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パキスタン観光はココがおすすめ!人気名所や見どころスポットも

パキスタン観光はココがおすすめ!人気名所や見どころスポットも
投稿日: 2017年6月5日最終更新日: 2020年10月7日

日本の約2倍の面積があり、3つの山脈が交わる国パキスタンには、魅力あふれる人気観光スポットが数多く点在しています。世界遺産も数多く残るパキスタンでの一度は行きたい観光名所や、見どころ満載のおすすめスポットを紹介していきます。

パキスタンのおすすめ観光地をご紹介!見出し

パキスタンは日本の2倍近くある国土があり、人口1億8000万人と世界で第6位です。そんなパキスタンには世界遺産をはじめ、観光名所や見どころあふれる人気の歴史スポットが数多く点在しており、多くの観光客が訪れています。今回はパキスタンの一度は訪れてほしいおすすめ観光スポットを厳選してご紹介していきます。ぜひ旅の参考にしてください。

パキスタンの歴史ある観光地見出し

【タッターの文化財】

パキスタンの観光名所でもあるタッターは、約50万墓以上のイスラム世界の中では巨大な墓地になります。1981年に世界遺産にも登録されており、今では「タッターの文化財」という名で伝わっています。タッターを統治した人や、ムガル帝国の役人の墓もタッターにはあり、加えて数千の墓を持つ巨大墓地が「マクリーの丘」の近くで発見されています。

ジャーマーモスクを含むタッターの文化財は、1647年から1649年にかけて「シャー・ジャハーン」の手で作られ、釉薬の掛かったタイルを特色としています。タッターはシンド地方を支配したサンマー朝、アルグン朝、タルハーン朝の首都として栄えた歴史ある町になります。ペルシア式の優美なモスクとイスラム墓地の歴史的価値のある人気の観光スポットです。

パキスタンの古代歴史が見れる観光地見出し

【ラホール ミュージアム】

とても迫力があり、綺麗な建築が際立つ建物が、歴史好きにおすすめのパキスタンの人気博物館です。19世紀末に英国「ビクトリア女王」治世50周年を記念して建設された博物館でもあります。主に紀元前50年から5世紀にその隆盛を極めたガンダーラ仏教美術が展示されています。携帯電話の持ち込みは禁止ですが、カメラは持って入ることができます。

ここの博物館の見どころは、「断食するシッダールタ」です。世界史の教科書にも掲載されているので、写真を一度は目にした方が多いと思いますが、実物を目にしたらその迫力が圧倒されるものがあります。その他パキスタンのテキスタイル、細密画、チベット仏教のコーナーなども多数見どころがあるので、ぜひ一度足を運んでほしいおすすめスポットです。

パキスタンの鏡の宮殿がある観光地見出し

【ラホール フォート】

パキスタンの人気観光スポット「ラホールフォート」は、西洋と東洋の交流地にふさわしく、外観は西洋の城、内部はオリエンタリズム感が満載の見どころあるスポットです。ムガール帝国の豊かさを知れる城でもあり、皇帝とその妻が過ごした住居跡や広大な庭園が散策できるようになっています。歴史を感じさせる古さもあり、魅力あふれるスポットです。

見どころは入ってすぐの階段で、王族がそれぞれ象に乗って一緒に入場した場所と言われています。また城内にある女王の宮殿は、名所「鏡の宮殿」と呼ばれており、ガラスの破片が部屋全体に埋め込まれており、幻想的な世界観を作りだしています。風の通り道を計算し、過ごしやすい城に設計された寝室なども見ることができるのでおすすめです。

パキスタンの世界最大規模の観光地見出し

【バードシャーヒーモスク】

世界最大規模を誇るモスクになり、中央広場は約160m、約10万人が一度に拝観できます。17世紀後半、第6代皇帝アウラングセーブが建設しました。見どころのアラベスク模様に施された天井や壁は、その精密さ美しさにただただ感動を覚えます。女性は肌をあまり露出していない服で拝観するのをおすすめします。入場料も無料なので気軽に寄れるスポットです。

毎週金曜日にはラホールの人々が訪れ、アッラーに祈りを捧げるそうです。また、日中とは違った迫力を見せるのは夜になり、ライトアップされたバードシャーヒーモスクは、すぐ近くにあるおしゃれなレストランから見下ろすのがおすすめです。夕方から夜にかけては美しい景色を見ようと多くの観光客が訪れるので、早めに訪れるのをおすすめします。

パキスタンの中世の名残ある観光地見出し

【ラホール城郭地域】

ムガール帝国の古都であるラホールの旧市街地は、複数の門と城壁に囲まれています。バザールもやっており、地元の方や観光客で賑わっています。パキスタンの人気ドレスを買ったり、おすすめのレストランで食事など思い思いの観光をすることができます。今も中世の名残が残っている街並みで、地元の方の生活ぶりが垣間見れ、ゆったりと散策もできます。

旧市街地には靴屋や映画館、伝統楽器のお店など幅広いジャンルが揃っており、一日中散策しても飽きないおすすめのスポットです。白い豪華な建物はかつてはお金持ちが住んでいた「ハヴェリ」と言われるスポットで、女性用のドレスやアクセサリーなどが販売されています。屋台や食事が食べられる所もあるので、小腹が空いたときなどにもおすすめです。

パキスタンの難攻不落の観光地見出し

【ロータスフォート】

パキスタンの観光名所であるロータスフォートは、ムガール帝国を滅ぼした、アフガン出身の英雄「シェール・シャー」が築いた要塞です。ゆったりと歩きながら見れる遺跡と人気があり、ムガール帝国を滅ぼし、また復活したスポットとも言われ歴史ある観光スポットです。この外観から難攻不落と言われていますが、一度も実戦は経験しなかったそうです。

見どころは敷地内にある処刑場です。実際に死刑囚と同じところまで登ることができるので日本では味わえない体験をすることができます。要塞である名所ロータスフォートには、軍人も合わせて約3万人が生活しており、その時使われていた大きい井戸も見どころがあります。また、城壁を外から眺めることもでき、その堂々たる姿に圧倒されます。

パキスタンの仏教遺跡のある観光地見出し

【タフティバイ】

ここは岩山に建てられた紀元後1から7世紀の名所ガンダーラ山岳仏教寺院遺跡になります。近くにあるサリ・バロール遺跡と合わせて1980年、国際連合教育科学文化機関の世界遺産にも登録されました。保存状態もかなり良く、かなり丘の上になるので寺院からの景色も絶景になっているのでおすすめです。暑い日には帽子、水筒を忘れずに行きましょう。

寺院は塔院、奉献塔区、僧院、会堂などにそれぞれ分かれており、すべて見学することができます。タフティは王族を意味し、バイは水あるいは湖を意味しており、ガンダーラ平野を見下ろすことができ、近くには川が通っていたことから「タフティバイ」と名が付きました。西側にはテラスがあり、テラスの地下室には瞑想用と思われる地下室が備わっています。

パキスタンの大自然が見れる観光地見出し

【スワート渓谷】

冬は大雪で道が閉ざされてしまいますが、春には「東のスイス」と呼ばれるほどの自然の絶景を見ることができる人気スポットです。スワート川の川原では、リフトで川を渡ることができ、山に囲まれた自然癒される景色をゆったりと眺めることができます。周辺にはお土産屋や布製品、食べ物といったあらゆるものが売られており、多くの人で賑わっています。

パキスタンの都市遺跡のある観光地見出し

【モヘンジョダロ】

パキスタンの名所でもあるモヘンジョダロは、1921年にインダス川の下流に大きな仏塔の一部が大地からのぞいてるのが発見されて以来、今現在でも発掘し続けられ多くの謎がある魅力あるスポットです。モヘンジョダロは地元の言葉で「死の丘」を意味しており、歴史学者が調べるまでは得体の知れない死者が眠る墳丘として代々伝えられたスポットでもあります。

ここは世界最古の文明の可能性があり、紀元前4千年か5千年ほどと推測されています。発掘すればするほど謎が多く、遺跡で見つかった白骨死体46体は突如死が訪れたような状態であり、そのうち9体は高温で加熱された跡がありました。ですが、ここには戦場の跡さえ見つかっておらず、埋葬されている人々の間には身分の差が見られていません。

パキスタンの謎多い観光地見出し

【ハラッパー遺跡】

ここは先ほど紹介したモヘンジョダロと同じく人気の名所となり、インダス文明を代表する都市遺跡になります。ハラッパーとは「食べられちゃった」という意味になり、近くを流れるラヴィー川の氾濫を受けたことに由来する名前です。鉄道建設が行われた際にここの煉瓦が線路の敷石に大量に使われたことから遺跡の破壊が進み今は謎ばかりが残っています。

見どころは曲線を帯びた城壁と排水溝が残っている地区があり、変わった形の壁が無数にあり城の形を想像するのも名所ハラッパー遺跡ならではの楽しみの一つです。インダス文明は謎の文明と言われていますが、ここハラッパー文明は復元が不可能と言われているので中でも多くの謎を残しており、神秘の人気観光スポットでもあります。

パキスタンの街を代表する観光地見出し

【シャーリマール庭園】

名所シャリーマール庭園はラホールの街を代表する世界文化遺産です。人気の季節は3月になり、花々が咲き乱れる中音楽が流れ、噴水を景色を眺めながらかつての皇帝の妻は身も心も癒されたそうです。ここの噴水は運河により流れた水を使っており、緑豊かな庭園で休みの日には多くの家族連れの憩いの場として人気があります。

ラホール市内中心からオートリキシャで約10分ほどの距離に位置しているので、気軽に寄れるのも人気の一つです。イスラム式庭園になるので、左右対称になっているのも特徴的です。広い敷地になるので、ゆったりと景色を楽しみながら歩くと約40分ほどかかります。ですが、身も心も癒され、旅の疲れを取りたい方にはおすすめのスポットです。

パキスタンの砂漠が広がる観光地見出し

【デラワールフォート】

パキスタンには昔の交易路に沿っていくつかの砂漠の要塞が残されています。見どころはなんといっても、遊牧民から東西の交易路を守るために作られた城壁の高さ約40メートル、直径1.5キロメートルの砂漠の要塞です。これは1733年にジャイサルメールの王「ラジャラワルシン」により占拠され建築されたものです。ラクダの背に乗って行くのも砂漠ならではで人気があります。

当時のデラワールは土地が潤っており、18世紀には約12000人の人が暮らしていましたが、1960年以降の国際条約により川の用水路がインドへ方向を変えたのがきっかけでデラワールは衰退していきました。ですが、現在ではこの方向を変えた用水路を利用して、人々の定住が始まってきたのであと何年かで昔の姿を取り戻す可能性のあるおすすめスポットです。

パキスタンの癒しの観光地見出し

【デオサイ高原】

パキスタンの大自然が残る標高4000メートルのデオサイ高原には、テントをはってキャンプができます。かつてはインドとの国境に近いため、外国人は閉鎖されていましたが今では自由に高山植物の自然やヒマラヤンマーモットが見れたりとパキスタンの自然を満喫できます。テントも設営から食事までスタッフが同行してくれるので、初心者でも楽しめます。

テントに宿泊する方にしか見られないおすすめの自然の絶景が、デオサイ高原の満点の星空です。天の川も見ることができ、日本では見れない星空に感動を覚えます。満点の星空の下でキャンプファイヤーを行う贅沢な時間を過ごせます。ただ、夜の高原は日中とは違いかなり寒いので防寒着を何着か持っていくのをおすすめします。

パキスタンの街並みを一望できる観光地見出し

【マルガラヒル】

この展望台からはイスラマバードの街並みを一望でき、地元の人たちからも人気があります。週末などはピクニックに訪れる方も多くおり、晴れた日にはラホールとの間を横切る塩の山脈まで見渡すことができます。標高670メートルしかないが、その分気軽に展望台まで登ることができ、この街に住んでいる人々にとっては大切な憩いの場となっています。

またここからは1966年にトルコ人の建築家の手で設計された「シャーファイサルモスク」を見ることができます。緑が少ないパキスタンの中でもここの街は緑豊かな街になります。展望台の脇には街のレイアウトが書かれたコンクリートのプレートがあります。運が良ければ頂上付近に生息している野生の猿に出会えるかもしれません。

パキスタンの鉱山がある観光地見出し

【ケウラソルトマイン】

世界で2番目に大きい岩塩鉱山になります。白色、ピンク色の美しい塩を採掘するケウラ岩塩鉱山は、トロッコで中を見学することができ、パキスタン人にも人気のある観光スポットです。鉱山内がすべて塩という日本では味わえない経験ができます。岩塩のまま砕いて粉上にしたものや、山の麓にはお土産用に加工された塩までさまざまな塩が置かれています。

岩にしみ込んだ水分によって塩分が溶けだし、徐々に下がっていく鍾乳洞と同様の現象が見られます。また中には塩のベンチや、塩のパキスタンタワーなど、塩を形成したものにカラーの色を付けたものが展示されており、観光客を楽しませてくれます。また、2億年前の木の化石が岩塩に包まれているところもあり、パキスタンの歴史も感じれるスポットです。

おすすめ観光地パキスタンへ行こう!見出し

パキスタンには世界遺産、歴史を感じられる観光スポット、そして緑豊かな大自然の絶景が見られるスポットなど数多くの観光名所は点在しています。日本では味わうことのできない文化の違いや、パキスタンの歴史ある建築物に触れ、貴重な時間を過ごしに行きませんか。どこに行こうか迷っている方はぜひ一度、パキスタンへ歴史の旅へ出かけましょう。

投稿日: 2017年6月5日最終更新日: 2020年10月7日

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