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密陽観光特集!定番から穴場までおすすめスポットを全て網羅!

密陽観光特集!定番から穴場までおすすめスポットを全て網羅!
投稿日: 2017年7月10日最終更新日: 2020年10月7日

韓国の地方都市「密陽(ミリャン)」を知っていますか?密陽は小さな街ですが、隠れた魅力がたくさん詰まった穴場の観光スポットなんです。自然に溢れ、歴史ある趣深いスポットも多い密陽。そんな密陽の定番スポットから穴場スポットまで、密陽の魅力を一気にご紹介します。

穴場の観光スポット!密陽へ行こう見出し

韓国の地方都市「密陽(ミリャン)」という名前を聞いたことがありますか?密陽はソウルや釜山に比べると小さな街ですが、隠れた魅力がたくさん詰まった穴場の観光スポットなんです。自然に溢れ、歴史感じるスポットも多い密陽は、知る人ぞ知る観光名所といえるでしょう。そんな密陽の定番スポットから穴場スポットまで一気にご紹介します。

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知る人ぞ知る「密陽」とは?見出し

「密陽市」は、韓国の慶尚南道の東部にあり、北部が慶尚北道と接するように位置している地方都市です。朝鮮民謡である韓国三大アリランとして有名な、「密陽アリラン」の発祥の地として知られています。地方にある密陽ですが、この地には趣深い歴史スポットも多く点在し、また自然にも恵まれ神秘的なスポットも持つ穴場の観光名所なんです。

密陽は田園都市としても知られています。韓国南東部を南流する、韓国第二の川「洛東江(ナクトンガン)」が近くに流れ、「密陽江(ミリャンガン)」が密陽の市街地を貫くように流れます。密陽は平地に囲まれていて水流に恵まれており、慶尚道を代表する農業地帯としても有名です。稲作をはじめ、野菜の栽培や畜産なども盛んな自然溢れる地域です。

密陽八景のトップ!必見の「嶺南樓」見出し

密陽を代表する定番の観光スポットがこちら「嶺南樓(ヨンナムル)」です。密陽市内の中心部にそびえ立つ嶺南樓は、韓国三大楼閣に数えられています。1365年に創建された後、1844年に再建され今の姿に至ります。嶺南楼は密陽江のほとりに建てられ、客を迎えてもてなす密陽官庁の施設として、また休息を取る場としても使われていたそうです。

夜はライトアップが施され、昼と夜で違う表情を見せてくれるのも嶺南樓の魅力の一つです。昼は密陽江の自然と嶺南樓の建築美の調和が大変美しく、夜には昼とはガラリと姿を変えた優美で幻想的な雰囲気が漂います。また密陽江の川面に映るその姿も素晴らしいもので、ライトアップされた夜の嶺南樓はなんと密陽の八景トップに輝いています。

住所:密陽市内一洞40 電話番号:055-359-5590

密陽の三大神秘「オルムゴル」見出し

密陽の三大神秘の一つとして知られ、国の天然記念物にも指定されている名所が「オルムゴル(氷谷)」。オルムゴルは標高600メートルのところに位置し、毎年6月中旬頃になると真夏にかけて岩の隙間から次々と氷が凍り始めます。秋になると逆に氷は溶け始め、冬には岩の隙間から温かい風が出るという、とても神秘的で不思議なスポットです。

そんなオルムゴルは他の観光スポットとは違い、初夏から秋の終わりまでの氷が見れる時期に訪れるのがおすすめです。天然記念物に指定されているため氷に触れることはできませんが、見るだけでも十分に楽しむことができます。入口にある掲示板には現地点の温度と氷谷の温度が表示されます。きっとその激しい温度差に驚かされますよ。

住所:密陽市山内面山内路1647 電話番号:055-356-1915(オルムゴル管理事務所)

密陽に残る伝説の寺院「万魚寺」見出し

「万魚寺(マノサ)」は、46年(首露王5年)に朝鮮古代の有力国である駕洛国の始祖、金首露王が建立したと伝えられている伝説の寺院です。現在の梁山という地域で、玉池という池に住む毒龍と五羅刹が農作物を荒すなど、農民たちの苦労を踏みにじる悪行を行ったといいます。金首露王は呪術を使ってそれらを排除しようとしますが失敗に終わります。

そこで金首露王は仏陀に説法を求め、毒龍たちに五戒を与えました。この時、仏法に感化された数多くの龍と魚がこの地に集まって石となり、その石から不思議な音が鳴ったといいます。金首露王はこれを称えてこの万魚寺を建てました。石と化した魚たちが法文を聞くという神秘的な伝説を持つ万魚寺は、慶尚南道記念物として指定されています。

住所:密陽市三浪津邑龍田里山4番地 電話番号:055-356-2010

密陽に1300年もの歴史を持つ「表忠寺」見出し

「表忠寺(ピョチョンサ)」は、密陽市の東にある載薬山(チャヤッサン)の麓に位置する寺院です。新羅の興徳王(フンドッワン)が829年に建てたといわれ、密陽のこの地になんと1300年もの歴史を持ちます。表忠寺は地方記念物として指定されている他、宝石に指定された三層石塔や国宝に指定された青銅含銀香壇など数々の文化財が保管されています。

表忠寺の歴史ある建築美ももちろんですが、この場所を訪れたらまず、その雄大な景色に驚かされることでしょう。密陽の美しい山々に囲まれ、まるで当時にタイムスリップしたかのように思わせる、そんな素晴らしい光景が待ち構えているんです。心が洗われるような、まるで別世界かと錯覚させるその空間も表忠寺のおすすめポイントです。

住所:密陽市丹場面九川里31-2 電話番号:055-352-1150

嶺南樓向かいの穴場スポット「阿娘閣」見出し

定番スポット、韓国三大楼閣である嶺南樓を訪れた際は、向かいにある「阿娘閣(アランガッ)」にも立ち寄ってみてください。竹藪の陰に隠れて建つこの建物は、慶尚南道文化財史料として指定されています。暴漢に襲われそうになった密陽府使の娘が死を以って純潔を守り切った、彼女の無念の死を追悼し建てられたという悲しい意味を持っています。

阿娘閣の内部には密陽府使の娘「阿娘」の肖像画が祀られています。その肖像画は、朴正煕元大統領夫人が画家の助けを借りて描いたものだそうです。密陽を代表する定番の人気スポット嶺南樓がすぐ側にあるにも関わらず、阿娘閣に訪れる観光客はあまりいません。静かで落ち着いた一時を過ごすことができる穴場のおすすめスポットです。

住所:密陽市中央路324 電話番号:055-359-5590(管理事務所)

韓国の伝統感じる「密陽アリラン祭り」も!見出し

朝鮮民謡である韓国三大アリランとして有名な「密陽アリラン」の発祥の地として知られる密陽。そんな密陽では毎年5月になると「密陽アリラン祭り」というイベントが開催されます。密陽アリラン祭りは1957年の「密陽総合文化祭」から始まり、60年間も続いている密陽の代表的な郷土祭りです。5月に密陽を訪れる方にはおすすめです。

密陽アリラン祭りでは、密陽市アリランや伝統遊戯と呼ばれる民俗遊びを体験したり、また密陽の郷土料理を堪能できるなど、密陽の魅力を五感で楽しむことができます。密陽の三大精神である「忠義」、「知徳」、「貞純」をシンボルとした火種の奉送でその始まりを知らせ、四日間にわたって華やかで賑やかな明るい密陽の街を作り出します。

住所:密陽市中央路324(南川沿い、密陽橋、嶺南楼一帯) 電話番号:055-353-3550

密陽名物グルメ「デジクッパ」堪能しよう見出し

密陽を訪れた際は、密陽の名物グルメの定番「デジクッパ」を味わってみてはいかがでしょうか。「クッパ」とは、スープとご飯を一緒に食べる料理で、「デジクッパ」には豚のお肉が入ります。リーズナブルな上、お腹いっぱい食べることができる庶民派料理の代表として知られます。地元韓国人をはじめ外国人観光客からも人気でおすすめです。

デジクッパの定番といえば釜山ですが、ニラやにんにく、タテギなどがたっぷり入っている釜山のテジクッパと比べると、密陽のデジクッパはシンプルであっさりしている味が特徴です。優しい味なのですがしっかり味はついています。釜山のデジクッパは薬味で調整して食べるスタイルですが、密陽ではその必要はなくそのまま美味しく頂けます。

釜山や大邱から!密陽までの行き方は?見出し

密陽への行き方をご紹介します。密陽はソウルからももちろん行けるのですが少し距離があるため、近くの釜山や大邱(テグ)観光の際に日帰り旅行として立ち寄るコースをおすすめします。釜山からだとKTXで約40分、国道バスで約1時間20分、密陽への直行バスで約1時間ほどと距離が近いため、日帰り旅行には最適の地域なんですよ。

同じく、大邱からのアクセスも可能です。大邱からだと、Korailの「東大邱(トンテグ)駅」からムグンファ号に乗車し45分の距離になります。釜山からの距離とほぼ変わりません。ちなみにソウルからだとKTXに乗車して約2時間20分の距離になります。時間に余裕がある方はソウル滞在中に密陽まで足を伸ばしてみるのもおすすめです。

定番から穴場まで密陽を網羅しよう!見出し

いかがでしたか?韓国の地方都市「密陽」についてご紹介しました。魅力満載の穴場の観光スポット密陽では、ソウルや釜山では決して味わえない楽しさが待っています。密陽の神秘的な自然に趣深い歴史スポット、密陽の美味しいグルメまで密陽を網羅してはいかがでしょうか。釜山や大邱旅行の際はぜひ密陽にも立ち寄ってみてください。


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