泡泡冰は基隆夜市の名物デザート！日本のかき氷との違いは？人気店は？

「泡泡冰」と言っても日本ではあまり馴染みのないデザートになります。実際にガイドブックに載りだしたのも最近である上に、観光客が1番多く集まる台北市内では泡泡冰を売っているところは少ないです。そんなちょっと　不安が残ってしまう台湾ならではの泡泡冰が売っている基隆の夜市をご紹介いたします。

基隆で購入できる泡泡冰は日本で言うかき氷に近いものになります。しかし通常のかき氷とは違うのが、氷を削ったふわふわの状態の氷にシロップなどの味をつけて豪快に混ぜ合わせるという点です。こうすることによって、私達にとって普段馴染みのあるかき氷とは違う食感になっていくんです。なんでも、氷とシロップを混ぜた状態のかき氷に空気を含ませてよりふわふわにするそうです。

見ていたらちょっと簡単そうだったので家でやってみた事があるのですが、思いの外うまく行きませんでした。味によって変わる氷に入っているシロップによって、もしかしたら氷が溶けにくく粘りのあるものになっているのかもしれませんね。中々うまくいかないので、基隆の夜市で美味しい泡泡冰を食べましょう！

さて、家で泡泡冰を作るのは至難の技だということがわかったのですが、どんな味の泡泡冰があるのかわからなければ食べることもできませんよね。私の行きつけの泡泡冰のお店ではなんでもあると言っていいほど種類が豊富になっているんですよ。デザートにぴったりの一品ですね！

イチゴやチョコレート、台湾ならではのマンゴー味等の基本的な味はもちろんのこと、グァバやライチのようなちょっと変わった果物の味等があります。しかし、なんと言っても1番人気があるのが卵味です。卵と言っても生卵やゆで卵を使うのではなく卵黄を塩漬けしたものをかき氷に混ぜて食べることができます。他にも奇天烈系の味はいくつもあるので、試しに行ってみてください！

さて、ここで気になってくるのが泡泡冰のお店の居場所です。夜市の中は基本的にどこの夜市も広く賑わいを見せています。だからこそ、泡泡冰のお店の場所をしっかり把握して置かなければお店を見つけることさえもままならなくなってしまいますよね。そうならないためにも、簡単に説明していきたいと思います。

基隆の夜市の中で私でも知っている有名な泡泡冰のお店は1つです。そのお店は沢山の食べ物のお店が列んでいる場所に点在しているのです。簡単に説明すると、夜市の中にはお寺があります。そのお寺を出て右折すると泡泡冰のお店がすぐに見つかりますよ！特に大きいわけではないのですが、いつも夜になるとものすごい列になっているので、すぐにわかると思います！

そもそも、基隆の夜市と言っても基隆には夜市がいくつもあります。観光案内の本などに載っている夜市は基隆の1番大きい廟口夜市です。基隆はそれなりに広く古い街が多いので、細かく小さな夜市がいくつかあるのですが、その中でもかき氷を作るために大きな機材が多いので泡泡冰を販売している夜市はこの廟口夜市だけだったはずです。他の夜市だと昼間は空き地になっているところが多いので、機材は置けないんですよね。

あくまで私の記憶上の問題なのではっきり言うことはできないのですが、利用する機材の大きさも考えてきちんとした場所を用意しなくてはお店を出しにくいので間違いないと考えられます。そんな廟口夜市は基隆の駅を出て真っ直ぐ行くとマックがあります。そこの隣のちょっと狭い路地に入るとすぐに夜市となっていますので、迷うことなく簡単に夜市にたどり着く事ができますよ！

基隆の夜市の泡泡冰と言っても実は一箇所ではありません。今回はその中でも特に有名な泡泡冰のお店を見て言いたいと思います。それが台湾で1番人気のある人気店と言われている「沈記泡泡冰」というお店です。それは廟口夜市の中の33番敷地でお店を構えています。

台湾の夜市や朝市では販売場所を番号で提示して、その番号の場所を借りているというかたちになっている場合が多いです。この夜市ももちろん例外ではなく、番号によってどこで販売しているのか提示してくれています。番号がわかる夜市は台湾でもそんなにないのですが、お客としてはとてもわかり易いのではないでしょうか？

そして33と言うのは食事処がメインの夜市の通りになっております。台湾の名物料理や基隆ならではの美味しい海産物が列ぶ中、昔ながらの台湾の味である泡泡冰の「沈記泡泡冰」も店を構えております。これが、先程どこにあるのかお話した泡泡冰のお店なので、詳しくはそちらを読むとわかると思います！

さて、それでは基隆までの行き方を見ていきたいと思います。今回は台湾観光客がよく泊まる台北駅周辺から説明していきたいと思います。台北駅からは大型バスと電車の2つのルートがあります。交通費はさほど変わらないので、自分の好きな方で行くといいですよ！

電車で行く場合はTRAという電車に乗ります。此の電車はMRTのように台北市内とその周辺だけではなく台湾野どこまでも行ける電車です。その電車の北上の方に乗ることによって基隆に行くことができます。基隆は基隆行きの終点なので間違える事はないと思いますが、行き先が色々あるので、注意しましょう。

バスで行く場合は基隆行きのバスに乗れる場所があります。三越を目の前にして右側にバスのりばの建物があるので、そこに行ってチケットを購入しましょう。もしもわかりにくかったりしたらちゃんと人に聞くようにしましょう。台湾は親日なので、日本語が話せる人が多いです。もしかしたら、質問した人が日本語ペラペラな人かもしれませんよ！

さて、ずっと基隆の泡泡冰の人気店であるお店を見てきましたが実はお店は違っても台北でも泡泡冰の人気店があるんです！台湾ならではのお店なので基隆にしかないと思わせてしまった場合は申し訳ありません。しかし、実はあるんですよ！泡泡冰の人気店が基隆とは違った泡泡冰が！

そんな人気店があるのが士林です！と言ってもチェーン店になっているようで、私が知っているのが士林というだけなのですが、士林は夜市としても賑わっている街ですが、実は結構古い街で駅から少し離れると古いお店が結構多く残っています。その泡泡冰の人気店もその中の1つです。興味がある方は是非いらしてみてくださいね！

さて、泡泡冰を食べる時の注意とは？何と言っても泡泡冰は、とても溶けるのが早いです。かき氷に空気を含ませながらシロップを絡ませるその製造方法を見てもわかるように、かなり食べ方に工夫しなければならないデザートとなっています。しかも知っての通り台湾はとても暑い国。いくら南の高雄よりも気温が低いと言っても、暑いは暑いのです。

だからこそ、食べるときは急いで食べるようにしましょう！といっても限界があるので、シェアして食べることをおすすめします。はっきり言って涼しいところで食べても結構なスピードで溶けていきます。しかも冷たいものを食べるとふつうなら頭がキーンと痛くなってしまうものですよね。そうならないためにも、シェアをして食べる量を減らし、より早く食べるようにしましょう！

そんなことしたら私の食べる量が減るじゃないか！というような食いしん坊の方も安心してください。台湾の人気店で購入できるデザートですよ！台湾の食べ物や飲み物の量が、日本のものに比べて多いのが基本となっているほど。それはデザートである泡泡冰も例外ではありません。デザートとは思えない量で来るので、シェアして食べて、それでも食べ足りなかったら、また注文すれば大丈夫ですよね！

さて、台湾の昔ながらのデザート泡泡冰についてだいぶ詳しくなったのではないでしょうか？では美味しいデザートについて詳しくなったところで基隆の夜市に食べに行っちゃいましょう！台湾のかき氷は色々ありますが、やはりどうせ台湾でデザートを食べるなら昔ながらの味を楽しみたいですよね。そんなデザートの人気店に是非足を踏みいてれください！