台湾・嘉義の夜景はおすすめデートスポット！食事をしながらや展望台からも！

嘉義は台湾西南部に位置する観光名所の多い都市です。日本時代の建造物が多く残り人口27万人以上が暮らし、気温も1年を通して穏やかです。そんな嘉義市の夜景は大変カップルに人気があり、レストランや展望台からの景色はとても綺麗です。今回はその嘉義市の夜景のおすすめスポットと展望台からの眺め、そして食事をしながらの夜景を満喫できるスポットとホテルをご紹介します。

嘉義の旧名は諸羅山(しょうらさん)といい、中国からの移民で栄えた街です。観光地もたくさんあり台湾基督長老教会嘉義西門教会の礼拝堂や檜意森活村などがあります。街並みもとても穏やかで親しみやすく、交通の便も良いので観光にはおすすめの場所です。

嘉義には多くの観光名所がありますが、その中から特におすすめの観光地をご紹介します。日本統治があった台湾には日本の文化がまだ残っておりその歴史や軌跡などを見ることができます。また、自然豊かな台湾でそのパワーを感じつつ大切な方とのデートにもおすすめです。

こちらの嘉義市史蹟資料館は日本建築の神社をリノベーションした資料館です。日本の文化と嘉義の歴史について学ぶことができます。嘉義公園内の敷地内にあり、公園の広さは26ヘクタール程あるので全てを回るには約2から3時間ほどの時間を有しますので、この資料館と公園内の他名所数箇所を一緒に回ると良いと思います。資料館の営業時間は午前9時から午後5時までです。

阿里山國家風景區は嘉義の国定公園です。阿里山を中心とした公園で、その広さは1400ヘクタールほどあり多くの見どころがあります。紅檜（台湾杉）と桜が有名で、その他に横から見ると像のように見える象鼻木や、日本統治時代に阿里寺と言われていた慈雲寺などもあり、ここも昼に訪れるのに大変おすすめの幻想的で自然が多い名所です。

嘉義の蘭潭風景エリア内の蘭潭ダムの公園内にある月影潭心のライトアップは大変綺麗でおすすめデートスポットです。そのオブジェについてライトアップ時間や注意点などをご紹介していきます。そのオブジェをデートコースに入れれば忘れられない思い出となります。

嘉義の夜景には地上から見る夜景「月影潭心」があります。嘉義での夜景と言えばまずここを訪れるのが大変おすすめです。月影潭心は嘉義市内のダム湖の蘭潭水庫にあるオブジェです。嘉義出身のアーティスト王文志さんが手掛けられたもので、その不思議で複雑な造形に訪れた人々は魅了されてしまいます。

昼に訪れると詳しくその造形を鑑賞することができます。ステンレスやアルミ、スチールなどで制作されており、複雑に絡み合ったオブジェは大変興味深い芸術品です。鳥の巣をイメージしたものや、オブジェの下に用意されたベンチ、そして長いオブジェの通路を歩けば不思議な世界へと誘われることでしょう。

月影潭心は空が暗くなり夜になるとライトアップされます。その姿は昼とは全く変化し、また違う異世界へと誘ってくれます。その幻想的な景観はとてもロマンチックでデートの雰囲気を盛り上げてくれること間違いなしです。また地元では恋人達や多く人々の憩いの場として賑わっています。

月影潭心のライトアップは午後6時30分から午後9時30分までとなっています。ライトアップは約10秒感覚で変化し、青、赤、紫と多くの色に彩られオブジェを輝かせます。その変化する色に多くの人が魅了され、家族連れや恋人同士、観光客とが訪れる大変おすすめの夜景です。

まずは動画でその綺麗なライトアップを下見しておいてもよいと思います。もちろん実際にみる月影潭心は違うと思いますが、こちらの動画では多くの人で賑わっていることも見て取れますので、参考までにご覧になってみてください。

月影潭心を快適に楽しむための3つの注意点があります。月影潭心を訪れると注意を促すピンクの看板があります。そこには、1つ目、最高30人までしか入場できないこと。2つ目は悪天候の場合はオブジェへの進入ができないこと。そして3つ目はオブジェに登ったり中で飛び跳ねたりすることは禁止である、と書かれています。こちらの3つに注意をしながらこの不思議で幻想的なオブジェを楽しんでください。

月影潭心の隣ではライトアップされた噴水のショーが開催されています。「蘭潭水庫」という噴水ショーで、音楽に合わせて色とりどりのLEDライトに照らされた水は湖畔に映り幻想的な雰囲気を演出してくれます。月影潭心と同じく夜になればなるほどその光は輝きを増し、時の流れを忘れてしまう程にとても良い一時となることでしょう。

蘭潭水庫の噴水ショーは毎日19時、20時、21時の3回行なわれています。噴水ショーの時間はおおよそ20分程で、途中インターバルがありますがその形と色を変えて湖畔の水面を彩ります。この彩はデートにも花を添えてくれます。大切な方と手を繋ぎながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。

また、すぐ隣には蘭潭ダムがあります。早めに到着した際には蘭潭ダムで涼みながらデートをするのもおすすめです。水辺が多く空気も澄み渡っているので、さわやかな気持ちで楽しいウォーキングデートをした後に、夜にはあの夜景の風景が待っています。日本では見られない景色をどうぞ現地で堪能してみてください。

嘉義公園にある神社跡に建設された射日塔です。高さは62メートルもあり忠烈祭祀と観光的発展の意味を込めて建築された展望台です。エレベータで10階まで50元で登ることができます。展望台からの眺めは街や山などを一望でき、11階にある喫茶店ではゆっくりとお茶をしながら眺めることができます。

夜にライトアップされた射日塔です。昼とはまた違う雰囲気でとても素晴らしい夜景です。また夜の展望台からは嘉義の夜景を360度一望することができます。射日塔の営業時間は、水木金曜日午前9時から午後5時まで、土日は午前9時から午後9時までとなっています。展望台からの夜景を見る場合は土日に訪れてください。

嘉義の夜景を堪能しながら食事ができるスポットと部屋でゆっくりと夜景を堪能できるホテルをいくつかご紹介したいと思います。夜景を見ながら美味しい嘉義の食事も一緒に楽しんだり、ホテルでのんびりと見る嘉義の街の夜景は先ほどまでご紹介した夜景とはまた違った景色が広がります。

嘉義には美味しいものが多い街です。雞肉飯(ジーロウファン)は鶏肉の胸肉やささみを使い鶏油と甘辛いタレが特徴のさっぱりとした丼飯で、スイーツとして大変有名なのは豆乳を使用しフルーツを持った豆花(トウファ)は砂糖をしようしていないため、ヘルシーで女性に大変人気があります。

嘉義耐斯王子大飯店(ナイスプリンスホテル)はショッピングセンターやアミューズメントと設備が充実し、そして伝統的な図柄を用いた内装の客室となっていたりと全体的にモダンな雰囲気の施設です。商業施設になっており中にあるレストランから夜景を楽しむことができます。

嘉義耐斯王子大飯店(ナイスプリンスホテル)の17階にある紅檜軒中餐廳（ひのきレストラン）です。阿里山ツォウ族の風情を取り入れた室内でゆったりと食事をすることができます。地元料理をコース料理やセット料理でいただけたり、テーブルサイドサービスもしています。17階にあるこちらの窓から夜景を見ることができますので豪華な台湾料理を味わいながら、恋人と過ごしてみてはいかがでしょう。

新進ホテル「鈺通大飯店」は2012年9月にできたばかりの嘉義市内で一際目立つホテルです。ホテルの上層階のお部屋からは嘉義の夜景を堪能することができます。ゆっくりと話しをしながら2人占めしてみてはいかがでしょうか。また9階の空中庭園でも星空と共に夜景を楽しむことも可能です。

先ほどご紹介した嘉義耐斯王子大飯店(ナイスプリンスホテル)は客室から嘉義の夜景を一望することができます。ショッピングや食事を楽しんだ後はモダンな客室から見える嘉義の街並みの明かりは旅行の雰囲気を盛り上げてくれます。その日観光した場所を話しながら大切な方と忘れられない夜をお過ごしください。

台湾の嘉義の夜景についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?嘉義は映画のロケ地としても有名で多くの観光客で賑わいながら大変穏やかで良い街です。今回の記事をお読みになって嘉義に興味を持っていただけたなら幸いです。台湾に旅行に行った際には美味しい名物料理を味わいながら夜の夜景デートを楽しんでみてください。