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パラオでは日本語が公用語って本当?日本軍との関係や歴史を解説!

日本の真南、ミクロネシア地域の島々からなる国「パラオ」。ミルキーブルーの美しい海を持つ南国、パラオの公用語が、なんと日本語であるらしいのです。果たして、パラオの公用語は本当に日本語なのでしょうか、日本軍との関係や歴史をもとに、その疑問を徹底解説します。

公用語が日本語?パラオについて徹底解説!見出し

日本の真南に位置する、ミクロネシア地域の島々からなる国「パラオ」。ミルキーブルーの美しい海を持ち、世界各国から観光客やダイバーが訪れるパラオの公用語が、なんと驚くべきことに、日本語であるらしいのです。果たして、パラオの公用語は本当に日本語なのでしょうか、日本軍との関係や歴史をもとに、その疑問を徹底的に解説します。

「パラオ」ってどんなところ?見出し

日本から南に3000キロ離れたところにある国「パラオ」。ミクロネシア地域の200以上の島々からなるパラオは、澄み切った美しい海と大自然を持ち、「太平洋の楽園」と呼ばれている有名なリゾート地です。南北に640キロほどの国土で、200以上の島々のうち9つの島に約2万人の人々が生活しています。日本とパラオの間に時差はありません。

観光地として世界中からたくさんの人々が訪れるパラオですが、そんなパラオの観光産業といえば、なんといっても大自然の中で楽しむアクティビティ。パラオが誇るミルキーブルーの美しい海は、世界中のダイバーの憧れの地として知られています。またシュノーケリングやロックアイランド観光など、大自然ならではのアクティビティが満載です。

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パラオは、チャーター直行便も就航している人気の観光地です。昔、日本が統治していた時期もあり、お年寄りの中には日本語を話す方もいます。日本への親交も深く治安も良いためハネムーン旅行で訪れるカップルも多いです。そんなパラオの観光地やベストシーズンをご紹介します。
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パラオの「南ラグーンとロックアイランド」が、2012年に世界遺産として登録されました。パラオは昔からダイバーの聖地とも云われるほど透明度も高く魚影が濃いことで有名です。日本統治時代にはパラオ松島と言われたほど美しい世界遺産のロックアイランドをご紹介します。

パラオには日本語が公用語である地域がある見出し

そんな誰もが憧れる国、「太平洋の楽園」パラオは、日本語が公用語であるというのです。信じられない話ですが、これは事実。ただ正確には日本語が公用語になっている地域がある、というのが正解で、パラオ全域が該当するわけでありません。パラオの中でも小さな島、総面積わずか8キロ平方メートルの「アンガウル州」がそれに当たります。

アンガウル州の州憲法の公用語には、パラオ語、英語、そして日本語が定められています。といっても、アンガウル州の人口はわずか300人ほど。公用語に制定されてはいるものの、実際日常的に日本語が使われているわけではなく、あくまでも憲法上に記載されているだけのようです。ただ、高齢者の中には流暢な日本語を話す人も多いんだそうです。

本当に日本語!パラオで話される日本語とは?見出し

日本語が公用語に制定されているものの、私たち日本人のような日本語を話す人々はいないことが分かりました。しかし、日本語が公用語として制定されることになった当時の名残から、パラオの人々が話すパラオ語には日本語由来の言葉が多く存在します。パラオはかつてスペイン、ドイツ、アメリカ、日本の統治下になったという歴史があります。

そのため各国の言葉が由来になっている単語が多く、なんとパラオ語の単語の25%が日本語由来なんだそう。例えば「ツカレナオース」はビールを飲むこと(疲れ治す)、「サッポロイチバン」はインスタントラーメン全般、「アタマグルグル」は混乱していることを差す単語です。とっても面白くないですか?なんだかパラオを身近に感じますよね。

他にも、「ゼンゼンワカラナイ」、「チョットマッテクダサイ」、「ダイジョウブ」、「ヤサスィー」など、由来を超えて、想像以上にそのままの日本語がパラオ語として使われていたりもするんです。パラオの人々は現地人同士ではパラオ語、外国人相手には英語を話しますが、日本語で話しかけてもパラオの人には通じる可能性もあるんですよ。

パラオの日本語の歴史!かつての日本軍の関係とは見出し

どうしてこんなにもパラオ語に日本語由来のものが多いのか、気になりますよね。その理由は歴史にありました。上記で少し述べたとおり、パラオはかつて日本の統治下にありました。第一次世界大戦まではドイツの植民地であったパラオですが、戦後のベルサイユ条約と国際連盟の決定により、日本の委任統治下に置かれることになったのです。

日本の統治下に置かれたパラオでは、日本軍とパラオの人々の共同生活が始まりました。日本軍はパラオに町を作り、電気を作り、共に働き、子どもたちには勉強を教えました。一日を頑張って過ごしたあとには一緒に食事をし、歌を歌ったといいます。共に生活していくうちに日本軍とパラオの人々との間には信頼関係が生まれていきました。

こうして日本軍と共に生活した時代の名残があり、パラオ語には日本語由来のものが多いのです。意外にも、パラオと日本にはこうした深く温かい絆と歴史がありました。言葉としては日本がパラオを「統治していた」といいますが、侵略や植民地化とは違い、インフラを整備し教育を行い、共に生活し、日本がパラオを発展させた時代だったのです。

パラオと日本は深い絆で結ばれていた見出し

さらに歴史を見てみると、統治時代のパラオと日本は深く、温かい絆で結ばれていることが分かりました。日本軍がパラオに渡り、パラオの人々と共に生活するようになり、パラオの生活は快適で、そして充実した、大変過ごしやすいものとなりました。パラオの人々も日本軍も、この幸せと平和な毎日がいつまでも続くように願っていました。

しかしその平和はすぐに壊れてしまいます。日本とアメリカで戦争が行われることになったのです。アメリカ軍がパラオに来ることが分かり、日本軍はパラオの人々に他の島に避難するように伝えます。しかしパラオの人々は日本軍と共に戦うと決意し、避難をしませんでした。そんなパラオの人々に対し、日本軍隊長が侮辱的な言葉を放ったといいます。

その言葉に傷つき、裏切られたと感じたパラオの人々は結局他の島に避難することになりました。すると島を出た瞬間、日本軍が陸から船に向かって手を振り、大きな声で歌い始めたといいます。それはパラオの人々と歌った思い出の歌でした。戦後、パラオに戻った人々は泣きながら、家族のような存在である日本軍の死体を丁寧に葬ったそうです。

日本語が通じる!パラオが親日国である理由とは?見出し

パラオと日本の間には、悲しく切なく、そして温かい深い歴史があることが分かりました。パラオの老人が日本語でこう語ったことがあるそうです。「日本統治時代、学校の授業は非常に厳しかった。特に親孝行については厳しく教えられた。日本教育のおかげで今の素晴らしいパラオがある」今でもこうした日本に対する思いは受け継がれています。

パラオは歴史上、様々な国からの支配を受けてきましたが、パラオ人は「日本統治時代のパラオが一番よかった」と口を揃えて言うそうです。日本語が通じる南の島、パラオが親日国家である理由はこうした歴史にありました。パラオの人々は今でも日本のことが大好き。なんだかとても密接な存在に感じるパラオ、一度行ってみたくなりませんか?

パラオの国旗も日本由来のものだった!見出し

パラオには日本由来、日本語由来のものがたくさん残されています。パラオの国旗もそのうちの一つです。パラオの国旗は日本の国旗と非常に似ています。日本の国旗の日の丸が黄色、白い部分が水色のデザインです。これには青い海に黄色く丸い月という意味があるそうです。70以上の国旗案の中から、満場一致で現在の国旗が選ばれたといいます。

日本の国旗に非常によく似たパラオの国旗ですが、よく見てみると黄色い丸の位置が中心より少し左にずれていることが分かります。太陽を象徴する日本の国旗に遠慮する意味もある満月を、さらに中心からずらすことで日本への敬意を示したものといわれています。日本語由来の言葉から日本由来の国旗まで、パラオは本当に親日国家なんですね。

面白い!日本語の名残を感じるパラオの文化見出し

悲して切なく、そして温かい歴史を持つパラオと日本の絆。パラオには、日本由来の面白い文化も残されているんです。それは、名前。パラオの人々の名前には、なんと日本の名前が使われることも多いんです。その名前の使われ方というと、苗字、名前、性別などはまるで関係なし。パラオの人々に名前を聞くと、日本の名前であるかもしれません。

使われている日本の名前は、シゲオ、フミコ、ヒロミ、クニオなど。名前から、統治時代の影響が残っていることが分かりますよね。また、カトウサン、スズキサン、キタロウサンなど、名前に「さん」がつくような名前を持つ人もいるんです。パラオがいかに親日国家であるかが分かります。こうした文化が発見できるのもパラオの面白いところです。

パラオの公用語は本当に日本語だった!見出し

いかがでしたか?実際に私たち日本人が話すような日本語が話されているわけではないものの、日本語がパラオの公用語として制定されているのは事実でした。あまり知られていませんが、パラオと日本は深い絆で繋がっていることも分かりました。日本語由来の言葉や文化が残り、親日国家であるパラオ。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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