大分の牧ノ戸峠で登山&ハイキング！おすすめコースや行き方を紹介！

大分県の自然豊かな観光地「牧ノ戸峠」。大分県を代表する山「久住山」登山の登山口としても知られており、大自然の中でハイキングを楽しむことができます。近くには展望台も設置されており、大分県の豊かな自然を満喫できます。今回はそんな牧ノ戸峠での見どころをはじめ、行き方やおすすめの駐車場までまとめてご紹介します。

牧ノ戸峠とは、大分県の飯田高原、瀬の本高原に挟まれている自然豊かな登山口になります。九州で人気のドライブコース「やまなみハイウェイ」で最も標高の高い場所に位置しており、展望台も設置されています。登山口なので登山やハイキングを楽しむ方で賑わっており、人々とした駐車場が設置されています。大分県の四季の景色を堪能できます。

牧ノ戸峠はドライブの休憩所としてもよく利用されており、登山やハイキングだけでなく、買い物やトイレ休憩でも利用できます。近くには展望台が設置されており、牧ノ戸峠から大分県の大自然を一望することができます。登山、ハイキング、自然鑑賞と充実した時間を過ごすことができ、混雑していても不思議と静かな空間が広がっています。

牧ノ戸峠で観光客に人気を集めているのが展望台になります。牧ノ戸峠から沓掛山側の展望台は徒歩20分ほどでアクセスできるので、ハイキング気分で気軽に立ち寄ることができます。黒岩山側の展望台は徒歩5分の場所にあり、歩くのが苦手な方でも展望台からの絶景を楽しむことができます。時間帯、そして時期によってさまざまな景色を楽しめます。

展望台への行き方は登山口からになります。それぞれどちらの展望台に行くかを予め決めておき、牧ノ戸峠に設置されている地図でルートを確認しておきましょう。展望台までは道も整備されていますが、山道なので歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。展望台からは九重連山から天気の良い日には由布岳、阿蘇五岳の景色を一望することができます。

牧ノ戸峠の登山口から出発し、約2時間30分で楽しめる初心者向けのコースになります。家族連れの方にも人気があり、日帰りでハイキングを楽しみたい方におすすめです。行き方は牧ノ戸峠を出発し、まず訪れるのが沓掛山になります。その後扇ヶ鼻分岐、久住分、久住山山頂ルートです。大分県の大自然を感じながらのんびりと楽しめるルートになります。

山頂へは岩場を進んでいきますが、急な坂道などが少ないので自分たちのペースで進むことができます。四季折々の景色を楽しめ、さまざまな植物が生息しています。途中の沓掛山は休憩所として最低な山になり、広い広場があるので座りながら景色を楽しむことができます。青空を見上げながら緑豊かな自然に囲まれ、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

シーズン時には美しいミヤマキリシマの花畑を楽しむことができ、最も多くの観光客が訪れる時期でもあります。登山よりもハイキング気分で楽しめるコースになり、最後には九州本土最高峰である久住山の山頂に登ることができます。途中には真っ青の湖で知られる「御池」を通過することができ、山頂の達成感も得られることができます。

牧ノ戸峠から徒歩でしか行けない温泉へアクセスできるハイキングコースになります。1泊2日で利用する方が多く、最後まで歩いたご褒美として温泉を満喫できます。行き方は牧ノ戸峠を出発し、沓掛山を通って久住分まで行きます。そこから約60分かけて法華院温泉までアクセスします。1泊2日のコースになるのでのんびりと散策できます。

法華院温泉では山荘が建てられており、テント泊を楽しむことができます。途中はデコボコとした足場の悪い道が続くので、予め登山グッズをきちんと用意しておきましょう。広々とした開放感あふれる景色を楽しむことができ、四季によってさまざまな表情を見ることができます。九州で最も標高の高い位置に湧く温泉として有名です。

2日目がきたルートをまた戻るのもおすすめですが、近くにある長者原を通っていくルートもおすすめです。さまざまな高山植物が生息しており、テントで休憩しながら周辺を散策することができます。温泉で登山の疲れを癒すのはもちろん、日々の疲れも一気に癒すことができます。厳しい山道を歩いた者にしかわからない感動を得ることができます。

日帰りで約7時間30分のハイキングコースになります。上級者向けのコースになり、途中牧ノ戸峠を通過しながら山の魅力を知ることができるコースでもあります。行き方は、まず最初に整備された遊歩道のある長者原がスタート地点です。その後お昼頃までに北千里浜、池の避難小屋、久住山、天狗ヶ城、星生山分岐と巡っていきます。

午後には扇ヶ鼻分岐でブロッコリーの丘を通過し、沓掛山までアクセスします。そこから牧ノ戸峠で一旦休憩を入れ、1時間ほどでスタート地点の長者原まで戻ることができます。長めのコースになりますが、きちんと山の景色、そしてのんびりとした気持ちで登山を楽しむことができます。ぜひ、体力に自信のある方は挑戦してみてください。

牧ノ戸峠が1番盛り上がるシーズンが初夏になります。なぜなら、一面にピンク色の幻想的な景色を生み出すミヤマキリシマが見頃を迎える季節だからです。だいたい5月下旬から6月中旬にかけて満開になり、山ならではの壮大な景色を楽しむことができます。ハイキングコースの両側にピンクの世界が広がり、歩き疲れた体を癒してくれます。

県外からも多くの人々が訪れるので、牧ノ戸峠の駐車場が満車になる可能性があります。毎年ミヤマキリシマのシーズンには朝早くから牧ノ戸峠に到着しておくのがおすすめです。時間帯によってさまざまな景色を楽しむことができ、絶好のフォトスポットとしても人気があります。初夏は山ならではの幻想的な絶景を楽しむことができます。

牧ノ戸峠の秋はなんと言っても紅葉になります。山一面燃えるような赤い色に染まり、大分県の紅葉の名所としても知られています。秋は天候が涼しいので、初心者の方でも気軽に登山を楽しむことができます。1日の中でもおすすめの時間帯は夕暮れになり、沈んでいく太陽に染められた紅葉は神秘的な絶景を生み出しています。

牧ノ戸峠にある展望台からも美しい紅葉を一望することができ、歩くのが苦手な方でも美しい景色を楽しむことができます。ドライブの休憩がてら絶景を見渡すことができ、山の澄んだ空気を思いっきり吸うことができます。毎年10月後半から紅葉が色づいていき、11月上旬には見事な紅葉を楽しめます。ぜひ時期の合う方は足を運んでみてください。

牧ノ戸峠の冬は、一面銀の世界を楽しむことができます。訪れたものにしかわからない感動の景色を楽しめ、冬にしか見られない山の絶景を一望することができます。雪道になるので、登山上級者におすすめのシーズンですが、牧ノ戸峠まで車でアクセスすれば雪の被った山々の景色を楽しめます。太陽に雪が反射し、きらきら輝く幻想的な景色です。

自然豊かな牧ノ戸峠には、多くのカラスが生息していることで知られています。カラスは頭の良い鳥になり、ハイキング前に購入しておいたお弁当などを盗んでしまう可能性があります。椅子やテーブル、脇に放置しておくと一瞬の隙を狙って奪われてしまうので、光物や食べ物などはリュックサックなどカラスの目の届かないところへ収納しておきましょう。

万が一奪われてしまったとしても売店がありますが、朝早くの時間帯はオープンしていない可能性があります。被害にあっている登山者が多いので、予めカラス対策をしておくのがおすすめです。登山初心者の方は登る前に荷物を広げて確認することが多いですが、牧ノ戸峠ではなるべく室内や車、バスの中で確認をしておきましょう。

牧ノ戸峠への行き方は車かバスの2通りあります。まず、バスでの行き方は電車でJR久大本戦の豊後中村駅までアクセスします。駅からは日田バスを利用し、約1時間かけて牧ノ戸峠までアクセスできます。駅は別府駅からも行くことができ、別府駅の場合は亀の井バスを利用します。バスからは大分県の連なる山々の絶景を楽しむことができます。

マイカーでの行き方は、まず九州自動車道九重ICまでアクセスします。ICからは約23kmの道のりになり、九重登山口駐車場までアクセスすることができます。行き方はさまざまありますが、基本的に山道を走っていくのでスピードに注意しながら運転しましょう。やまなみハイウェイを経由し、途中には美しい色彩ロードを通過できます。

牧ノ戸峠には、約200台駐車できる駐車場が設置されています。登山口にあるのでハイキングを楽しむ方のほとんどが牧ノ戸峠駐車場に車を停めています。駐車場に広い売店、トイレも併設しているので、登山の前にトイレを済ませておくのがおすすめです。登山の行き方によって駐車場は周辺にも点在していますが、少し距離があるので牧ノ戸峠駐車場がおすすめです。

牧ノ戸峠駐車場は、土日、そしてハイキングのハイシーズンには朝の8時に満車になっている可能性があります。そのため、牧ノ戸峠駐車場を利用したい方は朝早くから訪れるのがおすすめです。満車の場合は少し距離の離れた駐車場を探しておく必要があるので、満車になる前になるべく7時には駐車場に到着しているようにしてください。

牧ノ戸峠の周辺にはおすすめのホテルが点在しています。牧ノ戸温泉を楽しむことができ、牧ノ戸峠からの登山やハイキングの後に疲れた体を癒すために訪れる方が多くいます。中でも九重観光ホテルは、露天風呂から大自然の絶景を楽しむことができます。敷地内から温泉が湧きだしており、贅沢にも源泉100%の温泉を満喫することができます。

岩に囲まれた露天風呂はとても広々としており、体の芯まで温まることができます。大分県の旬の食材を使用した美味しい料理を味わうことができ、安い値段で宿泊できるので多くの観光客から注目を集めています。大浴場と露天風呂が3つ設置されており、温泉はリウマチや神経痛に効果効能があると言われています。夜間も出入り自由なのでおすすめです。

長者原の近くに位置している旅館になり、開湯186年と歴史ある温泉地でもあります。湧出量が豊富なことで知られており、毎分約2トンと言われています。レトロな雰囲気を感じられる作りになっており、豊かな自然の中でのんびりと過ごせます。家族専用の家族湯も設置されており、水着を着て入る冷泉も体験できます。

冷泉は源泉そのままを利用しており、だいたい13度から14度になっています。そのため暑い夏に人気があり、温かいお湯と交互に楽しむことができます。家族湯は趣の違う浴槽が多く、何度でも楽しみたいという方が多いです。源泉はそのまま飲むことができるので、体の内側からきれいになれます。江戸末期から続く由緒ある温泉地です。

知る人ぞ知る穴場の温泉地になります。開放感あふれる露天風呂がおすすめになり、緑豊かな自然に囲まれています。穴場の場所なので比較的人が少なく、自然の音だけを楽しめる癒しの空間が広がっています。露天風呂は野外に設置されており、四季ごとにさまざまな表情を楽しむことができます。足をのばして思う存分リラックスタイムを過ごすことができます。

自慢の露天風呂はホタルの湯、せせらぎの湯の2種類設置されており、季節ごとに男女入れ替え制となっています。そのため何度足を運んでも新しい浴槽で景色を楽しむことができ、24時まで入浴できるので満天の星空を楽しむことができます。宿泊者はもちろん、日帰りの方でも気軽に温泉を楽しめるので、ぜひ1度足を運んでみてください。

住所:大分県玖珠郡九重町田野228-314
電話番号:0973-79-3316

大分県の大自然を満喫できる観光名所「牧ノ戸峠」。ハイキングコースの入り口として知られており、山の景色を楽しめる展望台が設置されています。牧ノ戸峠からはそれぞれの力量に合わせたコースを選ぶことができ、家族連れ、カップル、1人旅の方でも楽しめる山になります。ぜひ、都会の喧騒を忘れ、自然の中で癒されたい方は牧ノ戸峠へ足を運んでみてください。