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パプアニューギニアの治安情勢!人食い民族もいるってホント?

パプアニューギニアの治安情勢!人食い民族もいるってホント?
投稿日: 2017年8月9日最終更新日: 2020年10月7日

パプアニューギニアは、実は世界的に最も治安が悪い国と言われている国の1つということを知っていますか?あまり知られていない国だと思うので、今回はパプアニューギニアの治安情勢や危険情報、そして人食い民族がいる噂の真相についてご紹介いたします。

パプアニューギニアの治安情勢!見出し

Photo byFreesally

パプアニューギニアは、オーストラリアの北に位置し、南太平洋ニューギニア島の東側半分と、周辺の島々から成り立っている立憲君主制国家です。広大な海にジャングルで覆われた国で、一見平和そうに見えますが、実際のところ治安はどうなのでしょうか。パプアニューギニアの治安情勢や危険情報、人食い民族の真実についてまとめてみました。

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パプアニューギニアの治安状況見出し

2017年8月9日現在、外務省の海外安全ホームページからの情報によると、パプアニューギニア全域は危険度がレベル1の「十分注意して下さい」となっています。内容としては、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーを中心に、犯罪が多発しております。近年人口が増加しているのに仕事が少なく、貧しい国なため治安は悪化している傾向。

犯罪が起きている場所は、空港やホテル、街中、スーパーマーケット、外国公館、住居周辺など、昼夜を問わずどこでも発生するという非常に治安が不安定な状況で、どこも安全とは言えません。外国人だけがターゲットにされているわけではなく、パプアニューギニアの市民においても同様です。常に危険な目にあわないよう、対策が必要な国です。

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首都ポートモレスビーの治安は特に悪い見出し

現在パプアニューギニア全域の治安が不安定ですが、特に首都のポートモレスビーは、現地の人でも避けるくらい、治安が悪いと言われおり、危険が多く潜んでいます。またポートモレスビーは世界で最も住みにくい都市のワースト3に入る常連です。例えば街中を外国人が一人で歩いていると、強盗団などに囲まれ金品を奪われる可能性は高いです。

また首都ポートモレスビーでは、基本的にホテルからの外出は禁止とされています。窓の外は鉄格子で、ホテルの敷地内でさえ危険と言われています。それだけ周辺は物騒で、あちらこちらで強盗や強姦など、悪質な犯罪が多発している国なのです。パプアニューギニアで観光を楽しみたくても、この治安のままだとポートモレスビーでは難しそうですね。

パプアニューギニア治安:一人歩きは危険見出し

パプアニューギニアでは、一人で街を歩くことは絶対に避けて下さい。基本的にホテルからの外出は禁止とされており、ホテルの敷地内でさえ危ないと言われています。パプアニューギニアでは、反日感情など特別強くありません。しかしながら他の国の人々との見分けがつかないため、何かの拍子にトラブルに巻き込まれてしまうこともあり得ます。

パプアニューギニア全域で言えることですが、特にポートモレスビーでは女性の一人歩きなんてもってのほかです。パプアニューギニアはレイプが大変多い国なので、女性は特に一人では歩かず、誰かと一緒に行動をするよう心掛けましょう。また市内バスも流しタクシーも危険ということで、タクシーを呼んでもらうしか移動手段がないようです。

パプアニューギニア治安:赤信号でも止まれない?見出し

Photo by 欧黛创意

特にパプアニューギニアの首都ポートモレスビーでは、基本的に外を歩けませんが現地の人と歩いていたとしても、赤信号で止まらず進みます。何故なら赤信号で止まっていると、強盗に襲われたりと被害にあう可能性が高いからです。そんなことを言われたら外を歩くことはやはり避けた方が良いですね。日本の治安の良さが有り難く感じます。

パプアニューギニア治安:警察官が少ない!見出し

Photo byAlexas_Fotos

パプアニューギニアでは、近年人口が急激に増加しています。しかしながら依然と仕事はなく、貧しい人々も増加しています。働く意思のない若者も多く、働きたくないけどお金が欲しいという人が増えているため、残念ながらそれだけ治安も悪くなっています。働きたくないし仕事もないから人から奪ってやろうと悪いことを考えるのだといいます。

そんなに治安が悪くて現地の警察官は何をしているんだと思われるかと思いますが、現地の警察は、十分に機能していません。そもそも予算不足などの理由で警察官が人手不足で且つあまり検挙もできておらず、警察官によって犯罪を減らすということは期待できない状況です。犯罪者達が自由に犯罪を犯し続けている大変危険で恐ろしい街と言えます。

Photo by Laure Wayaffe

パプアニューギニアでは、警察によって一度逮捕しても脱獄犯が大変多いです。しかしながら多くの場合で再逮捕されず、悪質な犯罪を繰り返しています。それらも全て国自体が貧しい国なので、経済の事情で警察を動かせていないことからこのような悪循環を繰り返していると言えるでしょう。パプアニューギニアで資金不足は、現在深刻な問題です。

パプアニューギニア治安:全ての犯罪に注意!見出し

パプアニューギニア全域で言えることではありますが、特に首都のポートモレスビーでは、一般犯罪が多発しています。おおよそですが、パプアニューギニアでは強盗事件は日本の約75倍、殺人事件は約40倍と、毎日のように街中で犯罪が勃発されている都市と言えるでしょう。スリや強盗、ひったくりだけならまだしも、命までも狙わる可能性が。

また女性においてはレイプの犯罪もパプアニューギニアで多く起きているので、十分気をつけなければいけません。女性の一人歩きは絶対に避け、必ず現地の信頼できる人と一緒に行動をするか、グループで移動をすることをおすすめいたします。女性は性犯罪以外にも、スリやひったくりなどターゲットにされやすいので、気をつけてください。

パプアニューギニアで安全に過ごすために見出し

さて、今まで散々にパプアニューギニアの治安の悪さをお伝えしてきましたが、そんな場所でどのように過ごせば安全に観光を楽しめるのでしょうか。基本的にパプアニューギニアでは、町歩きをしてはいけません。移動は全てタクシーを利用しましょう。ただし市内バスや流しのタクシーは危険なので(特に女性は)、使わないように心がけてください。

タクシーを利用する場合、ホテルのフロントで呼んでもらいましょう。パプアニューギニアの中でも、ショッピングモールなど、市民達も利用している施設などがあります。しかしどんなに近いスーパーマーケットでも、観光地でも、徒歩で移動するのは避けましょう。必ずタクシーを利用することをお勧めいたします。専用ドライバーがいたら安心。

パプアニューギニアでは今でも魔女狩りがある?見出し

Photo byMiraCosic

パプアニューギニアでは、現在でも魔女の存在が信じられていており、「魔女狩り」というものが存在しています。黒魔術をかけた者を裁くというリンチ殺人事件が大変多く、理不尽な理由で残酷な殺され方をする女性達が数多くいます。パプアニューギニアの人々が人の死を自然なものとして受け入れられないため、魔術のせいだと思っているそうです。

現地の警察官らも、魔女狩りを止めようと試みるのですが、集団で行なっているため彼らの圧力には勝てず、助けたくても助けられないのが現実だそうです。誰かの死の後に女性に対して何か理由をつけて魔女狩りが行われる国だなんて、いつ自分が犠牲になるのか不安になってしまいそうではないでしょうか。そんな習慣が無くなれば良いですね。

パプアニューギニアに人食い民族がいるって本当?見出し

Photo by kanonn

パプアニューギニアでは人食い民族がいるって本当なのでしょうか。人食いだなんて今の時代ないだろうと願いたいところですが、実は本当なのです。彼らは体や顔に独特のペイントをした民族でコロワイ族と言われています。近年外国人のカップルが人食い民族に危うく食べられそうになった事件や実際に被害に遭ってしまった外国人もいます。

また人食い民族によって、7人の魔術師が被害に遭ったという悲惨な事件がありました。彼らにとって魔術師の臓器は、特別な超自然パワーを得られ、強靭な肉体までもを手に入れることができるという言い伝えがあるそうで、この事件があったと言われています。パプアニューギニアは現在でも原始時代のような文化が一部で残っているのです。

治安は悪いが優しい人が多い国見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

パプアニューギニアは治安が悪く危険な国ではありますが、もちろん全員がそのような犯罪を犯す人達ではなく、一般的な市民はとても優しく親切な人々が多いです。こちらが笑顔で話しかければ笑顔で対応してくれる人が多く、子供達も無邪気で可愛らしいです。ただ貧しい国なので、犯罪者が必然的に増えてきてしまう現状が、なんとも悲しいです。

パプアニューギニアは優しさと危険が入り混じった国見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

いかがでしたか?今回は、パプアニューギニアの治安情勢や危険な情報などをご紹介いたしました。日本ではあまり情報を聞かないパプアニューギニアですが、実際のところ皆さんの想像以上に治安が悪い国ではないでしょうか。一歩外れると人食い民族らも住んでいるので、観光に行く際は、旅行会社のツアーを通して行くことをおすすめします。


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