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アラスカクルーズの魅力を解説!ベストシーズンや絶景・氷河ポイントも網羅!

アラスカクルーズの魅力を解説!ベストシーズンや絶景・氷河ポイントも網羅!
投稿日: 2017年8月9日最終更新日: 2020年10月7日

アラスカの大自然が造りあげた氷河やフィヨルド、海の上でしか出会えない野生の哺乳動物、自然美あふれる絶景の数々、古い歴史が色濃く残る港町。船でしか体験できない感動を求め、ベストシーズンには世界中から大勢の観光客が訪れる人気のクルーズが、アラスカクルーズです。

アラスカクルーズとは?見出し

一度は体験したいクルーズ船での旅。その中でも人気の高いクルーズのひとつが、アラスカクルーズです。大自然が造りあげた氷河やフィヨルド、海の上でしか出会えない野生の哺乳動物、自然美あふれる絶景の数々、古い歴史が色濃く残る港町。船でしか体験できない感動を求め、世界中から大勢の観光客が訪れる、アラスカクルーズの魅力をご紹介します。

アラスカクルーズの見どころとベストシーズン見出し

厳しい冬が終わり、氷河の氷が解け始めた5月頃からアラスカクルーズのシーズンが始まります。シーズンが終わる9月下旬まで、北米には多くのクルーズ船が運航されます。冬の期間には決して入ることの出来ない氷河を望む入江まで船を進め、豪華客船から轟音とともに崩落する氷河を眺められるのも、アラスカクルーズならではです。

ベストシーズンは北米の初夏~夏にあたる6月~8月で、穏やかな季節だからこそ見られるフィヨルドの静寂や、国立公園を始めとする大自然に生きる野生動物の姿を多く見られるのもこの時期です。夏休みやお盆休暇を利用して行けるのも、人気の理由でしょう。

地上に厚く降り積もった雪が氷となり、やがて重力によって流れ出して出来た氷河が無数にあるアラスカ。フィヨルドとは、その氷河の流れでU字型につくられた谷に海水が浸入してできた地形で、深くて狭い湾の両岸には、数百メートルの切り立った絶壁がそびえます。氷河を抱くアラスカならではのその絶景を、大型船で静かに進んでいく様は、日本では決して味わうことができません。

アラスカクルーズの魅力や楽しみ方見出し

憧れの豪華クルーズの醍醐味は、まるで高級リゾートに滞在しているかの様なラグジュアリー感と解放感を満喫できるところでしょう。寄港地から寄港地までの静かな時間は、迫りくる氷河やフィヨルドを眺めながらのんびりジャグジーでリラックス、なんてことが出来るのもアラスカクルーズならではの贅沢です。

多くのクルーズ船では、一部のアルコールや軽飲食を除き、船内での豪華な食事も無料で提供されています。お財布を気にせず、船内に多数あるレストランで日替わりで味わう食事は楽しいものです。また、毎日多彩に催されるイベントをチェックしてあちこち飛び回るのも、バルコニー付きのお部屋から流れゆく景色をのんびり眺めるのも、どちらも日常の疲れを吹き飛ばしてくれるのではないでしょうか。

アラスカクルーズへは直行便が人気!おすすめの寄港地はどこ?見出し

アラスカクルーズへは、日本のツアー会社や旅行代理店へ申し込んで参加できます。7泊~14泊の多彩なコースがあるアラスカクルーズですが、アメリカやカナダの港から出航して片道で北上または南下するコース、出港した港に帰ってくる周遊コースと、目的や日数にあわせて多数のツアーの中から選択できます。

北米が発着となるアラスカクルーズでは、日本からの直行便があるシアトル(アメリカ)やバンクーバー(カナダ)からの出発・帰港が便利で、組み合わせ次第では、クルーズ出発当日に日本発・下船日に日本着なんてことも出来ちゃいます。メインの氷河の他に、絶景や鉄道観光など行きたい寄港地を巡るツアーを選びましょう。

ジュノー

アラスカの州都ジュノー周辺には、多くの観光スポットや絶景が点在します。周辺にひしめく人気の氷河エリアへのベースポイントでもあり、またジュノーへはクルーズ船などの航路か飛行機でしか行くことができないため、アラスカクルーズでは多くのツアーに組み込まれている人気の寄港地です。

高い山々に囲まれたジュノー周辺にはジュノー氷原から流れる30以上もの氷河があるとされています。市街地からわずか20キロの位置にはジュノー最大の観光地メンデンホール氷河、北西にはハバード氷河、50キロ南にはトレーシーアーム(ソーヤー氷河)など、アラスカクルーズで是非訪れたい雄大な氷河スポットが集まっています。

ジュノー観光ではメンデンホール氷河やホエールウオッチングの他にも、ジュノーの港からロバート山の山頂へ向かう60人乗りのケーブルカーも人気です。展望台から眺める自然の美しい景観とジュノーの町並みは圧巻の大パノラマ。山頂周辺の小道をハイキングしたり食事したりして過ごすのもおすすめです。

ケチカン

バンクーバーからスキャグウェイまでの1600キロにも及ぶインサイド・パッセージ(氷河でつくられた内海航路)でのクルーズで、多くのクルーズ船が最初の寄港地とするアラスカ最南端の町で、先住民の文化や古い町並みが残っています。野生動物や自然美あふれるミスティフィヨルド国定公園への出発地としても人気です。

「世界のサーモン首都」と呼ばれるほど有名なアラスカのキングサーモンの漁場です。鮭の缶詰などの土産物店や、街を走る観光馬車、水陸両用車、公園や至る所に並ぶトーテムポールが迎えてくれます。キングサーモンのベストシーズンもアラスカクルーズと同じ6月~8月なので、ぜひ押さえておきたい観光スポットです。

スキャグウェイ

100年前のゴールドラッシュ時代にアラスカで最も栄えた町です。当時を再現した町並みに、その時代の鉄道を利用した観光列車が人気で、深い渓谷や緑に包まれる景観を味わいながら180Km先のカナダ国境まで往復3時間の鉄道の旅を楽しめます。砂金採りやきこりショーなどで古き良き時代を味わい尽くすのもおすすめです。

アラスカクルーズのハイライトは氷河!人気の氷河ポイント見出し

世界で最も多くの氷河があるといわれるアラスカですが、アラスカクルーズでは、人気の氷河を訪れる様々なコースがあります。響き渡る轟音とともに大きな氷の壁が崩れ落ちる瞬間をクルーズ船から眺めるグレーシャーベイ、青い光に包まれた氷の洞窟をもつメンデルホール氷河、全長120km北米最大級のハバード氷河など、他では味わうことのできない大迫力の感動が待っています。

アラスカクルーズおすすめの絶景!氷河ポイント1:グレーシャーベイ国立公園見出し

アラスカクルーズでぜひ訪れたい絶景ポイントが、世界遺産グレーシャーベイ国立公園です。陸地からアクセスできない険しい山々に挟まれ、ここを訪れることが出来るのは1日にわずか数隻の船と空路だけです。数多く航行しているアラスカクルーズの中でも入港できる船が限られているので、まずはこの大氷河を訪れるツアーをチェックしたいところです。

グレーシャー(氷河)ベイ(湾)と呼ばれる理由は、この厳しい地形にあります。湾のすぐ横の頂には4,000メートル級の山々が連なり、その斜面を流れ落ちる氷河が見せる急こう配の氷の河は圧巻です。16の氷河が流れる大自然の大迫力のスケールは、アラスカクルーズで一番の見せ場だと言えます。

海岸に流れ込む氷河で深く削りとられて出来た水深により、両岸迫りくる狭い入江にも大型船が入り、陸地近くまで進む事ができます。マジョリー氷河では目の前の氷河の壁で旋回するため、壁が大きく崩落する瞬間や海域の野生動物たちの自然の営みをゆっくりと堪能することが出来ます。バルコニー付きの部屋やジャグジーから世界遺産を眺めるといった楽しみも良いかもしれません。

アラスカクルーズおすすめの絶景!氷河ポイント2:メンデンホール氷河見出し

アラスカクルーズで人気の寄港地ジュノー観光でおすすめの絶景ポイントが、メンデンホール氷河です。ジュノーからわずか19キロ、最も気軽に訪れることのできる氷河として有名な、アラスカの主要な氷河のひとつです。バスやタクシーでの移動の他、ハイキングや、ヘリコプター遊覧といったオプショナルツアーで降り立てば、圧巻の巨大氷河が迎えてくれます。

ジュノー氷原からメンデンホール湖へ流れ出すメンデンホール氷河は、高さ約30メートル、全長約20キロの巨大さを誇ります。氷河の間近まで歩いたり、打ち付ける滝を眺めたり、時間があればカヤックやトレッキングで氷河に触れ、青く輝く氷の洞窟に入り、ゆっくりと素晴らしい絶景を堪能するのもおすすめです。

アラスカクルーズおすすめの絶景!氷河ポイント3:ハバード氷河見出し

1日に40メートルも移動した記録があるほど流れるスピードの速さが有名なハバード氷河も、アラスカクルーズで人気の氷河です。全長約120Km、高さ90m、幅は9Kmを超える、北米最大級の大パノラマが絶景です。この巨大氷河に1度に近付ける船は1隻に限られていますので、大轟音とともに氷壁が崩落する大迫力のシーンを何度も見られるかもしれません。

アラスカクルーズで自然を満喫!どんな動物に会える?見出し

アラスカの海をクルージングしていると、大迫力のクジラやシャチ、イルカの群れに出会えるかもしれません。フィヨルドに浮かぶ流氷の上でくつろぐアザラシ、海岸線にラッコやトドの姿も間近に見られる事も。次の寄港地や氷河スポットへ向かう時間は、海で暮らす生き物たちをゆっくり眺める絶好の機会です。

鮭の遡上のベストシーズンには川で狩りをする、野性味溢れるクマのたくましいも見られます。キングサーモンは白頭鷲にとっても美味しいごちそうです。アラスカクルーズのベストシーズンは動物たちの活動もベストシーズン。自然のパワーを感じながら様々な野生動物に会えるのも、アラスカクルーズの魅力です。

アラスカクルーズのツアーで要チェック!おすすめポイント見出し

世界遺産にも登録されているグレーシャーベイ国立公園は、環境保護の観点から大型クルーズ船の1日の入園数が制限されており、入園許可をもつ船会社も多くありません。大迫力の氷河の崩落を船上から間近で見られるマジョリー氷河は、グレーシャーベイを代表する特に人気のエリアですので、ホーランドアメリカやプリンセスクルーズなど、優先権をもつクルーズを早めにチェックしましょう。

北米発着のアラスカクルーズでは、言語公用語は英語になります。ツアーの中には、日本語を話せるスタッフが乗船するクルーズもあり、言語に不安がある方は、チェックインから船内新聞、イベントの案内や緊急時の対応まで、日本語でのサポートを提供してくれるツアーから選択すれば、長い船旅も安心です。

大型船でのクルーズというと高額で手が届かないイメージがありますが、想像よりもずっとリーズナブルなツアーがあるのもアラスカクルーズの魅力です。ポイントはルートや日数だけではありません。カジュアルなクルーズ船を利用して気軽に、または、豪華なクルーズ船のスイートルームや航空機のビジネスクラスを利用してゴージャスに、など、多種多様に用意されたツアーからお好みで選んでみてはいかがでしょうか。

アラスカはオプションツアーも充実!おすすめの観光は?見出し

これまで北米を縦断・周遊するアラスカクルーズについてご紹介してきましたが、アラスカには他にも魅力的な観光が数多くあります。シアトルからバンクーバーまでのクルーズを終えた後、またはツアーを1周してもう少しアラスカの自然を満喫したい時など、オプションで参加できる見どころに触れてみたいと思います。

26氷河クルーズは、アンカレッジをゲートに日帰りで参加できる氷河ツアーです。クルーズの出発地ウィッティアまでバスや鉄道で移動し、26の氷河が群集するプリンスウィリアム湾を航行します。ハーバード氷河やカスケード氷河、バリー氷河、崩落の瞬間がよく見られるというメインのサプライズ氷河など、氷河三昧の充実コースです。氷塊で作るオンザロックやラッコやシャチなどたくさんの野生動物の姿も楽しめます。

「偉大なもの」を意味する北米大陸最高峰のマッキンリー山を抱くデナリ国立公園は、フェアバンクスからアラスカ鉄道で南へ4時間、アラスカで最も有名な景勝地です。アラスカ山脈にまたがる広大なスケールの自然保護区には、グリズリーベアやムースやトナカイ、イヌワシなど無数の野生動物たちが生息し、ありのままの偉大な姿を見ることが出来ます。ツアーバスやシャトルバスを利用して巡る人気のエリアです。

「オーロラベルト」の真下に位置するフェアバンクスは、世界の観測地の中でも高い晴天率を誇り、1年に200日以上も発生する、まさにオーロラの聖地です。9月頃からオーロラ観測のシーズンが始まりますので、間もなく到来する冬を前に、アラスカクルーズの最終シーズンとなる9月を狙って、氷河にオーロラにとアラスカの見どころを満喫するのがおすすめです。

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アラスカクルーズで極上のひと時を見出し

アラスカクルーズの見どころやおすすめの観光スポットについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。一度はしてみたい大型クルーズ船での船旅も、アラスカクルーズなら夏の暑さも忘れゆっくりと贅沢なひと時を過ごすことができます。費用面でも出発前に計画しやすいのもクルーズならでは。憧れを叶える旅に出てみませんか。

投稿日: 2017年8月9日最終更新日: 2020年10月7日

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