金山町の観光スポットを紹介！おすすめグルメはがっこそば？

金山町(かねやまちょう)は正式には山形県最上郡金山町金山という地名でありその町の全てが観光地と言っても過言ではないくらいに町並みは歴史と情緒に満ち溢れています。名物がっこそばや乗馬体験が出来るファームに有名炭酸水のある温泉、自然溢れる大杉、大堰など見どころ満載です。今回はこの金山町の観光スポットをご紹介します。

金山町の中心部をめぐる農業用水路の大堰は町のシンボルであり町民たちの憩いの場としても利用されていて、辺り一体を大堰公園といいます。夜にはライトアップも行われ幻想的な世界へ連れて行ってくれます。春から秋にかけては堰に鯉が200匹放流されていて眺めているだけで満足できます。ゆったり田舎気分を味わいに訪れてみましょう!

この記念碑は英国の作家であるイザベラ・バード女史が明治11年(1878年)に金山を訪れてから100年を記念してこの地(大堰公園内)に建てられました。この作家は当時の日本に非常に興味を持っており、横浜辺りから現在の国道13号線あたりを通ってこの地を訪れたといわれています。この歴史ある記念碑を一度は見ておきましょう。

蔵史館(くらしかん)は金山町役場の近くにある町民の文化活動の拠点となっている蔵です。各種展覧会やお茶会が催されているので、金山町役場に問い合わせれば現在の催し等を教えて頂けます。元々米蔵だったものを改装して作られている蔵の外観は「手づくり郷土（ふるさと）賞」に選定されています。金山町を訪れた際にはぜひお立ち寄りを!

交流サロンぽすとは昭和11年に建てられた金山町役場の近くにある郵便局で新郵便局が出来る昭和53年まで活躍していましたがその後平成12年に町が譲り受けた後改修をして町の憩いの場として活用されるようになりました。1階部分は憩いの場、2階部分は女性中心の創造の場として利用されています。歴史を感じる建造物に癒されに行きましょう!

カムロファーム倶楽部は新庄駅からクルマで40分程の場所にある乗馬体験が出来る25000坪の広大な敷地を持った巨大ファームです。この大きなファーム内には大きい馬から世界最小馬まで数多くの馬がいて楽しめます。乗馬体験は引き馬が500円、体験乗馬が4500円となっていて充分に楽しむことが可能ですので一度は体験しましょう!

日輪舎はカムロファーム倶楽部内にある旧神室修練農場施設で個性的な円形の木造建築は一見の価値ありです!この日輪舎という建物は同じ創りで多数存在しているそうですね。この建物は教育施設で、戦前はここで多くの青少年たちが学んだそうです。戦後は作業所として使われてきました。この歴史ある独特な建物は是非見て帰りましょう!

ラカスターニャはカムロファーム内にある本格イタリアンのお店です。広大なファームを眺めながら頂くイタリアンは絶品の一言!店内は癒しの空間を演出しいつまでも居たい気分にさせてくれます。豊富なメニューに何を頼んでいいか悩んでしまうかもしれませんね。乗馬で楽しんだ後は絶品イタリアンを心ゆくまで味わいつくしましょう。

大美輪の大杉(おおみのわのおおすぎ)はJR新庄駅から車で約30分の大平山登り口付近にあるもがみの巨木とも呼ばれる大きな杉の木です。金山杉の愛称もあり蓄積量は山形県の面積の2割を超えます。伐採を目的とした杉では日本最大級の杉です。この杉の自然のパワーを頂きに是非とも訪れたい場所ですね。

カルデラ温泉館は山形新幹線新庄駅からは路線バスで約１時間の距離にあり、まるでサイダーかと思うような炭酸水が有名。この天然炭酸水は浴場に入る手前に飲泉所があって誰でも頂くことが可能ですし、ペットボトルに入れて帰ることも出来ます。温泉は別名黄金温泉と言われ旅の疲れを癒してくれるでしょう。炭酸水が飲めるのはここだけ!

マルコの蔵は金山町役場の近くにあり、街角交流施設 小マルコの蔵として活躍しています。東蔵は、喫茶やお土産品、展示ギャラリーで西蔵は資料館となっています。金山産の銘柄豚「米の娘ぶた」を使った米の娘ぶたロースドック350円は絶品ですので訪れた際は是非食べてみてください!歴史ある金山杉で作られた建造物の中で癒されましょう。

金山町には美味しいグルメもたくさんあります。そこで名物がっこそばも含めた厳選グルメ3選をご紹介させて頂きます。

ホテルシェーネスハイム金山は金山町から7km程の宿泊ホテル(1泊1万程)の名前でその中にあるレストランがパルです。このレストラン、冬場はスキーのストックルームにもなっているそうですね。中にはホットハウスカムロという温泉もあります。有名宿泊施設のレストランで名物メイプルシロップソフトクリームを頂きに行きましょう。

暮らし考房は金山中心部からは車で1時間ほど離れた宿泊(3500円位)も出来るログハウスとなっており、様々な体験が出来るログハウスになっています。藍染（7月から10月）・草木染(通年)・石釜ピザ焼き(5月から11月)など。ここのメープルカフェ楓にてメープルシロップ「楓の雫」を味わうことが出来ますので一度お立ち寄りを!

やはり山形と言えばがっこそばですよね!谷口がっこそばは金山町役場から車で数分以上行った谷口銀山跡の近くにあり、廃校を改修した独特の外観となっています。がっこは秋田では漬物という意味でお蕎麦に付いてきます。提供される二八そばはさらっとした味わいで美味しく頂けます。名物は揚げそばなので一度ご賞味ください!

大堰から始まる観光名所をたくさん周ってがっこそば等のグルメを充分に楽しめたなら後はお土産を買って帰りたいですよね。そこで今から金山町おすすめお土産を6つご紹介いたします!

栗田米屋の大福は超売れ筋!お店は金山町役場のすぐ近くにあり源流栽培米と呼ばれる山形産のミネラル米、はえぬき、ひとめぼれ、あきたこまちなどや、ぶな林からの清流で栽培したもち米で作られる名物お餅は毎年売り切れ続出の大人気商品です!現地を訪れた際に頂ければ幸せな気分にさせてくれるでしょう!

岸家具店は金山町役場より徒歩3分程の距離にある家具店さんで大杉で有名な金山杉を使用して作られた家具たちはどれを取っても木本来のぬくもりを感じれることでしょう。中でも四角に切ったコースターは120円とお土産に最適です。他にも金山杉を使ったかばん(20000円)など色々な商品があるので一度覗いてみましょう!

佐藤菓子店は金山町から離れた最上町という町の最上駅からすぐの場所にあります。名物は最上地方伝統郷土菓子「くじら餅」です。くじら餅の名の由来は久しく持ちの良い餅で「久持良餅」という所から来ており原材料はもち粉、うる粉、砂糖、しょう油、小豆、塩、くるみで出来ている家庭料理だそうです。地方の味をご家庭で頂きましょう!

神沼商店は金山町役場から徒歩3分の距離にある商店で名物はいがら餅(2個200円)です。鮮やかな黄色い色が特徴的で鮮やかな緑の笹の葉にどーんと乗っているのですぐに分かります。餡も甘くてお餅もモチモチで絶品です。しかし予約をしないと買えないという情報も多いので確実に買いたい人は店に事前連絡が必須です!

もがみ北部商工会金山支部で取り扱いのある金山杉で作られたその名も「スギッパ」杉とスリッパがかかっているんだそうで、このネーミングが受けて結構な勢いで売れているようです。普通のお土産では物足りないと感じている人には丁度いいアイテムでは無いでしょうか?最上地方でお土産に迷ったら一度ご連絡を!

最後におすすめするお土産はお酒です。金山のこの町で作られた純米吟醸酒の金山田楽(1550円)はおすすめです。純米酒神室山楽(1150円)もご一緒にどうぞ!金山町内のみで販売されていて、山形地酒専門店小屋酒造（こやしゅぞう）という最上郡大蔵村にある蔵元でお買い求めが出来ます。地元の名酒をぜひお土産に!

先ほどご紹介したカルデラ温泉の浴場入り口には飲泉場がありますので、ご自身のペットボトルなどに炭酸水を入れて帰ることが出来ます。購入するものではありませんがお土産という点ではありかもしれませんのでおまけとして付けさせていただきました。

金山町はたくさんの鯉が放たれる堰や炭酸水が飲める温泉があり、がっことよばれる漬物が有名な名物がっこそばや、メープルシロップのたっぷりかかったソフトクリームなど美味しいものがたくさんあります。金山杉で作られた建造物に心癒されながら静かな町並みを歩くだけでどこか幸せになれます。行ってみたいスポットは見つかりましたか?