ひまわりの丘公園へ行こう！ランチもOK！ひまわりやコスモスの見頃も紹介

兵庫県小野市にある人気観光スポット「ひまわりの丘公園」。緑と花が溢れる公園には、子ども達に大人気の大型遊具や水遊びができる親水広場、地元の新鮮野菜の直販所など、大人も子供も楽しめるスポットが盛りだくさん。夏にはひまわり、秋にはコスモスも咲き誇る「ひまわりの丘公園」の情報をたっぷりとご紹介します。

そろばんや金物など地場産業が有名な小野市。自然豊かな小野市にあるひまわりの丘公園は、国道175号沿いのアクセスの良い場所に位置しています。目印は、ひまわりの丘公園のシンボルである高さ20mの「ひまわりの塔」。塔の最上部には、小野市の市花であるひまわりが彫刻されています。

ひまわりの丘公園へは、車でのアクセスが最も便利です。山陽自動車道の三木・小野ICから北へ約10分、もしくは中国縦貫自動車道の滝野・社ICから南へ約15分となっています。公園には2ヶ所の専用駐車場があり、333台収容可能となっています。ただし、ひまわりやコスモスなどの見頃になるとすぐに満車になるので、早めの来園がおすすめです。

公共交通機関を利用する場合、少し不便になりますが、神戸電鉄で小野駅下車後、小野市内を走る「らんらんバス」に乗ると約25分で公園に到着します。バスの時刻を気にせず行きたい方は、小野駅からタクシー（約10分）の利用も可能です。ひまわりの丘公園へ直行する手段はないため、やはり車での来場がおすすめです。

ひまわりの丘公園は、休日になると特に家族連れが多く訪れます。それもそのはず、公園内には海賊船パニックワールドの大型遊具や、水遊びが楽しめる親水広場があり、子どもたちが大喜びで遊ぶスポットになっています。だだっ広い芝生広場では、サッカーなどのボール遊びやかけっこなどをして遊ぶ姿がよく見られ、いろいろな楽しみ方があるのが分かります。

水遊びができる親水広場は新しく整備された場所で、ひまわりの丘公園の新人気スポットです。親水広場は平坦な地面から水とミストが吹き出る仕組みになっており、小さな子も安心して水遊びができます。

春から夏にかけて期間限定の登場になるので、ぜひ機会を逃さないよう遊びに行きましょう。毎年この時期は、水遊びを楽しむたくさんの子供達の声が響き渡ります。

ひまわりの丘公園の敷地内には、様々な植物が色鮮やかに咲く花の小径が広がっています。植物の種類は、カラフルなカラーリーフプランツをはじめ、果樹や実のなる木、多肉植物やハーブに至るまで多岐にわたります。公園内を散策するだけでも、たくさんの植物に出会い、とてもリラックスした時間を過ごすことができます。

公園前に広がる農地は、夏はひまわり、秋にコスモスが咲くことでも有名です。広大な畑一面に咲く花のじゅうたんは、とにかく圧巻の眺望です。以前は、春に菜の花も栽培され、年3回に渡って花を咲かせていましたが、低下していた地力の増進などのため、現在は年二作となっています。また、ローテーションで一部の畑が休耕田になっています。

小野市の市花でもある「ひまわり」。ひまわりの丘公園前の畑では、38万本ものひまわりが咲き誇ります。鮮やかな黄色がまばゆく、元気いっぱいに咲くひまわりを見ることができます。例年、ハイブリッドサンフラワーという種類のひまわりが植えられていますが、2017年はハイブリッドサンフラワーに加え、コングという背の高いひまわりも登場しました。

ひまわりの見頃は、例年7月中旬から下旬です。見頃を迎える頃には、連日たくさんの人がひまわりを見に公園を訪れます。写真撮影用のパネルも登場し、来る人が良い思い出を残せるよう工夫されています。また、見頃を過ぎたひまわりを切り花として、自由に持ち帰ることができるのも、嬉しいポイントです。

夏のひまわりが終わると、畑はすぐにコスモスの準備に入ります。秋のコスモスは380万本植えられ、ひまわりに負けず劣らずの素晴らしい花のじゅうたんが広がります。ピンク・赤・白と様々に色づき、秋らしいしっとりと落ち着いた情景が特徴的です。この時期しか煮ることができない美しい景色は、一度と言わず何度でも見に来たくります。

コスモスの見頃は、例年10月中旬から下旬です。2017年の秋は、通常のコスモスに加え、黄色が鮮やかなキバナコスモス（サニー）も植えられ、コスモスのじゅうたんにさらなる彩りを加えていました。見頃を過ぎると、切り花プレゼントとして自由に持ち帰ることができるので、見頃を過ぎても楽しめます。

ひまわりの丘公園には、和食レストランや、米麹を使ったこだわりのベーカリーなど、食事が楽しめる場所も揃っているので、ランチにもピッタリです。その他にも、地元で作られた手作りお弁当なども販売されているので、外の芝生広場でピクニックランチなんていうのもおすすめです。今回は、レストランとベーカリーを少しご紹介します。

「そろばん亭」は、柔らかくてジューシーな肉が美味しいとんかつや、名物のジャンボ海老フライが人気の和食レストランです。ランチメニューには、ロースとんかつ定食や釜飯など、ボリュームがありながらリーズナブルな価格のメニューが揃っているので、ぜひランチにお立ち寄りください。営業時間は11時から21時30分までで、年末年始のみ休みとなっています。

米麹や山田錦の酒粕を使った身体に優しいパンが人気の「ひまわりベーカリーカフェ」。あんぱんや塩パンなど、シンプルな素材が美味しいパンが多数揃い、ランチにもおやつにもおすすめです。卵と牛乳を使用せず、米油で焼き上げており、徹底したこだわりが伺えます。営業時間は、9時30分から16時30分までで、定休日は月曜日となっています。

せっかくひまわりの丘公園に来たなら、ぜひ買い物も楽しんで帰りましょう。ひまわり丘公園内の施設には、地元の朝採れ野菜や特産品などが並ぶ「サンパティオおの」、小野市の伝統工芸品や特産のお菓子などが揃う「小野物産館オースト」があり、どちらも買い物におすすめの場所です。

野菜の直販所である「サンパティオおの」では、地元で栽培された新鮮野菜がたくさん揃っており、市民だけでなく、はるばるサンパティオおのへ買い物に来る人がいるほど。野菜以外にも、手作りにこだわったジャムや調味料、お弁当などいろいろな商品が揃っています。営業時間は、9時30分から16時30分までで、定休日は年末年始となっています。

小野市ならではの特産品が豊富に揃う「小野物産館オースト」。小野市の伝統工芸品であるそろばんや金物をはじめ、手作りの雑貨や便利グッズ、小野市限定のお菓子など、お土産にピッタリの商品がずらりと並んでいます。オーストの営業時間は、9時30分から16時30分で、年末年始の間が休みになります。

ひまわりの丘公園は、開園時間は8時30分から17時、駐車場の利用は8時30分から22時までとなっています。入場料金は無料で、年中無休です。ただし、園内の施設はそれぞれ定休日や年末年始の休みがあり、水遊びができる人気の親水広場も期間限定となっているので、小野市のホームページから事前に情報を確認をしておくといいでしょう。

ひまわりの丘公園だけでも十分に1日楽しめますが、せっかくなので周辺の観光スポットも巡ってみてはいかがでしょか。ひまわりの丘公園の近くには、小野市の人気観光スポットが2ヶ所あり、どちらも見どころがありおすすめです。旅の参考に、各スポットを少しご紹介します。

ひまわりの丘公園からすぐの場所にある「共進牧場」。牧草地で放牧されている乳牛を間近で見ることができ、子供にも人気の牧場です。牧場内には、バーベキューやピザなどが楽しめるレストラン「ミルカーズ」があり、ランチスポットとしてもおすすめです。レストランでは、新鮮なミルクを使ったプリンやソフトクリームも楽しめます。

小野市が誇る国宝「浄土寺」。本堂内に建つ全長5.3mの国宝・阿弥陀三尊立像は、その荘厳な美しい姿に言葉を失います。小野市に来たなら、必ず訪れたい観光スポットです。拝観時間は、9時から12時までと、13時から17時となっています。ただし、10月から3月までは16時に閉まるのでご注意ください。拝観料は1人500円となっています。

花と緑に溢れ、見どころが沢山詰まった「ひまわりの丘公園」。子どもたちは水遊びや遊具で楽しみ、大人はランチや買い物も楽しめるので、誰もが1日ゆっくりと過ごせる場所です。ひまわりやコスモスのシーズンに合わせて来園しても良いですし、ちょっと足を伸ばして休日を過ごすのもおすすめです。ぜひ、ひまわりの丘公園へ遊びに行きませんか。