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康定観光のアクセス・交通状況やチベット情報!市街地の様子や見どころも紹介!

康定観光のアクセス・交通状況やチベット情報!市街地の様子や見どころも紹介!
投稿日: 2017年12月15日最終更新日: 2020年10月8日

康定(カンディン)は、中国四川省にあるチベット自治区東部の町で、茶馬古道に代表されるように、昔から中国の交通の要所となってきました。今回は、東チベット観光の拠点ともなる、中国の康定へのアクセスや名峰ミンヤコンカの情報等盛りだくさんでご紹介します!

中国チベット自治区への玄関口「康定」への誘い見出し

康定(カンディン)は、中国の成都から陸路でもアクセス可能な町で、チベット自治区でありながら、漢民族の多い町として知られています。観光名所となっているチベット寺院の他、古くは交通の要所として栄えてきた歴史があります。今回は、康定での宿泊料金や食事にかかる料金の目安の他、交通アクセスについてまとめます。

中国四川省の康定は標高2600mの町!見出し

中国四川省のカンゼ・チベット族自治州の東部に位置する康定は、チベット語では「ダルツエェンド」と呼ばれる町です。狭い谷間にある川沿いのこの町は、なんと標高2600m!東チベット観光の玄関口として、高山病を防ぐための順応地として、観光客が立ち寄る町です。現在は、漢民族も多く暮らしており、チベット色はやや薄めです。

近年では、康定空港をはじめとするインフラ整備も活発で、他のチベット自治区に比べて、交通の便もよくなりつつあります。中国政府による開発が進む一方で、昔からあるチベット仏教の寺院も3つあり、壮麗な寺院には今も数多くの信徒が参拝に訪れています。また、寺院でなくても、街中にもマニ車を設置したお祈りの場等があります。

康定の近郊には、中国四川省の最高峰であるミニヤコンカ山(貢嘎山)があり、7556mの高山の麓では、夏山で美しい高山植物を見ながら、ハイキングやトレッキングを楽しむ外国人観光客等もいるようです。また、野人が住むという伝説のある湖「ムグツォ湖」(野人海)や「二道橋温泉」など、中国国民に人気の観光スポットもあります。

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康定で見たいチベット仏教寺院見出し

中国四川省のチベット自治州の中では、比較的宗教色が薄く漢民族の多い康定ですが、小さな町の中には、ンガチュ・ゴンパ(安覚寺)、ラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)そしてドルジェ・ダク・ゴンパ(金剛寺)の3つのチベット仏教寺院があります。東チベット観光やカムエリアへのアクセスの際は、ぜひ、康定で見ておきたい寺院です。

3つの寺院の中で、もっとも壮麗なドルジェ・ダク・ゴンパには、獅子の蔵等もあり、チベット仏教と日本の仏教の共通点のような物も垣間見れて面白いです。タルチョと呼ばれるカラフルな5色の旗は、順番が決まっていて、それぞれ天・風・火・水・地を表現しています。各寺院を観光しつつ、チベット仏教の世界観に浸ってみましょう。

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康定の街中で見られるマニ車と壁画見出し

康定の町の中には、マニ車と呼ばれるチベット仏教のお祈りの場があります。また、町の中心街の岸壁には、カラフルな仏教壁画が描かれており、インスタ映えする撮影スポットとして、観光客にも人気です。同じエリアには、その昔、馬とお茶を交換する人々が通った「茶馬古道」の交通の要所だった康定の歴史を伝えるオブジェもあります。

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康定の霊峰ミニヤコンカ見出し

ミニヤコンカは、中国四川省の大雪山脈の最高峰で、康定からアクセス可能です。山の名前は、ミニヤ国の白い山という意味だそうです。万年雪をかぶった7556mの高山は、昔から冬虫夏草をはじめとする貴重な薬草の採集地として有名でした。ミニヤコンカは、偽ピークが連続する険しい登山道が特徴で、登頂が難しい山と言われています。

また、天候も不安定なことから、これまで登頂に成功した人は、世界で20人しかいないそうです!現在は、ロープウェイでアクセスできる展望台も整備され、そこから康定の町を一望できるようです。また、山の麓にある海螺溝氷河の周辺は、中国の自然保護区にも指定され、観光地として中国全土は元より世界中の人が訪れているようです。

康定観光で宿泊できる宿見出し

康定の町沿いには、いくつかの宿泊施設があります。美味軒川菜館は、シングルで料金が40元。共同の温水シャワーもある宿のようですが、バス・トイレが一体となっていてあまり衛生的ではなさそう。市街地からタクシーで15分ほどのところに、二道橋温泉がありますので、入浴はそちらがおすすめ。個室風呂1時間で料金は、45元です!

康定バスセンターからアクセスの良い康定貢嗄国際青年旅舎は、1階と2階が「ドミトリー」という安宿タイプで、建物の3階にユースホステルとして使われているエリアがあります。8人部屋ドミトリーで、会員料金だと25元で宿泊可能です。夏は、トレッキング目的のバックパッカー等で混み合うそうですが、冬は比較的空いています。

康定は海抜2600mの高さにありますので、秋口になるとかなり冷え込みます。ドミトリーの暖房は、電気毛布のみです!朝の室温はマイナスになっていることもありますのでご注意下さい!こちらの宿泊施設は、康定県城の東端にあり、15分ほど行くと市街地に出ます。市街地には、中国で有名な「康定情歌」を上演する劇場もあります。

康定で味わう中国メシ!見出し

一昔前の日本にタイムスリップしたような「昭和な雰囲気」が漂う康定の町には、甘孜藏族自治州の州都というだけあって、比較的大きな繁華街?があります。残念ながら、東チベットには、特別な名物料理はないようです。ですが、そんな東チベットには、日本人が高級品と崇めている松茸が、嘘みたいに安いお値段で売っています!

康定の市場等でも売られている松茸は、1キロのお値段がまさかの35元!日本で何万円も出して松茸を買っているのが、バカらしく思えてくるほどの安さです!これだけ安いので、康定のレストランでも、松茸料理を気軽に食べる事ができます。松茸は中国語でも「松茸」と表記されているので、注文も簡単です。お腹一杯松茸を食べましょう!

また、東チベットでよく食べられる食材には、ヤクがあります。ヤクは、牛に似た動物で、漢字では牦牛と表記されます。ヤクは、康定の周辺でもたくさん放牧されているので、ヤク肉を使ったお料理もレストランで食べることができます。また、ヤクから取れるお乳を使った「ギー」というバターを使ったバター茶もチベット料理の定番です。

康定へのアクセス1:日本から中国成都まで見出し

ここからは、康定までの交通アクセスをご紹介します。まず、康定へ行くまでに日本から最寄り空港となるのが、成都にある成都双流国際空港です。成田からの直行便は、中国のアモイ航空かエアチャイナを利用できます。中国成都までの所要時間は、6時間ほどです。航空料金は、8万円から10万円前後とかなり高くなります。

学生さんやバックパッカーなど、できるだけ費用を安く済ませたい方には、羽田空港から天津浜海国際空港経由で成都に入る天津空港のフライトか、東方航空の羽田発、上海浦東国際空港経由、成都行きのフライトがおすすめです。ストップオーバーも入れて20時間近くかかりますが、料金は、安い時だと2万円ほど節約できます。

康定へのアクセス2:中国成都から康定まで見出し

続いて、成都から康定への交通アクセスです。先ほどご紹介した東方航空や四川航空等から、康定空港へ飛ぶ直行便が毎日1便出ているようです。料金は、安いときでおよそ8000円前後、所要時間は1時間ほどとなります。料金の節約だけでなく、中国の広さや景色を楽しみながらのんびり旅をしたい方は、バスでのアクセスがおすすめです。

成都から康定までのバスは成都の「新南門バスターミナル」から出ています。出発時間は、だいたい午前中の便を選ぶことをおすすめします。所要時間は、冬季の雪や途中の渋滞等の状況によって、多少前後しますが、だいたい7時間半から9時間近くかかります。いくつかのバス会社が出ていますが、料金は、140元ほどとなっています。

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東チベットのゲートウェイ!「康定」へ行ってみよう!見出し

中国のチベット自治州にある康定についての情報をご紹介いたしました。文中ではお伝えしませんでしたが、実は、この康定の町は、現在外国人は立入禁止区域となっている「ラルンガルゴンパ」という秘境への通過点としても知られています。日本人もアクセス禁止ですので、康定から色達までの地域で、チベット文化に触れてみて下さい。

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