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チベットのザンスカールトレッキングツアーの見どころ!注意点など

チベット仏教圏ザンスカール。標高3000mを超えるこの地は、冬は雪に閉ざされた秘境の地となりますが、夏は、高山植物が一斉に咲き誇り、トレッキングツアーに人気のスポットとなります。ザンスカールトレッキングツアーの見どころや注意点をご紹介します。

チベット仏教圏のザンスカール見出し

インド北西部のジャンムー・カシミール州の一部に位置する秘境の地ザンスカール。ヒマラヤの高い山脈に囲まれた同地は、冬は雪で閉ざされ陸の孤島となり、外部との接触はわずかな夏の期間に限られます。そんな環境とあってか、この地で暮らす人々は信仰の深いチベット仏教圏の中でも特に信仰心が厚いことで知られます。今回はそんなザンスカールを紹介します。

ザンスカールの壮大な絶景見出し

ザンスカールの最大の魅力は壮大な景色です。険しい山の尾根や山頂に建てられた僧院、雪を戴いた山々の光景、美しいドゥルン・ドゥン氷河、ほんのわずかな夏の時期に見られる高山植物、エーデルワイスで覆われた草原、今もなお鮮明に残る古い壁画など様々な絶景を楽しむことができます。

ザンスカールトレッキングツアーの勧め見出し

険しい山の尾根や山頂に建てられた僧院など上記にあげたザンスカールの景色やチベット文化を楽しむためにはトレッキングツアーがお勧めです。ザンスカールのトレッキングツアーは日本からもインターネット等で旅行会社を通して申込ができます。ツアーは長期のテント泊や標高差に対応できるよう、少人数限定ツアーとしていることがほとんどです。テントの設営や荷物運びは全て現地スタッフが行ってくれます。

ザンスカールの主な見どころ見出し

見どころ1プクタル・ゴンパ

ザンスカール最深部の断崖に建つ白の僧院。この地は神秘の力を秘めたパワースポットとして知られます。今もなお語り継がれているのが「白いねずみの伝説」です。チベット四大宗派の一つゲルク派の祖師ツォンカパの弟子が、白いネズミに導かれこの場所に15世紀前半にプクタル・ゴンパを創建すると、その後、湧き水が流れ、乾いた洞窟の上にヒマラヤ杉の木が育ち、洞窟自体が大きくなるなど数々の軌跡が起きています。

見どころ2カルシャ・ゴンパ

ザンスカール最大の僧院。弥勒菩薩の名前を持ったこの僧院は元々「ザンスカール・ローツァワ」と呼ばれており、宗派に関係なくザンスカールの仏教の中心だったとされています。仏教美術の神髄を究めた15世紀の壁画で埋め尽くされ、長寿を祈祷するための「ツァラナムスン」と呼ばれる3尊の姿を見ることも出来ます。年に2回チャム(仮面舞踊)を伴うお祭りも盛り上がりをみせます。

見どころ3トンデ・ゴンパ

1000人の僧が住む場所という意味を持つ「ス・トン・デ」から名付けられた僧院。名前の通り、17世紀から18世紀にかけて1000人の僧侶が住んでいたとされています。お堂の奥にある護法堂には、パンデン・ラモの像が納められている他、「ナクタン」と呼ばれる黒地に金や銀で描かれた壁一面の壁画がお出迎えしてくれます。また、ゴンパからはパッチワーク模様の田畑が見え、絶景の景色に圧倒されます。

見どころ4まだまだある数々の僧院

他にも、ダライ・ラマ14世にゆかりのある「ポタン僧院」や洞窟の「ゾンクル僧院」、髙さ6mの十一面千手観世音菩薩像がある「チュージグザル僧院」。ザンスカールの玄関口に建立された「ランドゥム僧院」、旧市街の風景を眺められる「パドゥム僧院」、17世紀建立の「スタグリモ僧院」、乳房のような形状の丘に建つ「ピピティン僧院」などトレッキングツアーでは名刹、古刹に触れることができます。       

見どころ5現地住民との触れ合い

ザンスカールには現代社会の生活とは無縁の過酷な環境で生活を送る人々が暮らしています。信仰心の高いチベット人らは放牧や農業を中心とした昔からの生活を守り続け、各処で出会う現地の人々との交流は忘れることのできない感動を与えてくれます。

見どころ6美しい仏教美術

また、ザンクスカールには芸術的な文字や15世紀頃に描かれた壁画が鮮明に残されており、美しい仏教美術の数々からこの地に根付くチベット文化の歴史の深さを伺うことができます。

見どころ7壮大な夜景

ザンスカールは標高3000mから7000mの高さに位置することから、満点の星が手に届くのではないかと錯覚してしまうほど、美しい星空を見上げることができます。旅行者にとってトレッキングの疲れを癒してくれる壮大な星空は、ザンスカールの見どころの一つであります。

ザンスカールトレッキング人気のコース見出し

ザンスカールのトレッキングツアーコースで最も人気のあるトレッキングコースは、ダルチャ(Darcha)またはサルチュ(Sarchu)からマナリーレー道を経てパドゥム(Padum)に入るコースと、ラマユル(Lamayuru)からスリナガルーレー道を経てパデゥム(Padum)に入るコースです。両方のコースを巡るには10日ほどかかります。

トレッキングツアーに必要な準備見出し

ザンスカールトレッキングツアーに必要な準備としてまず、ビザです。注意点として、残存有効期間・査証欄余白は申請時6ヶ月以上が必要です。また旅行中の服装は、合服が基本となります。トレッキング中は半袖又は長袖シャツで過ごせますが、曇天の日やキャンプ地での朝晩はかなり冷え込みますのでフリース、ジャンパーなどの十分な防寒着が必要になります。靴は防水の効いたトレッキングシューズや登山靴が最適です。

ザンスカールのツアーシーズン見出し

ザンスカールは10月から4月上旬は氷点下まで気温が下がり、時にはマイナス20度を下回る極寒の世界になります。観光シーズンとしては4月中旬から9月が最適とされ、夏場でも最高気温24度程度、最低気温10度程と過ごしやすくなっています。

ザンスカールトレッキングツアーの注意点見出し

現地住民や自然との関わり

一つ目の注意点として現地住民や自然との関わりに気を付けましょう。ザンスカールは元々外部の人間との接点が少ない土地でありましたが、近年は夏の旅行客が増えています。トレッキングルートやキャンプ地周辺にゴミが目立つようになり、地域住民が旅行者に対して反感を示すこともあるそうです。その地に暮らす人々の生活があり、守り続けている環境があることを理解したうえで、トレッキングツアーを楽しみましょう。

高山病

二つ目の注意点としては、高山病があげられます。ザンスカールは高い土地にあり、低酸素によって高山病になる危険性があります。高山病の主な症状としては、頭痛や吐き気、嘔吐、眠気、めまいなどがあげられます。高山病対策として、「深呼吸を深くして息を整える」「水分を多くとる(現地の水道水は飲めませんのでミネラルウォーターを購入する)」「身体が慣れるまで動作をゆっくりする」などを意識しましょう。

天候

三つ目の注意点は天候です。ザンスカールへ行く際は、自動車かトレッキングしかなく、山道の為、天候や道路状況等によっては一時的に通行不能となったり、予想以上に時間がかかることがあります。また冬場はデリーからレーに行く際の空路も濃霧や雪などによって航空機が欠航になることが良くあります。

宿泊施設でのトラブル

四つ目の注意点は宿泊施設でのトラブルです。ザンスカールへ行く途中、レーに宿泊する場合はゲストハウス等を利用することになりますが、夏場は観光客が多く宿泊料が高騰します。ゲストハウスは水が使えなかったり停電することも日常茶飯事なのであらかじめミネラルウォーターやヘッドランプなどを用意しておきましょう。

ザンスカールのグルメ情報見出し

ザンスカールはチベット文化圏のため、チベット料理が一般的です。麺料理のトゥクパやタントゥク、チベット風蒸し餃子「モモ」など、日本人好みのあっさりした味付けでとても食べやすい料理が並びます。またインド料理も味わうことができ、野菜カレーやチャパティ、ラダッキーブレッドなども親しまれています。

ザンスカールのオススメ旅行土産見出し

ザンスカールの旅行土産にオススメなのが伝統的なフェルト製品です。100%ハンドメイドでつくられており、良質な羊毛を使った分厚いフェルトで作られた製品は綺麗な刺繍が特徴です。「パブ―」という伝統的なブーツや「ボク」というストール(マント)などは特に女性に喜ばれる民芸品です。また、銅の産地としても知られ、アクセサリーや工芸品なども購入できます。

日本からザンスカールへの行き方見出し

日本から旅行でザンスカールに行くには、4日ほどかかります。まずは空路でインドの首都デリーに行きます。所要時間は9時間程です。そしてデリーから飛行機を乗り継ぎ1時間かけてラダックの中心地レーに向かいます。レーからザンスカールへは基本、陸路のみになります。レーから西に車で約9時間走るとカルギルという村に到着します。さらに12時間いくつもの峠を越えると、ザンスカールの中心地パドゥムに到着します。

秘境の地ザンスカールはいかがでしたか?見出し

今もなお壮大な大自然の魅力と歴史あるチベット文化が残るザンスカール。美しい仏教美術や僧院、景色など、この秘境の地でしか経験することができない魅力に溢れています。日常とかけ離れた旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2017年6月15日最終更新日: 2020年10月7日

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