パラオと日本の国旗がとても似ている!?
2020年の東京オリンピックが行われる際にたくさんの国からオリンピック選手や観光客がたくさん日本に訪れます。
オリンピックの開会式が行われる際には世界各国の国旗が掲げられます。たくさんの国の国旗にはそれぞれの特徴や国民性や歴史等、国旗のデザインにはそれぞれに意味があります。
また日本は真っ赤な日の丸が特徴的な国旗は日本の象徴でもあります。世界各国には日本の国旗にとても似た国旗も存在します。
今回そんな中でもパラオの国旗は日本の国旗によく似ています。知っていれば自慢できるパラオの国旗の特徴や意味、また国旗の丸が少しずれてる部分について解説させていただきますので大注目しておきましょう。
パラオってどんな国?
パラオの国についてご紹介させていただきます。パラオの国の国旗がとても日本と似ている点について気になれば、実際パラオはどの様な国なのかを知る事も大切です。
実はパラオは世界遺産が有名な国となります。世界遺産と聞けば歴史的建造物等の建造物を想像してしまいますが、パラオは自然や文化を複合させた世界遺産となります。
一言で解説するなら世界遺産にもなる程の美しい自然が広がる国となります。またパラオでは海がとても美しく「ダイバーの天国」とも呼ばれています。
その他にも自然が作り出す美しい光景がとても魅力的な国です。美しい自然の多い場所でバカンスを楽しみたい方はパラオに訪れてみるのがおすすめです。
またその他にもパラオの歴史や人口や言語や特徴についてをまとめてご紹介させていただきますのでチェックしておきましょう。
パラオの地理
まず初めにパラオの地理は太平洋に小さな島々のミクロネシアの国となります。パラオの島は合計約200もの島があり、実際にパラオ人が住んでいるのは10の島で生活をしています。
パラオの首都でもあるマルキョクとなり、パラオの玄関口でもある国際空港があります。更に旧首都のコロール島とバベルダオブ島は橋でのアクセスが可能です。
コロール島とペリリュー島の間のコックアイランドは世界遺産に登録されているスポットとなりますので、パラオに訪れた際にはチェックしておきましょう。
また日本からパラオまでの直行便も運航していて、日本からだと飛行機で4時間30分でアクセスができます。パラオは時差もなく旅行しやすい国なのでおすすめです。
パラオの歴史
続いてパラオの歴史について学んでみましょう。パラオは1990年代に独立をした比較的新しい国となります。
これまででも長い歴史の中、スペインやドイツの植民地時代もありました。更に日本とパラオは大きな関係もあります。
第一次世界大戦の戦後にはドイツの植民支配から日本の委任統治領になりました。ドイツ植民地時代には進んでいないかったパラオの病院や学校や道路整備が始まり、パラオは近代的な住みやすい環境になります。
また日本人の多くがパラオに移住して当時は日本語を学ぶ事もあり、日本語が喋れるパラオ人もいます。日本とパラオはとても友好な関係であり、現地でも親日的に接してくれる方も多いです。
パラオの人口
続いてパラオの人口は約21729人の人々が暮らしています。その中でもパラオ人は約13000人で、海外からの移住人は5200人程となります。
パラオの国の面積は488平方キロメートルとなり、日本の屋久島とほぼ同じ面積となっています。年間を通してたくさんの海外旅行者が多い国です。
またパラオは年間を通して温暖な平均28度の気候となっています。また7月から10月までの期間は雨季シーズンとなっています。
パラオの言語
続いてパラオの言語は基本的な公用語としてはパラオ語を使用しています。約65%の住民がパラオ語を使用しています。
その他にもフィリピン語は約13.5%、公用語の1つでもある英語は9.4%、上記でもご紹介しましたが日本語も1.5%を喋れる人がいます。
日本統治時代に教育を受けているパラオ人のほとんどが日本語を理解し、喋れる人がいます。また日本語から由来っしたパラオ語も存在していて、電話(デンワ)や扇風機(センプウキ)等はそのまま伝えても理解できます。
パラオに訪れた方は日本語が由来されている言語が多少ありますので、少し覚えて現地で使ってみるのがおすすめです。
パラオの国の特色
最後にパラオの国の特色についてご紹介させていただきます。パラオは1994年にアメリカとの自由連業協会から独立を果たした国となります。
パラオの約40%以上はカトリック教であり、言語に関してもパラオ語と英語が公用語となっています。通貨についても米ドルとなりますので、アメリカの名残が残っています。
しかし歴史上は日本との友好関係を築き上げている国なので、パラオは新日国としても日本とは身近な存在の国です。
パラオの国旗の特徴
続いて本題のパラオの国旗の特徴についてご紹介させていただきます。日本との国旗が良く似ているパラオの国旗についてピックアップしてみますのでチェックしておきましょう。
パラオの国旗はよく見ると似ている様で少しだけ違います。一目見て分かる特徴はカラーです。バックカラーが青で丸が黄色となります。
その他にも実はよく見ればパラオの国旗の丸は日本よりもずれてる点がポイントとなっています。実際に並べて比べても位置がずれてるのははっきりと分かります。
改めて日本の国旗とパラオの国旗の特徴を比較をしてみましょう。カラーや旗の特徴や丸がずれてる点に注目しておきましょう。
日本の国旗にデザインが似ている
日本の国旗のデザインについて改めておさらいしてみましょう。日本の国旗は日の丸デザインとなっていて、白いバックカラーに丸い赤の日が特徴となっています。
四角い国旗の中に赤い日の丸は中心部にあり、世界の国旗を比べてもとてもシンプルなデザインとなっています。
また日本の国旗の日の丸は正式には「日章旗」と呼ばれます。日本は古代は農耕民族であったので、太陽はとても大切な存在です。
また日本の総氏神でもある天照大神も太陽の神様です。また世界で見ても太陽を赤で表現するのは少ないのですが、日本は紅白はめでたい配色となります。
日本の国旗ができたのは江戸時代末期となりますが、正式に日本の国旗として世界に定められたのは1999年に国旗及び国歌に関する法律で公布されてからとなります。
中心の円が左に少しずれてる
続いてパラオの国旗のデザインは日本の国旗である日の丸とは違い中心の円が左にずれてる点が異なります。
パラオの国旗と日本の国旗は一見カラーが違うだけと感じてしまいますが、よく見れば丸の配置がずれてるのが特徴です。
この仮説については色々な意味があり、最初は真ん中にデザインしていた丸の位置をずれてデザインする事によって旗がなびいた時にも見やすいと想定されたとも言われています。
丸の位置が中心でなく、少しずれてるデザインでも問題がないと考えて決定されました。日本の国旗とパラオの国旗の違いはカラーと丸の位置がずれてる2つのポイントがあります。
パラオの国旗の意味や由来
続いてパラオの国旗の意味や由来について解説させていただきます。日本の国旗とパラオの国旗がよく似ている点に関して、様々意見があります。
実際に日本の国旗の意味とパラオの国旗の意味を理解するのが大切です。またパラオの国の象徴でもあるデザインにあった国旗となりますのでチェックしておきましょう。
明るい青が意味するもの
まず初めにパラオの国旗のバックカラーでもある明るい青はどの様な意味なのかについて解説させていただきます。
パラオの国旗の明るい青のカラーはパラオの国の魅力でもある、青い海をイメージしています。パラオは世界遺産にもなる程の美しい自然が魅力です。
世界のダイバーが集まる程、パラオの海はとても美しくて青いです。その海を象徴するのが青色のカラーとなっています。
金黄色の円が意味するもの
続いてパラオの国旗の丸い円は金黄色のデザインとなっています。日本では日の丸をイメージしてデザインされていますが、パラオの国旗の金黄色の円は、月をイメージしています。
日本の国旗が太陽に対して、パラオの国旗は満月をイメージしたデザインとなっています。よく似ている国旗ではありますが、全く違う意味としてデザインされています。
また金黄色の月をイメージしたデザインを用いられているのは、パラオの歴史に大きく関係していますので後々に解説させていただきます。
パラオの国旗の歴史
続いてパラオの国旗の歴史についてご紹介させていただきます。パラオの国旗が作られたのは実は最近のお話です。
パラオは長きに渡り、植民支配や日本の委任統治領やアメリカの信託統治の国となっていました。実際にパラオの国として独立したのは1994年となります。
またパラオの国旗を意味するのも、長い歴史に関係があります。パラオの国旗は深い国民の想いが込められています。
1979年 コンテストで国旗を選出
まず初めにパラオの国旗は1979年に行われた国旗コンテストに選出されて決められました。さらに翌年の1980年に国会において、採用され国旗が登場します。
またパラオの国旗をデザインしたのはJohn Buau Skebong(ジョン・バウ・スケボーン)でパラオ人の方がデザインをしました。
またパラオの国旗はパラオ人がデザインをして国旗コンテストでパラオの国民が選ばれました。自然と共に生きてきたパラオ人には1番指示されたデザインとなります。
1981年 国旗が制定され初めて自国の旗を持つ
続いて1981年に国旗が制定されて初めて自国の旗を国民が掲げたのは世界的にも歴史上に残る瞬間となりました。
この時には未だアメリカの信託統治でありました。また上記で紹介した金黄色の丸の意味は「月」をイメージしたデザインです。
この満月の意味には「独立国家としてのパラオの出現」の国民の想いが込められています。長い歴史を経て初めて独立を決意した国民の願いの象徴となります。
関係がある?パラオの国旗に似ている国旗
続いてパラオの国旗に似ている様々な各国の国旗についてご紹介させていただきます。様々な国の国旗には関係があるのかについてチェックしておきましょう。
パラオの国旗に似ているとなれば、日本の国旗にも自ずと似ていると言う事になります。世界にはたくさんの国旗があります。
四角い国旗の旗に丸いデザインが施された国旗は1番シンプルでインパクトのあるデザインとなっています。気になる他国の似ている国旗に注目してみましょう。
日本の国旗
まず初めに日本の国旗は上記でもご紹介させていただきましたが白いバックカラーに赤い日の丸をデザインした国旗となります。
日本の国旗のデザインが生まれたのは江戸時代末期となります。長い日本の歴史上には他国から日本の国旗のデザインを譲って欲しいと要求されていた事もありました。
しかし国旗を他国に高額な価格で売る事は日本の国を売る行為になるとされ、他国には譲らずに現在でも日本のシンボルとなっています。
バングラデシュの国旗
続いてよく似ている国旗のバングラデシュの国旗はバックカラーが深い緑色で、赤い丸が特徴となっています。
バングラデシュの国旗ができたのは1972年に独立をきっかけとなります。背景の深い緑には自然のカラーをイメージとしています。更に丸い赤は独立まで国民が流した血を表しています。
ラオスの国旗
続いて似ている国旗のデザインのラオスの国旗についてご紹介させていただきます。ラオスの国旗のは池には赤と青をデザインされて、真ん中に白い円が特徴となっています。
ラオスの国旗の背景の赤色には独立するまでに国民が流した血の色と、中心部の青には国の豊かな青色をモチーフにしています。そして真ん中の丸い白は、ラオスのメコン川に登る月を表現しています。
キルギスの国旗
最後に似ている国旗のデザインのキルギスの国旗は少し特徴的です。背景色には鮮やかな真っ赤と、中央には太陽のギザギザが特徴となっています。
キルギスの国旗の赤ろ太陽のギザギザの意味はマナスと呼ばれる英雄が赤い色の旗をかかげる光景をイメージしています。
太陽の中にある模様は、ゆるとのキルギスの伝説でもあるデフォルメを表しています。また太陽をイメージした40のギザギザには40人の部族を表現しています。
国旗を通してパラオの知識を深めよう
パラオの国の国旗を知っている方も知らない方も、日本の国旗とよく似ているパラオについて国旗に隠された意味や歴史等の知識を学びましょう。パラオの国旗のデザインの違いはカラーと丸が少しだけずれてるのがポイントです。
様々な考え方がある中、実際はパラオの国旗を意味するのは日本の国旗の意味とは根本的に違う様です。パラオの国をイメージしたデザインでとても素敵な国旗です。
国旗が似ているだけでも少し親近感も沸いてしまいます。よく見れば日本の日の丸は中心にあるに対して、パラオの国旗の丸は少しだけずれてるのが特徴です。
またパラオの国旗以外にも、世界には日本と似た国旗がたくさん存在します。それぞれの国の特徴や歴史等、深い想いが国旗に込められています。パラオの国旗を含めて、世界の国旗はどのような意味があるのかを学んでみるのがおすすめです。
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