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五台山は世界的な仏教の聖地の一つ!観光時のアクセスや注意点など!

五台山は世界的な仏教の聖地の一つ!観光時のアクセスや注意点など!
投稿日: 2017年11月16日最終更新日: 2020年10月8日

中国山西省にある五台山は世界五大仏教聖地の一つに数えられると共に世界遺産に登録されており、仏教信者から観光客まで多くの人が訪れています。今回はそんな五台山のアクセス方法や注意点、そして気になる見どころなどまとめてご紹介します。

五台山とは見出し

中国山西省北東部にある五台山は世界五大仏教聖地の一つに数えられる霊山であり、標高3058メートルにも及ぶ山中には多くの寺院が建立されています。さらに五台山は2009年に世界遺産に登録されたと共に絶景が見られるスポットとしても知られ、仏教信者ではない観光客も数多く訪れています。今回はそんな五台山の公共交通機関利用でのアクセス方法や注意点、そして見どころなどまとめてご紹介します。

仏教の聖地として知られる五台山見出し

五台山は世界五大仏教聖地の一つに数えらることで知られており、五台山が最も繁栄していた時代には山中に300もの寺院が存在していたそうです。その起源は1世紀まで遡り、漢王朝の時代に最初の寺院が建設されたことを端緒とし、19世紀までの間中国の歴代王朝が五台山の地に寺院を建設してきたといいます。また現在でも五台山には47にも及ぶ寺院が現存しています。

五台山はチベット仏教の聖地でもある見出し

世界的な仏教聖地として知られる五台山ですが実はチベット仏教の聖地でもあり、中国国内で唯一仏教とチベット仏教という二つの宗教の聖地となっています。チベット仏教における最高位僧ダライ・ラマや中国歴代王朝の皇帝が訪れてきたと共に、日本からも平安時代から鎌倉時代にかけて多くの僧が訪れてきたといいます。

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五台山は絶景が見られることでも有名!見出し

仏教とチベット仏教と二つの宗教の聖地として知られる五台山ですが、そんな五台山の名前は頂上が平坦な5つの峰から構成されていることに由来しており、いずれの峰からも絶景が見られることでも知られています。5つの峰それぞれから見下ろす絶景は季節や時間帯によっても異なっているため、いずれを訪れてみても楽しめること必至です。

五台山へのアクセスは?見出し

五台山にアクセスする際には、バスか鉄道といった公共交通機関でのアクセスがわかりやすくなっています。五台山から最も近い大都市は約370キロほど離れた北京となっており、北京からは鉄道K701乗車後「五台山駅」で下車、バスに乗り換えて五台山まで着くことが出来ます。

五台山までは鉄道ではなくバス等の公共交通機関を利用して訪れることも可能となっています。バスや鉄道といった公共交通機関は天津、定州、太原、大同、朔州、忻州など近隣の都市から出ています。またバス利用でのアクセスの際には込み合う場合もあるためネットでの事前予約をするのがおすすめですが、予約サイトは中国語となっており、宿泊先か中国語のわかる方に頼んで予約してもらった方がよいでしょう。

中国のトイレ事情に注意!

公共交通機関を利用して五台山を訪れる際、長時間での移動中にトイレに行きたくなることがあるかもしれません。バス利用でのアクセスの際には、途中でサービスエリアに停車しトイレに立ち寄ることも出来ますが、そのような簡易的なトイレには基本トイレットペーパーは置かれていません。ですので五台山を訪れる際にはトイレ事情を考慮し多めにポケットティッシュ等を持ち歩かれることをおすすめします。

いざ五台山に到着したらその後は?見出し

五台山に到着したら、五台山目の前の施設で入山手続きというものを行わなければなりません。こちらで五台山への入場券を購入したら、いざ五台山山中へと向かうことが出来ます。またここまでバス等の公共交通機関を利用してアクセスされた場合には、入山手続き後に再度同じ公共交通機関に乗車出来ることもあるようです。ちなみに各寺院を見学する際にはその都度新たに入場料等を支払う必要があります。

五台山に到着したらその後は登山しなければならない場合も!

五台山では多くの寺院が山中に建立されているため、山の麓まではバス等の公共交通機関を利用してアクセス出来たとしても、その先は場合によっては登山をすることになることもあります。登山でない場合にはリフトが利用可能な場合もありますが、徒歩で数百段以上の階段を上るかあるいは馬に乗る以外方法がない場合もありますので、五台山を観光する際には登山しなければならないとある程度の覚悟していきましょう。

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五台山には宿泊施設もある見出し

五台山には入山手続き後に立ち入ることが出来るエリアに宿泊施設もあります。中には格安で宿泊することが出来る上、入山手続き後であれば車で迎えに来てくれる宿もあるようです。しかし中国の格安宿泊施設は外国人客の宿泊が出来ないところもあり、また中国語にしか対応していないところも多いため注意が必要です。

五台山の見どころをご紹介!見出し

ここからは五台山を訪れる際に見逃せないおすすめ観光スポットをご紹介します。五台山を訪れたら必ず訪れておきたい五台山のシンボルともいうべきなのがこちらの「塔院寺」。民の時代に建てられたという高さ56.4メートルもの「白塔」が寺の上部から頭を出しているような姿は数ある五台山の寺院の中でもひと際異彩を放っています。

白塔以外にも数多くの見どころがある塔院寺

塔院寺はその敷地内に数多くの建築物が建立されており、五台山の中でも見どころが多い寺院となっています。殿内には9体の仏像が祭られているほか、その外には池や石碑、さらには石で出来た装飾なども施されており、広々とした寺院内はゆっくりと時間をかけてみておきたいところです。

五台山のみならず中国最古の木造建築が残る南山寺見出し

782年に建立されたというこちらの南禅寺は五台山のみならず中国で現存する最も古い木造建築による大仏殿を擁しています。中国では唐の時代の皇帝である武宗が道教に傾斜し仏教を弾圧したため、古くに建設された多くの寺院が壊滅的被害を受けましたが、南禅寺はその標高の高さゆえ被害をまぬがれたそうです。

南山寺の敷地内には色とりどりに彩られた大小さまざまな寺院や仏塔、彫刻などがあり、見た目にも非常に楽しむことが出来ます。さらに南山寺に属する佑国寺の境内からは五台山の中心部を見渡せる絶景を見ることが出来るようになっています。ただ南山寺は標高約1700メートル地点に位置するため、訪れる際には登山を覚悟で行かなければなりません。

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五台山の中でも絶景スポットとして知られる黛螺頂見出し

明の時代に築かれたこちらの黛螺頂は五台山中心からほど近いところにあるものの、そこからさらに400メートルほど高いところに位置しており、展望台のようになった入り口からは絶景が見渡せるとして人気を集めています。また黛螺頂はここ一つを参拝するだけで五台山にある全ての寺院を参拝するのと同等の価値があるとされ、絶景を見に来る観光客から仏教徒やチベット仏教の信者まで多くの人が訪れています。

登山すると変わった光景に巡り合えるかも?

五台山中心から400メートルほど高いところに位置するこちらの黛螺頂を訪れる際には、ふもとからリフトで行くかリフトの横にいる馬に乗っていくか、あるいは登山をしていくという方法があります。登山というと大変に感じるかもしれませんが、その途中では数珠や土産物、さらには狐を売っている人などがおり、また山道自体もなだらかとなっているので、変わった光景を楽しみつつ登山されるのもおすすめです。

中国で2番目に古い寺院とされる顕通寺見出し

漢の時代に建設された五台山の中でも最も古い時期に建設された寺院の一つである顕通寺は、現存する寺院としては中国で2番目に古いものだそう。中国では保護すべき文化財として登録されており、さらに平安時代の日本人僧侶・円仁もこちらに滞在していたそうです。敷地内には数多くの部屋が設置されており、現在でもそちらには僧侶が滞在して修行を積んでいるそうです。

五台山で最も有名な寺院とされる殊像寺見出し

殊像寺はここ五台山では最も有名な寺院とされており、多くの仏教徒や観光客で賑わっています。それというのもここ殊像寺では、五台山で祀られている文殊菩薩を参拝するための専用の線香が用意されているんです。さらに殊像寺では参拝方法が決められており、文殊菩薩参拝用の線香を持ったまま境内へと入ることは出来なくなっているため注意が必要です。

五台山の中でもチベット仏教の雰囲気溢れる鎮海寺見出し

五台山の中でもチベット仏教ならではの雰囲気を味わいたいという方にはこちらの鎮海寺がおすすめです。鎮海寺は清の時代に建立された比較的新しい寺院ですが、なんといっても目を引くのはカラフルな仏塔。仏塔の周辺にはこれまたカラフルな布のようなものが飾られており、こちらにはチベット語でお経が書かれているそうです。

中国の神秘が感じられる五台山を訪れよう!見出し

五台山は中国の大都市から距離があり、また山の麓まで到達したとしてもそこから登山をしなければならないなど、気軽に訪れる観光地とは言えません。しかし仏教とチベット仏教の聖地として古来から崇められてきた五台山の地はいわば中国の神秘が感じられる秘境。中国を訪れる際にはメジャーな観光地ではなく、中国古来よりの神秘溢れる五台山を勇気を出して訪れてみてはいかがでしょうか。

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