キプロス島旅行の魅力を紹介！治安が心配な理由？ワインが人気！

キプロス島は南北分断により場所によって国が異なる面白い島なんです。歴史を知ることの出来る世界遺産あり、リゾート地ありと島に観光スポットがギュッと詰まった魅惑の島なんです。キプロス島のおススメや治安情報はもちろん、人気のキプロスワインが楽しめる場所も紹介します。これを読めばキプロス島が好きになってしまいますよ。

キプロス島は1974年に南北に分断されました。その為、分断される南北で国が異なります。キプロス島の分断された北部40%程はトルコだけが自国の領土として認めており、独立国家のような立ち位置です。南北分断前はギリシャ、トルコ系住民が住む複合民族国家でしたが、南北分断後はギリシャ系による単一国家になっています。

南北分断により北部はトルコ、一部はイギリス、残った領土がキプロス共和国と分断により複数の国が介入するのがキプロス島です。治安が不安になる方もいるかもしれませんが、治安は良いので安心してください。日本では知られていませんが、欧米にとってキプロスはメジャーな旅行先で治安もよいんですよ。旅行の際は治安情報は気になるポイントですよね。

治安は問題ないキプロス島ですが、1つ悩ましいのは物価は高めです。物価が高くても人気な観光先という事からもキプロスの人気振りが伺えますよね。でも裏返せば治安も良いからこそでもあります。欧米に人気で、治安も安心なキプロス島で思い切り楽しんではみませんか。

パフォスはキプロス島の南西海岸にある都市の名前です。パフォスは紀元前2世紀から4世紀頃にキプロスの首都として栄えた都市として知られています。都市の周りには美しい海が囲む都市です。パフォスに残る文化財の貴重さからもユネスコによってパフォスの都市全体が世界遺産へと登録されています。

都市全体が世界遺産に登録されているパフォスですが、そんなパフォスの中でも見所の1つとして人気が高いのがパフォスのモザイクです。これらが作られたのはローマ帝国時代と言われています。日本で言うと大和朝廷が誕生した頃の年代になります。キプロス島の技術は進んでいたんですね。

円形のモザイクや、四角のモザイクなど様々なモザイクがパフォスには今でも残っています。特に人物画のモザイクは地中海一の美しさだと言われています。ローマ帝国時代が知れる貴重な資料ですよね。キプロス島には多くの歴史を知る事が出来ます。キプロス島全体が歴史の伝道者なのかもしれませんね。

世界遺産に登録されているパフォスの中にあるお城がパフォス城です。現在見る事が出来るパフォス城は元々あった城の西側部分を1780年に修復したものとなっています。時代と共にパフォス城の利用目的も変わり、防衛施設や牢獄、塩の保管庫として使われていた過去があります。現在は9月に行われる美術祭の会場として使用されています。

パフォス城は様々な遍歴を経て現在に至ります。パフォス城の前には港を守るためにサランタコロネス砦がありました。しかし、1222年に起きた地震によって崩壊しました。砦があった場所から500m南に13世紀のキプロス時代に建てられたのがパフォス城です。

当時のパフォス城は今とは違い2つの建物が城壁で繋がっているような作りでした。もう1つの形は円形をしていましたが、サランタコロネス砦と同様地震によって倒壊してしまいました。更に1570年にはオスマン帝国襲撃前の爆発事故によって崩壊してしまいました。そんな過酷な出来事を経て残っているのが現在のパフォス城なんですよ。

パフォスに続いてもう1箇所キプロス島で世界遺産に登録されている場所を紹介させて頂きます。それがキロキティアです。それ以外にもヒロキティアとも言われています。新石器時代の歴史を知る事が出来る遺跡なんですよ。ユネスコには1998年に世界遺産登録がされたキプロス島旅行でもおすすめの歴史スポットですね。

キロキティアは地中海東部に残る先史時代の遺跡の中でも歴史を知る上で非常に重要な場所とされています。その理由は当時の歴史を知る意味で保存状態が非常に良いです。その為、当時から集落を形成して暮らしていた事がキロキティアの遺跡から分かる程です。そして、もう1つ重要な歴史が分かりました。

もう1つの重要な歴史は組織化され、機能的な社会が当時から形成されていた可能性が出てきたのです。キロキティアの遺跡から集落があった以外にも分かった事は集落を守るために城壁が築かれていたんです。保存状態が良いキロキティアだった頃こその発見です。キプロス島には貴重な歴史を知る場所が多くあるんです。

キプロス島の自然が作り出す絶好の写真スポットを紹介します。それがラルナカ塩湖です。市としてはラルナカ空港と街の中間あたりにある美しい塩水の湖なんですよ。この場所はフラミンゴの群れが見られる事でも知られており、運がよければ群れを近くで見る事ができますよ。

フラミンゴを見ようと多くの観光客がラルナカ塩湖を訪れます。フラミンゴ鑑賞を希望の方は双眼鏡を持っていく事のがおススメです。また、ラルナカ塩湖の周辺にはレストランやショップが近くにないので、飲み物や小腹が空いても良いように軽食を持っていくとより安心ですよ。

ラルナカ塩湖周辺は建造物が少なく雄大な自然の景色を楽しむ事が出来ます。特に夕方頃がラルナカ塩湖のマジックアワーと言えます。夕陽によってオレンジ色に染められるラルナカ塩湖は幻想的です。街からは距離が少しあるので、レンタルサイクルで移動すれば景色を楽しみながら行く事ができますよ。

ペトラトゥロミウ海岸はキプロス島の南西部にある海岸です。ペトラトゥロミウ海岸はギリシャ語でギリシャの岩という意味なんです。それを体現するかのようにペトラトゥロミウ海岸は巨大な岩が多く見受けられます。でも岩があるだけの海岸ではないんです。ある女神が誕生した場所としても知られているんですよ。

ペトラトゥロミウ海岸で誕生したと言われているのがギリシア神話の女神として知られるアフロディーテです。アフロディーテはギリシア神話の中で恋愛と美の女神です。水泡から生まれる、西風に運ばれてキテラからキプロス島に行き、この海岸で誕生したと言われているんですよ。

キプロス島には実際の歴史を知る上で、重要な歴史スポットとして複数の世界遺産があります。それに加えてギリシア神話の女神まで誕生した場所があるなんて不思議な島ですよね。実際の歴史も良いですが、この機会に女神様の誕生した海岸まで足を伸ばしてみるのもイイですよ。

キプロス島には贅沢な装飾が目立つキッコー修道院を紹介します。キッコー修道院は山奥にある大きな、大きな修道院です。その位置は海抜1318メートルと言われています。この修道院自体は11世紀から12世紀に掛けて作られたと言われています。修道院内で歴史を知る事が出来る資料を見る事が出来ます。

キッコー修道院には宝物館という場所があります。そこでは過去1000年間程の歴史を示す数多くの宝物が置かれています。それ以外にも礼拝堂では美しい絵画等が飾られています。歴史好きな方にとっては正に宝物館に見えると思いますよ。そして、修道院内ではキプロス島で人気の飲み物も置いてあるんですよ。

キッコー修道院では是非とも売店に寄ってみてください。実は美味しいワインに巡り合えますよ。キプロス島はワインでも人気なんです。その為ワイナリーが複数あります。ここのキッコー修道院にもキプロスワインがあるんです。赤ワイン、白ワインがあるので記念に1本ワインを購入してみては。

キプロス島には世界遺産を始め歴史を知る事が出来る観光スポットが多く存在します。日本ではキプロス島と聞くと世界遺産の認識が多いようです。ですが、欧米の方にとってキプロス島はリゾート地として人気が高く多くの観光客が訪れるんです。キプロス島屈指のリゾート場所を紹介します。

世界中には美しく人気のビーチが存在します。キプロス島には世界の人気ビーチにも負けていません。それがニッシビーチです。透明度は抜群で海面からも澄んでいる事がはっきりと分かります。ニッシビーチは遠浅で真っ白な砂浜が広がる素敵なビーチなんですよ。透明すぎて海よりもプールかと錯覚するほどです。

キプロス島で最も人気と知名度のあるニッシビーチには魅力的なマリンアトラクションもしっかりと用意されています。パラセーリングやジェットスキーなど思い切り海を楽しめますよ。リゾート地なのでニッシビーチの周りにはレストランはもちろん、ホテルもあるので泊り掛けで最高のバカンスが送れますよ。

日本ではまだあまり知られていないキプロス島を紹介させて頂きました。欧米で人気の理由は分かりましたか。歴史スポットあり、リゾートスポットありとキプロス島は本当に素敵な観光先です。1つの島で多くの事が体験出来る稀有な場所なんです。これを機にキプロス島も是非とも候補先の1つに加えてくださいね。