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青の世界ウズベキスタンの観光地をご紹介!
ウズベキスタンといえば青いタイルや青い外観をした建物などを浮かべる方が数多くいると思います。まだ日本ではあまりメジャーな旅行先ではありませんが、ウズベキスタンには歴史感じれるスポットや料理やお土産屋が並ぶシルクロードなど、神秘的で日本では見られない景色が数多くあります。そんなウズベキスタンでのおすすめ観光地を紹介していきます。
ウズベキスタンの観光地:代表的観光名所「レギスタン広場」
ウズベキスタンへ旅行した時は必ずと言っていいほど立ち寄るであろう観光地「レギスタン広場」です。世界遺産にも登録されている「サマルカンド」の商業の中心地と言われていた歴史ある観光地です。紀元前にシルクロードの要衝として栄えた街として有名で、今では世界遺産として数多くの観光客が歴史ある美しい光景を見に足を運んでいます。
夜のレギスタン広場に来たよ。
— ととこ (@kedi_severim__) June 20, 2017
タクシーはちょっとぼられて約二キロ乗って1ドルと4000スム。帰りは10000スム。どちらも1ドルで交渉したのに降りるときにごねられた(>д<) #ウズベキスタン pic.twitter.com/8oSgMr9sWN
世界のどこを見てもない美しい都市として知られ、高度な技術をもって建てられた建築物は、青いタイルで造られとても美しい外観をしています。青いタイルは別名「サマルカンドブルー」とも呼ばれ、中国の陶磁器とペルシャの顔料を合わせて完成したものになります。この建物内は料理やお土産屋さんがあり、日々多くの観光客で賑わっています。
ウズベキスタンの観光地:中央アジア最大「ビビハニムモスク」
世界遺産サマルカンドにあり、かつてのイスラム教で最大規模を誇ったモスクになります。その大きさはサッカー場がすっぽり入るほどの規模があり、真っ青なウズベキスタンの空に映えるサマルカンドブルーで造られたドーム型は1度見たら忘れられないとても美しい景色を作りだしています。先ほど紹介した観光地レギスタン広場の北側に位置しています。
人類の傑作と言われるほど美しいこの建物は、内部も見学することができます。内部には大理石の書見台が置かれており、その周りを3回願い事を唱えながら一周すると願いが叶うと言われています。かつてはこの大きさと急に進めた工事の損害により、建物は破壊され1度は廃墟となりましたが、今現在は見事の工事も終えて堂々とした美しい姿が見れます。
ウズベキスタンの観光地:豪華爛漫な装飾「ティラカリメドレセ」
こちらも世界遺産サマルカンドにあり、レギスタン広場の中央に位置しています。ここでは偶像崇拝を禁止とするイスラム教では珍しく、建物の上部に動物と人間の顔が描かれた場所があります。かつてこの建物を造らせた支配者が、自分の権力を国民に示すために造られたと言われています。建物の美しさ、そして歴史を全身で感じられる人気の観光地です。
そしてなんと言っても見所は、内部の金で装飾された見事な天井です。大量の金を使用し、豪華な建物はその当時の権力者の歴史が少し垣間見れるおすすめの場所でもあります。上を見上げれば見上げるほどその美しい金箔の装飾が目に焼き付けられ、世界各国他では見られない景色を充分楽しめます。ウズベキスタンへ旅行にきたときはぜひ1度は見てほしい装飾です。
ウズベキスタンの観光地:青の空間「シャーヒズィンダ廟群」
青の世界と言われるウズベキスタンで、最もさまざまな青を体験できる人気の観光地です。世界遺産サマルカンドより少し離れた場所にありますが、旅行に来た方は必ず立ち寄る中央アジア屈指の観光名所でもあります。装飾の多さと美しさはウズベキスタンの中でも1番と言われており、昼間の日の光に当たるとまるで宝石のようにキラキラと輝きます。
シャーヒズィンダ廟群はサマルカンド随一の聖地なので参拝者が多くて写真が撮りにくい。本当はもっと通りを撮りたいのだけど、無人の写真を撮るには下をカットせざるを得ない。次は朝一で訪れようかな。
— 556shot (@556shot) January 25, 2017
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サマルカンド・ブルー真打https://t.co/L4HKWkyg3c pic.twitter.com/obZw5WeS95
地元の人の信仰があつい場所で、多くの人々が巡礼に訪れるサマルカンドで1番の聖地とも言われています。入口のそばに階段があり、行きと帰りに段数を数を数えて数が一致していると天国に行けると言われています。また、少し丘の上にあるので、サマルカンド青い世界を一望することができます。ぜひ神聖なる青の世界へ足を運んでみませんか。
ウズベキスタンの観光地:ウズベキスタンの台所「チョルスーバザール」
いかにもウズベキスタンの建物といった外観をしているこの施設は、ウズベキスタンの伝統料理やお土産を販売している旅行者向けの観光スポットです。旅行者の人気はもちろん、ここは市民の台所としても人気があり、ウズベキスタンの人々の生活ぶりを垣間見ることができます。料理やお土産品が内部にズラリと並び、活気あふれる元気になる観光地です。
The soul of the silk route are it's markets. The first thing to do in #Tashkent is to head out for #Chorsu bazaar
— Indy Guide (@indy_guide_com) April 30, 2017
Photo uploaded by @neeeyaa pic.twitter.com/cOLcmstiMB
料理に使うさまざまな香辛料やみずみずしいフルーツや野菜、そしてウズベキスタンで人気のお土産のカラフルな民芸品など数多く揃えてあります。料理を思う存分堪能できる食堂があったり、バザーの方と仲良くなればちょっとした料理を味見程度で食べさせてくれるかもしれません。ウズベキスタンの料理やお土産品はここで揃えることができます。
ウズベキスタンの観光地:景色を一望「タシュケントタワー」
タシュケントの街のシンボルのテレビ塔です。高さ375mあり、95mの地点に展望台があるので、タシュケントの街並みを一望できます。周りには高い建物がないので、遠くまで見渡すことができます。旧市街からは離れているので少しアクセスしづらですが、付近には遊園地や見事な日本庭園もあるので、ウズベキスタンの歴史とは違う一面が見られます。
付近には料理を楽しめるレストランやお土産屋も並んでおり、空港からも近い距離になるので帰国前に立ち寄る方もいます。タワー内は市内や世界遺産の街並みを一望できますが、入場料がかかるので無料ですませたい方は付近にある広場などでタワーの独特な外観を楽しむのをおすすめします。ウズベキスタンの過去と現代の姿がみれる貴重な観光地です。
ウズベキスタンの観光地:新市街の観光名所「ナヴォイ劇場」
新市街にあるこの大きな建物は、オペラやバレエの劇場として世界各国から観光客が訪れる新しい観光名所になります。第二次世界大戦の時に造られた建物は、タシュケントの大地震が起こった時に周りの建物は崩壊していく中この劇場だけは無傷でした。そのため、市民の避難場所となり、結果人々の多くの命を救い今では市民からも愛される観光地となっています。
ウズベキスタンの観光地:ブハラのシンボル「カラーンミナレット」
ブハラの街のどこからでも見ることができる街のシンボル「カラーンミナレット」です。建物自体は日干し煉瓦を積み上げたものになりますが、その積み上げ方が独特でそれぞれ層ごとに見事な模様を作りだしています。この塔には残念ながら現在登ることはできませんが、迫力ある堂々とした見た目は外観だけでも充分に楽しむことができます。
そしてカラーンミナレット。
— おとととまる (@mssn_ms2) June 23, 2014
あまりの見事さにチンギスハンの破壊から逃れた唯一のミナレット。1127年建造。ブハラのシンボルです。46mくらい。 pic.twitter.com/9N9OdkEpFf
この塔の歴史は古く、大地震やチンギスハンの侵略の時にも壊されなかったという伝説が残っています。その一方でかつては死刑囚を袋詰めにし、塔の上から落としたなどのウズベキスタンの死刑塔としても使用されていた歴史があります。近くにあるウズベキスタンの料理が楽しめるカフェのテラス席よりゆっくりと景色を楽しむことができます。
ウズベキスタンの観光地:最古の霊廟「イスマイールサマー二廟」
9世紀に建てられた廟になり、現存するイスラム教最古の霊廟として有名な観光地です。約1200年前のイスラム建築の最高傑作と言われており、四角いレンガをうまく積み上げ、光の当たり方、見る角度によって違う景色を生み出しています。本来であればモンゴル襲撃の時に壊されるはずでしたが、歴史を超えて今現在まで姿形変えずに残っています。
【9月21日】ラビハウズから北西に1時間半くらい歩くと、イスチロハット公園の中にイスマイール・サーマーニ廟が。これはこれで荘厳な雰囲気が出ていてよいのだが、すぐ南側にちょっとした遊園地があり、地元客で賑わっていたのが印象的だった pic.twitter.com/S8tLkxM1II
— 朝森久弥 (@asamorihisaya) September 30, 2016
内部は1部屋のみとなりますが、見学することができ旅行者向けのお土産品としてポストカードやアクセサリーが販売されています。2000年以上の古い歴史があるブハラならではの観光地となります。こちらもタイルも色もない建築物ですが、よくよく観察すればタイルの積み上げ方でそれぞれ異なった模様ができており、歴史感じる建築物となっています。
ウズベキスタンの観光地:負の歴史「アルク城」
2000年以上の歴史がある街ブハラの発祥の地とされているおすすめの観光地です。ブハラで最も多くの血を流した兵士を見てきた場所でもあります。思った以上に大きい城になり、はじめてくる旅行者は驚きを隠せないはずです。ウズベキスタンの負の歴史を垣間見れる場所でもあり、歴史好きの方にはたまらない人気の観光スポットになります。
大きい城の内部には、今では資料館になっており、今までのウズベキスタンでの歴史の資料が展示されています。内部にある監獄には囚人の人形があったりと見ただけで歴史を学べるおすすめの観光地でもあります。また、城の屋上は展望スペースとなっており、2000年の歴史ある街ブハラのどこか寂しげで、ただ発展していく歴史の強さを感じれます。
ウズベキスタンの観光地:夏の離宮「アクサライ宮殿」
アクサライは白い宮殿を意味した名前ですが、間近で見ると青や金で装飾したタイルでできています。なぜアクサライとつけられたかというと、ウズベキスタンの人々は白という色に高貴のイメージがあり、ここはティムールが夏の離宮として建てさせた建築物になります。ここはそのティムールの死後も工事が続けられましたが、今見られるのは門のみとなります。
Timur's palace Aksarai, Uzbekistan by Nicola e Pina pic.twitter.com/DRpeSFlSbr
— Syedih (@SyedIHusain) December 27, 2016
元々宮殿があった場所は大理石が埋まっている広い広場となっており、旅行者向けにお土産品や料理を堪能できる場所となっています。また、地元の方の結婚式場として使われることもある人気の場所です。また、少し階段が急ですが、この塔の上には展望台があり登ることができるので、ウズベキスタンの歴史ある美しい街並みを楽しむことができます。
ウズベキスタンの観光地:シルクロードのオアシス「イチャンカラ」
ウズベキスタンの世界遺産の1つに登録されており、シルクロードのオアシスとして栄えた街「イチャンカラ」です。南北に約650m、東西に約400mの小さい街で、少し小高い丘に登ればシルクロードのオアシスと呼ばれた世界遺産の街並みを一望することができます。内部を散策すれば色とりどりのモスクや廟が数多く点在しており、1日いても飽きずに過ごせます。
神秘の泉的なやつはヒヴァのイチャンカラ(城塞都市がまんま世界遺産的な)内にありまして、15USドルほどの共通入場券を購入して入ります。なお、展示施設以外であれば、とりわけ夜はタダで歩き放題なので、雰囲気もよいし夜が実にオススメです pic.twitter.com/33JnSppcIC
— y09 (ピヨ) (@y09_0909) June 9, 2016
紀元前2世紀頃にはシルクロードの主要な街として栄えていたので、長い長い歴史の中でここのシルクロードは常に中国とローマを結ぶシルクロードの重要な拠点として市民から親しまれた場所でもあります。旅行者におすすめなのが、この世界遺産の観光名所には宿泊施設があるので、シルクロードのオアシスを1日中満喫したい方に宿泊はおすすめです。
ウズベキスタンの観光地:古い宮殿「キョフナアルク」
世界遺産にも登録され、かつてシルクロードのオアシスと言われた「イチャンカラ」の西側に位置する歴史ある古い宮殿です。17世紀ころに建てられ、火薬工場、牢獄、公邸などさまざまな理由で使用されていました。世界遺産のこの街中はシルクロードのオアシス都市を当時のまま残されており、ここキョフナアルクも当時のまま宮殿が残されています。
内部にも入ることができ、天井は細かい見事な装飾、そして壁はタイルで埋め尽くされ、ウズベキスタンのシルクロードの景色を十分に楽しめます。今現在では旅行者向けに博物館として使用されており、内部には当時のウズベキスタンの人々の生活ぶりがわかる蝋人形が展示されています。ウズベキスタンの古い宮殿で五感で歴史を学びに行きましょう。
ウズベキスタンの観光地:豪華な宮殿「タシュハウリ宮殿」
ハンの宮殿になり、約8年かけて建設されました。その豪華な装飾はひと際目立ち、ヒヴァの街の中で人気ある観光スポットになります。大小163の部屋があるハーレムがあり、青いタイルの中庭を囲むように建設されています。ハンには4人の正妻と約40人の妾がいたと言われており、この163の部屋はその正妻などが使われていたと言われています。
ヒヴァのタシュ・ハウリ宮殿の見事な装飾。 pic.twitter.com/1oNW7LdYph
— obata (@cathysclown) May 13, 2014
かつてこの中庭には「ユルタ」と言われるテントを立てており、周辺の遊牧民族の方達をおもてなししていた場所と言われています。遊牧民族はこのテントで料理や日々の生活をしていました。ウズベキスタンのかつての王の裕福で、贅沢な生活ぶりを垣間見れる宮殿でもあります。見事な装飾、ウズベキスタンの伝統や歴史を垣間見れるおすすめの観光地です。
ウズベキスタンの観光地:人気のお土産品「シルク工場」
シルクロードに位置するウズベキスタンは、シルクの生産地として有名な場所になります。特にウズベキスタンのマルギランという街が生産量が1番多く、旅行者向けにシルク工場を見学できるようになっています。手間をかけて作るシルク製品は決して値段は安いとは言えませんが、お土産品として人気があり、日々多くの観光客が訪れています。
A2 Thursday market in Margilan in Uzbekistan is considered Asia's largest market, the largest i have ever seen! U et everything! #travchat pic.twitter.com/R434mm7n8g
— PritZ (@I_Love_Tripping) March 22, 2017
お土産品として人気なのが1つ1つ丁寧に手織りされた絨毯やスカーフが人気があります。周辺ではバザールを開催している場所もあるので、お土産やシルク工場を散策しながら伝統の料理が食べられたりとウズベキスタンを堪能できる旅行者におすすめの街でもあります。さまざまなシルク製品を見比べて、自分のお気に入りを見つけお土産に1ついかがでしょうか。
歴史や伝統あふれるウズベキスタンへ行こう!
美しい青の世界が広がる世界遺産、そして歴史を垣間見れる建築物などウズベキスタンには今でも文化や伝統が根強く残っています。日本では見られない景色を楽しむことができ、どこに行っても素晴らしい歴史や伝統と触れ合うことができます。今度の休みどこに行こうか迷っているあなた、ぜひウズベキスタンへ歴史と伝統に触れ合える旅へ出かけませんか。
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