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チリの首都サンティアゴの観光スポット!おすすめは大聖堂や教会!

チリの首都サンティアゴの観光スポット!おすすめは大聖堂や教会!
投稿日: 2017年7月5日最終更新日: 2020年10月7日

チリ共和国の首都サンティアゴ。国民の間ではチリ・カトリックが深く根付いており、多くの大聖堂や歴史的建造物が観光できます。また、四方を山に囲まれている為、高台からは街並みと南アンデス山脈を望めますよ。それでは、チリの首都サンティアゴの観光スポットをご紹介します。

首都サンティアゴの歴史的名所を観光しよう見出し

Photo by Falstaf

チリの首都サンティアゴは、南アンデスのやや高度の低い西部山脈と主脈の間の盆地に位置しています。インカ帝国時代から、スペインの植民地時代を経て現在に至るまでの様々の歴史を残しており、歴史的建造物や博物館、そして教会などの観光名所が多く見られます。それでは首都サンティアゴの観光スポットをご紹介します。

チリ観光の見所!アンデス山脈&赤道周辺&南極の大自然!世界遺産もあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
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世界遺産を死ぬまでに出来るだけ見て回りたいという方はチリ観光へ。チリ観光は人気の世界遺産だけでなく、南北に広がる細長い国のため自然も豊かで、北と南ではどんどん生態も変わってきます。まだまだ未知の国チリの観光情報をチェックしていきましょう。

首都サンティアゴの巨大マリア像見出し

観光名所「サン・クリストバルの丘」

Photo by Dimitris Graffin

チリの首都サンティアゴにある標高880メートルの「サン・クリストバルの丘」の頂上には、巨大なマリア像があります。頂上へは1925年に作られた歴史あるケーブル鉄道を使うか、もしくは新市街から出ているロープーウェーを使うと街並みや山並みを見ながら上がれますよ。この丘にはハイキングコースもあるので歩いて登るのも楽しいですよ。

ケーブルは片道約8分ほどで山頂へ到着します。山頂には1908年に完成された高さ14メートルのマリア像や教会などの観光スポットと、サンティアゴの街を一望できるテラサ ベラビスタ展望台があります。また、ここからはアンデス山脈が夕暮れ時にブルーからオレンジに変わっていくのが見られる絶景スポットにもなっています。

首都サンティアゴの中心アルマス広場見出し

Photo by kimi-

「アルマス広場」は、1541年にチリ征服者のペドロ・デ・バルディビアがサンティアゴ市の設立の際に中央広場として設計した場所です。植民地時代には公開処刑も行われていた場所ですが、現代は大道芸人やミュージシャンなどが芸やパフォーマンスを披露し、周囲にたくさんの観光名所がある為、いつも多くの人で賑わっています。

首都サンティアゴ絶対必見の大聖堂見出し

観光名所「サンティアゴ大聖堂」

Photo by Jocelyn777

約50年を掛け1800年に完成した「サンティアゴ大聖堂」はサンティアゴの旧市街、アルマス広場の西端にあります。過去に何度も火災で焼失したり地震で倒壊した大聖堂は、何度も建て直されて、現在のもので5番目になります。植民地時代の建築の中で最も代表的な建築物で、ここにはチリの歴史上の人物も地下墓所で眠っています。

大聖堂の建物は、バロック様式とネオクラシック様式が融合した壮大で豪華な装飾が特徴です。建物中はイエズス会士の彫刻が飾られ、宗教的なフレスコ画等や、ステンドグラスで聖書の風景が描かれており、荘厳な空間が広がっています。チリは人口の約70%がカトリック信者ですが、この大聖堂はたくさんある教会の総本山と呼べる場所です。

首都サンティアゴ現役の文化財見出し

今も現役で活躍する「中央郵便局」

Photo by RL GNZLZ

「中央郵便局」は、1846年までは大統領官邸として使用され、その後焼失。現在の建物は知事公邸として1882年に建てられたもので、その後にフランスの新古典主義建築の影響を受けた改装がされました。今も現役の郵便局なので、ここから郵便を出せますよ。アルマス広場に面している建物で国の文化財に指定されている観光名所です。

首都サンティアゴの国立自然史博物館見出し

植物学や動物学、鉱物学や考古学まで幅広い分野の展示物の膨大な量は圧巻です。博物館の見どころは、イースター島の失われた文字が記載されている本物の木簡や、全長17メートルのシロナガスクジラの骨、また、アンデス山脈で発見された、「プロモ・ミイラ」と呼ばれるインカ帝国時代の子どものミイラのレプリカ等は必見ですよ。

首都サンティアゴでチリの歴史を見よう見出し

「国立歴史博物館」で歴史観光

Photo by Dimitris Graffin

19世紀に建てられた壮麗なレアル・アウディエンシア宮殿内にある「国立歴史博物館」には、チリの先住民族のアイマラ族、マプチェ族、ヤーガン族等の植民地以前の生活や、スペイン統治から独立した後にチリの人々の生活がどのように変わったのかまで様々な展示物を介しながら紹介してあり、チリの歴史について学べるすばらしい博物館です。

首都サンティアゴで地元料理を食べる見出し

大規模な市場「メルカード・セントラル」

1872年に開業した大規模な市場は、複雑で芸術性の高い建築物で出来ています。ここには豊富な魚介を始め、生鮮食品他、多種多様な食材が揃っており、サンティアゴ市民も買い物に来る場所です。レストランや屋台等では、様々な地元料理も頂く事が出来ますよ。是非、観光の合間にここで美味しいチリの食材を見つけて下さいね。

首都サンティアゴの旧国会議事堂見出し

Photo by Klearchos Kapoutsis

1世紀近くの間、チリの政治の中心であったこの「旧国会議事堂」は、純白の外観がひと際目を引きます。軍事クーデータの後、1990年に国会が太平洋に面した都市バルパライソに移転するまで使用されていました。ここの内観は見れませんが、広大な建物の周りからは建築様式の素晴らしさや、手入れされた美しい庭園を見ることが出来ます。

首都サンティアゴのアートコレクション見出し

豊富な展示「国立美術館」

丸いドーム型の屋根が目印の「国立美術館」は、1947年に建設されました。コレクションの大部分は、チリ人画家やチリ在住の外国人芸術家から寄贈されたものです。また、ラテンアメリカを代表する芸術家の作品も多く、彫刻、現代アート、生活品を扱ったどさまざまな形での展示が行われているのも特徴です。

首都サンティアゴの繁華街ベラヴィスタ見出し

サンディエゴの繁華街で、色鮮やかな建物が並ぶ「ベラヴィスタ」。ストリート・アート、ワインショップ、土産物屋、美術館等があり活気溢れる観光地です。ボヘミアンな雰囲気で、色鮮やかなに改装された古い住宅や倉庫のショップやレストランが軒を連ね、散歩するだけでも楽しいですよ。また、劇場もあり様々なショーを鑑賞できます。

首都サンティアゴの絶景観光スポット見出し

歴史的観光名所「サンタ・ルシアの丘」

Photo by *S A N D E E P*

サンティアゴ市街地の東端にある、「サンタ・ルシアの丘」からは、サンティアゴの街並みと雄大なアンデス山脈を見渡せる絶景スポットです。頂上には原住民の襲撃に備えて作られたイダルゴ城の要塞跡があり、その城の頂上の展望台からの眺めは絶景で特におすすめです。頂上までは歩くか、もしくはエレベーターもありますよ。

今では、観賞用の噴水や円形劇場、また美しい造園が施され公共の公園に作りかえられましたが、この丘も、1541 年にチリの征服者であるペドロ・デ・バルディビアによってサンティアゴの街が設立された歴史的な場所なのです。平日の正午には号砲がこの丘から鳴らされていますよ。いつも多くの観光客で賑わっている観光スポットです。

首都サンティアゴで古代文明を観よう見出し

考古学好きに「プレコロンビア芸術博物館」

1807年に建設されたサンティアゴの市街地に位置する「プレコロンビア芸術博物館」は、植民地時代は税関として使用されていた場所です。ラテンアメリカの文化圏ごとに展示されてあり、主に植民地になる前の中南米4500年の文化や歴史を見る事が出来ます。先住民族の文化やインカ帝国等の古代文明の展示物は、考古学好きは必見ですね。

首都サンティアゴの別名お金の宮殿見出し

シンメトリーが美しい「モネダ宮殿」

現在でもチリの大統領官邸として使用されているために警備は厳重です。別名「お金の宮殿」と呼ばれており、もともとは、スペイン植民地時代に造幣局として建てられたものです。以前、チリクーデターがあった場所でもあり、チリ空軍の爆破により建物はその後に大規模の修理を加えられています。

「モネダ宮殿」では、奇数の日の午前10時に衛兵の交代式が行われます。ブラスバンドの演奏や、騎乗兵の行進を見る事が出来ます。美しい白亜の「モネダ宮殿」は歴史の重みを感じさせてくれる場所でもあります。芝生の緑と白亜の建築物とのコントラストが素晴らしく、左右対称の窓と規則正しく並んだ柱が特徴です。

首都サンティアゴのシンボルで最古の教会見出し

おすすめの観光名所「サン・フランシス教会」

現存する建築物ではサンティアゴで最も古く、街のシンボルである「サン・フランシス教会」。サンティアゴ歴史地区の大通り沿いに16世紀に建てられた高くて赤い外壁が印象的な美しい建造物です。また、これまでの大地震にも耐え、何度か改修されながら現在に至っており、中には多くの宗教芸術品や植民地時代の美術品を展示されています。

「サン・フランシス教会」の中央祭壇にはスペインのカソリックで見られるソコーロという名の聖母像が祀ってあり、チリの征服者であるスペインのペドロ・デ・バルディビア携えてきた物と言われています。併設された修道院では、長い歴史の中で造られた様々な調度品が見られます。また、美しく手入れされた中庭も必見です。

首都サンティアゴの植民地時代の建物見出し

「レッド・ハウス・カーサ・ コロラダ」

Photo by jimg944

スペイン植民地時代の1769年に建てられた建造物で、粘土タイル張りの屋根とバルコニー付きの窓、そして深い赤色の壁は、全体に落ち着きがあり長い歴史を感じさせます。「サン・フランシス教会」と同様に建設当時はまだ、チリの国土が今の「刀の鞘」の様な形になる前ですよ。絶対見るべき観光スポットです。

首都サンティアゴは歴史と文化の観光地見出し

いかがでしたでしょうか?激動の歴史の辿って来たチリの中心地サンティアゴ。そこにある多くの建造物には、それぞれの時代を色濃く残す素晴らしい芸術と、人々の静かな祈りを感じることが出来ます。是非、サンティアゴでは、チリの歴史と美しい南アンデスの山々を観光して下さいね。


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