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キルギス(キルギスタン)観光!治安は?おすすめ名所や気候・食事まで紹介!

キルギス(キルギスタン)観光!治安は?おすすめ名所や気候・食事まで紹介!
投稿日: 2017年9月8日最終更新日: 2020年10月7日

キルギスタンは歴史と文化、美しい自然にくわえてショッピングやグルメも楽しめるおすすめの観光地です。もし比較的知られていない観光地に行ってみたいなら、キルギスタンへの旅行はいかがでしょうか。今回はそんなキルギスタンの魅力をお伝えしていきます。

魅惑の土地キルギスタンの観光へ!見出し

キルギスタンは気候も涼しく広い国土を持つため、とても解放感あふれる旅ができます。現地の気候を肌に感じながら観光を楽しめば、旅をしている実感がこの上なく感じられるでしょう。キルギスタン観光をするときは、のびのびとしたキルギスタンの魅力をぜひ感じ取ってみてください。

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キルギスタンってどんな国?見出し

キルギスタンの大まかな歴史

キルギスタンの国民の多くを占めるキルギス人は古くはシベリア地方のイェニセイ川流域に住む遊牧民であったと伝えられています。キルギスタンの人々は遊牧生活を営み、長い歴史の中で唐やモンゴル帝国、ロシア帝国など様々な王朝に属してきました。現在のキルギス共和国ができたのは1991年にソ連から独立してからのことです。

通貨はソム

通貨はソムと言い、レートは1円=約1.62ソムです(2017年9月調べ)。現地での両替は見込めないため、十分な額を持って行きましょう。ちなみに、100ソム紙幣には郷土の詩人のトクトグル・サティルガノフ、1000ソム紙幣にはカラハン朝の重臣であったユースフ・ハーッス・ハージブといったように国の偉人が紙幣にデザインされています。

涼しいキルギスタンの気候

キルギスタンは国土の標高が高く、冷涼な気候です。夏の日中でも平均最高気温は30度を越すくらいです。夏の夜は平均最低気温が20度を下回るため、長袖の服も持って行きましょう。冬は気温は氷点下まで落ち込み、雪も降ります。寒暖差が激しい気候、年間の降水量が少ない気候がキルギスタンの気候の特徴になります。

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キルギスタンの治安って?見出し

外務省の情報では治安に注意が必要

外務省の海外安全ホームページによると、キルギスタンは首都ビシュケクを含む東側半分の治安状況がレベル1になっています。レベル1は注意が必要な治安状況です。西側の地域はレベル2、西側の国境地帯は渡航をやめるべきであるレベル3に指定されています。なるべく治安のよい地域を中心に観光を楽しむようにしましょう。

なぜ治安に注意が必要?

治安に難がある原因の一つとしてウズベキスタンおよびタジキスタンとの間でたびたび衝突が起こってきたことが挙げられます。両国との間には民族の衝突や難民問題などのトラブルが続いてきました。また、キルギスタンではイスラム教が主流であるため、イスラム過激派によるテロの危険性も治安に注意が必要な理由の一つです。

街中の治安は?

キルギスタン国内の観光では警察官に気をつけましょう。国内の警官は日本と比べるとあまり質が良くなく、トラブルの元となる場合があります。例えば、パスポートを確かめるふりをされ財布から現金を抜き取られたなどの事件が報告されています。また、スリや窃盗、置き引きを避けるため、人の多い場所では注意をしましょう。

キルギスタンのおすすめ観光名所その1:国立歴史博物館見出し

勇者マナスの像が目印

国立歴史館前の広場には馬に乗った勇者マナスの銅像が建てられています。勇者マナスとはキルギスタンに伝わる叙事詩の中に登場する人物で、キルギスタンを象徴する英雄です。勇者マナスの叙事詩は50万行以上の長さを誇る長編で、ギネスの最も長い詩の世界記録を受けました。また、2013年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。

キルギスタンの歴史を語る豊富な収蔵品

国立歴史博物館は豊富な展示物を揃えており、誰が見ても楽しめるおすすめの観光名所となっています。展示品は遊牧民の文化の中で作られた工芸品から20世紀のソビエト連邦時代に作られた美術品まで多岐にわたっています。キルギスタンの歴史を体験できるので、ぜひ訪れてみてください。

キルギスタンのおすすめ観光名所その2:バザール見出し

食べ歩きもショッピングも楽しんで

中央アジアの他の都市のように、キルギスタンにもバザールと呼ばれる大きな市場があります。最も大きなバザールはオシュバザールと呼ばれるところで、日用品から食料品、工芸品と幅広い品物を揃えることができます。食べ歩きやショッピングに活用するだけでなく、入るだけでも雰囲気が楽しい場所です。

治安に気をつけて買い物を

楽しいバザールでも、治安に気をつけましょう。特に日本人は目立つためになおさら注意が必要です。スリや窃盗に注意して、楽しく買い物をしましょう。また、日本と違って警察官もトラブルの原因となることが多くあります。警察官に呼び止められた時の対応も事前に確かめておきましょう。

キルギスタンのおすすめ観光名所その3:バラサグン遺跡見出し

周辺一帯は世界遺産

2014年にキルギスタン、カザフスタン、中華人民共和国の3国にまたがる遺跡群が、シルクロード長安天山回廊の交易路網として世界遺産登録を受けました。ビシュケク近郊のトクマクに位置するこのバラサグンの遺跡も世界遺産登録された遺跡群に含まれています。遺跡を特徴づける塔はブラナの塔という名前です。

カラハン朝の都

ブラナの塔はかつて存在したカラハン朝の都の遺構です。カラハン朝とは9世紀に起こったトルコ系のイスラム王朝で、ブラナの塔は11世紀初めに建築されました。塔の周りのバルバル(墓標の意味を持つ石人像)の中に立てば、はるかな時の流れを感じられるでしょう。歴史ロマンあふれるおすすめの観光名所です。

キルギスタンを召し上がれ!現地観光で食べたい名物料理見出し

手づかみで食べるベシュバルマク

ベシュバルマクとはキルギス語で五本の指という意味の料理です。どうしてこの名前がついているかと言うと麺の上に敷かれた羊肉や馬肉を手で直接つかんで食べるからです。素朴な味付けがなされた肉は手で直接持って食べると、その旨味をより実感できます。一度は食べていただきたいおすすめの一皿です。

さっぱりした味わいのアシュラン・フー

アシュラン・フーという料理は冷麺の様な料理です。冷たく酸っぱいスープの中に2種類の異なる麺が入れられています。キルギスタンのカラコル地方の名物で、もともとはドゥンガン人と呼ばれる中国系イスラム教徒の間に伝わる料理でした。場所によっては100円未満で食べられるところもある、安くて美味しいおすすめの料理です。

お祝いに欠かせないボールソク

ボールソクは小麦粉を練って油で揚げただけの揚げパンで、砂糖がまぶされて味付けされることもあります。キルギスタンの家庭ではお祝い事の時にボールソクを大量に焼いて食卓に出したり、お土産として持って帰ってもらったりします。もしも食べる機会があれば、ぜひ味わってみてください。シンプルで飽きがこない美味しさがあります。

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ウルムチの観光情報満載!シルクロードへの入り口!鉄道の主要駅! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ウルムチは中華人民共和国の西部に位置するシンチヤンウイグル自治区の自治区首府です。言語や文化はタシュケント(トルコやペルシャ)の影響を受けているため、観光地としても中国とは違う雰囲気の都市です。そのような魅力的なウルムチの観光スポットをご紹介したいと思います。

キルギスタンのおすすめ観光名所その4:アルティンアラシャン見出し

キルギスタンで温泉に浸かれる!

もしもあなたが温泉ファンなら、キルギスタンでも温泉につかることをおすすめします。アルティン・アラシャンではおとぎ話のような美しい自然の中で温泉を楽しむことができます。キルギスタンの気候は涼しいため、温かい温泉に浸かる時間は最高のひとときとなるでしょう。

どんな温泉?

アルティン・アラシャンの温泉は少人数用のスペースをゆったりと使えます。山中に3つある温泉施設は後に入るお客さんさえいなければ鍵をかけて貸切状態で使えるのです。ありがたいことに、湯加減は日本人にとってはちょうどよい熱さです。泉質はきついため、20分から30分ほどで使用をやめておきましょう。

山登りの装備をしっかりと

アルティンアラシャンは標高2600m ほどに位置しているため、もしトレッキングをしようと思うならそれなりの装備が必要になります。気候の涼しさも考慮した服装で向かいましょう。山道に慣れている人でも片道4時間はかかると思います。歩く手段以外では、旅行代理店などで車を手配してもらったり馬で向かうこともできます。

キルギスタンのおすすめ観光名所その5:ホリートリニティ大聖堂見出し

ロシア帝国時代の教会

キルギスタン東側のカラコルの街では、ホリートリニティ教会が一見の価値がある建物です。名前は聖三位一体と言う意味で、ロシア正教会の教会です。 ロシア帝国時代の1872年にもともと石造りで建てられましたが、地震で倒壊したことにより1895年に木造として再建されました。冬の雪化粧をした姿もまた格別の味わいがある建物です。

写真撮影は禁止

ホリートリニティ協会は現在も宗教施設として使われているため、内部の写真撮影はできません。写真撮影は外部だけに留めておきましょう。ちなみに、観覧料はいらず、無料で入れます。内装の荘厳な造りは非常に高い評判を得ているため、写真には映せない素晴らしい出来栄えをあなたの目で確かめてみてください。

キルギスタンのおすすめ観光名所その6:イシク・クル湖見出し

中央アジアの真珠

キルギスタンの観光旅行ならば、イシク・クル湖はぜひ見ておきましょう。総面積6000平方km以上を誇るこの湖は、琵琶湖の約9倍の面積があります。イシク・クル湖は冬場には氷点下になる気候の中でも凍らないことから熱海という名前で呼ばれていました。凍らない理由は温泉が沸いているためではないかとも言われています。

琵琶湖より9倍広い湖で湖水浴

イシク・クル湖はその美しさはもちろん、湖水浴が楽しめる場所としても有名です。もし水着を持っていくならば、あなたも泳ぐことができます。湖岸では観光客向けの様々な店舗があり、水上スキーなどのアクティビティを行うこともできます。涼しい気候の中で避暑旅行がしたい方にはイシク・クル湖への観光旅行がとてもおすすめです。

遊牧の調べ!キルギス音楽の世界見出し

どんな時に聞ける?

もし音楽が好きならキルギスタンの伝統音楽はいかがでしょうか。キルギスタンではレストランのディナーの時などに楽団が伝統音楽を演奏してくれることがあります。演奏される曲目はキルギスタンの遊牧生活と密接にかかわるものが多いです。美味しい料理と一緒に綺麗な音楽を楽しめば、素晴らしいひと時が過ごせるでしょう。

伝統楽器コムズ

キルギスタンの民族楽器ではコムズと言う弦楽器が代表的です。コムズとはキルギス語でそのまま楽器という意味で、今ではひとつの民族楽器を指す言葉にもなっています。弦は三本で軽快な震えるような音が特徴的です。日本で買うこともできるため、新しく何か趣味を始めたい方におすすめです。

キルギスタンのおすすめ観光名所その7:タシュ・ラバット見出し

キャラバンサライ(隊商宿)の遺構

タシュ・ラバットはかつてシルクロード交易で使われていた宿泊場所です。シルクロードの交易隊が使っていたタシュ・ラバットのような宿泊場所をキャラバンサライと呼びます。タシュ・ラバットに残る石造りの遺構の中は寝室やキッチンなどいくつかの部屋に分かれており、シルクロード交易の雰囲気を直接感じられる名所の一つです。

遊牧民の気分を味わおう

もっとシルクロードの旅人の気分を味わいたいなら、タシュ・ラバットでユルトに泊まることもできます。ユルトとは中央アジアの遊牧民が使う組み立て式のテントのことです。街の灯ひとつない場所で見る夜空はとても綺麗です。より遊牧民の気分を味わうために、タシュ・ラバットから馬を使ったトレッキングを楽しむこともできます。

キルギスタンのおすすめ観光名所その8:スライマン=トー聖山見出し

2009年にユネスコ文化遺産に

スライマン=トー聖山は1500年にわたって信仰を集めてきた名所です。山の文化的な価値が認められ、2009年にはユネスコの文化遺産に登録されました。現在でも、ムスリムを中心としてキルギスタンの人々に崇められる聖なる山です。岸壁には岩絵が残っている部分もあり、かなり古い時代から特別な場所とみられていたことが推測できます。

トレッキングも観光も楽しめる

トレッキングに興味のある方はぜひスライマン=トー聖山に登ってみてください。頂上からの眺めは素晴らしいの一言に尽きます。山中には遺跡もあり、博物館も整備されているためトレッカー以外の方も楽しめます。あまり足に自信のない人はマルシュルートカと呼ばれる小型の乗合バスを使いましょう。

日本にむけてキルギスタン土産はいかが?見出し

丹念に作られた手作りフェルト雑貨

牧畜が盛んなキルギスタンでは、羊毛から作られるフェルト細工の工芸品づくりも盛んです。ちょっとしたスペースに飾れる置物の他には、小物入れやシート、スリッパといった日用品も買うことができます。天然の羊毛で作られたフェルトは素朴な美しさを持ち、また実用的な暖かさを提供してくれるでしょう。

コニャックの飲みすぎに注意

名産のぶどうを使ったコニャックもキルギスタンの名物の1つです。もっとも、コニャックはフランスのコニャック地方で作られるブランデーだけを指すため、キルギスタンのコニャックは厳密には違います。値段も数百円から求められるため、とてもお手頃なお土産です。芳醇な香りはお酒飲みの方なら気に入ること間違いなしです。

蜂蜜は山からの贈り物

キルギスタンの名物として蜂蜜があります。 キルギスタンの蜂蜜には2014年にウクライナで行われた養蜂の国際大会の優勝を勝ち取った種類もあり、国際的な評価を集めています。その美味しさの秘密は、蜜を集めてくる花にあるようです。涼しい気候の高山地帯のハーブから集められた蜂蜜は味が良いだけでなく、健康にも効果があります。

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キルギスタン観光は退屈しない!見出し

キルギスタンという国はあまり日本人には馴染みがない国かもしれません。しかし、今回紹介したようにキルギスタンには素晴らしい所がたくさんあります。 キルギスタンへの旅行ではあなたの前に次から次に新鮮な体験があらわれてくるでしょう。ぜひ好奇心の赴くままにキルギスタンを楽しんでみてください。

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投稿日: 2017年9月8日最終更新日: 2020年10月7日

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