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蘇州の寒山寺!漢詩に詠まれた鐘の音を鳴らそう!アクセス・入場料は?

蘇州の寒山寺!漢詩に詠まれた鐘の音を鳴らそう!アクセス・入場料は?
投稿日: 2017年6月1日最終更新日: 2020年10月7日

寒山寺は中国・蘇州に位置する歴史ある寺院です。その鐘の音は漢詩にも詠まれ、長い間人々に愛されてきました。現代の蘇州・寒山寺にも鐘があり、参拝客も鳴らすことができます。そこで、蘇州・寒山寺のみどころや鐘の鳴らし方、アクセスや入場料などの基本情報をまとめました。

蘇州のおすすめスポット・寒山寺!見出し

中国・蘇州へ行くなら、寒山寺の観光は欠かせません!中国の江蘇省蘇州市にある寒山寺は、南朝・梁の時代に創建されたとされる由緒ある寺院です。さらに、唐代には漢詩に詠まれ、日本の歌「蘇州夜曲」にもその名が登場するなど、日本・中国問わずその名を知られてきました。本記事では除夜の鐘でも有名な寒山寺の鐘や、アクセス・入場料など基本情報をご紹介します。

漢詩にも詠まれた寒山寺の鐘見出し

寒山寺は唐代の詩人・張継の漢詩『楓橋夜泊』に登場します。「月落ち烏啼いて霜天に満つ 江楓漁火愁眠に対す 姑蘇城外の寒山寺 夜半の鐘声客船に到る」という漢詩です。科挙に落ちて故郷に帰る途中の旅人が、楓橋の船の上で夜を明かしている時に、蘇州の郊外にある寒山寺の鐘の音が船の上まで聞こえてくるという、どこか物寂しくも美しい明け方の情景が詠まれています。

寒山寺には今でも鐘があり、参拝客は有料で鐘を鳴らすことができます!また旧暦大晦日の除夜の鐘でも有名で、大晦日にはたくさんの人が鐘を鳴らしに寺院に訪れるそうです。なかなか大晦日に除夜の鐘を鳴らしにいくのは難しいですが、せっかくなので観光した記念に鐘を鳴らすのはいかがでしょうか。

鐘は鐘楼という建物の中にあります。まず、鐘楼の傍にチケット売り場があるので、鐘を鳴らすためのチケットを買いましょう。チケット1枚につき、3回鐘を鳴らすことができます。鐘を鳴らしているところを記念撮影することもできますよ。時間は7時30分から17時までです。参拝客が多い時間帯だと、鐘を鳴らすのに並ばなければならないので、できれば午前中がおすすめです。

まだまだある!寒山寺のみどころ見出し

照壁

照壁は、中国の建物の前にある塀、もしくは壁のことです。寒山寺を訪れるとすぐ目にすることのできる照壁は、黄色の地に、大きく寒山寺と書かれています。黄色は仏教で西方浄土を象徴するおめでたい色なので、中国の寺院ではよく黄色が使われています。写真撮影スポットとしても人気です。

詩碑

張継の漢詩『楓橋夜泊』を刻んだ詩碑にも注目です!明代からあった文徴明の詩碑を、清代に俞樾が翻刻されたものです。俞樾も『諸子平議』などを著した中国では有名な歴史人物で、書家としても有名です!ほかにも、寒山寺にはたくさんの石碑が残っており、寒山寺の鐘が長い間人々に愛されてきたことがわかります。また寒山寺を観光することで、歴史の勉強にもなりそうですね。

普明宝塔

普明宝塔は、美しいシルエットの五重の塔で、鐘とならんで寒山寺のシンボル的存在です。寒山寺の中でひときわ高くそびえる塔は、境内のどこからでも見えますよ。塔の中にも入ることができ、2階に上ると、寒山寺の境内を見渡すことができます。

蘇州・寒山寺のアクセスは?見出し

続いて、寒山寺のアクセスをご紹介します。漢詩に「姑蘇城外の寒山寺」と詠われている通り、寒山寺は蘇州市の郊外に位置する寺院のため、中心部からのアクセスには時間がかかります。地下鉄1号線「西環路」駅からだと、徒歩20分程度です。あるいは、タクシーを利用するのも良いでしょう。なお、寒山寺の周りには白タクが多いので、利用したくない時は気をつけましょう。

蘇州・寒山寺の入場料は?見出し

寒山寺の入場料は20元、子ども料金は10元です!その他に、鐘を鳴らすなら5元がかかります。除夜の鐘のイベントは特別料金になり、80元から500元までセット内容が異なるチケットがあります。500元のコースだと、宴会や麺などもセットになっているようです。除夜の鐘を鳴らしたいなら、ホテルや旅行会社を通して予約した方が良いでしょう。

蘇州の寒山寺で鐘を鳴らそう!見出し

蘇州の有名な寺院・寒山寺はおすすめ観光スポットです!漢詩『楓橋夜泊』や日本の歌「蘇州夜曲」にも登場する寒山寺で鐘を鳴らすのは、旅の思い出になりそうですよね。もし予定が合えば、大晦日に除夜の鐘を鳴らしにいくのもいいですね。

投稿日: 2017年6月1日最終更新日: 2020年10月7日

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