サマルカンド観光旅行の魅力！サマルカンドブルーは青の極み！治安は？

ウズベキスタン第2の都市であるサマルカンドは、ステップ気候から地中海性気候への移行部特有の広がりのある青空が魅力的な旅行スポットで「青の都」と呼ばれ、歴史的建造物も青を基調とした配色で「サマルカンド・ブルー」と例えられることもあるほどです。美しい街並みは2001年にユネスコ世界遺産に登録されています。ウズベキスタンを代表する観光都市をご紹介いたします。

旅行の際に誰もが気になる治安ですがウズベキスタンの中でも観光に力を入れているサマルカンドの治安は安定しています。犯罪などはめったになく他のアジア圏を旅行する時と同じように振る舞っていれば問題はありません。治安は年々良くなっているようで現地の人のマナーも改善されてきているようです。

サマルカンドを観光している旅行者に対して物乞いをする人が時より出てきますが、1人に渡してしまうと芋づる式にねだられてしまうので、注意しましょう。換金を進めてくる人も多いですが、ほとんどの場合信頼できないものですので、断りましょう。その他は治安の心配をすることは、そこまでありません。

サマルカンドの観光旅行で外せないスポットと言えば「レギスタン広場」です。この広場の周辺に歴史的な建造物の多くが建っています。レギスタン広場には3つのマドラサと呼ばれる高等教育機関があり、どれも巨大でサマルカンドブルーが非常に美しい建物になっています。「青の都」にふさわしい素晴らしい景色の広場です。

レギスタン広場に建っている巨大なマドラサは、青いドーム型の屋根やモザイク画が非常に美しく異国情緒を感じさせてくれます。広場は旅行者が沢山おり治安も安定していますので、ゆっくり観光することができます。世界遺産にも登録されたサマルカンドブルーの美しい街並みはウズベキスタン旅行の一番の見どころと言えるでしょう。

住所:Samarkand,Uzbekistan

14世紀にサマルカンドを支配したティムールの妻の名前から名付けられた「ビービー･ハーヌム･モスク」は中央アジア最大級のモスクで観光スポットとして最適です。随所に使われているサマルカンドブルーの色合いはウズベキスタンの空と相まって非常に綺麗です。沢山の観光客が訪れては写真を撮っていく、一番のシャッタースポットとしても有名です。

非常に手の込んだ建築が興味深いビービー･ハーヌム･モスクは、中庭には大理石によって作られた大規模なクルアーンのスタンドがあり観光スポットになっています。巨大な石で作られた説教台があり、願い事をしながらこの場所を3週すると願いが叶うというジンクスがあります。観光に訪れた際は是非、試してみてください。

住所:Bibikyonim_Str.,Samarqand,Uzbekistan 電話番号:977-934-675

サマルカンドで最大の市場の「シヨブバザール」は日用品から食料品など様々な商品が揃う市場になっています。地元の方はもちろんですが、ビービー･ハーヌム･モスクに隣接していることから沢山の観光客も訪れる場所になっています。ウズベキスタンの名産品や新鮮なフルーツなどを購入でき、お土産を買う場所としてもおすすめの市場です。

シヨブバザールで観光客に人気なのがウズベキスタンの「ノン」と呼ばれるパンです。丸く平たい硬めのパンで塩味が効いているのが特徴です。店によってオリジナリティ溢れるウズベキスタンらしい模様やカラフルにデコレーションされたパンは観光の際に一度は食べてほしい名物です。シヨブバザールでは沢山のパン屋がありますので、是非試してみてください。

住所:Bibikhonim_Str.,Samarqand,Uzbekistan

「グーリ･アミール廟」はサマルカンドブルーの非常に美しいティムール帝国の創始者ティムールの一族が葬られたお墓で観光スポットとしても非常に人気の高い場所になっています。外から見るサマルカンドブルーのドーム型の屋根が印象的ですが、廟内は金の装飾が非常に美しいきらびやかな空間になっています。

グーリ･アミール廟の建築は後にインドのフマーユーン廟やタージ・マハル廟のデザインの基になったと言われており、歴史的にも基調な建物ということが分かります。サマルカンドブルーを基調とした配色で砂漠の砂を連想させる外壁の色がサマルカンドの空に非常に良く合います。夜になるとライトアップされ幻想的な世界を見せてくれます。

住所:Samarkand,Uzbekistan

「シャーヒズィンダ廟」はサマルカンドの北東部にあるネクロポリスの霊廟で、巨大な建築と美しい装飾を見学しに世界中から観光客が訪れているサマルカンドの人気観光スポットです。11世紀から19世紀の間に作られた霊廟は現在では20以上の建築物の集合体になっており、見ごたえ抜群の観光スポットになっています。

シャーヒズィンダ廟の建築の数々はサマルカンドブルーの外観の美しさはもちろんですが、建物の中も驚くほどの美しさがあります。建物の中までサマルカンドブルーを基調とした作りになっており、金色と青のコントラストで神聖な気持ちにさせてくれます。日本では目にすることのできない異次元の光景が広がっています。

住所:M-37,Samarkand,Uzbekistan 電話番号:712-335-382

「ウルグベク天文台」は、サマルカンドにある天文台であり観光スポットです。天文学者でもあったウルグ･ベクにより1420年代に建てられました。中世イスラムの世界においては有数の天文台だったと言われています。こちらの天文台には当時、中世イスラムでも有名な天文学者が勤務していたとされる歴史的な建物となっています。

ウルグベク天文台は、ウルグ・ベクの死後1449年に大部分が破壊されてしまいますが、約450年後の1908年に地下部分が発見され今に至ります。滑り台のような巨大な角度測定器で1日の長さなどを測っていた歴史を振りかえることができる貴重な観光スポットです。天文台から発見された数々の展示物も見学することができます。

住所:Toshkent_yo'li,Samarqand,Uzbekistan 電話番号:662-350-345

ウズベキスタンの女性にも非常に人気のブティック風のお店「Happy_Bird」は観光客にも非常に人気のサマルカンドの穴場的なスポットです。アートギャラリーのようになっており、見学するだけでも非常に楽しい空間になっています。サマルカンドらしい柄の服や雑貨の数々は伝統的で面白いですね。

Happy_Birdには、小物やアクセサリーなども沢山販売されています。ほとんどが手作りで作られたもので、アジア圏によくある観光地特有の粗悪商品ではありません。見応えのあるユニークなデザインの数々はきっと気に入る商品があることでしょう。可愛い鳥をモチーフにした雑貨があり、人気を集めています。

住所:Tashkentskaya_St.43_A,Samarkand 電話番号:366-235-0477

サマルカンドでの素敵なロケーションで食事をすることができる「Platan」はベジタリアンの方にも安心のレストランです。完全菜食主義の方のためのメニューも揃っており、動物性の食材を一切使用しない料理を味わうこともできます。もちろん通常のグリルなどの料理もおすすめです。

住所:Pushkin_2,Samarkand 電話番号:662-338-049

サマルカンドらしい料理を味わうことができる「Restaurant_Samarkand」は観光客にも人気のレストランになっています。こちらのレストランでもベジタリアンメニューを扱っていますので菜食主義者の方にも安心して利用することができます。中東料理をメインにしておりエキゾチックな味を堪能できます。

住所:Mahmuda_Koshgari_54,Samarkand 電話番号:955-005-559

治安も安定したサマルカンドブルーの美しい観光都市サマルカンドには歴史的な巨大建造物を沢山見ることができます。世界遺産に登録された青の都は、誰しも一度は訪れるべき場所と言えるでしょう。ここでしか感じることのできない独特な雰囲気を味わうことができます。是非魅力的な観光都市サマルカンドに訪れてみてください。