明日香村観光特集！2017年イベント情報やランチ・温泉・宿泊施設をご紹介

奈良・明日香村は、古墳や史跡があります。明日香村を楽しむためのイベント情報や人気のランチ店をご紹介します。疲れた体を癒す温泉や観光の拠点としての宿泊施設の情報もあります。

奈良県高市郡にある明日香村は、人口約6000人の村です。中央集権律令国家が誕生した場所で、史跡が数多く点在しています。大阪からは時間にして、約50分、京都からは約1時間15分、名古屋からは約2時間の場所にあります。

歴史の教科書などで、見たことがあると思います。約30個の花崗岩で組まれた石舞台古墳です。石の総重量は約2300トンになるといわれています。国の特別史跡に指定されています。8時から17時まで公開されています。

奈良・高松塚古墳は1970年頃、ショウガを貯蔵しようとした地元の方が発見しました。有名な壁画は、修復保存のため、一般公開はしていません。7世紀末につくられたとされる2段式の円墳です。古墳の隣には、「高松塚壁画館」があり壁画の模写が見学できます。

橘寺（たちばなてら）付近には、聖徳太子の生誕地があるとされます。仏頭山上宮皇院菩提寺　が正式名称で、天台宗の寺院です。明日香村橘地区にあり、創建は7世紀前半とされます。御本尊は如意輪観音坐像と聖徳太子勝鬘経講讃像です。

飛鳥寺（あすかでら）は別名を「法興寺」「元興寺（がんごうじ）」「安居院（あんごんいん）」と呼ばれます。 6世紀の末に造営された、日本最古の仏教寺院です。御本尊は釈迦如来で、飛鳥大仏とも呼ばれています。国の重要文化財に指定されています。推古天皇が推古13年（605年）に造らせたといわれる、日本最古の大仏といわれてます。

飛鳥坐神社（あすかにいますじんしゃ）は子宝、良縁、芸術の神様をお祀りしています。奇祭「おんだ祭り」が有名です。インパクトのあるお祭りですが、五穀豊穣と子孫繁栄を願う神事で、正式には「緒田植神事」といいます。

明日香村では様々なイベントが開催されます。これから行われるイベントのいくつかをご紹介します。まずは、第15回万葉の歌音楽祭です。平成29年9月18日(月）明日香村内の国営飛鳥歴史公園石舞台地区「あすか風舞台」 にて行われます。万葉集の歌にオリジナルの曲をつけて披露されます。

9月23日(土）、24日(日）の2日間、明日香村で「飛鳥光の回廊・彼岸花祭り」が開催されます。日中は、彼岸花を愛で、夜はライトアップされた明日香村の幻想的な夜景が楽しめます。

古都飛鳥文化祭は第32回国民文化祭・なら2017の一環として10月14日(土）,15日(日）国営飛鳥歴史公園石舞台地区あすか風舞台で開催されます。村内を山車が巡り、和太鼓「倭」のコンサートが行われるほか、村内各地でさまざまな催しが予定されています。

明日香村の夏のイベントです。H29年は8月15日(火)に開催されます。毎年恒例のイベントとして国営飛鳥歴史公園石舞台地区で行います。ステージパフォーマンスも行われ、夜には花火も打ち上げられます。

観光でお腹が空いたらランチですね。明日香村のランチの場所として1番人気なのが「cafeことだま」です。築170年の酒蔵をリノベーションし、cafeにしました。明日香村の新鮮な野菜を使用した人気のことだまランチは1,620円です。ランチタイムはとても混むので予約をしたほうが良いです。

コッコロカフェは飛鳥駅前というロケーションからか、朝8時から夜19時までの営業時間です。野菜中心のメニューですが、ランチセットは1000円前後でいただけます。モーニングも好評です。水曜日は定休日になります。

ガラス工房の隣にあります。テラスがあり、空いていれば、小型犬などのペットの同席も可能だそうです。海南鶏飯やカレーライスがあります。海南鶏飯が食べたいなら予約したほうが良いです。石舞台古墳から歩いて約10分の所にあります。

万葉文化館のとなりにある、チャレンジショップ「ASUCOMU（あすかむ）」内にあります。2017年2月にオープンしたばかりのお店です。看板メニューのスコーンランチセットが700円でいただけます。そのほかに、明日香村の古代米入りタコライスもあります。

農村レストランです。地元の食材をふんだんに使用したランチが楽しめます。土産物と地元野菜の販売所の2階で営業しています。古代米御膳が人気メニューです。石舞台古墳の近くにあり、テイクアウトもあるので、お天気のいい日にはテイクアウトを買ってピクニック気分でランチを楽しむのもいいでしょう。

飛鳥寺の近くにある人気のおそば屋さん。手打ちで、極細めんのおそばです。午前11：30から午後2：30までの営業時間ですが、売り切れ次第、終了になります。定休日が月曜から水曜になります。おそばも、もちろんですが、桜エビの天ぷらも人気です。

近鉄飛鳥駅前にある飛鳥カリーは「亀石カリー」「亀石ランチ」などがいただけます。お店は1階だけで、2階はフリースペースになっています。地元の野菜を使用した、まろやかなお味のカレーと、落ち着いた店内で人気です。

石舞台古墳の近くにあります。野菜中心の料理が多く、にゅう麺も人気のお店です。明日香村で営業100年以上の老舗です。郷土料理の飛鳥鍋も楽しめます。飛鳥鍋とは牛乳で鶏肉や野菜を煮込んだお鍋です。めんどやの看板メニューです。飛鳥鍋は予約が必要です。

明日香村の観光名所は駐車場がない場所が多いです。明日香村の自然を満喫しながら、観光できるレンタサイクルをおすすめします。レンタサイクルの業者も複数あり、料金は統一されています。明日香レンタサイクルは営業所が複数あり、追加料金を支払えば、乗り捨て可能です。明日香村は坂道が多いので、レンタサイクルも電動自転車を選択してください。

レンタサイクルもいいですが、2人乗りの電動自動車のレンタルサービスもあります。1日/8640円、5時間/5130円、3時間/3240円の3つのパターンの料金設定になっています。michimoは走行エリアが決められています。ichimoと一緒に、iPadが貸し出されます。走行エリアから外れると、iPadが教えてくれます。明日香村の観光は、レンタサイクルと電気自動車の2つの選択があります。

明日香村観光に疲れたら、お風呂でちょっとひと休みはいかがでしょうか。「明日香村健康福祉センターたちばは太子の湯」は温泉ではありませんが、日帰り入浴施設として、観光客にも人気です。

見どころ満載の明日香村を堪能するなら、宿泊しての観光はいかがでしょうか。「祝戸荘」は飛鳥歴史公園内にあります。ロッジ風の宿泊施設で、大人1泊2食8,640円から宿泊できます。

ASUKA GUEST HOUSE（アスカゲストハウス）は築150年の古民家を改装した宿泊施設です。部屋数は3部屋とこじんまりとしていますので、その分ゆったりくつろげます。駐車場はないので、最寄りの駐車場に止めるしかありません。外国人の宿泊客が多く多国籍な気分を味わえます。

あすか癒俚の里 森羅塾(あすかゆうりのさと しんらじゅく）は築80年の農家を改装しました。1棟まるごと貸し切りの宿泊施設です。チェックインが朝の9時、チェックアウトは翌日の16時とのんびりとできます。目の前は田園風景が広がり、のんびりした時間が過ごせます。次の日もゆっくりと温泉に浸かることができます。

奈良県北部、橿原（かしはら）ロイヤルホテルは、観光で疲れた体を癒してくれる温泉宿です。近鉄橿原神宮駅前にあります。ゆったりくつろげる、朝食がおいしいと人気が高いホテルです。奈良観光の拠点として宿泊をされてはいかがでしょうか。旅の疲れは温泉で癒すことができます。

多武峰観光ホテルは奈良の桜井市にある温泉旅館です。広いお風呂で観光の疲れをいやすことが出来ます。奈良のパワースポットで有名な談山（だんざん）神社が近くにあります。

明日香村は、村のあちらこちらに古墳や史跡があります。村内を車で見て回るのもいいですが、歩いたり、レンタサイクルを利用して、時間を気にせずに巡るのはいかがでしょうか。