き上げてソースを塗り、そこに歯ごたえのある油条(揚げパン)と野菜を乗せて巻きます。このジャンク感はクセになりそうですね。

天津朝食の定番!锅巴菜(タンメン)

ホテルの朝食などに必ず出てくる緑豆平麺のしょっぱいタンメンです。しょっぱくて辛くて、かなりとんがった塩加減とコショウの味がします。野菜は強火でさっと炒めているのか、かなりシャキシャキしていて硬め。好みは分かれそうです。感想としては、昔からよく食べているタンメン?なつかしい味という感じがしますね。

揚げパン!油条(ヨウティアオ)

小麦粉で作った生地を二つ重ねにして油で揚げたものが油条です。北京語:ヨウティヤオ、広東語:ヤウティウ。中国料理の点心や飲茶の際に出されたり、朝食の粥や豆乳の上のトッピングとしてもよく食べられます。最近では、ケンタッキーやマクドナルドなどでも販売しているので、油条と豆乳を買って朝食にするとか。時代の流れでしょうか。

小宝栗子(おなじみの甘栗)

日本人にはおなじみの天津甘栗ですが、天津では小宝栗子というようです。店舗は市内に10軒以上あり、営口道にあるのが本店。お店の前に立つと栗を炒る良い香りが漂ってきます。栗の大きさで価格が違うようですが、仕入れの状況によるのでしょうか、その日によって売られる種類はまちまちのようです。500グラム単位の量り売りです。

狗不理包子のおさえておきたいポイント!見出し

天津の特に狗不理包子を中心に観光客の立場での興味を探ってみると、やはり有名店なのだから一度は行ってみたい、ということになりましょう。狗不理包子のブランド力からすると当然の評価と言えるのかもしれません。しかし、多方面から眺めてみると、必ずしも肯定的ではない意見もあるようです。もちろん、人それぞれの嗜好にもよりますが、有りがちな、ブランドに胡坐をかいているのかな?という感想も出てくるようです。財布の中身をちょっと多めにして本物の狗不理包子を一度食べてみる、という考え方もいいでしょう。

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