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高跟鞋教堂は嘉義市のハイヒール形の教会!ギネス認定の人気スポット!

高跟鞋教堂は嘉義市のハイヒール形の教会!ギネス認定の人気スポット!
投稿日: 2017年7月24日最終更新日: 2020年10月7日

高跟鞋教堂といえば、ハイヒール型の教会として有名です。ガラスの靴といえばシンデレラですが巨大な協会でロマンチックさは負けていません。ギネスにも認定されています。今回は高跟鞋教堂のおすすめスポットやアクセス方法をご紹介します。

ハイヒール型のガラスの教会で人気!ギネスにも認定見出し

こちらのハイヒールの形をした巨大な物体は高跟鞋教堂とよばれる教会です。今、とても人気の建築物で、台湾旅行で足を伸ばす場所としても写真スポットとしてもおすすめです。今回は、高跟鞋教堂、ガラスのハイヒール教会の由来や構造、おすすめのアクセス方法などご紹介します。ぜひ、台湾旅行の際には足を伸ばしてみてくださいね。

高跟鞋教堂とは?台湾の嘉義市にガラスの教会があるのはなぜ?見出し

このハイヒール型の建築物の長さは約25.16メートル、高さは約17.76メートル、幅は約11.91メートルです。そして、世界最大のハイヒール型の建築物ということで、2016年にギネスに登録されました。また、2016年の2月、一般に公開されるようになりました。近づいてみると圧倒されてしまいます。これほど大きいハイヒールなら、天国からでも見えると評判です。

ガラスのハイヒールといえばシンデレラや女性らしさを表すものというイメージですよね。ガラスの靴はシンデレラストーリーに因んでよく置物などで見られるものの、ハイヒール型の協会というのは珍しくて目をひきます。そのような協会がなぜ台湾に、また、なぜ嘉義市にあるのでしょうか。

実は高跟鞋教堂は、嘉義市で昔流行した疾病の鎮魂碑のような目的で作られたようです。その病とは、「烏脚病」というもので、地下水にヒ素濃度が多量に含まれていてそれを飲んでしまった人が血液疾患にかかりました。また、下肢血流障害で足を切断しなければなららかった患者も多かったとのことです。

その烏脚病を撲滅できた記念として嘉義市に高跟鞋教堂が立ったということです。あまり知られていませんが、1960年頃には足を切断するなど、悲惨な目にあった患者さんや死亡者数も多かったそうです。日本に留学したこともある医師で、烏脚病の父とも呼ばれる王金河医師夫妻が病の解決に尽力しました。

女性の夢が叶いますようにという願いで作られているので、鎮魂碑や慰霊碑というよりも、おしゃれでロマンティックな場所になっています。キラキラしていて、夢を感じる場所ですが、旅先として人気です。このような風景があったら、近づいてみたくなりますよね。この他にも、かわいいオブジェやベンチなどが至る所に設置されています。

「烏脚病」について台南に記念館も見出し

ほとんど知られていない歴史の事実として、実は「烏脚病」は日本軍の化学兵器工場からの排水が井戸に流れ込み、それを飲んでしまった人がかかったといわれています。日本の灯台に留学したある医師が、台湾に帰国後にこの病気を知って、調べていたところこの事実がわかりました。

医師は治療をしながら患者さんがなくなってしまったら自ら棺桶を削り、生活していけるだけの木工の技術を教えたりして支援していたそうです。この病の苦しさは、足の切断や足の絶え間ない痛みなど激しいもので、結果として心身が衰弱し人生を奪われたというところです。

病名はblackfootともよばれていました。足の血液から黒く固まって壊死してしまいました。普通の人はとても耐えられないでしょう。ハイヒール型の教会は、おしゃれする夢も奪われてしまいます。なくなった人の魂が苦しみを乗り超えて夢をかなえてほしいという思いで建てられたといわれています。

高跟鞋教堂とは?シンデレラのガラスの靴やキリスト教とは無関係?見出し

人気のガラスの教会で、名前に教堂がつくといっても宗教的な施設やキリスト教の施設などではなく、芸術作品なのです。宗教的なしきたりなどの心配はいりません。じつは純粋な芸術作品やアートだということで写真を撮ったり遊びに行くにはおすすめなんです。また、「高跟鞋」とはハイヒールの意味で、まるでシンデレラのガラスの靴を思わせ、人気なんです。

高跟鞋教堂とは?ガラスのハイヒールの建築期間と総工費見出し

正式には「布袋高跟鞋教堂」といい、布袋(Budai)は嘉義市の地名です。その建築費用・総工事費は約8500万円だったということです。建設期間は3か月でした。どこかのブランドショップのようにガラスの建物はありますが、さすがにハイヒール型というのは珍しく、注目されています。近づくと、人の高さはヒールの5分の1ほどの高さしかありません。

高跟鞋教堂とは?ガラスの建物の中はどうなっているの?見出し

中は教会施設ではなく、今のところ何もないのですが、写真撮影スポットとして、結婚写真の背景シーンに活用してもらいたいという狙いが製作者側にはあるようです。周辺の整備によってハイヒール型の教会のそばに立ち入れるようになった現在は嘉義市の撮影スポットとしてもっぱら人気です。

中にはほとんど何もないけれど、とにかくきれいだと人気です。どんな角度からでも自由に見ることができ、写真も撮り放題です。物語のシンデレラの靴だと思っている人も多いようです。とにかく、楽しんで写真を撮ってほしいということのようです。自由に散策してみてはいかがでしょうか。

高跟鞋教堂とは?アクセス方法は?見出し

高跟鞋教堂は、嘉義県の雲嘉南浜海国家風景区にある教会です。嘉義縣布袋鎮の布袋遊客中心停留所から海運街と海興街を歩いて14分、距離として1.2kmの所にあります。海岸線、漁港のすぐそばにあります。フィッシュマーケットやシーフードレストランなども付近に並んでいます。おいしいと評判で、立ち寄って帰るのにもおすすめです。

アクセス方法は、台北からはいくつかあり、電車の場合は、高速鉄道で嘉義市まで4時間ほど、自動車では3時間ほどです。おすすめはバスでのアクセスです。台湾に慣れている方ならバスも利用でき、おすすめです。嘉義市の周回バスの詳細は、「鹽鄉濱海線」のサイト内で地図付きで確認できます。

高跟鞋教堂ツアー:おすすめは周回バスでのアクセス見出し

台湾好行鹽郷濱海線という予約制の周遊バスは、高跟鞋教堂とその南にある好美3D海洋世界を周回しているのでアクセスに便利で、1日2本の運行になるようです。嘉義市先期交通轉運中心站→嘉義高鐵站→故宮南院站→東石漁人碼頭站→高跟鞋教堂站→好美里站→北門遊客中心站というアクセスルートになります。

ツアーへの参加方法はまず、予約の上、各停車またはアクセスする観光ポイントでの時間配分を確認してみてください。料金は250元ほどになります。支払方法は、コンビニFamilyMartのサービス端末にアクセスし、操作して予約後、引換券を印刷しレジで250元を支払うと乗車券を受け取れます。

ただし、出発時に空席がある場合は予約なしで乗車できます。この場合、250元を運転手さんに支払うしくみです。また、観光ポイントのバス停では30分から75分停車時間が確保されているようです。この時間を利用して教会を周れます。なお、アクセスの運休などについてはサイトで確認してみてください。

高跟鞋教堂とは?ガラスの教会の美しさ見出し

イギリスのデイリーメイルで紹介された美しい青いガラスの教会は、足を切断せざるを得なかった少女の夢をかなえるために設計されたものです。その青いガラスの枚数は320片で、骨組みの数としては1269本だということです。壊疽のために結婚をあきらめた患者の女性への痛切な思いがあふれています。

高跟鞋教堂の周辺もおすすめ!ガラス以外のモニュメンも人気見出し

花のような巨大な傘の形をしたモニュメントが数本、ハイヒール型の教会へ渡る歩道の端に立っています。夜になればこれも、紫やイエローなど、パステルカラーの優しい光がともされて、人気です。あたり一面が幻想的なきらめきを放ち、遠くからでも近くからでも美しく見えます。

また、「our song」という文字の掛かった巨大ヘッドホンの間からはハイヒール型の教会が一望できるようになっています。このようなアートだけではなく、駐車場や植栽、壁など全体が整備され、最初の観光客数を大きく上回る人々が訪れるようになりました。公園のような感覚で訪れることができます。

オブジェには、ティーカップや気球、電話ボックス、「LOVE」などのメッセージ付きの指輪やウォールなどがあり、これからも様々なものが追加されていくのかもしれません。また、広い敷地ですので、ゆったりとした時間を過ごせそうです。こどもさんと一緒でものびのびできると思います。

高跟鞋教堂とは?人気の結婚式写真がおすすめ 見出し

昼も本当に美しいこの公園では、ハイヒール型の教会が一望できる場所から記念写真を撮るのがおすすめです。周りには特に目立つランドマークもなく、高跟鞋教堂が人気の場所となっていて、周辺の芝生や池、空など自然とともに遠くからでもきれいにその姿を収めることができます。

ハイヒールのヒール部分の一部が白っぽく光ったり、ハイヒールの姿が大きな湖面に映ったり、本当に台湾の芸術的なセンスには驚かされます。女性の心をくすぐる、繊細で豪華な演出になっています。これから、この場所がどのように展開していくのか大いに注目が集まっています。

高跟鞋教堂とは?夜景やライトアップが人気でおすすめ見出し

夜は金曜日と土曜日のみ多彩なイルミネーションが施され、LEDライトで8色に変化します。色は、ブルーの他、グリーンやパープル、イエロー、ピンクなど、見ごたえがあります。ハイヒールの上下に分かれて2色点灯します。とてもきれいですね。迫力もあります。男性でも飽きないのではないでしょうか。

夜はハイヒールの建物全体が青白くライトアップされて輝きを放ちます。湖にたたずむその巨大な姿には目を奪われますよ。周辺で自由に写真を撮る場所も設けられているためフォトジェニックな素敵な空間となっています。ぜひ、夜の写真撮影に訪れてみてくださいね。

イルミネーションにはまるでシンデレラ城のようなお城をかたどった門と、ダイヤモンドリングを並べたアーチ状の歩道は巨大なリングをいくつも抜けてお城の門へとたどり着くように設計してあります。気分はさながらバージンロードを歩くシンデレラではないでしょうか。

他にも、クラウンやぶどう棚のような、豊かなイメージのものばかり。ディズニーワールドといっても過言ではあありません。これらのイルミネーションのセットは、ハイヒール型の教会へ続く歩道や、教会のある島に歩道がつながっている場所から少し離れた公園にも配置されており、巨大なイルミネーション公園となっています。

このようなアーチをくぐると、まるでバージンロードを歩いている気分ですね。こんなに長いバージンロードはなかなか屋内では見つかりません。夜、ぜひ歩いてみてくださいね。結婚式がまだの方なら、イメージ作りの参考になるのではないでしょうか。また、このようなロマンティックなオブジェが至る所に設置されています。

高跟鞋教堂の東側にはガラスの北門水晶教堂も見出し

水晶の形で有名な北門水晶教堂という教会が、ハイヒール型の教会のある嘉義市の東に位置しています。田舎の電影風景のようなところに突然現れれる教会ですが、こちらもガラスをメインとして美しい姿の結婚式向きの教会で大人気なのでおすすめです。ハイヒール型の教会へのアクセスついでに、時間があればタクシーで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

高跟鞋教堂も北門水晶教堂も、国家事業であり、また、ともに、嘉義市の「烏脚病」での犠牲者を悼むものだそうです。水晶教堂の方は、申請することで挙式ができるようになったそうです。ハイヒール型の教会へは、一般公開前から旅行客や地元住民でにぎわっていたそうです。

こちらの写真では誰も写っていませんが、とても人気の教会で、こちら純粋な宗教施設というよりは写真スポットとして使用されています。広々とした場所で、まるでリゾートの教会のようですね。そして、本当の教会のようです。このように美しい教会ですので、地元でもとても人気です。

嘉義市が舞台の映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』もヒット見出し

日本統治時代の台湾の嘉義市に実在した、嘉義農林学校を舞台とした映画、『KANO 1931海の向こうの甲子園』がちょうど2014年に台湾でも大ヒットしました。嘉義市といえば、今、日本でも台湾でもで大人気の場所になっています。ぜひ、一度見てみてください。

『KANO 1931海の向こうの甲子園』は嘉義市の農業学校が台湾代表校として1931年、日本の統治下で日本内地での甲子園出場を果たし、決勝に進出したという事です。キャストは永瀬正敏、大沢たかお、坂井真紀さんらでした。日本でもまだ公開している映画館もあります。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

高跟鞋教堂は台湾ではデートコースの定番見出し

台湾ならずとも、シンガポールや上海などアジアの大都市では結婚式の写真を超豪華にするのが人気です。ハネムーンもかねて、海外まで足を伸ばしてアルバムを作成することもよくあります。また、きれいに残せるように、多少合成や修正したりして、とにかく結婚写真にこだわりを持ちお金もかけます。

台湾でもこの風潮は30年も前からあるそうで、出来上がった写真集やビデオを結婚披露宴で上映、展示したりします。ですから、素敵な建物や風景、オブジェなど撮影スポットが多いのは当たりまえなんです。夕暮れ時からのイルミネーションがおすすめです。ぜひ、1枚いかがでしょうか。

高跟鞋教堂で本格的な写真撮影見出し

さらに、自撮りでも物足りず、思い切りこだわった写真や結婚写真が欲しいという方は、現地の写真館に頼んでみても良いかもしれません。プロの手で安心ですが、意外と安価で、修正を頼めば女優さんのような写真に仕上げてもらえますよ。こちらもイルミネーションがおすすめです。

写真が好きな人なら撮影スポットにはぴったりの場所です。また、付近には海浜公園もあり、散歩がてら海での写真も撮れますよ。女性なら、ロマンティックが好きな人も多いので、特に若い世代の女性はこれからの楽しみがあり、心から楽しめるのではないでしょうか。人々の夢が詰まっている感じですよね。

高跟鞋教堂でみんな笑顔!ハッピーな思い出作り見出し

ここに来れば、みんなハッピーな気分になれることは間違いないと思いませんか。新婚旅行や夫婦旅行にもおすすめです。色調や、海辺の雰囲気も素敵です。また、祈りの場所でもあります。戦争が原因となった烏脚病の女性たちが辛い過去を乗り越えて天国や来世ではぜひ夢をかなえてくれるといいですね。

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