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麗江・玉龍雪山の見どころ!行き方や現地ツアー・ロープウェイの乗り方も

麗江・玉龍雪山の見どころ!行き方や現地ツアー・ロープウェイの乗り方も
投稿日: 2017年8月28日最終更新日: 2020年10月7日

中国雲南省の麗江市に聳え立つ霊峰、玉龍雪山。標高4,506m地点までいっきに登るロープウェイや、北半球最南端の氷河など見どころ満載です。玉龍雪山への行き方や、登頂のために準備すべきこと、現地ツアーや日本からのツアーなど役立つ情報を紹介していきます。

中国人から絶大な人気!麗江玉龍雪山ツアーとは?見出し

中国人から絶大な人気を誇る観光スポット中国雲南省の麗江(リージャン)。まるで「千と千尋の神隠し」のような情緒溢れる麗江の街並み。そして富士山より1,000メートルも高い標高にロープウェイで行くことが出来る玉龍雪山。ここでは見どころ満載の麗江の街と玉龍雪山への行き方、現地ツアーなどまるっと紹介していきます。

中国麗江の玉龍雪山の見どころ見出し

中国雲南省麗江市に聳え立つ霊峰、玉龍雪山の標高はなんと5,596メートル。玉龍雪山は中国少数民族のナシ族が信仰しているトンパ教の聖地でもあり、「神の山」としてナシ族の人々に崇められた魅力のパワースポットです。ナシ族聖地がゆえに入山が制限され、未だに古くからの原始林と絶景の自然が今でも残っています。

景区内には「雲杉平原」や原始林の広がる「蒼月谷」など絶景スポットがあり、その中に観光のメインとなる玉龍雪山が聳え立ちます。玉龍雪山はロープウェイで標高4,506メートル地点にいっきに登ります。ロープウェイの周囲に広がる北半球最南端の高山氷河も見どころのひとつです。

玉龍雪山ツアーのベストシーズンはいつ?見出し

麗江は標高2,000mを超える高地なので冬は非常に寒いです。しかし冬場は乾燥期のため麗江から玉龍雪山を最も美しく見ることが出来ます。雲南省には湿潤期があり6月から9月にかけては雨季のため麗江の街から玉龍雪山を美しく見ることの出来る日が少なくなります。霊峰である玉龍雪山に登頂するなら4~5月、10月がベストシーズンです。

玉龍雪山ツアー!麗江への行き方見出し

日本から玉龍雪山への行き方ですが、麗江三義空港には日本からの直行便はありません。そのため中国の都市での乗り換えが必要となります。日本からのツアーでは麗江に近い昆明(クンミン)という都市の観光と合わせた玉龍雪山ツアーがスタンダードです。行き方は様々ありますが、他の都市の観光と併せて旅行することをお勧めします。

玉龍雪山ツアーに最適な宿見出し

中国人に人気の観光地ゆえに超高級ホテルから、こじんまりした民宿まで様々ある麗江の宿。世界遺産となっている麗江古城内にも沢山の宿があります。「千と千尋の神隠し」の様な景観は見どころですが、観光地化が進み少々賑やかです。束河古鎮や白沙村は市街地から離れるため静かで落ち着いています。リラックスしたい場合にはお勧めです。

古鎮内は自動車が入れませんので徒歩になります。坂や階段が多いのも特徴。そのため宿の立地も重要なポイントです。口コミや地図を事前に確認して、出入り口からの行き方を調べておくことをお勧めします。荷物の多さにもよりますが、重たい荷物を持っての古鎮内の徒歩は人も多く大変です。高地ですので普段より疲れやすいと考えましょう。

高級ホテルであれば心配はありませんが、古い建物を改装した形の民宿であれば注意が必要です。冬場は朝晩がとても寒いですが、建付けが悪く隙間風が入ってくるところや、水回りが悪いところなどがあります。口コミをしっかりと熟読すれば玉龍雪山ツアーに最適の宿を探すことができるでしょう。

玉龍雪山ツアーを楽しむコツ:現地ツアー見出し

観光したいけど行き方が分からないなどを解決してくれるのが現地の玉龍雪山ツアーです。宿泊ホテルでのツアー申込が出発や戻りを考えると一番便利ですが、古城内でも沢山のツアー会社があり申し込みが可能です。せっかくですので玉龍雪山ツアーを上手く利用して観光内容を充実させましょう。

少々金額が高くてもツアーの方が効率よく見どころを案内してくれます。特におすすめなのが印象麗江という壮大なショー。北京五輪で開・閉会式のチーフディレクターを務めた映画監督の張 芸謀(チャン・イーモウ)演出のショーで、見応えも迫力も満点です。印象麗江と玉龍雪山とセットになったツアーもありますのでチェックしてみてください。

現地でオプショナルツアーに申し込む以外にも、日本からオプショナルツアーに申し込むことも可能です。空港からホテルまでの送迎に加え、日本語ガイド、現地ガイドを付けるようなプランもありますので各旅行会社の玉龍雪山プランを比較検討してみてください。中国語、英語に不安がある場合は日本の旅行会社にお願いしましょう。

玉龍雪山ツアーを楽しむコツ:高山病対策見出し

雲南省は平地でも標高2500mもある山岳都市です。そのため麗江空港に到着した段階で高山病の症状が出る人もいます。高山病の代表的な自覚症状は頭痛、ふらつき、めまい、食欲がない、吐き気、嘔吐(おうと)、疲労感、睡眠障害です。高山病は予防が可能ですので事前の準備をしましょう。

高山病予防

高山病は酸素不足で起こります。最大酸素摂取量を高めておくと高山病にはかかりにくくなります。心肺機能改善のために、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などの有酸素運動を旅行に備えて行いましょう。ダイアモックスなどの高山病に効く薬を事前に処方してもらったり、飲む酸素などのサプリや頭痛薬を用意しておきましょう。

高山病の症状が出たら

脱水状態は血液の循環を悪くさせ、高山病を更に悪化させます。水分をしっかり摂るようにしましょう。症状が出たら横にならず、ゆっくりと散歩するなど、無理をしない程度で体を動かしましょう。酸素を取り込み、時間をかけて高度に慣らすことが重要です。いっきに高度を上げないためにも、初日はゆっくりできる予定を組みましょう。

玉龍雪山ツアーを楽しむコツ:食事見出し

麗江料理は、ナシ族の料理を中心としていて、代表的なものに三畳水、八大碗があります。アッサリとした味付けのものが多く、日本人の口には合いやすいでしょう。山菜、野菜、キノコを茹でたり炒めたりした料理が多いですのでローカロリーで健康的です。雲南省はキノコが有名ですのでキノコ鍋など日本では見たことのないキノコを味わうのもお勧めです。

玉龍雪山ツアーを楽しむコツ:持ち物見出し

玉龍雪山に登頂する際には温かいウエアが必要です。登山用リュックまでは必要ないですが、手で持つタイプではなくバッグリュックの方が良いでしょう。ツアーであれば赤いウエアが貸し出されます。ツアーでなくても登頂用ウエアなどレンタルできます。ただし朝晩が冷えるのでトレーナーや羽織れる上着は用意しておきましょう。

登頂時には標高4,000メートルを超える玉龍雪山。歩けば息が切れます。そのため酸素ボンベも用意しておくと安心です。山の上でも売っていますが料金が高くなるので、酸素ボンベは街での購入がお勧めです。酸素ボンベは安すぎるものはすぐに酸素が切れたりしますのであまりケチらないようにしましょう。登頂時には水も忘れず持参しましょう。

寒さ対策にホッカイロもお勧めです。朝晩は冷えますので嵩張らないホッカイロであれば持参しやすいでしょう。乾燥しやすい地域ですので喉の弱い方はマスクを用意しておきましょう。高地で紫外線がかなり強いですので、日焼け止めとサングラスがあると良いでしょう。

玉龍雪山のお勧めポイント:ロープウェイ見出し

玉龍雪山の登頂には、山頂の手前までロープウェイと階段が整備されています。このロープウェイは1日4,000人限定ですので注意が必要です。日によっては午前中でロープウェイのチケットが売り切れてしまったということも多く、ツアーでない場合は早めに玉龍雪山へ出発することをお勧めします。

ロープウェイに乗れば到着地点はなんと標高4,506メートル。目の前に広がる荘厳な景色は北半球最南端の高山氷河です。売店、レストラン、トイレ、休憩室、医務室完備のレストハウスもあります。玉龍雪山の山頂扇子陡のすぐ下ですので、扇子陡をバッグに記念撮影をすることができます。

玉龍雪山のお勧めポイント:遊歩道見出し

ロープウェイを降りた後は観光客に許された最高到達地点の4,680メートルまで遊歩道があり、歩いて登頂します。綺麗に整備されている階段で、道中にも休憩所が設置されており酸素ボンベなどが購入可能です。酸素が薄く少し歩けば息切れします。しかしハイテンションの中国人が駆け足で登っていたりとこちらも見どころ満載です。

この遊歩道を登ってきた人だけが見ることができるの展望デッキからの眺望。天候が良ければ荘厳な景色が広がっています。厳しいトレーニングや登頂の装備をせずとも4,680メートルの高さまで登ってしまえる玉龍雪山。是非玉龍雪山の登頂にチャレンジしてみてください。

麗江と玉龍雪山ツアーを楽しもう!見出し

いかがだったでしょうか?玉龍雪山と麗江の街並み、そして玉龍雪山ツアーを楽しむためのポイントをお伝えしました。中国の雲南省は水も綺麗で食材豊かな地域です。玉龍雪山に登頂せずとも、見どころ満載の観光スポットです。きっと日常を忘れられる素晴らしい旅になるでしょう。参考にして麗江と玉龍雪山の旅をお楽しみください。

中国・麗江&大理の人気観光スポット!世界遺産もあり!見所やアクセスも! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
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中国・雲南省で最も有名な観光地の一つである麗江(リージャン)と大理(ダーリー)。この街には見ごたえのある世界遺産や自然豊かなエリアまで様々な見どころがあり、観光に最適です。この記事ではそんな麗江と大理を観光する際には是非見ておきたい観光スポットをご紹介します!

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