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大分の絶景観光スポット!九重“夢”大吊橋をご紹介
大分県にある「九重“夢”大吊橋」は、滝や渓谷などの絶景とともに四季折々の景色が楽しめる人気の観光スポットです。「九重“夢”大吊橋」の観光の際に知っておくと便利なアクセス方法や料金、駐車場などの情報を紹介します。絶景の楽しめるスポットや「九重“夢”大吊橋」周辺の見どころなども合わせてチェックしていきましょう。
九重“夢”大吊橋とは?
大分県玖珠郡九重町にある「九重“夢”大吊橋」は、2004年5月から工事をはじめ、2006年10月30日に開通した歩行者専用の吊橋です。「九重“夢”大吊橋」は高さ173m、長さ390mもある大きな吊橋で、歩行者専用橋としては日本一の高さと長さを誇ります。標高777mに位置している事もあり、絶景が楽しめる人気の観光スポットとなりました。
2015年12月に開通した「箱根西麓・三島大吊橋」(高さ70m・長さ400m)により、「九重“夢”大吊橋」の長さは日本一ではなくなりましたが、高さは現在も日本一となっています。吊橋からは滝や渓谷などとともに四季折々の景色をながめる事ができ、2017年3月には入場者数が1000万人に達成しました。
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1208
電話番号:0973-73-3800
九重“夢”大吊橋へのバスでのアクセス
電車の場合は、「別府駅、由布院駅、豊後中村駅」からバスでのアクセスとなります。別府駅の「別府駅前 本町」、または由布院駅の「由布院駅前バスセンター」から九州横断バスに乗り、「くじゅう登山口」(長者原)へ向かいます。ここからコミュニティバスに乗り「大吊橋中村口」(九重“夢”大吊橋)で下車となります。
別府駅前からくじゅう登山口までの料金は、大人2300円・小人1150円、湯布院駅前からの料金は大人1400円・小人700円となっています。また、久大本線「豊後中村駅」からの場合はコミュニティバスに乗り、「大吊橋中村口」(九重“夢”大吊橋)で下車となります。電車の本数が少ないため、行きはもちろん、帰りもバスと電車の時刻を確認しておきましょう。
九重“夢”大吊橋への車でのアクセスと駐車場
九重“夢”大吊橋に車でアクセスする場合は、大分自動車道「九重インターチェンジ」から県道40号を通って25分ほどとなります。冬季に訪問する場合は、路面凍結や道路の積雪によりチェーン規制が出る事もあります。急に降雪する場合もあるので、冬期に訪問する場合は冬用のタイヤに履きかえるか、チェーンなどを用意するのがおすすめです。
紅葉シーズンなどで、大分自動車道「九重インターチェンジ」から県道40号を通るルートが渋滞している場合は、「四季彩ロード」(所要時間25分ほど)を利用したり、大分自動車道「湯布院インターチェンジ」から「やまなみハイウェイ」(所要時間40分ほど)を通るルートもおすすめです。混雑が予想される場合は時間に余裕をもって訪問しましょう。
九重“夢”大吊橋の駐車場は2ヶ所!
九重“夢”大吊橋には、橋が架かる両側に駐車場があります。管理センターやバス停などがある「中村エリア」と、発券所のみの「北方エリア」があり、どちらの駐車場を利用しても吊橋を渡る事ができます。施設がそろっているのは「中村エリア」ですが、アクセスしやすい方といった理由で「北方エリア」を選ぶのも良いかもしれません。
九重“夢”大吊橋の「中村エリア」にある駐車場は、普通車229台、大型バス37台、身障者用6台分となっています。「北方エリア」の駐車場は、普通車46台、身障者用2台、バイク用があり、大型バスは不可となっています。「中村エリア」と「北方エリア」の駐車場は、どちらも無料で利用する事ができます。
九重“夢”大吊橋の営業時間と定休日
九重“夢”大吊橋の営業時間は、1月から6月までと11月から12月までは午前8時30分から午後5時までで、入場券の販売は午後4時30分までとなります。7月から10月までは午前8時30分から午後6時までで、入場券の販売は午後5時30分までとなります。季節により営業終了時間が変わるので、夕方に訪問する場合はお気を付けください。
九重“夢”大吊橋は定休日はなく年中無休となっています。ただし、「常時風速15m以上の強風、濃霧、大雨洪水注意報以上の発令、大雪注意報の発令、橋上人数が800人を超える場合、頻繁なカミナリ、転落事故、迷惑行為」などにより入場が規制される場合があります。また、震度4以上の地震が発生した場合は、点検後に問題がなければ入場可能となります。
九重“夢”大吊橋の料金
九重“夢”大吊橋では、駐車場は無料で利用でき、売店やトイレなども無料のエリアにあるので、ここでは料金はかかりませんが、中村エリア入場ゲートや北方エリア入場ゲートから吊橋を渡る際には料金が必要となります。吊橋の入場料金は往復で中学生以上500円、小学生200円、小学生未満は無料、団体30名以上は基本料金の10%引きとなっています。
障がい者の場合は発券窓口で手帳を提示すれば、本人と付添人1名まで料金が半額となります。九重“夢”大吊橋では車椅子の一時無料貸し出しもおこなっているので、利用したい場合は中村エリアか北方エリアの券売所のスタッフさんに声をかけてください。中村エリアと北方エリアにはそれぞれ、身障者用駐車場と多目的トイレも完備しています。
九重“夢”大吊橋の注意事項
中村エリアと北方エリアの入場ゲートから吊橋へはペットを連れての入場ができません。ペット(犬・ネコ)は、中村エリアの観光案内所と北方エリアの券売所で専用ケージを使用するかたちで一時預かりをしているので、スタッフさんに声をかけてみてください。それ以外の場所は同伴できますが、苦手な人もいますので迷惑にならないように気を付けましょう。
九重“夢”大吊橋は、衝突などを防ぐため左側通行となっています。雨の場合は傘の利用ができず、カッパでの入場となります。雨の時にはカッパを持参するか売店で購入しましょう。また、橋の一部に格子状の金属床板を使っている場所があるので、ハイヒールを履いていたり杖を利用している時には挟まらないようにお気を付けください。
九重“夢”大吊橋には柵がありますが、乳幼児を抱っこして渡る場合にはお気を付けください。ベビーカーの無料貸し出しもおこなっているので、必要であれば利用しましょう。そのほかにも、橋の上での喫煙や駆け足、ポイ捨て、暴力行為や迷惑行為など禁止されている事項があるので、マナーを守って楽しく観光を楽しみましょう。
九重“夢”大吊橋の絶景観光スポット1:高さ173mからの景色
九重“夢”大吊橋はゆっくり歩いて15分ほどとなっています。しっかりとした造りになっているので安定していますが、風が強い時などには人によっては怖いと感じる場合もあるかもしれません。橋からは滝や渓谷、くじゅう連山など、360度のパノラマの絶景が楽しめるので、左側通行を守って景色を楽しみましょう。
また、九重“夢”大吊橋では季節にあわせて「納涼フェスタ、紅葉フェスタ、氷フェスタ」といったイベントもおこなわれています。流しそうめんや氷彫刻の実演など、その季節にあわせたイベント内容となっていて、四季折々の景色とともに楽しめます。バーガー大食い大会などもおこなわれているので、大食いさんにもおすすめです。
九重“夢”大吊橋の絶景観光スポット2:雄滝・雌滝
落差83mの雄滝と落差93mの雌滝は「震動の滝」と呼ばれている滝です。雌滝は九重“夢”大吊橋からながめる事ができます。雌滝の水は吊橋の下を流れていて、鳴子川渓谷の景色も楽しむ事ができます。また、日本の滝百選に選ばれた雄滝は、橋の上からながめると雌滝の右方向に見る事ができます。
雄滝は中村エリア入場ゲートを通って右手に進んだ「震動の滝展望所」からもながめる事ができます。四季折々の景色とともに滝の流れをながめる事ができ、特に紅葉の時期には多くの人達が訪れる人気の絶景スポットとなっています。滝に渓谷に紅葉と、さまざまな景色を楽しみながら吊橋を渡りましょう。
九重“夢”大吊橋の絶景観光スポット3:天空館
天空館は、九重“夢”大吊橋の中村エリア入場ゲートの手前にある施設で、1号館と2号館があります。天空館1号館には、九重町の特産品や農産物、加工品やお土産などの販売をしています。中でも、栽培日本一のしいたけで作った「干し椎茸」や、標高1000mで育てた高原野菜が人気です。
ここでしか購入できない商品もそろっているので、九重“夢”大吊橋ならではのお土産の購入したい人におすすめです。人気の商品は「“夢”大吊橋クッキー、干し椎茸、ブルーベリージャム、ブルーベリーケーキ、生だんご汁、かぼす胡椒」や、小麦粉を使った大分県の郷土料理「焼やせうま」などがあります。
天空館2号館では、猪や鹿などの肉を使ったハンバーガーやソフトクリーム、椎茸の串揚などの軽食を販売していて、テーブル席やテラスでいただく事ができます。ご当地ソフトの「ドリームソフト」は、「ミルクソフト、ショコラミックス」や季節限定の「ラ・フランス、ブレンダーソフト」、「ブルーベリーサンデー」などがそろっています。
人気の「九重“夢”バーガー」は、鹿肉と生姜醤油の「鹿ガー」、猪肉と味噌ソースの「シシガー」、九重“夢”ポークとピリ辛ゆずマヨの「豚ガー」、おおいた豊後牛を使った「モモガー、ドリーム、レディース」といった種類がそろっています。ご当地バーガーとしても人気で、イベント時には大食い大会も開催されています。
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1208
電話番号:0973-79-3305
こちらも絶景!九重“夢”大吊橋周辺の見どころ1:タデ原湿原
九重“夢”大吊橋周辺の見どころ「タデ原湿原」は、九重“夢”大吊橋から10分ほどの場所にあります。くじゅう連山の北川・標高1000m付近に位置する湿原で、自然研究路が整備されているので散策を楽しむ事ができます。自然研究路は約800m(20分)、約1500m(40分)、約2500m(60分)の3つのコースがあります。
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野255-33
電話番号:0973-79-2154
こちらも絶景!九重“夢”大吊橋周辺の見どころ2:小松地獄
九重“夢”大吊橋周辺の見どころ「小松地獄」は、九重“夢”大吊橋から20分ほどの場所にあります。標高1100mに位置し、吹き上げる白い蒸気や噴出する熱泥、温泉成分で赤く染まった岩や土など、まるで地獄のような景色を遊歩道から観察する事ができます。料金は無料で所要時間は20分ほどです。駐車場もあります。
住所:大分県玖珠郡九重町大字湯坪字筋湯
電話番号:0973-79-2381
こちらも絶景!九重“夢”大吊橋周辺の見どころ3:牧ノ戸峠
九重“夢”大吊橋周辺の見どころ「牧ノ戸峠」は、九重“夢”大吊橋から30分ほどの場所にあります。別府と阿蘇を結ぶ「やまなみハイウェイ」の標高1333mに位置し、展望台からはくじゅう連山や阿蘇連峰を一望する事ができます。紅葉や霧氷など、四季折々の景色も楽しめます。また、久住山や九重山、黒岩山への登山道入口もあります。
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野 県道11号
こちらも絶景!九重“夢”大吊橋周辺の見どころ4:龍門の滝
九重“夢”大吊橋周辺の見どころ「龍門の滝」は、九重“夢”大吊橋から30分ほどの場所にあります。筑紫溶岩台地が削られてできた二段落としの滝で、落差26m、幅40mの大きさとなっています。四季折々の景色が楽しめるほか、夏には滝すべりが楽しめ、多くの人達が訪れる場所となっています。
住所:大分県玖珠郡九重町松木龍門
電話番号:0973-73-5505
大分の絶景観光スポット!九重“夢”大吊橋に行こう
大分県の九重“夢”大吊橋について、料金や絶景スポット、アクセス方法や駐車場などとともに、周辺の見どころをご紹介してきましたが、魅力は伝わりましたか?九重“夢”大吊橋や周辺の見どころについての詳細は記事を投稿した時点での情報となっています。今後、変更になる場合もあるかもしれないので、お気を付けください。
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