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マカオ世界遺産観光おすすめランキング!見どころやコースをご紹介

マカオ世界遺産観光おすすめランキング!見どころやコースをご紹介
投稿日: 2017年6月8日最終更新日: 2020年10月7日

マカオの世界遺産は実に30箇所もあり見どころ満載です。数ある世界遺産の中でも絶対に見逃せないおすすめスポット10選をランキング形式で紹介します。また世界遺産巡りのおすすめコースも紹介しますので、マカオ旅行に行かれる際にはぜひ参考にしてみてください。

マカオの歴史地区に集まる世界遺産見出し

ポルトガルの植民地となっていた影響で、世界遺産に指定されている建物の多くが洋風建築です。アジアなのにヨーロッパに来たような異国情緒溢れる街マカオ。マカオの世界遺産30箇所はマカオ半島南西の歴史地区に集まっているため、ぐるっと巡ることができるのが魅力です。今回はその中でも厳選した10箇所をランキング形式でご紹介します。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:10位見出し

19世紀にポルトガル人によって建てられた西洋式の劇場が「ドン・ペドロ5世劇場」です。ポルトガル国王ペドロ5世に敬意を表して名付けられた劇場名だそうです。当時は男性の社交場として使用されていましたが、その後劇場として使われ始め、現在でもオーケストラの演奏などが行われています。ミントグリーンの鮮やかな建物がオシャレです。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:9位見出し

セドナ広場の向かいにある、マカオの政治の中心となっている「民政総署」。過去に何度か改築されている建物ですが、特に美しい中庭が見どころで、ポルトガルの詩人ルイス・カモンエスの胸像や、地球儀のモニュメントなどが並んでいます。2階には図書館もあり、観光客も中に入ることができます。

中庭に続く壁にはポルトガル式のアズレージョと呼ばれる青いタイルが敷き詰められています。マカオの世界遺産めぐりをすると、ポルトガル統治時代の影響があちらこちらに垣間見えるのが興味深いですね。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:8位見出し

18世紀にイエズス会によって建設された、中国バロック建築様式の「聖ヨセフ聖堂」。美しいドーム型の天井にはイエズス会のシンボル「IHS」が刻まれています。ここにはイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの上腕部の遺骨も祀られており、ガラス越しに見ることができます。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:7位見出し

19世紀にイタリア建築家の設計により建てられた「港務局」。マカオの警察部隊を補強するため、インドのゴアから派遣されたインド人部隊の寄宿舎として建設されました。クリームイエローを基調とした美しい建物です。

港務局はイスラム教の影響が色濃く、イスラムの建築様式になっているのが見どころです。現在は港務局及び海上警察の本部として使用され、一般の観光客はロビーと回廊のみ内部を見ることができるそうです。観光地を巡る時は、その歴史的背景を知ることによって見方も変わってきますね。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:6位見出し

マカオ半島で一番高い場所に位置する「ギア要塞」。17世紀にポルトガル人によって築かれ、敷地内には灯台や教会が建てられています。高い場所にあるので、ここからマカオの街並みを見渡すこともでき、絶景スポットのひとつになっています。

教会内は無料で見学することが可能で、西洋と東洋の宗教や神話が融合したフレスコ画が見どころです。19世紀に入ってから建てられた灯台は、中国沿岸で初めての西洋式灯台だと言われています。夜は灯台に明かりが灯り、ロマンティックな雰囲気になりますよ。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:5位見出し

17世紀にイエズス会の修道士によって築かれた敷地面積8000平方メートルの軍事要塞が「モンテの砦」です。四方を防壁で囲まれ、20台以上設置された大砲で、どの方向からも応戦できるようになっています。ここで1622年オランダ軍からの攻撃にも勝利したそうです。敷地内にはマカオ博物館もあり、マカオの歴史をより深く知ることができるおすすめスポットのひとつです。

歴史の重みをひしひしと感じながら大砲が狙う先を見ると、なんとカジノで有名なキラキラ輝くホテルがそびえ立っています!要塞を隔ててこちら側とあちら側で、過去と現代、違う時代を生きているような、とても不思議な感覚になりますよ。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:4位見出し

マカオ半島の南東に位置するバラ岬にある「媽閣廟(マーコミュウ)」。媽閣の広東語読みがマカオという名前の由来になったと言われています。マカオの世界遺産の多くはヨーロッパの影響を受けた建築スタイルですが、ここは中国建築なのも見どころです。

巨大なうずまきの形をした線香が無数にぶら下がっていて、とても神秘的で不思議な空間になっています。ここ媽閣廟は、パワースポットとしても人気があるらしく、その御利益を信じる人も多く訪れているそうです。また、媽閣廟の目の前にあるバラ広場も観光客に人気です。カルサーダスと呼ばれる小石を敷き詰めた石畳が波模様に描かれています。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:3位見出し

鮮やかな黄色い壁に目が惹かれる「聖ドミニコ教会」です。16世紀にメキシコのドミニコ会の宣教師によって建設された教会で、毎年5月13日の夕方6時に聖ドミンゴ教会から聖ペンニャ教会まで聖母像を運ぶ「ファティマの巡礼」が行われています。この時期ならではの見どころですね。

外の雰囲気から一変して、教会の中は美しくも厳かな雰囲気に包まれ思わず背筋が伸びます。この教会には多くの宗教品が集められており、教会奥の鐘楼は無料の博物館になっているのが見どころです。また、目の前には聖ドミニコ広場が広がり、若者向けのお店など様々なお店が並び観光客や地元の人で賑わうエリアになっています。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:2位見出し

セドナ広場はマカオの歴史地区のほぼ中心地にあり、明るく開放的でヨーロッパの陽気な雰囲気を感じることができる場所です。また周辺にはお土産ショップやローカルフードを楽しめるレストランも充実しているので、いつも多くの人で賑わっています。マカオ名物のエッグタルトも、ぜひこの機会に食べてみてくださいね。ほっぺたが落ちるほど美味しいです。

夜のセドナ広場は昼間の雰囲気とは打って変わって、ライトアップされた広場は落ち着いた大人の空間に変わります。また、季節によって広場の装飾が変わり、クリスマスや新年などは巨大なオブジェも設置され、広場がとても賑やかになります。イベントに合わせて訪れるのもおすすめです。

マカオの世界遺産観光おすすめランキング:1位見出し

ランキング堂々の第1位は、「聖ポール天主堂跡」です。マカオと言えばここ!と言えるくらい、定番の観光コースとして有名です。17世紀に建てられたキリスト教の教会ですが、過去に起こった火災が原因で教会正面の壁と下へ続く階段だけが残っています。

建物の一部しか残っていない遺産ですが、階段を登った先にどっしりと構え威厳を感じる様子は、まさにマカオを代表する歴史的建築物にふさわしいですね。近くで見ると、壁面の繊細な彫刻が美しく、見どころはイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの姿です。この教会前で写真撮影をすることは、マカオ旅行のハイライトのひとつですね。

マカオの世界遺産観光おすすめコース見出し

歴史地区は縦に長く広がっているため、おおよそ中心地にあるおすすめランキング2位のセドナ広場から出発して、南へ向かうコースと、北へ向かうコースに分けるといいですね。きちんとコースにすれば、限られた時間の中でも効率的に巡ることができます。ランキングで紹介しきれなかった場所も、ぜひ道中で訪れてみてください。

南回りのコースでは、おすすめランキング10位のドン・ペドロ5世劇場、9位の民政総署、8位の聖ヨセフ聖堂、7位の港務局、4位の媽閣廟などを見ることができます。その他、教会や図書館などの世界遺産も点在していますので、マップを見ながら散策を楽しんでください。最後の媽閣廟までたどり着いたら、ここからバスに乗ってセドナ広場まで戻ることができます。

北回りのコースには、おすすめランキング6位のギア要塞、5位のモンテの砦、3位の聖ドミニコ教会、1位の聖ポール天主堂跡などがあります。聖ポール天主堂跡や聖ドミニコ教会など観光客に特に人気のスポットが集まっており、見どころがぎゅっと凝縮されています。もちろん他にも庭園や屋敷などの世界遺産も多く並んでいます。最後にギア要塞の高台からマカオの街を一望すると、これまでの旅の思い出が走馬灯のように駆け巡り感動もひとしおです。

マカオで異国情緒溢れる世界遺産を満喫しよう見出し

ポルトガルの西洋文化と東洋文化が融合した、異国情緒溢れるマカオ。ひとつの地区に30箇所も世界遺産が集まっている国はそう多くありません。丸1日で全ての世界遺産を巡れるというのは、マカオならではの魅力的です。もちろんゆっくりと見たいという方は2日にわけて訪問するのも良いですね。世界遺産は建築物自体が素晴らしいのはもちろんですが、その歴史的背景も事前に調べて理解すると、より有意義な世界遺産巡りになること間違いなしです。ぜひ記事の内容を参考にして、世界遺産巡りの旅へお出かけください。

投稿日: 2017年6月8日最終更新日: 2020年10月7日

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