そもそもモンゴルってどんな国?
日本人なら「モンゴル」と聞くと、大相撲の力士を想像する人が多いと思います。白鵬・逸ノ城・日馬富士などの日本の大相撲会をけん引する彼らもまた、モンゴル出身力士なのです。そんな日本人にもなじみ深いモンゴルですが、観光や旅行となるとあまりポピュラーな地域ではないようなイメージを持ちます。「田舎そうだし何もなさそう」そんな印象の強いモンゴルですが、実際はどのような地域なのでしょう?
モンゴルは自然豊かな草原の国
モンゴル国は東アジア北部に位置する内陸国です。首都はウランバートル。人口は約275万6000人です。国土の約79%が草原でまさに「草原の国」です。モンゴルは降水量がとても少なく、夏には40℃冬にはマイナス30℃にまで下がる寒暖の差がとても激しい国という一面もあります。「草原の国」といわれるだけあって、モンゴルはまさに野生動物の宝庫です。
遊牧民の家「ゲル」
モンゴルと聞いてこの「ゲル」を想像するのではないでしょうか?モンゴルと言えば遊牧民!モンゴルの遊牧民は移動式の住居いわゆる「ゲル」で、定期的に草原を移動しながらの生活を送っています。このゲルは布や木などで作られているため、解体や修理などが容易に行うことができます。そのため、モンゴルの遊牧民たちはゲルを非常に重宝しています。
モンゴル人は親日家が多い
モンゴル人は親日家が多いことでも広く知られています。モンゴルが共産主義からの脱却の際に、日本が援助を行ったことが親日の要因とも言われています。大相撲でモンゴル人力士が活躍しているのも要因の一つと言えるでしょう。日本である私たちがモンゴルを訪れた際は、非常に手厚く歓迎される事でしょう。 顔もどことなく日本人に似ているかもしれませんね。
日本~モンゴルの距離と渡航方法
ひとくちに日本~モンゴルと言っても、わからない事が多いですよね??ここでは”日本~モンゴルの距離と渡航方法”についてまとめてみました。ちなみに、日本とモンゴルの首都ウランバートルとの時差は、ウランバートルの方が日本より1時間離れています。モンゴルに行く際は、時差が1時間ということを考慮して渡航しましょう!では参りましょう!
日本~モンゴル間の距離は3070㎞
日本~モンゴルの距離って考えたことありますか?実は、日本~モンゴルって直線距離にして約3070㎞なのです。 3070㎞と言ってもあまりピンときませんよね?3070㎞といえば、東京~大阪間を3往復もできる距離です。モンゴルって意外と遠いですね。それでは日本~モンゴルの距離が分かった所で、おすすめの渡航方法を見てみましょう!
日本~モンゴルへは格安航空がおすすめ
成田からウランバートルへは直行便が就航しています。ウランバートルへは格安航空の「ミアットモンゴル航空」がおすすめです。成田~ウランバートルへの所要時間は約5時間半。こちらのミアットモンゴル航空では、往復チケットがなんと!¥61.000より販売しています。成田~ウランバートルまでこの価格で行けるなんて、格安航空様さまさまですね。
モンゴルの事が少しお分かりいただけたところで、今回の最大のテーマである「ゴビ砂漠」についてご紹介していきたいと思います。実はゴビ砂漠には魅力的なスポットが盛りだくさんなのです!今回は、そんな”モンゴルの代名詞”ともいわれる「ゴビ砂漠」の魅力についてスポットを当てていきたいと思います。ではいってみましょう!
ゴビ砂漠ってどんな所なの?
ゴビ砂漠と聞いて、モンゴルの歴史を思い浮かべる人も多いと思います。ゴビ砂漠周辺は、モンゴル帝国時代に栄えた場所でありシルクロードの重要な拠点都市が存在した場所であります。ヒマラヤ山脈によって雨雲が遮られるため、非常に乾いた風が吹く大陸性気候の地域です。そんな”モンゴルの代名詞”とも言われるゴビ砂漠ですが、一体どのような特徴のある地域なのでしょう?
ゴビ砂漠は世界で4番目の規模
まずゴビ砂漠とは、モンゴルから中国北部(内モンゴル自治区)にかけて広がる世界的に有名な砂漠地帯の事を言います。モロッコのサハラ砂漠・中央アジアのタクラマカン砂漠・アラビア半島のアラビア砂漠に次ぐ、世界で4番目の規模を誇る砂漠地帯です。日本で春先によくみられる「黄砂」は、ゴビ砂漠などから気流によって巻き上げられた砂のことを言います。
ゴビ砂漠は国土の約30%
ゴビ砂漠はモンゴルの国土の約30%を占めており、総面積およそ100万平方㎞にわたる広大な大平原です。夏である5~9月には、最高気温が45℃を超える事もあります。逆に冬である12月~3月の間には、最低気温がマイナス40℃に達する日もあるような、非常に寒暖の差が激しい地域となっています。そのため、渡航の際には防寒具をしっかりと持参することが必須になってきます。
ゴビ砂漠は恐竜化石の世界的発掘地
ゴビとはモンゴル語で「まばらな短い草が生えている土地」という意味を持っています。砂漠といっても砂丘の広がる部分は、世界の他の砂漠と比べても多くはありません。森林や泉、草原、山地など様々な面があるのがゴビ砂漠の特徴です。古代には緑豊かな地域だったため、大型恐竜が多く生息しました。そのためゴビ砂漠は「恐竜化石の世界的発掘地」としても知られています。
Twitterから見るモンゴル・ゴビ砂漠観光の口コミ
ゴビ砂漠の思い出作りは乗馬がおすすめ!
内モンゴルの砂漠と草原でラクダと馬にのったら筋肉痛~:camel::racehorse:
— ERIKA (@cabbageGAsuki) October 4, 2017
モンゴルでの乗馬はほんといい経験:blush: pic.twitter.com/dlMSMaj23s
モンゴル・ゴビ砂漠と言えば、日本人にはあまり馴染みのない旅行先かもしれません。砂漠だから何もないんじゃないの?観光地なんてあるの?たまにそんな声を耳にします。しかし、ゴビ砂漠はおすすめスポットが満載なのです!実際に行ってみると魅力・見所が目白押し!ここからは、実際にモンゴル・ゴビ砂漠に行かれた方の感想をTwitterから見てみましょう!
人生で一度は見てみたいゴビ砂漠の絶景!
ゴビ砂漠の月牙泉「オアシス」 pic.twitter.com/fAo99Tq2Zq
— 世界の絶景♬ (@sekai_zekkeiww) October 8, 2017
皆さんモンゴルを満喫されていますね。広大な大自然に触れることのできるのがモンゴル・ゴビ砂漠の最大の魅力のひとつです!野生動物に触れる事が出来るのも見所の一つ。親日国という一面もあり、われわれ日本人にとって非常に過ごしやすい観光スポットと言えます。雄大な自然に囲まれて、星空の下でゆっくりと過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
見所満載!モンゴル・ゴビ砂漠のおすすめ観光地スポット8選
では、Twitterの口コミを踏まえて、ここからはモンゴル・ゴビ砂漠の魅力・見所とおすすめ観光スポットを8つご紹介していきたいと思います!モンゴルに行ったら絶対に外せない定番スポットや見所、ゴビ砂漠でしかできない貴重な体験が出来るスポットもご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。日本で味わう事の出来ない体験をモンゴルでしましょう!
1.モンゴル旅行で絶対外せない!【ウランバートル】
【10日夜】 #モンゴル の首都 #ウランバートル は全人口の半分140万が暮らす。
— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) October 9, 2017
経済成長で巨大なビルが林立。夜は女性の歯科医たちが通りで飲み会。草原の国の日々変わり行く姿を伝える。 #世界ふれあい街歩き [BSプレミアム]https://t.co/RXZRQvztO2
モンゴルの魅力を満喫したいなら、まずは首都ウランバートルへ!ウランバートルはモンゴルの工業・商業・文化の中心都市となっており、人口はおよそ1,314,500人と、モンゴルの人口の約半数が集中しています。同国の様々な文化・風習に触れることができる人気の観光地です!そんなウランバートルの、絶対外せない観光スポットを3つご紹介します。
ウランバートルの象徴!【チンギスハーン騎馬像と複合施設】
草原の中に突如たたずむ巨大なチンギスハーン像。美術館の上部に建てられたこの像は地上約40mを誇ります。 馬のたてがみ部分が展望台となっており360度の絶景を楽しむことができます。一階部分の美術館ではモンゴルの郷土品を扱うコーナーや、レストランがありウランバートルへ来た際はぜひ足を運んでください。モンゴルを満喫できること見違いなし!
ウランバートルの歴史あるお寺【ガンダン寺】
モンゴルはチベット仏教の国だった。ダライ・ラマに代表される活仏がいて、宗教と政治を支配していたが、宗教を否定するソ連時代には、僧侶は粛清され寺院は破壊された。民主化後に仏教は復活するが、その中心は今も昔もガンダン寺。写真奥の観音堂には25mの黄金の観音堂が再興されていた。 pic.twitter.com/pfKiBP9VgH
— TAKADA Yoshihiro (@Takada333) September 21, 2017
モンゴルはチベット仏教の信仰国としても知られていますが、ガンダン寺はウランバートルで最も歴史のあるお寺で内部を巡礼することが出来ます。地元の人たちも毎日参拝に訪れており、観光地としても人気のスポットとなっています。日本の神社にはない独特の雰囲気が、異国に来たことを実感させてくれるでしょう。ウランバートル観光の絶対に外せないスポットの一つです。
モンゴルの文化に触れよう! 【National History Museum】
こちらのNational History Museumもウランバートル観光の際に絶対外せないスポットの一つです。遊牧民のゲルや民族衣装などがあり、モンゴルの文化や歴史を知るには非常におすすめのスポットとなっています。規模は小さいながら見ごたえは充分と評判の博物館です。モンゴルの魅力をギュッと詰め込んだ人気観光スポットなのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?
2.自然の奇跡【テレルジ国立公園】
テレルジ国立公園 #モンゴル pic.twitter.com/7L1Cqw1ShK
— エルチ (@elchi3000) July 18, 2017
テレルジ国立公園は、ウランバートルから車で約2時間のところにある人気観光スポットです。 モンゴルの雄大な自然に触れることができ、その景色には圧巻です。テレルジ国立公園最大の見どころは、「自然の奇跡」と言われる高さ15mほどの大きな岩「亀石」です。ウランバートル市内から朝と晩2便の直行路線バスが出ており、モンゴルにいった際はぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
3.ゴビ砂漠に炎の壁!?【バヤンザク】
バヤンザク到着。 pic.twitter.com/fHsWklMO84
— ひばばぁ (@666H1945) August 20, 2013
世界で初めて卵の入った恐竜の巣が発見されたのがこの「バヤンザク」です。この辺り一帯にはザクと言われる草木が多数生息しており、古代には豊かな緑があったことを彷彿とさせます。夕焼け時には赤く染まったバヤンザクが何とも絶景。その姿は炎の壁と言われており、世界中の観光客を魅了し続けています。ゴビ砂漠にいった際は必ず抑えておきたい見所の一つです。
4.これぞゴビ砂漠【ホンゴル砂丘】
これぞゴビ砂漠。多くの部分で草木や低木、小石などが目立つ印象のゴビ砂漠ですが、こちらのホンゴル砂丘の見所は一味違います。山のように連なる砂丘は、中には50mを超える物もありその景色は絶景です。観光客を乗せたラクダがトレッキングしている姿はとても絵になります。ゴビ砂漠の魅力の詰まったホンゴル砂丘は、日本では味わう事の出来ない時間を満喫できます。
5.野生動物の宝庫!【ヨリーンアム渓谷】
こちらのヨリーンアム渓谷も、ゴビ砂漠に行った際には必ず立ち寄りたいスポットです。360度に広がる大自然が普段の喧騒を忘れさせてくれます。ヨリーンアム渓谷は野生動物の宝庫としても知られており、野生のオオカミやヒツジ、ハゲタカなどを見る事ができます。普段、日本では味わう事の出来ない大自然を満喫したい人には絶対おすすめのスポットです!
6.伝統的な住居【ゲル】
モンゴルに行ったらゲルに宿泊してみませんか?実は、観光客もゲルに宿泊することが可能なのです。ゲルの組み立て方を学んだり、モンゴルの食事を体験することが出来、現地の遊牧民と触れ合う事で、モンゴルの魅力を存分に体感しましょう。夜には、どこまでも広がる星空を満喫することができ、とてつもなくゆっくりとした時間を過ごすことが出来ます!
モンゴル・ゴビ砂漠のまとめ
日本人にはあまり馴染みのない「モンゴル・ゴビ砂漠」ですが、実は見所がたくさんあるのです。ゴビ砂漠でラクダに乗る・ゲルに宿泊する・チベット仏教の文化に触れるなど、日本で体験することが出来ない魅力がモンゴルにはたくさんあります。普段お仕事などで多忙な日々を過ごされているあなた。この機会にぜひモンゴルで贅沢な時間を満喫してみてはいかがでしょう?
RELATED
関連記事
RELATED
- ウランバートルの観光は見所満載!おすすめの名所やホテル・グルメを紹介!
ウランバートルには観光スポットが満載!日本ではマイナーなモンゴルの首都ウランバートルですが、実は観光名所が盛りだくさんです...
TARO-MOTEKI
- モンゴル旅行の注意点は?費用や持ち物・服装などを紹介!治安情報も!
ユーラシア大陸の内部に位置するモンゴル。モンゴルは定番の旅行先というわけでは無いので、あまり多くの情報がないのが現実ではな...
neko master
- モンゴルではゲルの宿泊で遊牧体験!構造やトイレ・風呂などの施設も紹介!
日本人の心の故郷・緑の大地モンゴルで旅を満喫するならば、ぜひ大草原のゲルで宿泊をしましょう。家族単体で力強く生き抜くゲル生...
メンちゃん
- モンゴルの観光をホテルやお土産と一緒に紹介!グルメやショッピングも!
モンゴルの観光シーズンは夏、大ナーダム(夏祭り)の時をピークにして、8月いっぱいを国民全員が夏休みを楽しみます。藍色の澄み...
メンちゃん