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ガンケルプンスム・ジャワリンガ・キュンガリなど中国の未踏峰の美しい山を紹介!

ガンケルプンスム・ジャワリンガ・キュンガリなど中国の未踏峰の美しい山を紹介!
投稿日: 2017年6月24日最終更新日: 2020年10月7日

中国チベット自治区には、美しいヒマラヤ山脈が広がっています。山々に憧れる登山家も多いこの場所ではガンケルプンスム・ジャワリンガ・キュンガリなど、未踏峰の山々がありました。そんな、ガンケルプンスム・ジャワリンガ・キュンガリの魅力あふれる山々をご紹介していきます。

チベット地方の山々をご紹介見出し

チベット自治区に広がるヒマラヤ山脈は、エベレスト等の壮大で登山難易度の高い山々が多く連なり、多くの登山家を魅了しています。その中には、いまだ人が登頂に成功したことのない山々が存在します。そんな山々である、魅力あふれるガンケルプンスム・ジャワリンガ・キュンガリをご紹介していきます。

ブータン王国の主ガンケルプンスム見出し

ガンケルプンスムどんな山?

世界幸福な国ランキングで上位国、素朴で人情あふれる幸せの国ブータン。ガンケルプンスムはそんなブータン王国を代表する、国の最高峰です。中国チベット自治区との国境に構える、チベット地方からもブータン王国からも愛される高峰、ガンケルプンスム。標高7570mの壮大なこの山は、実は未だ誰にも登頂されていない、未知の未踏峰なのでした。

ガンケルプンスムの歴史

当時アタックが許されたガンケルプンスムは、1983年から86年にかけて、日本や英国はじめ4つの登山遠征隊が登頂を試みました。しかし一筋縄ではいかない最高難易度のガンケルプンスム、ひとつとして登頂に成功する遠征隊は現れませんでした。その後1994年になると、ブータン王国内で6000m以上の山への登頂への禁止令が出され、それによりガンケルプンスムは、足を踏みいれる事の出来ない未踏峰となりました。

ガンケルプンスムはロマンの山

未踏峰だったガンケルプンスムですが、1998年になると1度、ガンケルプンスムに憧れた日本の登山隊に登頂許可が下りました。しかし当時のブータンでは政治問題があり、このガンケルプンスム登頂は叶わぬままに終わってしまいます。その後も登頂許可を求める登山隊がある一方、ガンケルプンスムの登頂を許された者はいませんでした。

人が踏み入る事の出来ない神秘の山、ガンケルプンスム。2003年になると当時のワンチェック王国によって、ガンケルプンスムは永久未踏峰とする事が宣言されました。ブータンの最高峰ガンケルプンスム。広大な自然の中に佇むこの美しい山には、今でもアタックを希望する登山家が後を絶ちません。ガンケルプンスムの山頂はいったいどのような場所なのでしょうか。ガンケルプンスムは人々の憧れが詰まった素敵な山なのです。

中国の神聖山ジャワリンガ見出し

ジャワリンガは雪山の神

中国の雲南省に位置するジャワリンガ山は、梅里雪山(メイリーシュエシャン)山脈の一部です。ジャワリンガをはじめ標高6000mを超える13の山々が連なるこの山脈は別名、太子十三峰と呼ばれています。また、そのあまりに美しい山々の姿、源自然の残る環境から、ジャワリンガはじめ梅里雪山を含むこの地域は、2003年、三江併流の名でユネスコ世界自然遺産に登録されました。

ユニークな佇まいジャワリンガ

峰が5つに割れたジャワリンガ。ジャワリンガの独特なこの形はチベット仏教の中心をなす五仏にたとえられています。ジャワリンガ独特の山型は雪化粧を帯び、その佇まいは神々が宿る神秘的な気配を漂わせています。ジャワリンガはじめ梅里雪山の山脈には、未高峰の山々が多くあります。

ジャワリンガ等々山脈巡礼

ジャワリンガはじめ梅里雪山の美しい山々。この高く聳える雪山を登頂する事はできませんが、その周辺にはジャワリンガなど山々を巡礼する事が出来るルートがあります。ジャワリンガを望む為には、巡礼ルートの玄関口、徳欽の街からバスで向かいます。チベットからのルートもありますが、地元の人でないと利用できない険しい道のりです。

未踏峰であるジャワリンガには、今まで何組もの登山隊がアタックし、そして失敗した歴史があります。1991年に挑んだ日中合同の山岳部隊もその内の一つ。気候の変動が激しいジャワリンガはじめ梅里雪山。彼らは登頂中の雪崩に直撃し、全滅しました。美しくも恐ろしいジャワリンガはじめ梅里雪山の山々は、これからもずっと、人々を魅了し続けています。

ネパール未知の山キュンガリ見出し

キュンガリどんな山?

未踏峰の美山キュンガリ。ヒマラヤ山脈の中央部にあるキュンガリは、ネパールと中国チベット自治区の国境付近に位置しています。しかしキュンガリは、現地なのにその存在を知らない人がいる程の未知の山。現地の登山地図にキュンガリが掲載されていない事も多い、珍しい山です。

キュンガリに挑んだ登山家

人類でその登頂に成功した事のないキュンガリ登山。日本には、そんなキュンガリに挑んだ登山家がいました。その名は辻秀信さん。しかし一度目のキュンガリ登山、結果は失敗。その後別のヒマラヤ山脈内ツェルゴリ山頂よりキュンガリの山容を確認。再度のアタックを試みているのだとか。

魅惑の山キュンガリ

壮大なるヒマラヤ山脈の中央山、キュンガリ。人目に触れる事の少ないキュンガリですが、キュンガリ山はいつか、人類が未だ見た事のない素晴らしい景色を見せてくれる事でしょう。ルート開拓すらなされていない未知の山キュンガリ。キュンガリ含むヒマラヤ山脈は、登山家の冒険心を掻き立て続ける不思議な山なのです。

チベットの美しい山々を楽しもう見出し

チベット地方には、ヒマラヤ山脈はじめ、6000m越えの壮大な高峰が連なっています。神々が宿る神聖な山々は、いままでも、そしてこれからも、登山家はじめ様々な人々に愛されていく事でしょう。ガンケルプンスム・ジャワリンガ・キュンガリ等々、ロマン溢れるチベットの山々に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


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