デンマークの通貨やATMご紹介!クレジットカードは?
The Little Mermaid in Copenhagen Airport (Terminal C) always looks so lonely. コペンハーゲン空港(ターミナルC)の人魚姫はいつもさみしそう。 pic.twitter.com/JioTbIxsnU
— Masao Sakuraba (@Masao_Sakuraba) August 31, 2017
デンマーク旅行をご計画中ですか?ご旅行の前に、デンマークの通貨事情や両替に役立つ話、クレジットカードについてお知りになりたいですよね。用意するときにある程度知識があれば滞在中も少し安心です。今回は、デンマークのATM設置場所や、物価事情もご紹介いたします。ぜひ、今記事をご参考にしてお得な旅行にしていただければ幸いです。
デンマークの通貨はクローネ!その種類と為替レート
ここでは、デンマークの通貨の種類や為替レートとご紹介いたします。デンマークの通貨単位は、デンマーククローネ(DKK)です。また、Krone(単数)または、クローナーKroner(複数)、略号はDKKです。補助通貨はオーレ(Ore)です。2017年8月現在、1デンマーククローネは17.65円です。1デンマーククローネは、100オーレになります。
さらに、通貨の種類ですが、紙幣は、50、100、200、500、1000デンマーククローネの5種類です。2009~11年、新しいデザインの紙幣が発行されています。コイン・硬貨は50オーレ、1、2、5、10、20デンマーククローネの6種類がございます。1、2、5クローネ硬貨は穴あきです。ハートのモチーフがお土産にも人気で、国民もハート好きといいます。
また、通貨を安定させるため、デンマーククローネはユーロに連動するようになっています。そのため、為替レートは1ユーロが7.46クローネの上下2.25%以内でしか変動しません。また一部のお土産物屋などを除いて基本的にユーロは使えません。ユーロは他の通貨に両替するか、次の機会まで持っておきましょう。
デンマークの通貨とTAX FREE
コペンハーゲンの有名なデザインミュージアムの隣にあるメディカル・ミュージアム。標本好きなのでちょっとワクワクしながら入ってみたところ、衝撃的にカッコよかった。特に、1700年代の薬局の内装を移設した部屋。小瓶、引き出し、ラベル、全部いい…。ヨダレ出る人も少なくないはず…。 pic.twitter.com/8uwHI5AWwM
— Mai Tsunoo (@ocojo) August 30, 2017
ほとんどの商品が25%の付加価値税(VAT)が含まれており、旅行の際は「TAX FREE」と表示のあるお店で1日300デンマーククローネ以上の買い物をした際に付加価値税の最大19%を空港で還付・払い戻ししてもらえます。条件として、EU加盟国以外の国に居住して旅行中などである事などがあります。店員さんに申請書類の記入を頼んでみてくださいね。
また、還付手続きは空港で出国前に税関で行います。その手続きのため、空港には少し早めの到着がおすすめです。ちなみに、買い物以外の、レストランやホテルの料金、スーパーの食品は対象外です。旅行ではなく居住者も申請できません。買い物の際は、お得な旅行にするためにも忘れずに申し出てみてください。
デンマークの通貨と世界一高い税金
ちなみに、デンマークは税金国家で、税率が世界一高いです。たとえば、所得税は55%(市税21%・県税11%・国税23%)、消費税は25%(食料品も全て25%)、車の購入は280%の税金です。日本のような累進税ではなく、また、日本のように260万円以下が税金を払わないため全国民の2/3が税金を払っていないという事もないそうです。
アマリエンボーはいつも観光客でいっぱい!https://t.co/DiTq5DYgz7 #デンマーク #コペンハーゲン #観光 #アマリエンボー宮殿 #フレデリスク教会 #空 #雲 #ツーリスト #denmark #copenhagen #cph #kuneruasobu pic.twitter.com/2PAco4KGBG
— ステッチハウス (@stitchhouse_jp) August 21, 2017
税金を支払っておいて所得や生活内容によって還付してもらえます。例えば、学生も、アルバイトで年間80万円以上収入がある人は税金を払います。ただ、国民の教育費は大学まで、医療費も介護費用も全額無料です。住宅も25%を占める国営なら無料で生命保険も国民年金、厚生年金も不要になっています。お得な感じもしますね。
土日休みで、それ以外に年間6週間の連続休暇がとれ、ヘルパーやナースの給料が高い、車税が香港の200%よりも高い280%でみんな自転車に乗っているそうです。政治は完全にオープンで、投票率90%、しかも、国会議員は低俸給で、地方議員2700人余りは無報酬だそうです。地方議員がたいてい「兼業」のため、議会は朝7時までと夜7時です。
オランダ:デルフト(教会の超狭い376段の階段を登るとオレンジ屋根の絶景が目の前に)
— 桃@polca挑戦中 (@XxPeach) August 21, 2017
コペンハーゲン:世界三大がっかりの人魚まで遠すぎるのでチャリ使うべきです。ディズニーランドのモデルとなったチボリ公園に1人で行ったら面白いかも。 pic.twitter.com/qdyKOyIIDk
デンマークは世界一の介護先進国として、日本政府も介護のモデルはデンマークです。国民は誰でも、最低限、税金を含めた食費や光熱費などの生活費を確保していれば大丈夫なんです。税金は高くとも他は無料に近いという事で富裕層が移住しています。そのため、全体的に高い物価になっています。
デンマークの通貨と両替
Sweden's Largest Bank Has $9.7 Billion Capital Shortfall #Banks #BankingCrisis #Nordia https://t.co/ljHM5iFuyq pic.twitter.com/HGyKx1FvZY
— Andrew Higgins (@AndrewHigsdrew) June 22, 2016
デンマークの両替所をご案内いたします。銀行、郵便局、両替所、一部のホテル、ショッピングセンターなどで両替できます。このうち、コペンハーゲンの両替所では、銀行のレートは良く、特にノルデア銀行(Nordia Bank)がおすすめです。旅行の際に機会があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
両替に気う付けなければならない場所としては、コペンハーゲンのショッピングセンターやストロイエ通りなど観光スポットがあります。この辺りはレートが悪かったり手数料が高いなどの両替所もあるのでおすすめできませんが、旅行の日程等でどうしても両替しなければならない場合は安全そうなところを探しましょう。
デンマークの通貨とクレジットカード
デンマークでは、デパートなどだけではなく、小さなお店やキオスク、タクシーまでほぼクレジットカードに対応しているため、持っておくのが絶対におすすめです。慣れない通貨を数えるのも大変ですし、多額の現金は危険ですし、現金が不足しないか両替の心配もあります。支払うたびにクレジットカードのポイントまで貯まりますよ。
フレデリクスボー城(デンマーク)コペンハーゲンの北西に位置する街、ヒレロズにある近世の城。敷地は広大な庭園になっていて、その中央に湖があり、さらにその中心に城がある。礼拝堂は華麗なロココ様式で迫力があります。 pic.twitter.com/YB21tduqYr
— 夢みる世界りょこうbot (@xxmilkytail80) August 21, 2017
デンマークでは、クレジットカードが便利です。VISA、マスターカード、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなどが利用できます。AmexやJCBは使える場所が限られるようです。小さなキオスクやカフェでの支払いからタクシーまでほとんどの支払いがクレジットカードで可能なのです。
多額の現金は危険ですので2~3万円分ほどにして、できるだけクレジットカードで支払うと便利です。ホテルや、レンタカーで身分証代わりに提示を求められることもあるので、一枚は持ち歩きましょう。マイルが貯まるクレジットカードなどでポイントを貯めていくのもお得でおすすめです。
デンマークの通貨とATM
デンマークには、ATMが市内に多く、クレジットカード会社かCirrusやPlusなどの提携金融のATMならキャッシングもできるんです。その際、国際キャッシュカードがあれば、日本での預金を海外のATMで必要なだけ現地通貨で引き出すことができるんです。手数料はカード会社によって異なります。
また、レートも、カードの規定によりますので、国際キャッシュカードはレートがあまりよくないとも言われていますが、トラベラーズチェックや現金を両替所でも手数料はかかりますし、両替所へ持っていく時間がなかったりATMは24時間利用できるので便利でおすすめです。
デンマークの通貨と物価:「宿泊費」
・デンマークの首都コペンハーゲンと対岸のスカンジナビア半島南に位置するスウェーデンの都市マルメとを結ぶ橋「オーレスン大橋」(オーレスン・リンク。全長は 7845 m) pic.twitter.com/DSjltRr7BF¨
— 相互フォロー (@BLsougo) August 21, 2017
宿泊費の相場としては、デンマークのみの滞在5泊7日としますと、基本料金的には夏期のシーズン時期で20万~40万円、冬期は15万円~30万円ほどになります。レートにもよるのは当然ですが、シーズンは宿泊施設も現地が休暇中の人が多いので早めに検索した方がよさそうです。小学校の休みなども調べてみてくださいね。
デンマークの通貨と物価:「食事代」
食事代もさほど安くはなく、カフェでランチセットなら93DKKほどで、さらに、ホットドックとコーラでは56DKKほどです。ビックマックセットはDKK66、スーパーのビール500ml缶がDKK10、レストランでは155DKKほど~216DKKほどです。高級レストランでコースメニューにすると586DKKほどになります。
ただ、ビールは333mlで8~12デンマーククローネ(129~194円ほど)と、北欧にしては安いですよ。何を見ても高いので、バックパッカーや節約したい方には厳しいです。宿泊をユースホテルにしたり、食事の一部はスーパーなどで買ったものにすれば、少し節約できますね。コペンハーゲン旅行なら、名物のホットドックもお得で良いですね。
デンマークの通貨と物価:「交通費」
スイスと比較すると、年金や住居費はデンマークはタダなので、税金が高くても富裕層にとってはお得で、移住者が増えているといいます。交通費は、タクシーで2000円ほどのところ、4500円といったお得ではない感覚です。しかし、デンマークのタクシー基本料金は初乗り平日8kmで183デンマーククローネほどなので、「お得」とは程遠いです。
デンマークの通貨とチップ
デンマークでは、チップの習慣はありません。特にサービスが良かったときなどに小銭を渡す程度です。レストランの料金にサービス料が含まれていないときは、7~10%程度のチップを渡しますが、クレジットカードで支払うなら会計時の明細書のチップ欄に金額を書き込みます。カフェ、バー、タクシーでは、おつりのコインを置く程度です。
デンマークでは税金還付/払い戻しをお忘れなく!
デンマークの通貨とレート、物価事情はいかがですか?全体的に特に高めになりますね。それもそのはず、デンマークは税金が世界一高い国でした。戻ってこないものがほとんどですが、デパートなどTAX FREE店での買い物では300デンマーククローネ以上で税金還付してもらえます。忘れず店員さんに申し出てくださいね。楽しい旅を!
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