台湾基隆市の碧砂漁港で海鮮料理を堪能!
台湾基隆市にある碧砂漁港は、経済効果の高い海鮮が獲れる漁港であり、漁業とグルメのコラボレーションによる食のエンターティメント化を実現させた現在注目の漁港です。碧砂漁港魚卸売りセンターでは獲れたての海鮮が安価で買えるばかりか、買った海鮮をその場でさばいておいしい料理を作ってもらえます。そんな碧砂漁港で海鮮料理をたっぷり楽しむ方法もご紹介いたします。
観光地の基隆碧砂漁港へのアクセス方法は?
今から船上の人に。 (@ 碧砂漁港 Bi Sha Fish Harbor in Keelung) https://t.co/QdIta6yeSa pic.twitter.com/pyiwA4YxRu
— Yumiko Fukumoto (@yumiko_tw) September 3, 2016
台北からですと、台鉄の特急で30分、バスだと40分くらいの距離にある基隆駅に行き、駅を出て道の反対側にある市内バスの103番(八斗子行)に乗ります。15分くらいで漁貨直鎖中心という停留所に着きます。バス停の案内表示が目的地の碧砂漁港と違っていますが、ここで大丈夫です。すぐ近くに魚市場が見えてきます。バス料金は12元です。
観光地碧砂漁港は基隆港の中にあるの?
基隆港は台湾主に三大港の一つです。そして、碧砂漁港も基隆港の中に素敵な観光漁港がなります。色々新鮮な海鮮があり、周辺にも綺麗な景色と大きい船があります。 #基隆 #台湾 #漁港 pic.twitter.com/DqS5xmo2
— 旅行台湾 ただいま (@traveltaiwannow) January 7, 2013
基隆港は台湾で№2の大きな港で、流通量が多いことでも有名のようです。自然の地形をそのまま利用した湾で、台湾内の物流の中継地点としても重要な港です。一方碧砂漁港は基隆港を出た辺りの外洋に向いた観光用に立地された漁港で、碧砂漁港魚卸売りセンター(魚市場)を中心とした海鮮の集約所になっていて観光客の注目を集めています。
基隆碧砂漁港魚卸売りセンター入口
バスを降りて碧砂漁港魚卸売りセンター(魚市場)に入ったところの様子。入るとセンターは二つのエリアに分かれていて、右側がフードコートエリアで、左側が魚市場のエリアです。まず、左側の魚市場のエリアを覗いてみましょうか。通路にまであふれる海鮮の様子に圧倒されますよ。さあ、お気に入りの海鮮があるか探しに行きましょう。
住所:基隆市中正区20202中正路1号 電話番号:02-2420-6100/02-2420-6263
基隆碧砂漁港魚卸売りセンターの中!
基隆碧砂漁港魚卸売りセンターの魚市場エリアに入ると海鮮を扱う店が軒を連ねていて、その店の間を行き来したり海鮮の品定めをする人たちであふれかえっています。通路にマグロがごろりと転がっていたりすることもあるようです。豊富な海鮮が陳列されていて、どれを買おうかと迷うのではないでしょうか。じっくり品定めしましょう。
台湾碧砂漁港の魚市場で海鮮が買える
碧砂漁港魚卸売りセンターは、魚市場と海鮮レストランの二つのエリアに分かれていますが、魚市場側では、生け簀に入った新鮮な海鮮が安い価格で買えます。日本からは南に位置する立地ですので、案外見慣れない名前も分からない魚にも遭遇します。買った海鮮はその場でさばいてもらえて、希望すれば持ち帰りの保冷用氷も付けてくれます。
碧砂漁港の魚市場のシャコはペットボトルに入ってる?
シャコが皆ペットボトルの中に入ってる!お家? pic.twitter.com/XqW715SxmR
— RAYSGYM (@RAYSGYM) February 8, 2016
碧砂漁港魚卸売りセンターはいつも大勢の観光客で賑わっています。貝類とか小エビ類を売る店は生け簀があります。売り場を見て驚くのは、シャコがペットボトルに収まって売られていることです。ペットボトルにどうやって入れるんだろう、と不思議ですが、これはシャコ同士を傷つけないための措置で東南アジアで多く見られる方法です。
台湾碧砂漁港は海鮮グルメのエンターティメント
魚市場では、中間マージンを省いてなるべく安い価格で販売することを心掛けるシステムを実施しているため、客が生け簀から直接海鮮を選んで買う対面式の販売方法がとられ、客の要望に応えてさばいたり、あるいはそのまま持参してレストランエリアで調理してもらって食べる、という方式がエンターテイメントと言われる所以でもあります。
台湾碧砂漁港のおすすめの海鮮は?
経済効果率の高い魚介類の蟹・海老・貝類・海藻・ウニなどが豊富。また、マグロなどは部分別に、例えば刺身用以外にも頭とかひれの部分とか内臓などもカットして販売しています。また、あまりお馴染みでない南海特有のカラフルな魚やウツボなども。シャコなどは一匹一匹ペットボトルに入って売られているので、持ち帰りにとても便利ですよ。
碧砂漁港の魚市場に海鮮レストランはあるの?
魚市場(碧砂漁港魚卸売りセンター)は、生け簀などが置かれた対面販売式の市場エリアとレストランエリアとに分かれていることが分かったと思いますが、レストランエリアは、かなり賑わっていて客引きも熱が入っているようなので戸惑うかもしれませんが、レストラン内の客層とか雰囲気を見てから自分の感を信じて入店しましょう。
碧砂漁港の海鮮料理の頼み方を教えて
一般的な海鮮レストランとして注文する
I'm at 碧砂漁港 Bi Sha Fish Harbor in Keelung https://t.co/LA7UuFflZP pic.twitter.com/LTioOpKaw8
— Sedef Piker (@SedefsCorner) March 29, 2016
まず食べたい海鮮を生け簀の中から選びましょう。それから調理方法を伝えます。海鮮が獲れたて・冷凍・冷蔵の種類によっても格段に値段が違ったりしますので、自分が選んだ海鮮がいくらなのか、重量によって値段は変わるのかとか、調理を頼むといくらかかるのか、などを注文する前に店側と共有し合って合計の金額も確認しておきましょう。
碧砂漁港魚市場で買った海鮮を調理してもらう
市場で買ってきた海鮮をレストランで調理してもらうこともできます。調理代は一品につき150元くらいのようですから、市場で買ってきて料理をしてもらう方が格段に安上がりでしょう。市場の方が種類がダントツで多いですし、前もって市場でレクチャー受けて、自分が食べてみたいと思って買った海鮮なんですから、楽しみも倍増しますね。
碧砂漁港の魚市場の中で食べ歩きも!
新北初夏之旅2016 - 望幽忘憂:碧砂漁港的漁市場遠比粗眉仔想像中乾淨,海鮮亦出乎意料咁平,粗眉仔都忍不住食了桶酥炸蟹仔,雖然好味,但飽到半死,慘過十月懷胎……https://t.co/4jMA8mPzx4 pic.twitter.com/nNjpKgtKx1
— Choumeizai (@Choumeizai) February 26, 2017
魚市場の中で海鮮を物色しながらちょっとした食べ歩きもできます。魚市場のエリアの中の商店では、魚のすり身団子を串に刺したものや、イカや小魚などのテイクアウト・フードもありますので、レストランへ行くまでの腹つなぎに味見を兼ねて買ってみるのもいいでしょう。海鮮の品定めの助けになるかもしれません。
碧砂漁港魚市場の横にある蒋経国公園が楽しい!
魚市場を一歩外へ出ると、中央に蒋経国元総統の銅像が建っている蒋経国公園の芝生が広がっていて気持ちがいいです。小さいお子さま連れの旅では特にホットひと息入れることができます。公園の奥の方では凧を売る売店があって、凧あげをする子どもたちで賑わっています。公園の前に広がる海を新設された埠頭から眺めるのもいいでしょう。
基隆碧砂漁港に極地遠征の遠洋研究漁船の展示
碧砂漁港魚卸売りセンターの横に、台湾の水産試験所で極地遠征の遠洋研究漁船として活躍して後にリタイアした「海功号」という漁船が展示されていて、中の様子を見ることもできますが、長年台湾の漁業の発展に貢献した「海功号」の資料はレジャーセンターの「悠遊館」に展示されていて漁船が辿った歴史を知ることができます。
基隆碧砂漁港埠頭の景観がステキ!
碧砂漁港の魚市場で豊富な海鮮の中から気に入ったものを物色したり、レストランエリアでおいしい海鮮料理に舌鼓をうったあとは、市場から一歩外へ出てみることをおすすめします。新たに設置された埠頭で豪華クルージング船やヨットや漁船を眺めたり海風にあたったりして過ごすメンタルクリーニング体験でちょっと得した気分になります。
碧砂漁港魚市場入口の92°極品咖啡ショップ
92°極品咖啡ショップは魚市場の近くにあるちょっとおしゃれなカフェです。オープンテラスもあって寛げますし、提供される珈琲もおいしいですよ。しかも、店の前にあるバス停から基隆駅行のバスに乗れるのでとても便利です。魚市場で買物&食事をしてここで珈琲を飲みながら帰りのバスを待つのが合理的。お得情報ですね。バス代は15元。
基隆碧砂漁港で観光釣り体験はできるの?
この辺りはクルージング埠頭として有名で停泊中のヨットの数もすごいです。海上に浮かぶヨットを眺めるのもいいですが、碧砂漁港から出る船で夜釣りが楽しめるので観光漁船に乗って海釣りを体験するのもいいアイデアなのでは? 初心者でも船長がていねいに説明してくれるので安心して楽しめる、漁船名隆号のアドレスを以下に付記します。碧砂漁港バス停のそばです。
住所:北寧路211号 電話番号:02-2462-2288
基隆碧砂漁港は夜景もステキです!
Here is (碧砂漁港)
— 空白 (@nearcity) September 28, 2016
Bi Sha Fishing Port in
(基隆市) Keelung City
at Night.:stars::flushed::speedboat: pic.twitter.com/rJZsuu0oS6
碧砂漁港の夜景のすばらしさもまた基隆に滞在する魅力の一つでもあります。ロングステイの旅路の場合は、まるまる一日を碧砂漁港で楽しむこともおすすめです。市場で味わう活況やグルメに舌鼓をうつ寛いだ時間の後に訪れる夕闇が新たな楽しみをもたらしてくれ、海面に光るライトの投射や揺らぐ船影などなどが時間を忘れさせてくれます。
碧砂漁港はおいしい海鮮料理でお腹も心も満足!
地元の人々は勿論、海外の観光客の人気も急増中の台湾の基隆碧砂漁港には、エンターテイメント化された食の新しい楽しみ方として、魚釣り体験から海鮮料理方法の選択などなど食を通じての自己実現感、海や山や風の自然がもたらす解放感など、人々の五感を満足させてくれる楽しみが詰まっていて、リピーターが増殖中なのも納得ですね。