蘇州の料理グルメを堪能！名物料理おすすめ7選！日本人好みがいっぱい！

蘇州と言えば、運河をゆったりと舟が行き交う水郷の街といったイメージがありますよね。水運は今でも活躍しており、運河を生活の中心としてきた人々の暮らしや建物がそのまま残されています。蘇州には、日本人の好みに合う美味しい料理や食材がたくさんあるので、蘇州を訪れた際にぜひ味わいたい蘇州名物料理をご紹介していきましょう。

伝統ある蘇州名物グルメの代表「松鼠桂魚」は、淡水ハタの丸揚げに甘酢あんをかけたもの。揚げた後の魚の姿が松鼠(リス)に似ているため付けられた名前ですが、その姿は一度見たら忘れられないインパクトがあります。紹興酒にぴったりの甘い味付けで、日本人の口に合うようです。

蟹味噌がねっとりと濃厚で美味しい上海蟹。蘇州市や崑山市に位置する「陽澄湖」で獲れたものが最高級とされています。上海蟹はオスとメスによって旬の時期が異なり、メスはお腹に卵を抱く10月頃、白子が美味しいオスは11月頃だそう。蘇州を訪れたら、ぜひ本場の上海蟹を食べましょう!

蘇州に行ったら、蘇州式ラーメン「蘇州麺」も外せません。日本人の口に合うという口コミも多数。コシのあるストレートの細麺で、ベースは、蘇州らしい甘い味の醤油(紅湯)、あっさりとした塩(白湯)のふたつがあります。具は豚肉や鴨肉、うなぎ、燜肉(厚みのあるチャーシュー)などから選ぶことが可能。人気の燜肉は柔らかく、ホロッとトロける美味しさ。

蘇州麺では「同得興」というお店が人気のようです。お店ではまず注文をし、そのレシートを厨房入口の受付に出します。5分ほどで注文したラーメンが出てくるので、席まで自分で持っていきます。麺と具が別々にくるので、具を麺の上にかけていただきましょう。

「乞食鶏」や「富貴鶏」などの別名を持つ「叫化鶏」は、下処理した鶏に、豚のひき肉や香辛料などを詰め、蓮の葉でくるんだものをさらに黄土で包み、丸ごと蒸し焼きにする料理。塩に卵白を混ぜたもので包むことも。丸ごと一羽なので見た目には少々驚きますが、食材の味が活きて肉の旨味がギュッと詰まった絶品だそう。

伝統的な蘇州料理「蟹粉豆腐」は、蟹の身、蟹味噌、豆腐を煮込んだ家庭料理。上海蟹という食材の良さを存分に活かした、濃厚で風味豊かな一品。辛くないので、子どもにも人気。日本の蟹は身がメインですが、上海蟹は濃厚な蟹味噌を食べるもの。蟹味噌が好きな方はぜひ味わってみてください。

湖沼が多い蘇州近辺では、湖沼の食材である淡水ハタや上海蟹、川海老などがよく使われます。「油爆蝦(川海老の炒め物)」は上海の伝統的な家庭料理で、蘇州では年間をとおして川海老が獲れるため、食卓に上がることが多い料理です。

蟹肉と蟹味噌を炒め合わせて蟹の甲羅に盛り、たっぷりのメレンゲを乗せたおしゃれな料理「雪花蟹斗(蟹肉のメレンゲ乗せ)」も、蘇州の伝統的な名物料理です。上海蟹の本場、陽澄湖がある蘇州では、新鮮で質の良い上海蟹料理がたくさんあります。

蘇州の名物料理をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。蘇州の代表的な名物料理「松鼠桂魚(揚げ桂魚の甘酢あんかけ)」や「叫化鶏(丸鶏の塩釜焼)」など、見た目のインパクトが大きいものもありますが、日本人の口に合う美味しい料理ばかり。蘇州でのんびり水郷観光をした後は、日本人好みと言われる蘇州の名物グルメをぜひ味わってみてください。