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由利高原鉄道のおもちゃ列車は子どもも大人も楽しめる!木のぬくもりを感じよう!

由利高原鉄道のおもちゃ列車は子どもも大人も楽しめる!木のぬくもりを感じよう!
投稿日: 2020年9月8日最終更新日: 2020年10月8日

秋田県の由利本荘にある由利高原鉄道「おもちゃ列車」は、木のぬくもりを感じる内装と、木のおもちゃで遊べるスペースがある人気の列車になります。地方のローカル線のが、列車ファンから熱い視線を送られる面白い列車を運行している由利高原鉄道は必見の価値ありです。

由利高原鉄道のおもちゃ列車が大人気!見出し

Photo by pika1935

由利高原鉄道は秋田の名峰鳥海山のある由利本荘市にある鳥海山ろく線の鉄道です。羽後本荘駅から鳥海山に向かって運行し、通称「おばこ号」と呼ばれ、おばこ姿のアテンドさんが乗務しているローカル線になります。

その由利高原鉄道にはおもちゃ列車が運行しています。小さな子どもさんはもちろんのこと、大人も思わず車内をうろうろしてしまう木造りの温かな内装が自慢の列車になります。そんなおもちゃ列車について詳しく見てみましょう。

子どもも大人も楽しめる列車の見どころをご紹介!

子どもさんに大人気のおもちゃ列車の車内では、木をふんだんに使った可愛いおもちゃで遊ぶことができます。

そして大人はいつもの電車とは全く違う、木造りの内装に驚くことでしょう。木を使った座り心地のいいソファーやカウンター、パノラマ席から美しい秋田の自然を堪能してみましょう。

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由利高原鉄道のおもちゃ列車の魅力見出し

ではわざわざ乗車しに来たくなる車おもちゃ列車はどの様なものでしょうか。雄大な自然で育った多種多様な木を至る所に使ったインテリアは圧巻です。

子どもさんは今までにない木の丸みを生かした可愛いおもちゃに夢中になることでしょう。短い乗車時間が物足りないと感じるおもちゃ列車の魅力を見てみましょう。

鳥海山 木のおもちゃ美術館を手掛けた砂田光紀氏デザインの車両

秋田の由利高原鉄道の沿線には鮎川小学校がありました。しかし統廃合により廃校になり小学校にある立派な校舎は、有形文化財となっていきました

それから校舎を利用して2018年にオープンしたのが鳥海山 木のおもちゃ美術館になります。このデザインに携わったのが砂田光紀氏で、同時におもちゃ列車もデザインし運行されました。

砂田光紀氏のデザインは自然豊かな地でののびのびと育った木をふんだんに使って作られ、室内でありながら自然を感じ、その木のぬくもりを感じながら遊べると人気があります。

上質な無垢材を使用した優しい木のインテリア

おもちゃ列車は床の無垢材から、手すりやカウンターの部分にまで無垢材が使われています。木で統一されたインテリアはまるでおもちゃ美術館のような印象を受けます。

列車に入ると子どもたちは一目散におもちゃに向かっていくことでしょう。そして大人は車内の隅々にまで使われている無垢の質感に触れてみることでしょう。

鳥海山や秋田の田園風景を楽しめるパノラマ席

天気のいい日には車窓から、すっきりと晴れ渡った大きくそびえる鳥海山を見ることができます。車内のパノラマ席から鳥海山の裾野までしっかりと見ることができます。

そして田畑が広がる緑豊かな秋田の田園風景も、おもちゃ列車の車内とマッチしてきれいな景色になることでしょう。

高級なモケット生地を使用した座席やソファー

おもちゃ列車の座席にもこだわりがあります。モケット生地は摩擦に強く耐久性のある生地になります。飛行機の座席や劇場の座席にも使われるもので、おもちゃ列車にも使われています。

ボックス席やソファー席、カウンター席に使われ、そのレトロなデザインと色味が、おもちゃ列車によく合った席になっています。

森をイメージしたグラスアートを施したランプ

そして車内を明るく照らしだすランプもこだわりのデザインが光ります。森をイメージして作られたランプは、繊細なデザインのグラスアートで秋田杉をイメージして作られています。横についているどんぐり可愛さも出しています。そしておもちゃ列車の中にはデザイン違いがありますのでゆっくりと見て回ってみましょう。

曲げ木の技法を施したハート柄のゲート

おもちゃ列車に入るとまず目にするのが木のゲートです。無垢の木を曲げて作られていく曲木は高温の蒸気で蒸して曲げる技法になります。

可愛いハート形にデザインされたものをよく見ると曲木でできているから驚きです。ここにも木を使った秋田らしいデザインが光ります。

由利高原鉄道のおもちゃ列車の「木のおもちゃで遊べるスペース」見出し

Photo by iandeth

そして子どもたちに大人気のおもちゃコーナーが充実しています。小学生までの子どもさんに大人気のスペースで、木のおもちゃがずらりと揃っています。

おもちゃは優しさと安全性を第一に考えて作られたおもちゃばかりで、小さなお子さんも一緒に遊ぶことができます。

おもちゃは全て質の良い安心して遊べる木製おもちゃ

おもちゃ列車に乗ってみる一番の目的は、車内にある木のおもちゃたちではないでしょうか。普段あまり目にしない木製の丸みのあるおもちゃはどれも優しさを感じられるデザインが特徴です。

良質な木を使ったおもちゃは、お座りができる赤ちゃんから遊べる手押し車やコマ、ボードゲームなどが揃っています。

小さな子どもが遊べるボールプールも人気

そして大人気のおもちゃが木のボールプールです。まん丸の木のボールは入ると、木のぬくもりを感じるのか、癒されるおもちゃになっています。

柵で囲われ、前には親御さんが見ておけるソファーもありますので安心してあそばせることができます。おもちゃ列車では、普段電車に乗ると静かにしていなさいと注意される子どもも、思いっきり遊ぶことができます。

トイレも完備で子連れには安心!

おもちゃ列車には洋式トイレが1つ設置されています。ハートの曲木が可愛いゲートのそばにありますので、お子さんも安心して乗車し、遊ぶことができます。

トイレの入り口は幅が狭くなっていますので、バリアフリーとは行きませんのでご注意ください。トイレ前の可愛いイラストも注目です。

おもちゃ列車以外にも!由利高原鉄道の人気の企画列車見出し

由利高原鉄道の列車はおもちゃ列車以外にも面白い企画列車が運行しています。それは列車の車内の座席の着脱が可能な点や、窓側に背中を向けて向かい合わせの長い座席配置が可能な点があるからでしょうか。

秋田のローカル線の車内をうまく活用することにより、移動手段だけであった列車が特別な空間のある移動列車となって運行されています。

由利高原鉄道のラッピング電車

ラッピング列車は過去に沢山のパターンで運行されていました。YR2001号車は、映画のロケ地になった時は「釣りキチ三平」デザイン。

植村半伴次郎氏の出身地であることから、「宇宙戦艦ヤマト」のラッピングなどになってきました。今のおもちゃ列車のデザインは2018年からで、白ベースにオレンジの枠に金色の文字が高級感を出しています。

由利高原鉄道のおひなっこ列車

お雛っこ列車は、由利本荘ひな街道「町中ひなめぐり」に合わせて運行します。向かい合わせの長い座席で、天井や窓には桃の花やお雛さんのピンクや赤で彩られます。

2020年は3月7日から15日までの運行でしたが中止となっています。2021年以降の開催を心待ちにしておきましょう。こちらは通常運賃で乗車できる列車です。往復運航ではありませんので、往復利用の方は1日フリー切符を購入してみましょう。

由利高原鉄道のクリスマス列車

2019年の由利高原のクリスマス列車は、12月14日から25日に車内が可愛い電飾で飾られてクリスマス気分を盛り上げてくれる車内になりました。

通常の乗車料金に加えて、事前予約をして子どもさんのプレゼント代金500円を払えば、素敵なクリスマスプレゼントをサンタさんから頂くことができます。矢島駅まで乗車いただき、当日乗車する子どもさんに限ります。予約なしでプレゼントなしでも当日乗車は可能です。

由利高原鉄道の納涼ビール列車

由利高原鉄道では夏に貸し切り宴会列車として「納涼ビール列車」が登場します。2019年に開催された納涼列車は、お一人3900円で往復運賃、お弁当、生ビール、ソフトドリンク飲み放題になっていました。

ボルタ電池鉄道ラッピング列車の両側に向かい合わせで長いテーブルを入れて、飲み放題が始まります。時間は16時半に受付をして、羽後本荘発45分で矢島駅で折り返して、18時36分に解散になります。約2時間の列車の飲み放題も夏の風物詩として地元でも人気があります。

由利高原鉄道の忘年会列車

Photo by jetalone

由利高原の忘年会列車も納涼ビール列車と同じように行われます。16時半に受付けをして2時間の飲み放題が付いた宴会列車です。

お値段3900円で例年行われていますが、詳しくはその時期に由利高原鉄道に確かめてみましょう。定員が36名で最少催行人数が25人となっています。いつもと違う列車での忘年会も雰囲気が違って新鮮でおすすめです。

お得なおもちゃ列車の切符見出し

おもちゃ列車に乗るための乗車切符は通常、片道大人610円で矢島駅から羽後本荘駅まで行くことができます。子供さんは310円で、小学生未満は大人1人につき、2人まで無料で乗車可能です。

しかし週末に何度も列車に乗ることを考えている方は1日フリー切符がお得です。土日は1日フリーで乗り降りができる「楽楽遊遊乗車券」は大人1100円、子ども500円になります。

そしてこちらの1日切符は2020年7月にはさらに半額の550円と250円で乗り放題となっています。2020年9月現在もこの価格で販売されていますので、通常の片道料金よりお安いので、間違いなくこちらを買いましょう。

購入場所は羽後本荘駅、前郷駅、矢島駅、まごころ列車で購入することができます。そしてこちらの切符を購入してから1か月以内であれば、各沿線の施設でうれしいサービスを受けることができます。

秋田観光に最適な1日フリー切符になっていますので、間違いなく購入してお得に列車に乗ってみましょう。

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由利高原鉄道のおもちゃ列車を満喫しよう!見出し

Photo by masataka_muto

いかがでしたでしょうか。秋田県にある由利高原鉄道は面白い企画列車が沢山走っている人気のスポットです。

今回は特にお子さんに大人気のおもちゃ列車のご紹介でした。移動手段としてだけの電車ではなく、その移動そのものが目的になるおもちゃ列車にぜひ乗りに行ってみましょう。


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